
やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための「キズキビジネスカレッジ」も運営。
こんにちは。キズキ共育塾の内田青子です。
あなたは、高校生で不登校のお子さんについてお悩みではありませんか?
「ずっと学校に行けなくて留年しそうだ。高校中退になるかもしれない」などと不安をお持ちなのかもしれません。
まだ不登校とまでは言えなくても、「子どもが学校を休みがちだ。このまま不登校になるのだろうか」などと心配されている方もいるでしょう。
不登校の高校生のお子さんについて、不安を抱えていらっしゃる方は少なくありません。
高校は義務教育ではなく、出席日数や成績が基準に達していないと進級・卒業ができないことも、不安を増していくでしょう。
この記事では、不登校の高校生を支援しているキズキ共育塾の豊富な経験をもとに、不登校と留年・進路の問題、親にできる対応法などをお伝えします。
また、最後に、キズキ共育塾に通っていた生徒さんの体験談もご紹介します。
お子さんと、そして親であるあなたにとって、よりよい「次の一歩」を見つけるきっかけとなったなら幸いです。
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目次
文部科学省の調査によると、平成30年度(2018年度)には、不登校の高校生は全国で「52,723人(全体の1.6%、61人に1人)」いるとされています。(出典:文部科学省「平成30年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」)
61人に1人が不登校だと考えると、決して少ない人数ではありません。
また、この数字は文部科学省の不登校の定義に基づいたものであるため、「文部科学省の定義には当てはまらないけれど、欠席が多い人」の数は、実際にはもっと多いと考えられます。
高校生が不登校になることは、珍しいことではないのです。
「不登校は、どんな高校生にも起こりうることだ」ということを、ぜひ知っておいてください。
なお、学年別に不登校の割合・人数を見ると、高校1年生が一番高く1.4%(12,481人)、2年生では1.3%(12,400人)、3年生では1.0%(9,082人)と、学年が上がるにつれて減っていきます。
これは、「(転校も含めて)登校を再開した人がいるから」という理由もありますが、「中退したために、不登校ではなくなった人がいるから」という理由もあります。
高校生の不登校で一番心配なのは、留年と中退・退学ではないでしょうか。
結論から言いますと、不登校でも必ず留年・中退・退学になるわけではありません。
まず、義務教育ではない高校は、一定の出席日数と成績がなければ、進級・卒業できません。
また、不登校が続くと退学勧告を受けたり、お子さん本人としても中退したくなったりすることもあるでしょう。
しかし、先ほどの文部科学省の調査によると、不登校の高校生のうち、原級留置(留年)になった人は6.9%(3,651人)です。
同じく、不登校から中退に至った人は25.4%(13,387人)です。
不登校から留年・中退になる人がそれなりにいる一方で、不登校の高校生は、半分以上の人が留年にも中退・退学にもなっていないということがわかります。
留年や退学勧告については、学校ごとに基準が異なります。
一般的には、「科目ごとの出席日数」において、「4分の1」または「3分の1」を欠席すると、単位取得が認められず、留年となる学校が多いようです。
他に、定期テストや通知表の成績が悪いことでも進級できない学校もあります。
その上で、欠席や成績が基準を下回れば必ず留年したり退学勧告を受けたりするわけではなく、高校側も、生徒の留年や中退・退学を避けたいと思っています。
具体的には、不登校の生徒に「補習授業を受ける」「保健室で定期テストを受ける」などの措置があることも珍しくないのです。
今在籍している学校での進級が不安なら、現状と対応を学校に問い合わせてみましょう。
ただ、お子さんによっては「今の学校で登校を再開して卒業を目指すべき」とも言い切れませんし、実際に留年や中退した場合でも、「次の一歩」はもちろんあります(登校再開以外の進路については、後の章でご紹介します)。
「これからどうするか」を柔軟に考えることで、選択肢が増え、結果としてお子さんのためにもなるということは、覚えてくと役に立ちますし気も楽になると思います。
なお、通信制高校や単位制高校などの場合は、上記で紹介したようなことが当てはまらない場合もありますが、「まずは学校に相談する」という方法は同じです。
高校留年や単位制高校についての詳細は、コラム「高校留年が不安なあなたに伝える、留年の基準、救済措置、中退後の進路」をご覧ください。
学校には行けそうだけど、教室には行きたくない…というお子さんには、保健室登校などの選択肢がありますので、ご興味がある方はコラム「保健室登校って何?〜意味・効果、不登校との関係、教室復帰の方法〜」をご覧ください。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な高校生を応援する完全個別指導塾です。お子さんの不登校のことも、親御さん自身のお悩みも無料相談ができます。不登校からの大学進学実績多数。お気軽にご連絡ください。
フォームで問い合わせ次に、不登校の原因についてお話をします。
「どうして我が子が不登校になったのか?」と思う親御さんも多いと思います。
先ほどの文部科学省の調査では、高校生の不登校の原因は、次のようなものが多いと出ています。
このように、不登校の原因は多岐にわたります。
続いて、キズキ共育塾の生徒さんが私たちに話をしてくれた、より具体的な不登校の原因を学年ごとにまとめてみましたので、参考にご覧ください。
ただし、不登校の原因は、「必ず、直接的に解決しなくてはならないもの」とは限りません(後述します)。
不登校の原因を知りたいという親御さんは多いのでご紹介しますが、原因にこだわりすぎず、参考程度にご覧ください。
ご紹介した原因は一部であり、不登校の原因は人によって様々です。
また、不登校の原因は一つとは限らず、いくつかの原因が複雑に絡み合っていることもあります。
「不登校と原因(の解決)をどう考えるか」については、次章でもう少し詳しくお伝えします。
キズキ共育塾では、不登校の高校生を大勢支援してきました。
その経験から、お子さんが不登校の「次の一歩」に進むために有効な、「親のするべき3つの行動」をご紹介します。
お子さんのためにも、そして親であるあなた自身のためにも、ぜひご覧ください。
親だけで、お子さんのことをなんとかしようとする必要はありません。
お子さんが不登校の「次の一歩」に進むためには、頼ることのできる第三者や専門家がたくさんいます。
そうした、不登校に詳しい人に相談することで、「あなたのお子さん」に向いている対応や、具体的な「次の一歩」も見つかります。
不登校のお子さんへの効果的な対応は、お子さんによって、異なります。
書籍やインターネットで調べると、不登校のお子さんに対して、「叱ってはいけない」「厳しく接するべきだ」など、様々な情報を見かけます。
しかし、お子さんへの対応は、一概には言うことはできないのです。
「優しく接する」ことで、心を回復していくお子さんもいれば、親御さんに不信感を抱くお子さんもいます。
「厳しくされる」ことで、愛情を感じるお子さんもいれば、距離を感じるお子さんもいるでしょう。
あなたのお子さんにとってのよりよい対応を見つけるために、ぜひ専門家を頼ってください。
なお、特に不登校に詳しくなくても、あなたの友人や親戚なども相談先の候補になります。
「具体的な解決策」は見つからないかもしれませんが、話すだけでも気分が楽になるからです。
具体的な相談先の例は、後でご紹介します。
不登校の原因と、その直接的な解決にこだわりすぎないようにしましょう。
前章で軽くお話したとおり、不登校になった原因について、その特定や直接的な解決を目指しすぎても、不登校から「次の一歩」に進むためにはあまり役立たないことがあります。
もちろん、子どもの心の傷に目を向けることが無駄だとは言いません。
しかし、特に親だけで「母親の愛情不足が原因ではないか」「無理に進学校に行かせず、別の高校に進学させておけばよかったのではないか」などと悩んでも、お子さんの「次の一歩」は見えないことも珍しくないのです。
親としてはモヤモヤするかもしれませんが、「不登校の原因」については、特定・解決すべきかも含めて、どのように対応していくか、前項の専門家を頼った上で考えていきましょう。
また、不登校の原因について、お子さんの立場になって考えると、「次の一歩」が見えてくると、不登校の原因が自然と解消されたり、どうでもよくなったりすることもよくあります。
例えば、大学に合格した途端、「高校時代に友達ができなかったこと」が気にならなくなったりするのはよくある話です。
参考として、「原因」を無視してはいけないケースとは、例えば次のようなケースです。
このような場合は、「原因」の解決に努めることも大切です。
ただしこちらも、親だけでなんとかしようとする必要はありません。
それぞれに専門家がいますので、そちらを頼ってください。
お子さんが不登校の「次の一歩」に進むためには、親御さんご自身の生活を充実させることも大切です。
この場合の充実とは、仕事や趣味などのことです。
お子さんが不登校だと、「子どもが不登校なのに、私だけが楽しく過ごしていいのだろうか?」とお思いかもしれません。
親としては、子どもが苦しんでいるときに、楽しい気持ちになれないこともあるでしょう。
しかし、親御さんがご自身の生活を楽しむことは、次の理由から、お子さんの不登校の解決にも繋がります。
親御さんが仕事や趣味を続けることで、お子さん以外に目を向け、社会との繋がりを保つことができます(前述の相談にも、同様の効果があります)。
不登校のお子さんがいるご家庭からは、「親子とも、家庭の外との繋がりがなくなって、孤立していた」というようなことをよく耳にします。
家族だけで周囲から孤立すると、視野も狭くなり、親子が抱える不安は次第に増幅します。
「親御さんの過度な不安や心配が、お子さんの心を圧迫する」といった悪循環にも陥りかねません。
親の充実した姿は、お子さんにとって、大人の望ましいロールモデルとなります。
充実した親御さんの姿を見ることで、「今は不登校だけど、いつか大人になったら楽しく過ごしたい」とお子さんが考えるようになります。
お子さんに、「外の世界は楽しいよ」「大人になるっていいものだよ」と見せることが、不登校の「次の一歩」につながるのです。
上述のように、不登校のお子さんと親の関係では、「親は、お子さんにかかりっきりにならない」ことが大切なのですが、といって、「子どもを突き放すべき」というわけではありません。
今以上に親子の関わりを増やした方がいいケースもあります。
例えば、親御さんが仕事などで忙しいことが遠因で不登校になった場合は、「お子さんと向き合う時間」を増やすことが効果的なことがあります。
具体的には、「親御さんが1年間休職して子どもと過ごす時間を増やした」ことで、お子さんが登校を再開したという例もあります。
いずれにせよ、「どのような親子関係を築くべきか」についても、繰り返すとおり、第三者・専門家を頼った上でご判断いただければと思います。
また、親子関係以外に、夫婦関係や配偶者の変化が必要なパターンもあります。
筆者が担当した不登校の生徒さんの親御さんには、次のようなことがありました。
「子育てを妻に任せっきりで、夫があまり関与しない」 「妻だけが不登校の子どもを抱えてパニックに陥り、夫は無関心」 「大学進学など経済的な局面で、夫の理解が得られず母子が悩む」夫婦のどちらかに「理解」がないと、「次の一歩」に進みづらくなることは珍しくありません。
このようなケースに当てはまるご家庭は、ぜひ夫婦同席で専門家のところへ足を運んでください。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な高校生を応援する完全個別指導塾です。お子さんの不登校のことも、親御さん自身のお悩みも無料相談ができます。不登校からの大学進学実績多数。お気軽にご連絡ください。
LINEで問い合わせお子さんが今の高校での登校を再開した方がよいか、それとも別の進路を探した方がよいかは、それぞれの事情によって異なります。
在籍している高校への登校を再開せずに中退・退学を選択したとしても、その後の進路はたくさんあります。
この章では、高校中退を選択した場合の、主な進路を紹介します。
なお、ご紹介する進路は、中退してから検討するのではなく、不登校である今のうちから考えたり実施したりすることももちろん可能です。
「今在籍している高校で登校を再開してほしい」というお気持ちはよくわかりますが、それ以外にも選択肢があると知っておくと、親としても、またお子さんとしても気が楽になるのではないかと思います。
他の高校へ転校する場合は、通信制高校または定時制高校がオススメです。
通信制高校は、基本的には通学を必要としません。
学校から送られてくる教材での勉強と、年に数回のスクーリング(出席)で単位取得と卒業を目指します。
定時制高校は、基本的な仕組みは全日制高校と同じですが、全日制よりも遅い時間帯に授業を行います。
どちらも、不登校経験者を積極的に受け入れている学校が多く、また、学校によっては転入・編入のための試験が面接や作文のみだったり無試験だったりもします。
不登校で勉強から離れていても、入りやすいと言えるでしょう(もちろんある程度の対策は必要ですが)。
なお、どの高校に転校する場合でも、中退前の高校で取得した単位と在籍日数を引き継ぐことが可能です。
また、高校選びに当たっては、資料請求や見学などを行って、可能な範囲でよく調べることをオススメします。
通信制高校の詳細は、コラム「通信制高校とは?特徴・メリット・選び方・オススメの高校などをご紹介」をご覧ください。こちらのコラムをご覧ください。
定時制高校の詳細は、コラム「定時制高校ってどんなところ?定時制出身の私が紹介する、定時制のリアル」をご覧ください。
文部科学省が実施する高校卒業認定試験(高卒認定、高認)に合格すると、高校を卒業していなくても大学や専門学校の受験・入学ができるようになります(以前は「大検」と呼ばれていました)。
高認の主な特徴は以下となります。
大学受験と比較するとカンタンな試験なのですが、合格のためには試験内容の対策だけでなく、細かなスケジュール管理なども必要です。
高認の合格を目指す場合、まずは、高認取得の支援をしている塾や団体に相談した上で、独学で行くか、塾などを頼るかを検討していきましょう。
なお、高認の合格は、正式な学歴にはなりません。
高認を取得しても、その後で大学や専門学校などを卒業しなければ、最終学歴は「中卒」のままとなることには注意しておきましょう。
高校卒業認定試験の詳細は、コラム「【すぐ読める】高卒認定試験とは?意外と簡単!取得のメリット・合格のポイントをご紹介」をご覧ください。
全日制高校とは、高校と聞いて一般的にイメージされる、「平日に朝から通学して、夕方まで授業を受ける高校」のことです。
全日制高校への転校は、あまりオススメはできません。
病気や引っ越しなど、特別な事情がないと、転校を認められないことが多いのです。
また、転校できたとしても、「再度中退して、今度は通信制高校へ転校した」「再び不登校になった」というケースも、残念ながら珍しくありません。
「絶対に無理」というわけでもないのですが、高校を卒業させたい場合は、前述の通信制高校・定時制高校も視野に入れた上で、全日制高校があるかを探した方がよいでしょう。
高校中退後の就職も、全日制高校同様、積極的にはオススメできない進路です。
厳密に言うと、「就職だけに絞ること」があまりオススメできません。
残念ながら、現代日本では、中卒での求人はあまり多くなく、待遇も比較的よくないからです。
もちろん求人はゼロではありませんし、自分で起業するという道もありますし、実際に高校中退(中卒)で働きながら楽しく過ごしている人もいます。
ですので、就職そのものには反対しませんが、就職した場合でも、将来的な選択肢や待遇をよくしていくために、通信制高校や定時制高校の卒業を目指したり、高認の取得を目指したり、ということをオススメします。
お子さんの不登校については、専門家に相談することをオススメしてきました。
この章では、高校生の不登校に関するお悩みを相談できる窓口をご紹介します。
相談先がお住まいの近くにない場合でも、電話やメールで相談できることが多いので、ぜひ積極的に利用してみてください。
お子さんにどのように接するべきか、今の高校の登校再開を目指すべきか、別の進路を選ぶべきか…そうしたことは、様々な知見を持った相談先を頼ることで、より具体的に見えてくるはずです。
まずは、お子さんの在籍している高校に相談しましょう。
学校には、担任の先生をはじめとして、お子さんの現状を把握している方々がいます。
ご家庭ではわからない学校での様子や、成績・出席日数などを踏まえた上で、具体的な対策を一緒に考えることができます。
特に、今在籍している高校の卒業を目指す場合には、どうしたら登校を再開できるか、教室に登校できないなら代替措置が可能かなどを相談できるでしょう。
先生以外には、スクールカウンセラーに相談することも可能です。
スクールカウンセラーは、普段から生徒さんの心のケアにあたっている専門家ですので、先生とは異なる視点でサポートを行います。
また、先生やスクールカウンセラーが最寄りの支援機関を紹介してくれることもあります。
例えば次のような、市区町村などが運営する公的な相談窓口もあります。
自治体によって名称や機能が異なる場合もあるので、お住まいの自治体の相談窓口については、市区町村の公式サイトや代表電話で確認しましょう。
全国各地に、不登校のお子さんを持つ親同士が集まる「親の会」があります。
親の会では、会の目的によって、お互いに悩みを相談したり、有益な情報を交換をしたり、雑談をしたりと、様々なことができます。
同じ悩みを共有できる方が近くにいるだけで、抱えている不安が解消することもあります。
インターネットで、「お住まいの都道府県・市区町村名」と「不登校 親の会」を組み合わせて検索すると、お近くの会が見つかると思います。
見つけた会が自分に合いそうでしたら、ぜひ参加してみてください。
その他にも、不登校の支援団体、フリースクール、不登校に詳しい学習塾などがあります(私たちキズキ共育塾もその一つです)。
これらの団体は、それぞれに独自の理念、支援方法、事例、ノウハウなどがあります。
例えば、「○○市 不登校 塾」「○○県 フリースクール」といったウェブ検索で、お近くの候補が見つかると思います。
見つけた団体の理念や支援がお子さんに合いそうでしたら、問い合わせてみましょう。
また、不登校の原因・遠因として、心身の病気や障害が関係する場合もあります。
その可能性がありそうな場合は、病院に行きましょう。
先述の夫婦関係や家族関係についてのお悩みは、夫婦で受けられるカウンセリングなどを探してみましょう。
この章では、キズキ共育塾の生徒さんの、高校不登校を経て大学受験に合格した事例を紹介します。
高校で不登校になっても、「次の一歩」に進める話として、参考になれば幸いです。
富田克祐さん(仮名)は、中学校までは成績が優秀でした。
しかし進学した高校は何に対しても体育会系っぽい感じで、その雰囲気についていくことができないことから、次第に勉強にも疲れ、成績が下がっていき、そして不登校になりました。
不登校中はとにかく体がだるくて寝てばかりだったと言いますが、勉強の必要性は感じていたとも言います。
1年間の不登校の後、別の高校に転校し、塾にも通い始めます。
ですが、不登校中の勉強の遅れや生活習慣の変化などから、みんなと一緒に授業を受けるのが難しかったり、要求されるレベルが高すぎたりと、いろいろな問題がありました。
そんなときに、個別指導で、勉強にブランクがある人向けのキズキ共育塾を見つけ、入塾。
基礎から学び直して、志望校に合格しました。
富田さんの詳細は、体験談「高校の雰囲気についていけず不登校になった僕が、通い続けられた温かい場所」をご覧ください。
進藤明子さん(仮名)は、小学生のころから学校を休みがちでした。
高校には進学したものの、次第に不登校になり、中退しました。
それからは、夜更かししたり、生活リズムもガタガタになったと言います。
中退後は何をしたらいいのかもわからず、ただ時間だけが過ぎていました。
ですが、「このままではいけない」と悩み続けた結果、もう一度勉強に取り組み、大学に入って自分のやりたいことを見つけてみよう決意。
「もう一度やり直す人のための塾」であるキズキ共育塾を知り、高認の勉強から始めることにしました。
そして進藤さんは、高卒認定を取得し、AO入試で志望大学に無事合格しています。
進藤さんの詳細は、体験談「高校中退、高認取得からの大学受験。学んだのは勉強だけじゃなかった」をご覧ください。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な高校生を応援する完全個別指導塾です。お子さんの不登校のことも、親御さん自身のお悩みも無料相談ができます。不登校からの大学進学実績多数。お気軽にご連絡ください。
資料を無料ダウンロード以上、高校生の不登校についてお伝えしました。
何度も繰り返すとおり、不登校の高校生は全国で5万人以上います(61人に1人)。
それだけの人数がいるということは、お子さんも、そして親御さんもサポートする人たちもまたたくさんいるということです。
お子さんのことも、親であるあなたのことも、ぜひ専門家や第三者を積極的に頼ってください。
お子さんとあなたが、よりよい「次の一歩」を見つけることを心から祈っています。
さて、私たちキズキ共育塾では、たくさんの不登校の高校生を支援しています。
穏やかな講師と一対一で会話をしながら、高認や大学受験に向けてのサポートを行っています。
遠方で通塾ができない生徒さんや、外出が困難な生徒さんには、スカイプでの授業も行っています。
キズキ共育塾の概要をご覧の上、少しでも気になるようでしたらお気軽にご相談ください(ご相談は無料です。また、親御さんのみでのご相談も可能です)。
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