勉強しない高校生に効果的なアプローチ 理由や親ができる対応を解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。

高校生のあなたは、今このようなことでお悩みではありませんか?

  • 勉強したくない
  • 勉強しないとどうなるのか知りたい
  • 勉強できるようになる方法を知りたい

このコラムでは、高校生が勉強しない理由や勉強しないと起こりうる末路、勉強するために効果的なアプローチについて解説します。また、勉強しない高校生がいる親御さんに向けて、親ができる対応についても解説します。

このコラムを通じて、高校生のあなたがなぜ勉強する気になれないのか、どうすれば勉強するようになるのか、そして、高校生のお子さんを育てる親御さんにとって、現在お持ちの悩みが解決につながる一助になれば幸いです。

私たちキズキ共育塾は、勉強への苦手意識がある高校生のための、完全1対1の個別指導塾です。

生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

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高校生が勉強しない8つの理由

この章では、高校生が勉強しない理由について解説します。

今現在、勉強したくないと思っているあなたは、この章でなぜそう思うのか根本的な理由を見つけましょう。

理由①勉強が嫌い

そもそも勉強が嫌いだと、勉強したくならないでしょう。得意科目であればまだしも、苦手な科目であれば、どうしても前向きに取り組むことが難しいですよね。

苦手意識が先行すると、わからないことができないことに代わり、その結果、徐々に授業についていけなくなることもあるようです。

勉強が嫌いな人は、以下のコラムもぜひご覧ください。

理由②勉強に不向きな環境にいる

勉強に不向きな環境にいるために、勉強しないという人もいます。例えば、近年ではスマートフォンが普及し、いつでもどこでも自分の好きな時間に好きな動画・ゲームを楽しめるようになりました。

利便性に長けたスマートフォンを持っているからこそ、どうしても勉強に気が向かず、気付けばゲームを楽しんでいたという人も珍しくありません。

スマートフォンの利用時間が多いと、人によっては、睡眠不足におちいったり、集中力が下がったりします。勉強しない理由がスマートフォンである可能性が高い人は、使用時間を決めるなどの工夫が必要かもしれません。

理由③反抗期

自分でもよくわからないうちに、気持ちがトゲトゲしたり、モヤモヤしたりすることに悩んでいませんか?

特に、親御さんの言うことを素直に聞くことができず、「こんなつもりじゃないのに」と落ち込むこともあるのではないでしょうか?それらはもしかすると、反抗期が原因かもしれません。

反抗期とは、中学生頃に訪れる、親に対する反抗心や、親とのコミュニケーションが不足しやすい時期のことです。(参考:文部科学省「3.子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題」

中でも、小学校高学年から高校生初期頃までにむかえる第2反抗期は、性別を問わず、心の状態が大きく変化する時期であり、中でも自我が成長する時期と言われています。(参考: 医療法人財団健康文化会「☆思春期について」

親御さんの言うことを素直に受け入れられていた以前とは違い、なぜか反抗する日が増えた人は、反抗期によって大人の一歩を進んでいるからかもしれません。

理由④部活・アルバイトで疲れている

部活やアルバイトなどによって肉体的疲労を感じ、勉強しないことも考えられます。食事や入浴を済ませた後は特に、猛烈な眠気などが自身を襲い、勉強できないということもあるでしょう。

このように、勉強するつもりはあっても、あなたが過ごす環境によって、勉強できなくなっているのかもしれません。

理由⑤勉強に必要性を感じない

勉強に必要性を感じないと、勉強する気になれません。

  • 今覚えていることがどんなときに必要になるのか
  • 勉強できなくても生きることはできるのではないか

このように考える人は、勉強そのものに必要性を感じず、勉強しようという気持ちが湧きにくいです。

勉強しないままでいるとどんな末路が待っているのかについては、こちらの章でまとめています。ぜひご覧ください。

学校に行く意味がわからない人に向けたコラムもあります。こちらもぜひご覧ください。

理由⑥頑張ろうという気持ちになれない

勉強をはじめ、さまざまなことに対して頑張ろうという気持ちが持てないことも原因かもしれません。

生活習慣の乱れによる睡眠不足やストレスによって、物事に対する前向きな気持ちを持てなくなることがあります。

頑張りたくないときについては、以下のコラムでまとめています。こちらも併せてご覧ください。

理由⑦学校が嫌い

学校が嫌いという理由から、勉強しない人もいるようです。勉強をはじめ、友だちや先生などとのコミュニケーションに苦手意識があるなど、さまざまな理由から、このように思う人は一定数います。

中には、過去にいじめに遭い、学校に行くことをつらいと思う人もいるのではないでしょうか?

学校がつらいと思う人に向けたコラムもあります。ぜひご覧ください。

理由⑧勉強以外に悩みがある

高校生は心身ともに成長の途中であるため、学業や友人関係など、さまざまな悩みが増えやすい傾向にあります。

そして、親御さんとのコミュニケーションが不足するなど、心のより所が少なくなると、それらの悩みが複雑化する場合があります。

悩みが複雑化すればするほど、勉強が手につかなくなり、どんどん心を閉ざすといった悪循環にもなりかねません。

またコミュニケーション不足は、親御さんの期待とあなたの目標とのずれにも繋がり、勉強に対するモチベーションの低下を招くこともあります。

高校生が勉強しないと起こりえる末路

勉強しないままでいると、将来的にどのような末路が待っているのでしょうか?

この章では、高校生が勉強しないと起こりえる末路について解説します。

  • 勉強の必要性がわからない
  • 勉強しないとどうなるのか気になる
  • 考えられる末路を知りたい

このように考える人は、現在の自分にとっての勉強の必要性について理解を深めましょう。

末路①さらに授業についていけなくなる

勉強しないでいると、当然ながら授業についていけなくなります。

授業でわからないことがあっても、自分なりに勉強する時間を設けていれば、テキストを読み返すなどの努力で理解を深めるきっかけができます。

しかし、勉強しないままでいれば、理解を深めるための時間がないため、わからないことがわからないままになりやすく、最終的に勉強そのものについていけなくなります。

末路②学力の低さに自信もなくなる

勉強しないでいると、学力が低下します。

学力が低下すれば、担任の先生から注意されたり、補習の参加を促されたり、場合によっては三者面談を開いたりする可能性もあります。

また、学力の低い自分に対して自信を持てなくなるなど、さまざまな影響をおよぼすでしょう。

末路③進級・進学が難しくなる

学校にもよりますが、高校生は小学・中学生とは違い、必要な単位を取得して進級します。勉強しないままだと、テストで高得点を取ることが難しいため、必要な単位を確保できず、留年するかもしれません。

留年は、単位の少なかった生徒が、もう一年、同じ学年で過ごすことです。留年によって、これまでは1年下だった後輩が、次は同級生になります。

人によっては、この状態に耐えきれず、自主退学を選ぶこともあるようです。

ほかにも、希望する進路に進めないなど、進路を狭める理由にもなりかねません。高校生の勉強は、自発的に取り組むことが進級・進学を決める分かれ道とも言えるかもしれません。

なお、大卒と高卒の違いとメリットについては、以下のコラムでまとめています。ぜひご覧ください。

末路④就職先が狭まる

勉強しないと、就職先を狭めるといった末路も考えられます。これは、学力の低下によって、希望する学校に進学ができなかった場合に起こりえます。

希望していた就職先を選択できなくなれば、「あのときもっと勉強しておけば良かった」といった後悔につながるかもしれません。

なりたい職種が決まっている人や、未来像がある程度決まっている人にとっては、勉強が夢を叶える方法の一つであると、受け止める必要があるかもしれません。

補足:不登校・ひきこもり

勉強しないことが続き、学力や自信が低下すると、進学や就職先が狭まるといったさまざまな原因につながります。

最終的に、そんな自分を悲観し、不登校やひきこもりという状態につながることもあるかもしれません。

不登校の末路や、不登校後の人生については、以下のコラムでまとめています。

また、ニートに至る原因についてまとめたコラムもあります。ぜひご覧ください。

高校生が勉強するために効果的なアプローチ9選

高校生が勉強しないままでいると、学力が低下したり、進級・進学が難しくなったり、就職先を狭めたりするなど、さまざまな末路があるようです。

高校生が勉強するためには、どんなことをすれば良いのでしょうか?この章では、効果的なアプローチについて解説します。

なお、どう頑張っても、勉強する気になれない人に向けたコラムもあります。ぜひご覧ください。

アプローチ①学習塾や通信教育を活用する

自分だけの力では、どうしても勉強する気になれないといった人もいるのではないでしょうか?

そんなときは、学習塾や通信教育といった、学校や宿題とは違う勉強方法を活用してみるのもオススメです。

自宅とは異なる場所で、自身にあわせた学び直しができると、モチベーションがあがったり、できることが増えて自信につながります。

家族ではない信頼できる大人に相談できることが、次の一歩にもつながります。キズキ共育塾もそのひとつです。ぜひ相談してみてください。

アプローチ②友だちと定期的に勉強会を開く

友だちと定期的に勉強会を開くのもオススメです。友だちと一緒に取り組むことで、授業とは違った質問しやすい環境ができます。

自分の力では解けなかった問題も、友だちが相手だと聞きやすいので、一人で取り組んでいた以上に勉強が進められるかもしれません。

アプローチ③図書館で勉強する

図書館は周囲に本を読んでいる方や、勉強している人がいるので、自身も何かしらやってみようという気持ちになりやすいです。

また、教科ごとの参考書なども取り揃えている点から、欲しい情報を手に入れることもできます。

図書館に出向いたことで、少しでも勉強らしいことができて帰ってくることができたら、何かしらの達成感にもつながります。

勉強する気はそんなにないけど、図書館には行ってみる。図書館に行ったら、何となく勉強できたというサイクルを繰り返すことで、学習リズムが定着していくこともあるので、オススメです。

アプローチ④勉強する時間を10分でも作る

勉強する時間を10分でも作りましょう。テキストを読み返したり、わからない部分を洗い出したりするだけでも構いません。まずはあなたが無理なく勉強を続けられるよう、一つのことを習慣にすることを心がけてみてください。

単に「今日からまじめに勉強するぞ」と思っても、勉強しない日が続いていたのであれば、机に向かい続けることはもちろん、毎日続けることに苦痛を感じるかもしれません。

まずは1日10分だけでも、勉強に取り組む時間を設けて、無理なく続けられるかどうかを試してみましょう。

アプローチ⑤目標を設定して、達成したらご褒美を設ける

勉強を進める上で、いくつかの目標を設定しましょう。そして、目標に応じて達成できた自分にご褒美をあげて、これからのモチベーションを維持しましょう。

例えば、毎日勉強することを目標とした場合、3日、5日、7日……と、10分でも勉強する習慣に慣れることができたら、自分にご褒美を設けましょう。

ご褒美は、豪華なものでも、簡単なものでも構いません。ケーキや文房具、本などでも良いでしょう。

自分にご褒美をあげたあとは、次の目標やそのご褒美の設定を忘れないでくださいね。

アプローチ⑥無理はしない

決して無理はしないことも大切です。

勉強を始めると、つい、どんどん先へと進みたくなりますよね。

意欲的であることは大切ですが、ある程度のところで終わらせておく方が、毎日、無理なく続けやすくなります。

アプローチ⑦継続できている自分を振り返る

勉強が習慣化した場合、継続できている自分を定期的に振り返る時間を作るのもオススメです。

たとえ勉強時間が短くても、勉強しようと思わなかった以前の自分と比べると、今では明らかな変化があなたに訪れていることが実感できるはずです。

自習用に使っていたテキストやノートを振り返ると、少しずつページが増えているでしょう。これらはすべて、あなたが自分なりに努力した結晶です。

いつ、どんなタイミングでも構わないので、自分がここまでどれだけ頑張ったのかを、振り返られる時間も定期的に設けてモチベーション維持をはかりましょう。

アプローチ⑧得意科目から始める

状況などによっては、勉強を継続する中で難しさを感じることもあります。

そんなときは、得意科目から手掛け、モチベーションを高めてから取り組む方法もオススメです。

習慣化したことで、かえって勉強する気持ちが持てないときは、ぜひ試してみてください。

アプローチ⑨休む日をつくる

毎日どこかの時間で勉強に取り組むと決めたときは、つい、休みなく頑張ろうと思うものです。しかし、勉強時間に一定のモチベーションを保てるよう休むと決めた日は、しっかりと休むことをオススメします。

勉強しない高校生に親ができる7つの対応

勉強しない高校生のお子さんがいる親御さんにとっては、毎日、さまざまな思いを抱え、複雑な感情にさいなまれているかもしれません。

つい、口うるさく言いたくなることもあるでしょう。しかし、お子さんは思春期を迎え着実に大人の一歩を歩んでいます。

そのことを踏まえ、この章では、勉強しない高校生にできる親の対応について解説します。

どんなアプローチが効果的なのか、今後の参考にしてみてください。

対応①勉強を強制しない

小学・中学生とは違い、高校生は自身の努力で単位を取り、進級・進学しなければならない世代です。当然、お子さんの将来を考えれば、勉強しないわが子を見るとさまざまな思いに駆られることがあるでしょう。

しかし、親御さん自身も、お子さんと同じような年齢の頃に、家族から勉強を強いられたことで、「今しようと思ったのに」など、反抗した経験があるのではないでしょうか?

お子さんも同じで、自分の感情や状況などを総合的に見ながら、勉強しようと思っているのかもしれません。このようなときはあえて勉強を強いることはせず、見守る姿勢を心がけてみると良いでしょう。

対応②勉強しない理由を聞いてみる

親御さんの中では、なぜ勉強しないのか気になる部分もあるでしょう。逆に、お子さんからしてみても、勉強しない何らかの理由があり、その部分を親御さんに伝え切れていないかもしれません。

そのようなことから、お子さんのタイミングを見計らって、なぜ勉強しないのか、やんわりと理由を聞いてみることをオススメします。

ただし、勉強しないという現実だけを見て、強い言葉で叱責するのは避けましょう。勉強は本人の意思が深く関与しており、叱責によってモチベーションが削がれるかもしれないためです。

  • 最近の勉強はどう?
  • 勉強に対して難しいと思うところはない?

以上のように、お子さんにとって答えやすい雰囲気になるような質問を心がけてみてください。

「特にない」「気にしないで」といった回答がかえってきても、この場合は問題ありません。

このような質問を行うことで、親御さんの思いをやんわりと伝えることができます。またお子さんにとっても、心配事や不安があれば相談できる、といった雰囲気を感じ取ることができるでしょう。

対応③できることがあれば手伝う

勉強しない背景には何らかの理由があるかもしれません。このようなときは、お子さんから、親にしてほしいことはないかを聞き、あれば積極的に手伝ってみてください。

お子さんが勉強しない理由として、何らかの科目に苦手意識があったり、わからない部分を担任の先生に聞きそびれ、その結果、授業についていけなくなっていたりする可能性があります。

そうとは知らず、親御さんが「勉強しなさい」と言っていたのであれば、悩みを相談できる環境がなく、苦しい思いをしていたかもしれません。

親御さんがお子さんにできることは、勉強に限らずたくさんあるはずです。勉強を教えることもできるかもしれませんが、何より、親身になって悩みを聞き出すことができるのではないでしょうか?

  • 塾や通信教育の利用も可能であることを伝える
  • 親御が得意な科目であれば、一緒になって取り組んでみる
  • 兄弟や姉妹がいるのであれば、お子さんへ協力を仰ぐ

このように、親御さんに限らず、家族でできることはたくさんあります。お子さんの勉強する意欲を家族で少しずつサポートできるよう、お子さんに希望するサポートについて聞いてみると良いでしょう。

対応④お子さんの友だちと比較しない

お子さんに勉強させたい思いで、お子さんの同級生と比較するような言葉を発していませんか?

お子さんにとってこのような日が増えると、自分よりも友だちを見ていると判断し、さらに自信をなくします。また第二反抗期でもあるため、ますます勉強する気持ちになれないでしょう。

お子さんと同じ世代で成績が良いと聞くと、複雑な感情になるでしょう。しかし、お子さんもお子さんなりに、さまざまな感情と向き合い、葛藤しています。

そのようなことを受け止め、お子さんの友だちと比較するようなことは避けるのが望ましいでしょう。

対応⑤叱らない・否定しない

勉強しない理由がわからないときほど、強く言いたくなるでしょう。しかし、そんなときほど、叱ったり、否定したりするのは避けましょう。このような言動は逆にマイナスな結果を招きかねません。

寛容な気持ちを心がけることを心がけてみてください。

対応⑥将来について話す

お子さんと将来について話してみるのもオススメです。将来について話すことができれば、勉強の必要性を自然に理解できる可能性があるからです。

お子さんがなりたいと思う職業があれば、どんな勉強が必要で、どんな学校に進学する必要があるのかを一緒に調べてみてください。

そういったことを心がけることで、お子さんも将来の自分像を強くイメージでき、今の自分に必要なことがなにかを気付くきっかけにつながるかもしれません。

対応⑦信頼していることを伝える

勉強しないお子さんであっても、大切な子どもであることに違いはありません。複雑な感情が心を支配することもあるでしょう。しかし、それでも、いつまでも信頼していることをお子さんに伝えてください。

信頼してくれる誰かがいると気付くことで、自分だけの人生ではないことにお子さんも気付くはずです。そして、大きな愛情で支えられていることに気付くでしょう。

家族の愛情に気付き、少しずつ勉強をする気持ちを取り戻すかもしれません。

勉強しない高校生への支援事例5選

私たちキズキ共育塾には、さまざまな理由で勉強しない高校生のサポート実績が豊富にあります。

この章では、勉強しない高校生への支援事例を紹介します。少しでも気になりましたら、ぜひ私たちにご相談ください。

支援事例①土橋智子さん(17歳)の親御さんの声

娘はほぼ毎日高校に登校していましたが、学校生活は苦手だったようです。学校では集中して勉強できず、学力に不安を覚えていました。

キズキ共育塾に入塾したのは、そんな娘には「一般的な進学塾」は向いていないと考えたためです。

キズキは娘に合っていたようで、通いはじめてからは少しずつ成績がよくなっていきました。自信がついたのか、本人もやる気を出しています。

テストの結果を先生が心配してくれたときのことは、「娘のことを考えてくれているのだな」と、印象に残っています。

支援事例②東谷永祐さん(17歳)の親御さんの声

息子が現在通っている高校は、第一志望ではありませんでした。

そのためか学校生活が楽しくないようで、仲のよい友人もあまりいません。

毎日学校には通っていますが、モチベーションが低下している様子です。そんな状況を変えるためにキズキ共育塾に入ることにしました。

キズキの先生は息子の本音と真摯に向き合ってくれています。

勉強一辺倒ではない接し方が信頼できます。

支援事例③中江由美さん(16歳)の親御さんの声

娘は中高一貫の進学校に在学中です。進学校ならではの授業のスピードについていけないことや、周りの生徒の偏差値が高すぎることもあり、勉強する意欲が低下していたようです。その結果、プレッシャーを感じ、不安が増して不登校になりました。

キズキ共育塾は、不登校の生徒に優しい学習塾と聞き、入塾。講師の方は娘の状況を理解してくれているため、娘も安心感を覚えているようです。

不登校を理解して教えてくれる先生はほかの学習塾ではなかなか出会えないため、親子ともどもホッとしています。

支援事例④頼富義人さん(18歳)の声

高校3年生のとき、通常のクラスから特別進学クラスに移ったのがきっかけで、授業についていけなくなりました。

特に世界史は危機的となり、卒業が本気で危ぶまれました。

キズキ共育塾は母親が見つけてくれて、僕に雰囲気が合いそうだと勧めてくれました。

他の塾の面談に行ったときにはとても厳しいことを言われた経験があるので、そのときと同じようなことを言われてしまうのではないかと最初は不安でした。

でも面談に行ってみると、先生は「今からでも十分間に合うよ」と優しく声をかけてくれました。

もともとあせりもあったので、面談した日にキズキ共育塾への入塾を決めました。

最初の授業では、学校のノートをもとにして、その範囲の詳しい解説をしてもらいました。危機的だった世界史に関しても、膨大な知識が整然としたかたちで頭に入ってきて、成績は上がりました。

そのおかげで留年を免れたのですから、キズキ共育塾の授業で人生が変わったと言っていいくらいだと思います。

支援事例⑤小澤小百合さん(18歳)の親御さんの声

娘は高校を不登校で、うつのような状態でした。親としては、体調が心配なのはもちろん、大学受験をする年なのに勉強ができていないことも不安でした。

そういった状態で他の学習塾に通えなくなり、キズキ共育塾は3校目だったんです。

「先生との相性はいいか?」「勉強に対する意欲が湧くか?」などの不安はありましたが、キズキは不登校の生徒に対する指導がしっかりしていて安心しました。

娘は、趣味が合う先生と雑談するのが楽しかったようです。

担当の講師の方はとてもいい対応をしてくれて、娘の勉強に対する意欲を引き出してくれました。また、勉強する気分になれないときは、悩みを聞いたり、相談にのってくれたりと、寄り添ってくれました。

受験する大学のことなどで親子で意見が合わないときは、講師の方やスタッフさんが親身になって相談にのってくれたこともありました。

いろいろと支えていただき本当に感謝しています。

まとめ~自分に合った取り組み方を見つけましょう~

高校生が勉強せずにいると、進級・進学が難しくなったり、就職先が狭まったりするといったさまざまな問題につながる可能性があります。

高校生は義務教育ではないので、自分の力で単位を取得する努力が必要です。

勉強が難しくなれば、その分だけ苦手意識が湧き、勉強したくない気持ちに駆られることもあるでしょう。

しかし「将来的にこんな自分になりたい」といった明確なビジョンがあるのなら、勉強することは、将来を決める上で大切なことだと受け止めなければならないかもしれません。

勉強は、あなたの可能性の扉を開く手段の一つです。このコラムが、あなたにとって最適な勉強方法が見つかるきっかけになれば幸いです。また、無限の可能性が開花することを、このコラムを通じて心より願っています。

Q&A よくある質問

高校生が勉強しない理由を教えてください。

以下が考えられます。

  • 勉強が嫌い
  • 勉強に不向きな環境にいる
  • 反抗期
  • 部活・アルバイトで疲れている
  • 勉強に必要性を感じない
  • 頑張ろうという気持ちになれない
  • 学校が嫌い
  • 勉強以外に悩みがある

詳細については、こちらで解説しています。

勉強しない高校生に対して、親はどう対応すればよいですか?

以下が考えられます。

  • 勉強を強制しない
  • 勉強しない理由を聞いてみる
  • できることがあれば手伝う
  • お子さんの友だちと比較しない
  • 叱らない・否定しない
  • 将来について話す
  • 信頼していることを伝える

詳細については、こちらで解説しています。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
Amazon
KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校新聞 / 通信制高校ナビ

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

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