不登校のその後の人生は? 不登校経験者が体験談をもとに解説

不登校の「その後」の人生は?不登校経験者が実例をもとに解説

こんにちは。学校が苦手な人たちを完全個別指導でサポートするキズキ共育塾の寺田淳平です。

このコラムをお読みのあなたは、次のような悩みを抱えていませんか?

  • 不登校でその後の人生に希望が持てない
  • 不登校の子どものその後の進路が見えない
  • 不登校を経験した後に、どう勉強に追いつけばよいかわからない

そこで、今回はこのような悩みをお持ちの学生さん、親御さん向けに、不登校経験者である私の視点から、その後の進路や人生について事例とともに解説いたします。

不登校は、悪いことでも特別なことでも、決してありません

私は、不登校を経験したからこそわかったこと、身につけられたことがたくさんありました。

本コラムが、不登校の学生さんやその親御さんが「その後」を考える手助けになれば幸いです。

共同監修・不登校ジャーナリスト 石井志昂氏からの
アドバイス

不登校を経験しても、社会で活躍している人はたくさんいます

「不登校をしたら、一生ひきこもりになってしまう」と考える人がいます。
ですが、それは明らかな誤りです。

「不登校だった人が20歳になったとき、8割の人が働いているか学校へ通っている」というデータはあります。残りの2割の人も、20歳を超えてから何かにチャレンジすることは珍しくありません。

逆に、「不登校を経験した人は必ずひきこもりになる」というデータはありません。あまり知られていないことですが、不登校を経験しても社会の中で活躍している人はたくさんいるのです。
「不登校をしたら将来が終わってしまう」と悲観しなくても大丈夫です。

不登校の「その後」とは?

不登校を経験した学生さんは、その後どのような経過をたどるのでしょうか?

文部科学省の調査によると、2021年度時点での不登校の児童生徒数は以下になります。

  • 小学校…81,498人(全体の1.3%)
  • 中学校…163,442人(全体の5.0%)
  • 高等学校…50,985人(全体の1.7%)

また、不登校になった要因として、小・中学校、高等学校ともに「無気力・不安」が最も高い数値を出しています(出典:文部科学省『令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果』)

クリックで資料を表示

この章では、上記資料なども参考にしつつ、不登校に悩む学生さんがその後どのような経過をたどるのかを、4つに分けて解説します。

そして、そのさらに「その後」である20歳時点では、どのような進路をたどっているのかを見ていきましょう。

不登校のその後①学校復帰

学校復帰

1つ目は「学校復帰」です。

学校復帰によくある(またはオススメの)タイミングとしては、クラス替えの時期が挙げられます。

例えば、不登校の原因が「クラスの人間関係」などにある場合は、学年が変わり、クラスが新しく組まれるタイミングで、学校復帰をする子は珍しくありません

また、クラス替えの時期までに、保護者の方も含めて、担任の先生やスクールカウンセラーとの間で面談を重ねて事情を説明していれば、関係が良くない同級生のいないクラスに入ることも、珍しくありません。

また、教室への登校が難しいときには、保健室登校や別室登校で出席扱いになる場合があります

出席日数を満たしつつ、試験も保健室などで受けることによって、中学生の場合は内申点の悪化を防げます。また、高校生の場合は単位を取得できたりする可能性があります。一度学校の先生に相談してみると良いでしょう。

このように、周囲のサポートを借りて学校復帰をする学生さんは少なくありません。

保健室登校については、以下のコラムに詳細を記載しています。ぜひあわせてご覧ください。

不登校のその後②転校(再入学)

転校(再入学)

2つ目は「転校(再入学)」です。

特に私立の学校で見られる不登校の原因に、「授業のスピードについていけなかったこと」や「生活ペースがきつかったこと」があります

公立の小中学校でも、「たまたま同じ地域に住んでいた人」が同級生になるため、そうした人と合わないことで不登校になることもあります。

この場合、自分のペースで勉強や生活ができる学校へ転校をすることで、登校や勉強を再開できることがあるのです

特に高校生の場合は、朝から夕方まで授業を受ける「全日制」ではなく、次のような学校に転校する人もいます。

  • 学校から送られてくる教材を使って自宅で学習する「通信制高校」
  • 昼からや夕方から学校へ行く「定時制高校」

「不登校になったけど、高卒資格がほしい」場合は、「通信制」「定時制」への転校をオススメします

「全日制」の学校の場合、学期ごとの募集数が限られているため、一般的には転校・再入学のハードルが高くなるからです。

加えて、全日制の高校へ転校したけれど、校風や学習環境が合わず、再度不登校になったケースもよく聞かれます

強いこだわりや理由があれば別ですが、全日制高校への転校は、あまり現実的ではないことを心に留めておいてください

ちなみに、不登校から大学受験へ向けて頑張りたい人には、以下のコラムがオススメです。

不登校のその後③中退

中退

3つ目は学校「中退」の選択肢です。

これは、高校生と私立小中に通う人が対象です。

「とにかくすぐにでも学校をやめたい」「学校に通えない事情ができた」場合には、中退の選択をすることが考えられます

中退したからといって、「勉強を続けられない」「大学進学ができない」わけではありません

小中学生の場合は、公立の学校へ転校できます。

高校生の場合は、前項の再入学もありますし、「高卒認定試験」を取得することで大学や専門学校への進学も可能です。

高校を中退して、再入学はしたくないけど勉強を続けたい場合は、高卒認定試験に向けた勉強を支援する塾や団体へのご相談をオススメします

学習面でのサポートはもちろんのこと、一般の塾ではカバーすることが難しいメンタル面のサポートもしてくれるため、まずは一度相談してみてください。

高卒認定試験をお考えの方は、以下のコラムに詳細をまとめています。ぜひご一読ください。

不登校のその後④就職

就職

最後は、学校中退後に「就職する」ルートです。

これは高校生が対象です。

「早くお金を稼げるようになって自立したい」「家計が厳しいため家族を助けたい」人は、この進路を選ぶこともあるかもしれません

ただし、最終学歴が中卒となった場合、残念ながら選べる就職先の幅が狭まる可能性があります

厚生労働省の統計を見ると、15~34歳までの若年労働者における正社員の割合は、中卒で「35.4%」、高卒で「56.3%」なのに対して、大卒では「80.9%」と、かなり大きな差が出ています。(参考:厚生労働省『平成30年若年者雇用実態調査の概況』)

当然、同じ職種の正社員に比べて、給料も安くなるでしょう。

そのため、前述した通信制高校や定時制高校に通いながら、「日中は働いて夜は勉強する」「働きながら高卒認定資格取得を目指す」といった進路を選ぶ人もいます

不登校から学校を中退し、そのまま就職を目指す人は少なくありませんが、勉強しながら働く選択肢があることも心に留めておきましょう。

中卒からの就職を目指す方には、以下のコラムがオススメです。あわせてお読みください。

不登校の「さらにその後」~20歳時点での生活状況~

不登校の「さらにその後」

それでは、転校・中退・就職など、それぞれの選択をした不登校経験者は、「さらにその後」どのような進路を歩んでいるのでしょうか?

文部科学省は2014年に、当時中学生だった学生の20歳時点での生活状況をアンケートした、追跡調査を発表しました。(参考:文部科学省『「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)』)

その調査によると、中学校で不登校を経験した生徒は、「その後就職して働いている」割合が最も高くなっています

  • 就業のみ…34.5%
  • 就学のみ…27.8%
  • 就学かつ就業…19.6%
  • 非就学かつ非就業…18.1%

上記のデータを見る限り、「約55%の人が20歳時点で働いていること」、そして「約50%の人は、勉強を続けていること」がわかります。

また、20歳時点での具体的な就職状況と就学先は、以下のような結果が出ています。

就職状況
  • 正社員…9.3%
  • パート、アルバイト…32.2%
  • 家業手伝い、会社経営…3.4%
就学先
  • 大学、短大、高専…22.8%
  • 高等学校…9.0%
  • 専門学校、各種学校等…14.9%

結果にばらつきは見られますが、「不登校を経験すること」が「進路の幅を狭める」とは、一概には言えないことがわかります

私も高校生のときに、半年近く不登校と保健室登校を繰り返しながら卒業しました。

その後の人生で、不登校が大きな障害になっていると感じたことは、ほとんどありません

不登校経験が「その後」の人生に役立つこと3点

それでは、ネガティブな印象を持たれやすい不登校経験が、その後の人生に役立つことはあるのでしょうか?

繰り返しになりますが、「不登校を経験しても、その後の人生で巻き返しは可能」です

不登校の間は、自身の今の性格や将来に不安を感じることもあるかもしれません。

しかし、その悩んでいる時間は、決して無駄にはなりません。

ここでは、現在の私が実際に役立っていると感じることも含めてご紹介いたします。

不登校で役立つこと①自分の「好き・嫌い」「向き・不向き」がわかるようになった

自分の「好き・嫌い」「向き・不向き」がわかるようになった

1つ目は、自分の「好き・嫌い」「向き・不向き」がわかるようになったことです。

多くの人はストレスを感じていても、具体的に「その何がイヤで、何が苦手だからストレスになっているのか」を把握できない場合があります。

特に、まだ若い学生の方は、「自分の嫌いなこと・好きなことは何か」、あるいは「これから何をしたいのか」「自分には何が向いているのか」といったことが、はっきりとしないのではないでしょうか?

不登校経験は、「自分がどういう人間なのか」を考えるチャンスになるのです

私は不登校だった時期に、自分と向き合う機会を作れたことで、「どういう生活が自分にとって向いているのか」を把握できるようになりました。

不登校で役立つこと②将来を考えるきっかけになった

将来を考えるきっかけになった

2つ目は不登校経験が「将来を考えるきっかけになった」ことです。

今も不登校に悩む学生の方は、以下のように感じたことはないでしょうか?

「このまま自分は大人になれるだろうか?」
「きちんと生活していけるだろうか?」
「社会に出てもうまくやれるのだろうか?」

しかし、こうした悩みは、切り口を替えてみるだけで将来を考えるきっかけになります。

「では、自分はどういうに大人になれそうか?」
「どのような生活だったらできそうか?」
「こういう自分の性格を少しでも認めてもらうには、どうすればいいか?」

上記は、不登校だった当時の私が考えていたことです。

プラス思考とまではいきませんが、不登校だった頃に悩みの切り口を替えてみることで、将来を考えるきっかけにつながります

不登校で役立つこと③同じ悩みを抱える人の相談に乗れるようになった

同じ悩みを抱える人の相談に乗れるようになった

3点目は「同じ悩みを抱える人の相談に乗れるようになった」です。

前に述べたように、不登校の学生の数は少なくありません。

友達や親戚に不登校の子がいても、決して珍しくはないでしょう。

私の友達にも不登校の子がいました。小中高だけでなく、大学生になっても人間関係などに悩んで、学校へ来なくなる人もいました。

そうしたときに、自身に不登校の経験があると、その人の悩みを理解できるようになるのです

「学校復帰に向けて何が気になっているのか」「どうしたら気持ちが楽になるのか」を、自身の経験を通して理解した上で、その人に接することができます。

自身の不登校体験を伝えることで、「悩んでいるのは自分だけじゃないことがわかった。気持ちが軽くなった」と言ってもらえることもあります。

同じ悩みを持つ人の相談に乗れることは、自身の経験を、誰かのために活かせる機会でもあるのです

不登校に悩む子どもへの接し方・その後の親子関係

最後に、不登校に悩むお子さんをお持ちの親御さんに向けて、「不登校に悩む子どもへの接し方と、その後の親子関係」について詳しく解説したいと思います。

ご家庭に不登校に悩む子どもがいる場合、どのように接したらよいかわからずに、つい感情的になって親子の関係が悪化することも多いです。

そのため、お子さんが不登校を経験した後でも、「親子関係がぎくしゃくしたまま」の親御さんがいるのも事実です。

そこでこの項目では、私と友人の事例をご紹介しつつ、親子関係の問題を考えてみたいと思います。

プライバシーに関わる話のため細かな点は変更してあります。ご了承ください。

なお、この項目では、「話をたくさんして理解し合う」と「一度距離を置いてみる」という一見真逆に見える提案をしています

そこで大切なのは、「お子さんが対話を求めているのか、そっとしておいてほしいのか」をきちんと見極めることです

「これまで仕事が忙しくて、子どもと向きあう機会がなかったのではないか」「今まで口を出し過ぎて、子どもの自発性を奪っていたのではないか」など、ぜひこの項目の事例を参考に、親御さん自身も振り返って考えてみてください。

事例①話をたくさんして理解しあう

話をたくさんして理解しあう

不登校のお子さんがいる場合には、衝突することがあっても、「話をたくさんして理解し合う」ことにより、その後の親子関係が良くなるケースがあります

これは私の経験を通じての事例です。

不登校になるまでは、両親に迷惑を掛けたり、相談ごとを持ちかけて話し込んだりすることはありませんでした。

しかし、不登校をきっかけに、私と両親がともに、「お互いのことを普段どのように思っているのか」を話し合うようになりました

話をする中で、私が求めていたのは、意見を否定したりせずに「こういう人間なんだ」とわかってほしいということです。

親子で会話の時間の中で、お子さんの考えを頭ごなしに否定し、「もっとこうすべきだ」とアドバイスするケースも見受けられますが、これはあまり好ましいことではありません。

そのアドバイスが仮に適切だったとしても、お子さんが自分で気付かなくては意味がないのです。

話を聞くときには、受容の姿勢を忘れないようにしましょう

もし、これまでに受容の姿勢を取ったことがないのであれば、お子さんが不登校になって悩んでいる機会に、ぜひその姿勢を身につけてみてください。

その後の親子関係が良好になると思います。

事例②一度距離を置いてみる

一度距離を置いてみる

2つ目の事例は、決して親子関係が良くなったわけではないのですが、「一度距離を置いてみる」ことで、子どもとの適切な距離感がわかるようになったケースです

これはわたしの友人の例になります。

友人の親御さんは、友人の行動に対して過度に口出しをする「過干渉」でした

その状況もあって、友人が不登校になったことで、以前よりもさらに親御さんの気遣いが見られるようになったそうです。

友人本人としては、それが大きなストレスとなって、最終的には部屋に引きこもるようになりました。

その後、メールを通して、「自分がこれまでに感じてきた過干渉だと思う点」や、「少しの間でよいから、自分のやりたいようにやらせてほしい」という思いを親御さんへ伝えたのです

親御さんも、すぐに適切な距離感が理解したわけではないようですが、日が経つにつれて徐々に良い意味で距離を置いてもらえるようになりました。その後は自力で気持ちを立て直して学校に復帰しました。

友人は、親御さんとはつかず離れずの関係をその後も続けていますが、学生時代よりも楽な気持ちで家に帰れるそうです。

このように「一度距離を置いてみる」ことが有効な事例もあります。

ただ、どんなお子さん・ご家庭なら「話をたくさんする」方がよいのか、逆に「距離を置く」方がいいのかは、親御さんだけで考えてもわからない場合がほとんどでしょう。

お子さんのことは、ご家庭だけで抱え込む必要はありません。学校、公的な相談窓口、民間の支援団体などを適切に利用することで、より具体的に「効果的な対応」がわかるようになることも、覚えておいていただけたらなと思います。

ちなみに「どこからが過干渉なのかがわからない」人は、以下のコラムをあわせて読んでみるとよいかもしれません。

不登校の「その後」の事例:勉強や進路について

不登校を経験した私の事例

私は高校2年生になったばかりの4月から夏休みが終わるまで、ほとんど学校に通うことがなく、完全な「不登校」になりました。

理由はいくつかありましたが、主なものは次の4つです。

  • クラス替えにより人間関係が変わったことでストレスが増えた
  • 学校の授業のスピードが合わなかった
  • 担任の先生との相性が良くなかった
  • 家族が病気になって不安だった

私のように、不登校になった原因が複数ある人は、少なくないのではないかと思います。

不登校からの復帰に向けて、私は担任の先生や両親と十分に話し合いの場を設けました

私の場合、夏休み明けから徐々に保健室登校に移行しました。その後も休みを挟みながらではありますが、最終的には留年することなく、無事に卒業できました。


卒業後半年

しかし、不登校で「学校に対する苦手意識が付いたこと」「現役では大学受験に失敗した」こともあり、卒業後半年くらいはアルバイトばかりしていました。その期間はほとんど勉強をしない状態が続きました

実質フリーターの状態で、楽しくはあったのですが、一方で、高校の同級生と話すと大学生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。

そして、私は改めて「大学に行きたい」と思うようになり、秋頃から猛勉強を開始しました。

不登校だったことを卒業後もしばらくは思い悩む時期があり、また受験勉強は周囲と比べて遅れもありました。

その遅れを取り戻すために塾に通い始めて、夜は塾の自習室で遅くまで残って、受験に備えました。

結果、浪人一年目で志望校の大学に入学でき、その後も無事に就職をして現在に至ります。


私の経験からお伝えしたいこと

この私の経験からお伝えしたいことは、「不登校だったから自分は社会に向いていない」「今さら頑張っても大学には行けない」といったあきらめや不安は必要ない、ということです

不登校に対するマイナスイメージによって、私は次の一歩を踏み出すことをためらう時期が続いていました。

不登校には不登校なりの苦労があることも事実です。

特に私の場合は、不登校に対する負い目がよい方向に作用したため、「勉強を頑張ろう」と思えました。しかし、もっと早い段階で勉強を始めていれば、気持ちに余裕を持って、より充実した浪人生活を過ごせたのではないかと思うことが今でもあります。

不登校を経験した人、あるいは今も不登校で悩んでいる人は、「大学進学のために勉強に取り組む」「将来のことを前向きに考える」など、諦めずに次の一歩を踏み出してください。

「次の一歩を踏み出すことへの不安を、どうしても解消できない」人も、焦る必要はありません。

両親、友人、不登校(経験者)の支援団体などにも相談しながら、ゆっくりと前に進みましょう。

まとめ:不登校の「その後」が不安なら、まずは相談を

まとめ:不登校の「その後」が不安なら、まずは相談を

ここまで私の体験を交えながら、不登校のその後について詳しく解説してきました。イメージできたでしょうか?

不登校のその後が不安な方には、まず人に相談することをオススメします

一番身近なご両親や友達、担任の先生でも、もちろん構いません。

中には、不登校の子どもを専門に指導してきた塾の先生などもいます。そうした人に話してみるのも良いでしょう。

大切なのはひとりで抱え込まないことです

このコラムが、不登校の学生さんや、そうしたお子さんを持つ親御さんの助けになれば幸いです。

私たちキズキ共育塾では、不登校の悩みから次のステップへ進もうとしている方を支援しています。

高校・大学受験、高卒認定試験、学校復帰など、無料相談も随時行っております。不登校でお悩みを抱えている方は、ぜひ一度相談にいらしてください。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
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KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校新聞 / 通信制高校ナビ

執筆 / 寺田淳平

てらだ・じゅんぺい。高校2年の春から半年ほど不登校を経験。保健室登校をしながら卒業し、慶應義塾大学に入学。同大学卒業後の就職先(3,500人規模)で人事業務に従事する中、うつ病を発症し約10か月休職。寛解・職場復帰後、勤務を2年継続したのち現職のフリーライターに。2019年に一般財団法人職業技能振興会の認定資格「企業中間管理職ケアストレスカウンセラー」を取得。

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

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