受験は人生に必要なのか?不登校者がよく悩む「受験の目的」問題

受験は人生に必要なのか?不登校者がよく悩む「受験の目的」問題

半村進
半村進
東京大学文学部歴史文化学科卒業
世界史, 英語, 国語

半村講師は、「不登校の方は受験の目的について悩んでしまうことが多い」と言っています。なぜ悩み、そしてどのように解決するのでしょうか。以下コラムをご覧ください。

自分の受験の目的は何なのか

キズキ共育塾で講師を務めている半村です。

一番大きな悩みと最終目的は「社会復帰」についてです。

ここでは、そこを少し掘り下げてお伝えします。

(不登校から受験を目指す方が抱える大きな悩みについては、「不登校から受験するときの悩みランキング、ベスト3」でご紹介しています。)

不登校の方が「一般論や事例から、不登校の方は社会復帰できる」ということを知ると、その次には、「自分はどのような社会復帰を目指すか」、つまり「自分は将来どのようになりたいのか」、そして「そのために自分は受験でどこを目指すのか」「そもそも人生に受験って必要なのか」、と悩む場面が多く発生します。

この悩みは、まとめると、「自分の受験の目的が何なのかわからない」ということでしょう。

自分のことがわからない、恥ずかしい

自分の将来像が描けるか、今何が好きなのか、逆に何が嫌なのか、何のために勉強するのか、どの大学のどの学部に行きたいのか…。自分で自分のことがわからない。受験の目的もわからずに悩み、そういう自分のことを恥ずかしいと思ってしまう。そのような不登校の方は多いのです。

ですが、そういう悩みは、一人で変に気にしたり恥ずかしがったりするようなものではありません。

自分一人で考え込んでいても、なんともならないことがほとんどです。

人は、他人と触れ合う中で、自分のことについてもわかってくるのです。

不登校じゃない人も、同じように悩んでいます

不登校を経験していない人でも、「自分のことがわからない」「受験の目的がわからない」と、同じように悩んでいます。

不登校を経験したかどうかに関わらず、誰でも、自分について、受験の目的について、悩んだり、苦しんだり、疑問を持ったりしているのです。

キズキ共育塾の特徴——勉強だけの場じゃない

他人と触れ合うこと、そしてその中で「自分のこと」がわかるようになることは、受験の目的を考えるためだけではなく、もっと広く、生きるためにも非常に重要です。

キズキ共育塾の特色の1つに、「キズキ共育塾は、勉強をする場だが、勉強だけをする場ではない」ということがあります。講師は、勉強以外の、そうした触れ合いについてもサポートします。

キズキ共育塾で、自分のことがわかってきた

かつて担当した不登校の生徒さんに、入塾したときには「人と話すこと自体が久しぶり」という方がいました。

その生徒さんは、最初はあまり他人と会話ができませんでした。

他人と触れ合うことが苦手そうでした。

ですが、キズキ共育塾に通ううちに、挨拶や授業などを通じて、だんだん他人と触れ合うことに慣れてきて、「人と話すことが楽しくなった。自分のことがわかるようになって、目標もできて、自信がついて、大学も楽しみになった」、と言ってくれました。
(もちろん学力も向上し、大学受験に合格し、現在も楽しく大学に通っています!)

自分だけで、家族だけで悩まないで

不登校は、「今そうである」というだけのことです。

今学校に行っていないということと、これから受験したり大学に行ったり社会に出たりしたときにうまくいかないのではという不安は全く別のことです。

将来は確定していません。

ですが、不登校になってしまうと、本人は「自分はものすごくダメなんじゃないか」と孤独の中で悩み、親は「うちの子みたいな人は世の中にほとんどいないんじゃないか」とやはり孤独の中で悩む。

必要以上に深刻に捉えてしまっていることが多く見受けられます。

ほとんどの場合、そうした状態は、事態を好転させることはありません。

周りを巻き込んで行きましょう!

他人と触れ合い、一緒に悩んだり考えたりすることによって、社会復帰の姿やなりたい自分の像が見えてきます。

勉強や受験は、そのための手段の1つです。

悩みを本人と家族だけで抱え込まずに、周りを巻き込み、他人の助けを借りることができるようになると、すごくいいと思います。

そういうことができるのも、生きていく上で必要な力だと思います。

不登校から受験を目指している方、目指そうと思っている方は、キズキ共育塾に相談してみませんか。

受験の目的も自分のこともわかってくるように、そしてもちろん勉強もできるように、経験豊富で真摯で熱心な講師たちがサポートします。


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