子どもが不登校になったら? 親のすべき対応を解説

子どもが不登校になったら?親のすべき8つの対応・ 相談先を紹介

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。

子どもが不登校になったら、親御さんはどうすばいいのでしょうか?私たちキズキ共育塾でも、多くの親御さんから以下のような声を聴いてきました。

  • どこに相談にいけばいいの…?
  • 子どもにはなんて言葉をかければいい?
  • このままずっとひきこもるんじゃないだろうか…

このコラムでは、小・中・高校生の子どもが不登校になったときに親がするべき対応、不登校解決のためのポイントについて解説します。あわせて、不登校に関する相談先を紹介します。

共同監修・不登校新聞社 代表理事 石井志昂氏からの
アドバイス

不登校になっても大丈夫です

このコラムにある「不登校解決のための3つのポイント」を読んで、「逆のことをしてしまった」と思う親御さんも多いはずです。

不登校は認知されているものの、正しい対応は学校の教員を含めて知る人が少ないです。ですが、初期対応を間違えたからといって、取り返しがつかないわけではけっしてありません。

親御さん自身も相談相手となるサポーターを得つつ、子どもの成長を支えていきましょう。繰り返しますが、不登校になっても大丈夫です。

子どもが不登校になったときに親がすべき8つの対応

子どもが不登校状態になったら、または「学校に行きたくない」などと言ったりする場合、親はどうしたらいいのでしょうか?

  • 叱ってでも登校させた方がいい…?
  • 登校する気になるまで待つべき…?

このように、いろいろな悩みや不安が思い浮かんでくると思います。

この章では、子どもが不登校になったときに親がすべき対応について解説します。

お子さんが「学校に行きたくない」と言い出した場合でも参考になると思います。

私たちキズキ共育塾は、不登校状態にある人のための、完全1対1の個別指導塾です。

生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…? 疑問への答えが見つかるウェブメディア 不登校オンライン 不登校の親のためのオンラインコミュニティできました! 不登校の親専用 親コミュ オンラインコミュニティ

対応①親がパニックにならない

対応①親がパニックにならない

子どもが不登校になったら、親は、パニックにならないことが大切です

心配になるのはわかりますが、親がパニックになって過剰な叱責や心配をすると、子どもの心を圧迫し、不登校の解決に結びつかないことがあります。

不登校者の数は、全国の小中学校で244,940人(全体の2.6%)、高等学校で50,985人(全体の1.7%)です。(出典:文部科学省※PDF「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」)

数字からわかるように、不登校は珍しいことではありません

不登校には、どのような家庭の子どもでも、ちょっとしたきっかけでなり得ます。

まずは、親御さんが落ち着いてお子さんの現状を受け止めてください

その上で、「これからどのようにするべきか」を冷静に考えることが大切です。

不登校状態にある子どもがいる親によく見られる傾向については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

対応②学校と連絡を取る

子どもが不登校状態になったら、親は積極的に学校や担任と連絡を取るようにしましょう

不登校状態になると、何かと学校に相談することも多くなります。

お子さんが休んでいる間のテスト・提出物・宿題などを受け取ったり、学校の情報を教えてもらったりすることも大切です。

連絡を取り続けることで、学校側も、保健室登校や内申点などの対応を伝えやすくなったり、お子さんに合った進路指導をしやすくなる可能性があります

そのためにも、親御さんが学校と良好な関係を築いておくようにしましょう。

変にへりくだる必要はないのですが、まずは丁寧に接することで、お互いに良好な関係が築けると思います。

対応③子どもを休ませる

対応③子どもを休ませる

子どもが不登校状態になったら、ゆっくりと休ませてください

不登校状態にある子どもは、その原因や、不登校の生活に、心身ともに疲れ切っています。

休ませるとは、具体的には、以下のようなことです。

  • 栄養のある食事を用意する
  • 睡眠をたっぷりとらせる
  • 好きなことをさせる(たとえ、一日中ゲームをしていても、部屋でごろごろしていてもあたたかく見守る)

しっかり休んで気力が回復したら、子どもの方から「何かしたい」「暇だな」などと、次の一歩に向けたことを言い出します

それまでは、好きなように過ごさせてあたたかく見守りましょう。

気力が回復するまでの期間には個人差があり、長くかかる子もいるので、焦らず見守ることが大切です。

対応④子どもの話を聞く

子どもが不登校状態になったら、子どもの話をじっくり聞いてください

子どもの思いをちゃんと受け止めることで、次の一歩に進みやすくなります。

ただし、子どもが話したがらないのに「何か嫌なことがあったの?」「学校に行けない理由、お母さんだけに教えて」などと無理強いすると逆効果です

無理に気持ちを聞き出そうとする親は、子どもにとって脅威になるでしょう。

親御さんは、お子さんの味方になる必要があります。

子どもの気持ちに寄り添いながら、以下のような姿勢で話を聞きましょう。

  • 話したくないなら話さなくていい
  • 子どもが話したいなら、批判や否定をせずに最後まで聞く

対応⑤家庭内に解決すべき問題があるかを振り返る

対応⑤家庭内に解決すべき問題があるかを振り返る

子どもが不登校状態になったら、家庭のことを振り返ってみましょう。

一部の不登校状態にある人は、家庭での問題が子どもの心を傷つけているために起こっていることがあるのです。

例えば、家族の不仲・離婚、経済的問題などです。

「子どもは気にしていないだろう」と思っていても、傷ついていることを親に話せないのかもしれません。

家庭内に子どもを傷つけているような問題がないか振り返ってください。

ご家庭の問題を解決することは容易ではないかもしれませんが、もしもそのような問題があるのであれば、まずは、子どもの気持ちを聞いてみましょう。

その上で、問題の解決に向けては、弁護士、カウンセラー、各種公的相談先など、その分野の専門家に相談することも大切です

不登校と家庭環境の関係については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

対応⑥家庭の居心地をよくする

子どもが不登校状態になったら、家庭の居心地をよくするように努めてください

家庭が安心できる居場所であれば、子どもには、次の一歩へ向けたエネルギーが溜まっていきます。

なお、「家の居心地がよかったら、そのまま長期の引きこもりになるんじゃないか」といった心配をする人もいますが、そのようなことはほとんどありません

不登校状態にある子どもは、学校という居場所を失い、家庭に引きこもらざるを得ない状況に追い込まれています。

家庭という居場所すらなくなってしまうと、子どもは行き場を失い、心を回復することがより難しくなります。

居心地のいい家庭とは、子どもが安心していられる場所、わがままを言える場所、人間関係に気を使わなくていい場所などのことです

子どもが安心して心を休めることができる場所をつくることが大切です。

なお、子どもが不登校状態を克服するよくあるきっかけなどについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

対応⑦「学校復帰するべき」という考え方から離れる

対応⑦「学校復帰するべき」という考え方から離れる

子どもが不登校状態になったら、「絶対に、今の学校で登校を再開するべき」という考えからは、いったん離れてみましょう

もちろん、今の学校への復帰がお子さんにとって一番いい道であれば、目指してもよいと思います。

ですが、不登校の解決の道は、今の学校への復帰だけではないのです

どうしても今の学校に馴染めない子どもや、学校という仕組みに馴染めない子どももいます。

そのような子どもも、(今の)学校への復帰ではなく、別の道を通じて次の一歩に進めます

今の学校に馴染めないのであれば、転校もあります。

また、学校に行かなくても、高校・大学・専門学校に進学したり、就職したりすることもできます。

なお、学校復帰以外の道については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

不登校状態にある子どもがいる親は、以下のような気持ちを抱きがちです。

  • 子どもが学校に行けないなんて、恥ずかしい
  • 普通のルートから外れてしまってはいけない
  • 学校に行かないと、将来がない

そんなことはありません。

「学校復帰ができたらいいけど、無理に復帰をしなくても大丈夫」といった心構えでいることが大切です。

対応⑧不登校についての情報を集める

子どもが不登校状態になったら、不登校についての情報を集めましょう

不登校状態にある子どもは「何かしなくてはいけない」と思いながら、何をどうすればいいのかわからず悩んでいます。

そのような子どもには、「何をするべきか」の選択肢を提示する必要があります

  • 保健室登校をするか、フリースクールに行くか
  • 通信制高校に進学するか、高校に行かず高認を目指すか

このように、親が集めた情報の中から、いくつか選択肢を提示すると、子どもは次の一歩を踏み出しやすくなります。

不登校の情報を集められる場所には、例えば以下のようなところがあります。

  • 学校の担任やスクールカウンセラー
  • 不登校経験者やその保護者によるブログや書籍
  • フリースクールなどの民間の支援団体
  • 不登校の「親の会」

いろいろなところから情報を集めて、お子さんに提示しましょう。

不登校解決のための3つのポイント

以上、子どもが不登校状態になったときの親御さんへのオススメの行動を紹介しました。

それぞれの行動については、以下の3つのポイントが大前提となります。

ポイント①不登校の原因にこだわりすぎない

ポイント①不登校の原因にこだわりすぎない

不登校には、もちろん原因があります。

とは言え、本人にも原因が明確にわからない場合もあれば、不登校の原因を追究しても不登校の解決につながらないことはよくあるのです

もちろん、「不登校の原因を理解・解決し、次の一歩に進めた」というケースはあります。

しかし、「原因は何だったんだろう?」「原因を解決しなくては」と悩むうちに時間ばかりが過ぎていく…といった事例も珍しくありません。

そして、「不登校の原因を追求・解決しなくても、不登校の次の一歩に進める」というケースも、また珍しくないのです

例えば、不登校の原因が担任との相性が悪いことである場合について考えてみましょう。

「担任が態度を改める、年度代わりで担任が変わる」など、原因が解決して登校を再開するというケースは考えられます。

しかし、原因が解決しても、以下のようなことがある場合は、登校を再開できるとは限りません。

  • 学校全体への不信感
  • 不登校中の勉強の遅れ
  • 不登校中の昼夜逆転

逆に、担任が変わらない場合、つまり原因が解決しない場合でも、以下のような次の一歩に進めることもあるのです。

  • 転校する
  • 学校外の習い事で友達ができ、学校の嫌なことが気にならなくなり、登校を再開する
  • 学習塾に通って勉強することで、登校は再開しないまま進学する

原因を知りたい気持ちはわかりますが、原因追及に向けるエネルギーを、これからのことに向けることの方が大切です

「なぜ不登校状態になったのか」を追求するのではなく、現状を把握し、今後の解決策に目を向けてください。

ただし、以下のような、原因を見過ごしてはいけないケースは除きます。

  • うつや統合失調症などの精神疾患が原因になっている
  • 発達障害が関係している
  • いじめが関係している
  • 家庭内に、子どもが傷つく問題がある(両親の不仲、子どもへのプレッシャーなど)
  • 虐待がある

このようなケースに当てはまる方は、まずは原因解決のために、各種専門家に相談する必要があります。

いじめについてはコラム以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

発達障害については以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

ポイント②親は親で、自分の生活を充実させる

ポイント②親は親で、自分の生活を充実させる

お子さんが不登校状態であっても、親は自分の生活を充実させましょう

「子どもが不登校状態なのに、私だけが仕事に行ったり、趣味を楽しんだりしてもいいのだろうか」と思われるかもしれませんが、親は親で自分の人生を充実させることが不登校の解決に繋がります。

子どもが苦しんでいるときに楽しむことができないのは、親の感情として当然だと思います。

しかし、親が不安で苦しい気持ちで暮らしていると、それがお子さんにも伝わり、お子さんはますます不安で苦しくなります。

親が自分の生活を充実させることのメリットは、こちらで解説します。

ポイント③専門家に相談する

ポイント③専門家に相談する

子どもが不登校状態になったら、すぐに専門家に相談しましょう

不登校の解決の道は、専門家のアドバイスがあることでスムーズに進めます。

専門家とは、スクールカウンセラーやフリースクールなど、不登校支援を専門としている人たちのことです。

不登校の解決策は、ひとりひとり異なります。

前章で紹介した「オススメの行動」も、その具体的な内容はお子さんによって、また家庭によって異なるということです

あなたのお子さんがどうやって不登校を解決していけばいいのかは、専門家にアドバイスをもらいながら、家族で試行錯誤していきましょう。

専門家には守秘義務があるので、相談に行ったからといってそれが周囲に知られることはありません。

また、スクールカウンセラーや市町村の窓口であれば相談料の心配もいりません。

まずは親御さんだけでも専門家に相談に行ってみることをオススメします

なお、専門家には相性があります。

もし一つの専門家(支援機関)があまりよくなかったからといっても、あきらめず、お子さんやご家族に合った専門家を探してください。

支援機関については、こちらで紹介します。

不登校の子どもがいる親が自分の生活を充実させるメリット

こちらで解説したとおり、親は親で、自分の生活を充実させることは大切なことです。

この章では、不登校の子どもがいる親が自分の生活を充実させるメリットについて解説します。

メリット①親が子どもにかかりきりになることを防ぐ

子どもの不登校に関係して、まず避けたいことは、親子で家庭内にひきこもることです。

そうした状況で親が子どもにかかりきりになると、お互いに視野が狭くなり、不安がどんどん膨らんでいきます。

膨らんだ親の不安や心配が、叱責、悲観、過干渉、感情的になるなどのかたちで表れて、子どもの心を圧迫するのです。

子どもは、不安に駆られた親に叱責されたり、干渉されたりして、自尊心を傷つけられてしまいます。

不登校状態になったら、親は子ども以外のことにも目を向ける必要があります。

そして、余裕をもって子どもに接することが大切です。

メリット②親が大人のロールモデルとなることができる

一人の社会人として充実した姿を子どもに見せることは、望ましい大人のロールモデルを子どもに与えることになります。この場合の社会人とは、専業主婦やパートタイマーなども含みます。

仕事や私生活で充実した大人の親を見ることで、子どもは「自分もいずれは社会に出て人と関わっていくんだ」と自然と思うようになります。

子どもに、「外の世界は楽しいよ」「大人になるっていいものだよ」と示してください。不安に駆られた親の叱責より、充実して生活する親の姿の方が、子どもの心によい影響を与えるのです。

また、よく、「子どもが不登校状態になったら、親は仕事を辞めるべきか」とのご相談も受けます。

この問いへの絶対的な正解はなく、子どもや家庭環境によって異なります。

親が仕事を休んで子どもと一緒に過ごしたことで不登校が解決したケースも、親が充実して仕事をすることで子どもに余裕を持って接することができたというケースもあります。

ポイントは、親が機嫌よくいられる方を選ぶことです。

不登校解決のカギは、親が気持ちに余裕を持って、機嫌よくいることです。

不登校の相談先

不登校状態になったら、まずは専門家に相談しましょうとお話してきました。

この章では、不登校の相談先を紹介します。

相談先①お子さんが在籍している学校

相談先①お子さんが在籍している学校

まずは、お子さんが在籍している学校に相談してください

担任はもちろん、多くの学校にはスクールカウンセラーが在籍しています。

スクールカウンセラーは、お子さんや保護者のカウンセリングだけでなく、保護者へのアドバイスや、担任とお子さんとの橋渡し役などをしてくれます。

必要に応じて、ほかのより高度な専門家(地域の病院や適応指導教室など)を紹介してくれます

不登校状態になったら、まずは、学校に相談してみましょう。

相談先②公的な相談窓口

公的な相談窓口も、基本的には頼りになる相手です

主な相談窓口は以下のようなものがあります。

  • 児童相談所、児童相談センター(18歳未満)
  • ひきこもり地域支援センター
  • 発達障害支援センター
  • 教育センター(高校相当年齢)

地域によって名称が若干違う場合や、どこに連絡すればいいのかわからない場合は、はお住いの市区町村のウェブサイトを開いて「不登校」で検索したり、役所の代表番号に電話をして聞いてみたりしましょう

相談先③不登校の「親の会」

相談先③不登校の「親の会」

日本全国に、不登校状態にある子どもを持つ親同士が交流する親の会があります(「親の会」という全国に一つの団体があるという意味ではありません)。

親の会では、悩みを相談したり、有益な情報交換をしたりすることができます。

同じ悩みを持つ人と話すことで、「自分の子どもだけじゃないんだ」と親御さんの気持ちが軽くなるといった効果もあります。

「知っている人に会いたくない」という場合には、少し離れた地域の親の会に参加することも可能です

以下のサイトでは、全国の親の会の情報をまとめられていますので、ぜひ活用してください。

相談先④その他、不登校の支援団体

民間の支援団体、フリースクール、キズキ共育塾のような不登校支援を行っている学習塾などもあります

支援団体によって、心理面サポートを重視しているところ、学習面のサポートを重視しているところなど、特徴は異なります。

これらの支援団体は、不登校の支援をしてきた独自の経験とノウハウを持っています

無料で相談を受けつけているところも多いので、気になる支援団体があれば、相談にだけでも足を運んでみましょう。

フリースクールなど学外の場所への出席が、学校の出席日数として認められることもあります。

相談先は、たくさんあります

不登校の相談先は、全国にあります。

いくつか探してみて、利用しやすそうなところ、子どもに合っていそうなところに相談してみましょう

家の近くにない場合でも、電話やメールで相談することもできます。

繰り返しになりますが、専門家には相性があるので、お子さん(ご家族)に合った専門家が見つかるまで、複数の場所に足を運んでみることが大切です

参考:学校休んだほうがいいよチェックリストのご紹介

2023年8月23日、不登校支援を行う3つの団体(キズキ不登校新聞Branch)と、精神科医の松本俊彦氏が、共同で「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成・公開しました。LINEにて無料で利用可能です。

このリストを利用する対象は、「学校に行きたがらない子ども、学校が苦手な子ども、不登校子ども、その他気になる様子がある子どもがいる、保護者または教員(子ども本人以外の人)」です。

このリストを利用することで、お子さんが学校を休んだほうがよいのか(休ませるべきなのか)どうかの目安がわかります。その結果、お子さんを追い詰めず、うつ病や自殺のリスクを減らすこともできます。

公開から約1か月の時点で、約5万人からご利用いただいています。お子さんのためにも、保護者さまや教員のためにも、ぜひこのリストを活用していただければと思います。

私たちキズキでは、上記チェックリスト以外にも、「学校に行きたがらないお子さん」「学校が苦手なお子さん」「不登校のお子さん」について、勉強・進路・生活・親子関係・発達特性などの無料相談を行っています。チェックリストと合わせて、無料相談もぜひお気軽にご利用ください。

まとめ~子どもが不登校になったら、まずは専門家に相談を~

まとめ

不登校を解決するためには、親が心に余裕を持って、情報を集め、専門家に相談することが大切です。

「学校復帰するべきだ」という考えを捨てて、ゆったりとお子さんの心の回復を見守りましょう。

お子さんが不登校の次の一歩に進めますよう、お祈りしています。

さて、私たちキズキ共育塾には、多くの不登校の小・中・高校生の生徒さんが通っています。

穏やかな講師と一対一でコミュニケーションを取りながら、学校復帰や高校・大学受験に向けて勉強していきます。

教室から家が遠い方、外出に困難がある方、お顔を見せたくない方には、生徒さんには、オンラインの授業も可能です(音声のみでの授業も可能です)。

ご相談は無料であり、また、保護者さまのみでのご相談も可能です。

お子さんが不登校状態になったら、一度私たちにご相談ください。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
Amazon
KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / 不登校新聞社代表理事 石井志昂

いしい・しこう。
1982年、東京都町田市出身。NPO法人全国不登校新聞社代表。
中学校受験を機に学校生活が合わなくなり、教員や校則、いじめなどを理由に中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からNPO法人全国不登校新聞社が発行する『不登校新聞』のスタッフとなり、2006年から2022年まで編集長。これまで、不登校の子どもや若者、識者など400人以上に取材してきた。

【著書など(不登校新聞社名義も含む)】

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること(ポプラ社)』『フリースクールを考えたら最初に読む本(主婦の友社)』『学校に行きたくない君へ(ポプラ社)』『続 学校に行きたくない君へ(ポプラ社)』

【寄稿など(一部)】

AERAdot」「プレジデントオンライン」「東洋経済オンライン」「FRaU」など多数

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

/Q&Aよくある質問

子どもが不登校状態になったら、親としてどう対応したらいいんでしょうか。

親子双方のために、親がパニックにならない、学校と連絡を取る、子どもを休ませる、子どもの話を聞くなどがあります。ほかの対応も含めて詳細はこちらをご覧ください。

不登校を解決するためのポイントを知りたいです。

一般論として、以下の3つがあります。(1)不登校の原因にこだわりすぎない、(2)親は親で、自分の生活を充実させる、(3)専門家に相談する。詳細はこちらをご覧ください。

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