「受験をやめたい」と考えるあなたへ 理由別に解決方法を解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
受験生のあなたは、一度でも「受験をやめたい」と考えたことがありませんか?
受験勉強をしているときは、悩みや不安でいっぱいになる時期です。人それぞれに、受験をやめたいと考えるきっかけがあることでしょう。
以下のように悩みはじめると、受験そのものに対する迷いが生じるかもしれません。
- 受験勉強しなきゃと頭ではわかっているのに、なかなか手につかない
- 受験勉強をやらされている気持ちが強く、受験なんてやめたい
このコラムでは、「受験をやめたい」とお悩みのあなたに向けて、受験をやめたいという悩みを解決する方法について、ケース別に解説します。
「受験をやめたい」と悩んでいるあなたの助けになれば幸いです。
私たちキズキ共育塾は、受験をやめたいと悩む人のための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
受験をやめたいと悩む2つのケース

あなたはどうして受験をやめたいと思っているのでしょうか。
受験をやめたいと思うきっかけは人それぞれであり、状況もさまざまです。その上で、大きくは次の2つに分類できると思います。
- 受験(や進学)はしたい、けれど勉強が手につかない、成績が思うように上がらないから受験をやめたい
- 自分は受験をしたいと思っていない、だけど、受験勉強をやらされている
この2つは、「受験をやめたい」という同じ気持ちなのですが、悩みや不安を解決する方法は異なります。
ここからは、それぞれのケースごとに、悩みや不安の解決につながる方法を紹介します。
勉強が思うように手につかなくて受験をやめたい場合の対処法
まずは、勉強が思うように手につかなくて受験をやめたい場合、以下のような流れがあるようです。
- 受験勉強をしたい意思はあるけれど、勉強という行動に移せない
- 勉強を始めるのに時間がかかったり、気力を振り絞ったりする必要がある
- そのために罪悪感、焦りなどを持つ
- そして、「受験をやめたい」と思うようになる…
受験をしたいという意思があるのであれば、実際に勉強が手につくようになれば悩みを解消でき、同時に受験をやめたいという気持ちも解消できるはずです。
あわせて受験勉強へのモチベーションを上げる方法や、勉強に取り組む状態を作るための方法を紹介します。
方法①受験勉強をする意味を理解して整理する

人は、意味もわからずやること、意味を見出せないまま続けることに対して、苦痛を感じます。(参考:渋谷昌三『面白いほどよくわかる!心理学の本』)
受験勉強も、その意味がわからなければ、苦痛に感じることもあるでしょう。
この苦痛を減らすには、自分で「受験勉強をする意味」を理解し、整理することが大切です。
受験勉強を始めた当初は、その意味や理由を意識できていても、勉強を続けているうちに、勉強自体が目的となり、意味や理由は見失いがちです。
なので、あなたが受験勉強をする意味(志望校に合格したい意味)は何か、一度整理をしてみましょう。
以下に、受験勉強をする意味や理由として考えられる一般的な例を挙げますので、あなたが受験勉強の意味を理解する上での参考にしてみてください。
(1)興味のあることを勉強したい

これは、特に大学受験で志望校を目指す人に当てはまるかもしれません。
興味があることを勉強したいという理由で受験勉強に取り組むあなたは、改めて志望校で何をしたいのかを考えてみましょう。
難しく考えず、シンプルに自分のやりたいことを思い浮かべてみてください。
- 英文学を研究したい
- 人の心理を勉強したい
- ロボット工学の仕組みに詳しくなりたい
こうして、自分のやりたいことを再確認するだけでも、モチベーションは上がります。
よく考えてみたら、自分が学びたいことは別にあるかもしれないと思っても、全く問題はありません。
改めて新しい目標ができることで、自然と勉強の意欲は上がっていきます。
(2)将来やりたいことがある

進学した学校を卒業した後に、将来やりたいことを実現するために受験勉強をするという人もいるでしょう。
特定の学校を卒業しなければ取得できない資格などがあるならば、その実現に向けて受験勉強をする必要があります。
その資格を取得して活躍する姿を思い浮かべると、勉強のやる気が上がることでしょう。
別のパターンとして、よく調べたら資格取得のためには大学進学(・大卒資格)は不要だった、ということもありえます。
例えば、柔道整復師、理学療法士、看護師などの国家資格を得るには、大学(短大)と専門学校の二つの道があります。
専門学校にも入試はあり、大学の難易度もさまざまではありますが、一般的には大学の入試よりも専門学校の入試の方が簡単です。
いわゆる五教科の受験勉強が苦手なら、あなたのほしい資格が大学じゃないと(大卒じゃないと)取得できないものなのかを改めて確認することで、受験勉強の負担が大きく減る可能性がある、ということです。
ただしもちろん、専門学校の場合も、資格を得るための勉強は必要になってきます。
なお、大学は資格のためだけに通うものではありません。例えば次のような利点もあります。
- 一般教養と呼ばれる幅広い知識を学べる
- 学ぶうちに進路変更ができる
いずれにしても、やりたいことを実現するための方法を探ったり、進路を再設計したりすることで、改めて受験勉強の意味を理解でき、モチベーションが高まるでしょう。
(3)引っ越したい、一人暮らしをしたい

以下のような希望も、受験勉強(進学)をする意味の一つでしょう。
- 地方に住んでいるから、都会に出たい
- 親元を離れて、一人暮らしをしたい
- 都会を離れたい
- 興味のある地域に住みたい
「受験・進学の目的が『進学後の勉強』じゃなくてもいいんだろうか…」と思っている人もいるかもしれません。ですが、目的は人それぞれ自由です。
このような希望がある人は、ただ漠然と都会に出たい、一人暮らししたいと考えるよりも、都会で何をしたいのか、一人暮らしで何を経験したいのかなど、より具体的に考えることができれば、受験勉強の意味を、より理解しやすくなるでしょう。
方法②受験勉強から得られるものを考える

受験勉強は、自分の夢や目的を達成する手段のひとつです。
さらに、手段であるだけでなく、受験勉強自体から得られるものもあります。
ここでは、受験勉強からどのようなものを得られるのかを考えてみましょう。
(1)知識がつく

受験勉強を行うことで、さまざまな知識が身につきます。
細かい知識は受験が終わると忘れるかもしれません。ですが、漠然とした知識は覚えていることが多いです。
例えば、歴史の場合、具体的な年号や人名は忘れるかもしれません。ですが、この国のこの辺でこんなことがあったという事実は覚えている場合もあることでしょう。
受験勉強を通して身につけた知識は、受験以外の場所で活かすことができます。
例えば、旅行に行ったとき、事前にその土地の知識や魅力を知っているだけでも、観光をより有意義なものにできます。さらにその知識を深めてみるなど、旅行ひとつとっても、楽しみ方の幅が広がります。
その他にも、受験勉強を通して身につけた知識は、身の回りの多くの物事に深く関係しています。
知識があれば、きっと勉強や仕事以外の場面でも、より人生を楽しむことができるでしょう。
(2)さまざまな力がつく

受験勉強を通じて、たくさんの力が身につきます。
例えば、論理的思考力がその一つです。
受験問題の多くは、答えを導くためのヒントを問題文の中に散りばめてあります。
そのヒントをキャッチして組み立て、一つの答えを導き出すためには、論理的思考力が必要になります。
この場合は同時に、問題文の中からヒントをキャッチする観察力も身についていると言えるでしょう。
その他にも、あなた自身も気づかないうちに身についている力がたくさんあるはずです。以下に例をあげてみます。
- 長期間受験勉強を行うための忍耐力
- 志望校に合格するために、今は何を勉強するか、いつまでに何を勉強するか、ということを考える計画力
- わからない問題に対応する分析力
- 志望校を決める決断力
身につけたその力は現在進行形で、または困難やハードルが訪れた未来に必ず役に立ちます。
「この勉強をすることでどんな力が身につくだろう」と考えながら受験勉強をすることも、モチベーションを上げる方法の一つです。
(3)自信がつく

受験勉強を忍耐強く続けたことで、自信をつけたという人もいます。
自分に自信が持てるようになりたいということをモチベーションに、勉強をするのもよいでしょう。
受験勉強でついた自信は、これから先、あなたに困難が訪れたとしても、それを乗り越えるための支えになります。
「こんなことくらい、受験勉強の苦しさに比べたらマシだ」「受験勉強を乗り越えたのだから、これも乗り越えられる」などと思うことで、訪れる困難に正面から立ち向かうことができます。
そして、その困難を乗り越えることで、さらなる自信がつくことでしょう。
しかし、「忍耐強く=無理をする」ということではありません。
無理をすることなく、適度な距離感で勉強に取り組むことが大切です。
方法③5秒ルールを意識する

5秒ルールとは、あれこれと色々考える前に、5秒のカウントの間に行動に移すというものです。(参考:メル・ロビンズ『5秒ルールー直感的に行動するためのシンプルな法則ー』)
あなたも、「もう夕方で遅い時間だし、明日からにしようかな」「昨日あまり寝ていないから、今日は勉強をやめておこうかな」などど、やらない理由をつけて勉強をしなかったことはありませんか?
脳は、やりたくないと思っていることに対して、やらない理由を考え出すとされています。
そして、その理由を考え出すまでの時間は、約5秒間と言われています。
何か行動を起こす際は、5秒のカウントを行い、ゼロになる前に行動を起こすと、その人のやる気のスイッチが入るというのが、この5秒ルールです。
あなたにも、一度勉強に取りかかると、ある程度の時間続けて勉強ができたという経験があるのではないでしょうか。
自転車も、漕ぎ出すまでは力が必要な一方で、漕ぎ続けるにはそれほど力が必要なくなります。
無理をしてはいけません。ですが、どうしてもやる気のスイッチを入れたいという際には、5秒ルールを意識することがオススメです。
方法④キリが悪いところで勉強を中断する

人間の習性には、中断している物事の方が記憶に残りやすいというものがあります。(参考:ヴィゴツキー『子どもの心はつくられる ヴィゴツキーの心理学講義』)
例えば、テレビCMの中で「続きはWEBで」のセリフを聞いたことがあるでしょう。
このセリフが気になって、そのモヤモヤを解消するために、実際にインターネットで検索したことはありませんか?
こういったCMの手法も、中断している物事の方が記憶に残りやすいという人間の習性を利用したものだと言われています。
この習性は、もちろん勉強にも応用できます。
勉強への集中力が続かないと感じたら、キリが悪かったとしても、一度そこで手を止めてみましょう。
すると、キリが悪くて途中なのが気持ち悪いと感じるようになり、この気持ち悪さを解消するために、机に向かおうと思いやすくなるのです。
休憩を挟むときや一日の勉強を終えるときに、わざとキリの悪いところで中断して終えるようにしてみましょう。そうすると、休憩明けや翌日に再開しやすくなるかもしれません。
方法⑤誘惑がない場所で勉強する

自分の部屋で勉強をするには、ゲームやマンガといった誘惑を断ち切る強い意志が必要です。
そこで、誘惑がない場所で勉強するのも一つの方法です。
特に、あなたと同じく受験勉強をがんばっている仲間がいる場所、例えば塾の自習室や学校の図書館では、勉強をやる気になりやすいはずです。
志望校の図書館が利用できる場合は、そこで勉強するのもよいでしょう。
大学の場合、図書館を一般に開放していることがあります。
以下は、東京にある大学の例です。検索サイトなどで、あなたのお住まいの近くの図書館もぜひ調べてみてください。
また、こまめに勉強場所を移動するのもオススメです。
長時間同じ場所で勉強することを苦痛に感じる場合は、時間などで区切って勉強場所を移動しましょう。席を移動するだけでも気分転換になります。
受験勉強をやらされている気持ちが強く、受験をやめたい場合の対処法
続いて、受験勉強をやらされている気持ちが強く、受験をやめたい場合です。
受験自体が自分の(積極的な)希望でなかったり、学校・学部などを親に指定されていたりするようなケースです。
ここからは、そんな悩みを持つあなたに向けて、モヤモヤした気持ちを少しでも解消できるようにお話しします。
STEP①受験勉強をやらされていると感じる理由を整理する

まずは、どうして自分が受験勉強をやらされていると感じるのか、という理由を改めて整理した上で、言葉で説明できるようにしましょう。
以下のように、シンプルな理由でもよいのです。
- 自分には受験以外のにやりたいことがはっきりしている
- 家族や周囲からの期待やプレッシャーが大きい
- 希望する学校・学部の受験が許されない
ここでは、ひとまず、なぜ受験勉強をやらされていると感じるのかを整理して、その理由を説明できるようになることが大切です。
STEP②周囲の人に相談してみる

受験勉強をやらされていると感じる理由がはっきりしたら、次に親御さん、ご友人や学校の先生など、あなたの信頼できる人に相談してみましょう。
特に、やりたいことがはっきりしている人は、学校の先生に相談すると、受験以外の新たな進路が見つかるかもしれません。
逆に受験して進学することが、そのやりたいことを実現できる近道だと気づくこともあるかもしれません。
この時点で、あなたのやりたいことが学歴を重視しないものであるならば、その職業での成功者について調べてみて、自分の将来のお手本(ロールモデル)となるような人を見つけるのもよいかもしれません。
ご家族からのプレッシャーが大きいといった場合にも、最初に整理した理由を正直に親御さんに伝えてみることが大切です。
受験勉強をやらされていると感じるのであれば、それは自分の意志や気持ちとは違う行動をしているということになります。
親御さんとお話しする際は、感情的にならず、冷静に話し合うようにしましょう。
例えば、適度に周囲の目があるような静かなカフェや公園だと、冷静に話を進めることができます。
また、家族だけで話す以外に、学校の先生やスクールカウンセラーなどを交えて話し合うこともオススメです。
結果としてあなたの希望に合う進路に進めることもあります。また逆にあなたが受験に前向きに取り組もうと考えを改めるかもしれません。
ですが、話し合ってもあなたの希望と親の希望が合わない場合もあるでしょう。
親が絶対に正しいわけではないものの、逆に今のあなたの考えが絶対に正しいとも言い切れないのが難しいところです。そして、受験や卒業は日々近づいてきます。
冷静に話し合いを続けても、なかなか理解し合えないときは、未成年者に対する親の責任なのだと受け止めて、いったん親の指示を受け入れるのもひとつの手段です。
進学先であなたの考え方を変える人と出会うかもしれません。新たにやりたいことが見つかることもあります。
また、高校や大学を卒業した後でも、自分がやりたいことに向けて再チャレンジすることはできます。焦らずに長い目で見て、目標を実現していってもよいかもしれません。
まとめ〜自分ひとりで悩まず、周囲の人に相談してみましょう〜

ここまでの話をまとめると以下のとおりです。
- 「受験をやめたい」という気持ちには …「勉強が思うように手につかなくて、受験をやめたい」、「受験勉強をやらされている気持ちが強く、受験をやめたい」の2つのケースがある。
- 勉強が思うように手につかなくて、受験をやめたい場合 …紹介したモチベーションアップの方法を実践してみましょう。
- 受験勉強をやらされている気持ちが強く、受験をやめたい場合 …受験をやめたい理由をしっかりと整理した上で、周囲の信頼できる人に相談しましょう。
どんな場合においても、相談することが大切です。
決して自分ひとりで思い悩んだり、先走ったりすることなく、周囲の人のさまざまな意見を聞いてから決断しましょう。
私たちキズキ共育塾も、あなたの悩みを解決する手助けができるかもしれません。
受験勉強を続けるにしてもやめるにしても、あなたの悩みや考えを、ぜひ一度私たちに聞かせてください。ご相談は無料です。
その上で、あなたに一番合った進路を、一緒に決めていけたらと思います。
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