「勉強ができない中学生」の2つのタイプと解決法・成功事例を紹介

こんにちは。勉強が苦手なお子さんを完全個別指導でサポートする、キズキ共育塾の佐野澪です。
この記事をご覧になっているあなたは、中学生のお子さんの勉強や成績について、お悩みを抱えているのではないでしょうか?
中学生になると勉強の難易度が上がり、定期テストも行われ、高校受験も迫ってきます。
「うちの子は勉強ができない…どうしたらいいの?」「勉強ができないと、将来の選択肢が狭まるかも…」と、不安になることもあるでしょう。
そして、なんとか成績が上げるため、塾に通わせたり通信教材を試したり、さまざまなご苦労をなさっていると思います。
しかし、お子さんは「勉強ができない」のではなくて、今の勉強方法が合っていない、勉強をしていない、といった状況なのかもしれません。
本コラムでは、勉強ができない中学生のタイプ・勉強が苦手なお子さんがどうすれば勉強ができるようになるか、などにお伝えします。
また、「個人にあった学習」の必要性・成功事例もご紹介します。
この記事が、お子さんの可能性を広げるために役立ちましたら幸いです。
目次
「勉強ができない中学生」の2つのタイプ
「うちの子は勉強ができない。もう中学生なのにどうしよう…」といったことは、よく耳にする言葉です。
しかし、「勉強ができない」とは、具体的にどのような状態なのでしょうか?
「勉強ができない」状態とは、主に次の2タイプに分けられます。
- 一生懸命勉強しているのに、成績が伸びない
- 勉強をしていない、やる気がない
あなたのお子さんは、どちらでしょうか?
①と②はどちらも勉強ができない状態ではあるものの、別の状態と考えて対策する必要があります。
タイプ①一生懸命しているのに、成績が伸びない

学校の授業をしっかり受けている、自宅でも学習に取り組んでいる、塾に通ったりもしている。
それなのに勉強ができない、または成績がよくならない。
そんなお子さんは、自分に合う、効果的な勉強ができていない可能性があります。
具体的には、「いつ・何を・どれだけ・どのようにやるか」が明確になっていないということです。
一生懸命勉強していても、やみくもな勉強は効率が悪く、勉強ができない状態は変わりません。
勉強ができない状態を克服するには、次のステップを踏む必要があります。
- 現在の学力を知る
- 目標を定める
- 目標達成に必要な学習をする
対応①現在の学力を知る

まずは、お子さんの「現在の学力」を把握することが大切です。
「どの単元をどこまで理解していて、どの単元のどこから理解していないのか」を、細かく確認しましょう。
わからない単元をそのままにしていことで、次の単元や発展問題の勉強ができていない、という状況かもしれません。
現在の学力がわかれば、勉強が必要な単元、量、難易度などが見えてきます。
しかし、親御さんだけで「お子さんの学力を明確に把握する」のは、少し難しいかもしれません。
そのため、次のような方法で、お子さんの学力を把握してみてください。
- 学校の先生に、三者面談、家庭訪問、参観日などで相談する
- 塾に、学校のテスト、模試、習熟度テストの結果を持っていって相談する
家庭学習で市販の教材を使っている場合は、その単元別理解度も相談材料になるでしょう。
学校や塾への相談は、お子さんの性格や状況によって、次のようなパターンが考えられます。
- (まずは)親だけで相談する
- 親子で一緒に相談する
- (まずは)お子さんに任せる
現在の学力を把握できれば、理解できていない単元までさかのぼって、勉強をし直すことができます。
つまずいた部分から丁寧に学び直すことで、「勉強ができない」状況は解決に向かいます。
英語では、中1の始めに「be動詞」を学習します。
be動詞は、英語の勉強の基礎です。
塾講師としての筆者の経験上、be動詞単元を理解できなかった子は、その後の単元も芋づる式に理解できていない、ことが非常に多いです。
次の問題をご覧ください。(2018年 神奈川県 公立高校入試問題を一部編集)
65ab÷5a
この問題では、数字は65÷5を計算し、文字(定数)はa÷aを計算します。この問題は、割り算と多項式の「基礎学力」で解けます。
しかし、基礎学力がないと、「何がわからないのかわからない状態」になります。発展形の問題やその後の単元なども、理解することが難しいでしょう。
be動詞、割り算、多項式など、つまづいた単元から学び直せば、少しずつ今の単元まで理解できるようになっていきます。
そして、「勉強ができない状況」は解決します。
どこかの単元でつまづいたために「勉強ができない」お子さんは、つまづいたところから学び直すことが必要不可欠です。
また、その後も「わからない単元」に出合ったときは、学校や塾に相談するようお子さんに伝えましょう。
対応②目標を定める

現在の学力を把握できたら、次は目標を定めましょう。
わからない単元が見つかり学び直すときも、同様です。
目標の設定は、とても大切なポイントになります。
目標があいまいだと、勉強内容もあいまいになるからです。
あいまいな勉強をしていると、各単元の基本を理解していたとしても、少し難しい問題になると理解できない、という状態になることがあるります。
目標の悪い例
- 次のテストで70点取る
- 1日3時間勉強する
上記は、目標を数値化している点はよいのですが、少し不十分です。
このままでは目標としてはぼんやりとしているので、具体的な行動につながりづらくなります。
具体的な行動につなげるためには、「目標数値」に加えて、「そのために、いつ・何を・どれだけやるか」を明確にすることが大切です。
例えば、次のようなイメージです。
目標のよい例
- 次のテストで70点取る→そのために、1日にテキストを◯◯ページずつ進めていく
- 1日3時間勉強する→苦手な単元は◯時間勉強して、得意な部分は◯分だけ勉強する
「現在の学力」を把握していれば、目標の具体化は、そう難しくありません。
目標設定の方法についても、次のようなパターンが考えられます。
- (いったんは)お子さんに任せる
- 親御さんとお子さんで一緒に決める
- 学校の先生や塾の講師と話しながら決める
対応③お子さんに合う勉強法を知る〜認知特性を理解しましょう〜

現在の学力を把握し具体的な目標が定まれば、自ずと成績は伸び「勉強ができない状態」は少しずつ改善されます。
ただし、「お子さんに合う勉強法」も並行して見つけることが大切です。
「勉強する」とひと口に言っても、方法はたくさんあります。
お子さんに合わない勉強法を続けていると、なかなか成果が出ない可能性があるのです。
逆に、「自分に合う勉強法」が見つかれば、効率的に成績が伸びます。
勉強法は無数に存在します。
そのため、どんな方法がお子さんに合う勉強方法を見つけるために、試行錯誤を重ねましょう。
ご参考までに、いくつか例をご紹介します。
勉強方法の例
もう少し具体的な勉強法の例は、のちほど詳しくご紹介します。
さらに踏み込んでいきましょう。
少し難しい話ですが、「認知特性を理解する」ことが重要なポイントです。
認知特性、つまり「情報をどう認識し、どう覚えるか」は、人によって異なります。
この「認知特性」は、勉強法にも関係します。
例えば、「聴覚優位」「視覚優位」という言葉を聞いたことはありませんか?
- 聴覚優位の人は、耳で聞いた情報を処理することが得意です。
聴覚優位のお子さんの勉強法として、重要部分を繰り返し口に発したり、歌にしてまとめたりなどすると効果的です。(最近は重要な暗記項目を歌でまとめるyoutuberさんもいますので、利用するのも一手です) - 視覚優位の人は、目で見た情報を覚えることが得意です。
視覚優位のお子さんの勉強法として、勉強の内容を、文字だけでなく、絵や図にまとめたものも見たりすると、より深く理解ができます。
いくつか勉強法を試す中で、お子さんが「聴覚優位」か「視覚優位」か、どの勉強法が向いているか、などが次第にわかっていきます。
また別の考え方として、ハーバード大学の心理学者、ハワード・ガードナー氏による「マルチプル・インテリジェンス」があります。
カンタンに言うと、全ての人間には8分野の知能があり、自分の得意・不得意分野を知ることで、自分に合った「勉強方法」などがわかる、というものです。
8分野の知能とは
- 言語的知能
- 論理・数学的知能
- 空間的知能
- 音楽的知能
- 身体運動的知能
- 対人的知能
- 内省的知能
- 博物的知能
わかりやすいように単純化すると、次のようになります。
- 「対人的知能」が高いお子さんは、人(教師など)と一緒に対話形式で勉強する
- 「音楽的知能」が高いお子さんは、替え歌にして暗記事項を覚える
あらためて、「一生懸命しているのに、成績が伸びない、勉強ができない」状態を克服する方法をまとめます。
そうしたお子さんは、次の3ステップを踏むことで、勉強ができない状況が変わっていくはずです。
- 現在の学力を知る
→つまづいたところから丁寧に学び直す - 目標を定める
→数値だけでなく、具体的な行動も定める - お子さんにあった勉強法を知る
→認知特性を知ることも重要
タイプ②勉強をしていない・勉強にやる気が出ていない

勉強をしていない、もしくは勉強にやる気が出ていないから、必然的に勉強ができないお子さんも、たくさんいるのです。
そんなお子さんに対しては、どうのように接したらよいのか、親御さんもお悩みかと思います。
塾講師としての筆者の経験から考えると、次の3つが大切だと言えます。
- お子さんに寄り添った声かけをする
- 学習習慣を身につける
- 成功体験を積む
対応①お子さんに寄り添う声かけをする

勉強に限らず、やる気の出ないお子さんは、たいてい自己肯定感が低い状態です。
これまでの経験によって、勉強によいイメージがなく、次のような思いを抱えているのです。
- 勉強したってどうせ自分にはできない
- 自分が勉強できるようになるはずがない
「このような気持ち・状態では、勉強へのやる気を出すのが難しい」ことは、ご理解いただけると思います。
自信もやる気も不足した状態だと、「勉強しなさい!」と言われたり勉強の大切さを熱心に伝えられたりしても、お子さんは勉強に向かわないでしょう。
親御さんとしては、まずはありのままのお子さんを受け止めることが大切です。
<そして、span class="highlight">お子さんが安心感を抱けるよう接することを心掛けてください。
例えば、次のような方法があります。
- 勉強について、できなかったところはそっとしておき、できたことをほめる
- 勉強にはあえて触れず、勉強以外のいいところをほめる
否定されない、肯定されるという安心感は、親御さんの言うことを聞く土台になります。
ありのままのお子さんを受容した上で、お子さんと一緒に「なぜ勉強するのか」を考えましょう。
お子さんが、「勉強をすることで、将来がこう変わる」「勉強をすると、こんないいことがある」などと希望を持てると、勉強へのやる気が生まれます。
対応②学習習慣を身につける

勉強は時々するだけでは定着せず、勉強ができない状態は克服できません。
習慣づけて、定期的に取り組むことが大切なのです。
定期的に勉強して学んだ内容が定着すると、「自分にも勉強ができる」という自信につながります。
そして、勉強のやる気が出る「好循環」に入ります。
そこで一つの助けになるのが、学習塾です。
そうした場を定期的に利用することは、学習習慣を身につける第一歩となります。
また、家庭でも学校でもない、第三者の大人の存在、いわゆる“ナナメの関係”は、中学生のお子さんには大きな刺激となるのです。
しかし、同じ塾でも、集団授業と個別指導では、全く異なります。
お子さんの性質や状況・目的に応じて選び、上手に利用しましょう。
以下に、集団授業塾と個別指導塾の特徴をまとめましたので、塾選びの参考にしてください。
集団授業塾の特徴
- 授業料が比較的安い
- 複数の生徒と一緒に受講するので、切磋琢磨できる
- 自分の学力を相対化しやすい(自分がどの位置にいるのかわかる)
- 授業内容、教材、指導時間などがパターン化しており、個人に合わせた指導を受けづらい
- 個人の学力に合わせた宿題設定ができない
ある程度の学力があるお子さんが、学校の補習として利用するには最適です。
また、負けず嫌いな性格の場合、周囲からよい刺激を受けることがあります。
基礎ができていなかったり、勉強の仕方がわからなかったりする子には、あまり向いていません。
また、自分のペースで勉強したい場合は、一律の授業がストレスになることがあります。
個別指導塾の特徴
- 授業料は比較的高額
- 一人ひとりに合わせた授業を受けられる
- 生徒に自由に話してもらい、その子の思っていることを講師が知ることができる
- 勉強内容だけでなく、勉強方法についても相談や指導ができる
- 自分の学力が相対化しづらいので、緊張感がないこともある
- 目的意識がないと気が緩みがち
学習の基礎段階でつまずいて、丁寧に復習する必要のある場合には有効的です。
また、勉強方法についても、ノートの取り方、宿題の取り組み方などを、集団授業よりも細かく指導してもらえます。
学校の授業にある程度ついていけており、かつ周りと切磋琢磨したいお子さんとっては、やや物足りないかもしれません。
また、1対1の状況にストレスを感じると、授業が苦痛になる可能性があります。
対応③成功体験を積む

勉強へのやる気を高めために大切なのは、成功体験を積み重ねることです。
「自分はできる」という実感が伴うと、勉強への意欲がぐっと高まります。
先述したとおり、「頑張っても勉強ができない状態は変わらない」という経験をたくさんしたお子さんは自信をなくし、「どうせ自分は勉強ができるようにはならない」と考えて、勉強しなくなることが少なくありません。
勉強で成功体験を積み重ねると、勉強だけでなく、自分自身そのものに自信がついてきます。
そして、いろいろなことが楽しくなる、という相乗効果が生まれるのです。
そのためには、小さな目標を設定して、1日1日、できることを増やすことが大切になります。
小さな目標の例
- 英単語を1日に○個覚える
- 漢字を1日に○個覚える
- 数学の公式問題を1日に○個使う
小さな目標をクリアしていくと、その積み上げは大きな成果になります。
そして、いずれ大きな目標もを設定し、クリアできるようにもなるはずです。
日ごとにできることが増えていく感覚は、思春期である中学生のお子さんの自己肯定感をぐっと押し上げます。
無力感を断ち切る成功体験は、今後の人生においても大きな希望になるでしょう。
勉強をしていない、または勉強にやる気が出ていない、ことによる勉強ができないお子さんについてまとめます。
そうしたお子さんは、次の方法で、勉強ができない状態を克服できます。
- 自己肯定感を高める声かけをされる
- 学習習慣を身につける
- 成功体験を積む
自分に合った勉強法のススメ〜成功事例から〜
ここからは、「自分に合った勉強法で成績が上昇した例」をご紹介します。
全てのお子さんに適した勉強法という訳ではありませんが、1つの事例として参考になさってください。
事例①karisuma0525さんの「ふせんノート勉強法」
次の画像は、karisuma0525さんの「ふせんノート」です。(出典:Instagram。Karisuma0525さんの許可を得て転載)

Karisuma0525さんは、大学の通信教育課程で学ぶ、現役の学生さんです。
高校時代は勉強が嫌いで苦手意識も強く、成績は決してよくはありませんでした。
しかし、大人になって、ネット上で「ふせんノート勉強法」に出合ったことで、彼女の勉強に対する姿勢は一変しました。
karisuma0525さんは、「ふせんノート」を活用することによって、勉強を楽しいと感じるようになったのです。
自分なりにノートづくりを工夫しながら、意欲的に勉強に取り組むようになりました。
結果、成績が急上昇。現在は常に成績上位者に名を連ねています。
Karisuma0525さんによる、ふせんノートのポイント
- 覚えたいことをノートに書かず、ふせんに書いてノートに貼る
- 1枚のふせんにつき1つの情報を記入する
- 情報を細かく分けることで、グループ分けや入れ替えができ、情報を整理がしやすくなる
事例②キズキ共育塾・青柳講師の「勉強の工夫」
キズキ共育塾の青柳翔太講師は、塾講師や家庭教師の経験が豊富です。
中・高時代の勉強法について聞いてみてました。
①英語の勉強
もともと、英語は苦手だった。
→好きな洋楽の歌詞翻訳で学力が伸び、学年1位にまでなった。
②歴史の勉強
教科書の内容に興味を持てず、ただ暗記することが苦痛だった。
→司馬遼太郎の小説で歴史を面白く感じ、歴史を流れで覚えられるようになった。
③地理の勉強
もともと、好きでも嫌いでもなかった。
→ゲーム(桃鉄)をすることで、楽しみながら地域の特産品などを覚えられた。
日頃から、見るものに勉強を結びつけた
→散歩をしながら周囲を観察して、化学や生物の知識を当てはめていた。
勉強法を柔軟に考えるようにした
例えば、数学の証明問題を解く際、普通に解くと時間がかかってストレスだった。
「問題を解く前に解答を読んで理解を深める」という方法に変更したことで、時間短縮、反復演習、定着度増加ができた。
いかがでしたでしょうか?
このように、自分に合った方法を見つけることで、勉強に意欲的に取り組めるようになり、効果も上がります。
また、勉強を通して試行錯誤や工夫する力は、学力以上に大切なものだと言えるでしょう。
とはいえ、勉強方法は、お子さんと親御さんだけで見つけたり試したりしなければいけない、わけではありません。
中学生のお子さんは、まだ子どもです。
そして、中学生の勉強は、小学生の頃と比べて複雑で難易度が高くなっています
また、親御さんもお子さんの勉強につきっきりになるのは難しいでしょう。
お子さんに合った勉強法を探したり試したりするためには、学校の先生、塾、家庭教師など、「勉強の専門家」への適切に相談がオススメです。
親御さんには、次のようにご協力していただければと思います。
- お子さんが家庭で安心できる環境をつくる
- お子さんが「勉強の専門家」に適切に相談するようにする
キズキでの「勉強ができない中学生」への支援事例
私たちキズキ共育塾には、さまざまな理由で「勉強ができない中学生」のサポート実績が豊富にあります。
以下、一部の事例をご紹介します。
少しでも気になりましたら、ぜひ私たちにご相談ください。
狩野綾さん(中学校1年生)の親御さんの声
保護者である私に不登校の経験がなく、知識がなかったため正直不安でした。フリースクールに通学できるまで回復しましたが、将来への不安を抱いていたようです。 キズキ共育塾は不登校の生徒をよく受け入れているということを聞き、子どもの自尊心を傷つけるような指導はしないだろうという安心感がありました。
最初の面談から親身に話を聞いてもらうことができ、本人の苦手なことや要望を伝えやすかったのはとてもよかったです。
他の習い事は続かなかったので、「キズキも続かなかったらどうしよう…」と不安だったのですが、今も通い続けられています。 子どもも、休まず通っていることが自信につながっているようです。
本人も高校に進学したいという思いがあるため、もう1コマ授業を増やしたいと意欲を見せています。
中島 耕太郎さん(中学校1年生)の親御さんの声
夜中にゲームして、昼夜逆転の生活を送っていました。キズキ共育塾に入塾しても勉強する気になるかどうかが不安でしたが、「数学だけは試験を受けてみようかな」という本人の前向きな言葉におどろいています。 本人の趣味や好きなことの話でコミュニケーションをとりながら授業を進めてくれるので、講師への信頼が増しているように感じています。
小川 智咲さん(中学校1年生)の親御さんの声
学校を休みがちだったため、だんだんと学校の勉強についていけなくなりました。 子どもに寄り添った授業が受けられそうだと思い、キズキ共育塾に入塾。 続けられるか不安でしたが、今は嫌がらずにキズキ共育塾に通っています。 子どもから、「通ってよかった。自分で決めた事はやり通す」という言葉が出るほど、変化が現れています。まとめ〜中学生の「勉強ができない」は克服できます〜

今回は、「中学生の我が子が勉強できない」とお悩みの親御さんに向けて、「勉強ができないお子さん」の2タイプ、タイプごとの解決法、個人にあった勉強法の成功事例をお伝えしました。
ここまでの内容をおさらいします。
まずは、「うちの子は勉強ができない」と、ひと口に捉えないことが大切です。
次の2パターンによって、アプローチ方法が異なります。
- 勉強しているのに成績が伸びない
- 勉強していない、やる気が出ていない
①勉強しているのに成績が伸びない場合は、次の3つが大切です。
- 現在の学力を知る
- 目標を定める
- お子さんにあった勉強法や認知特性を知る
②勉強していない、やる気がない場合は、次の3つが大切です。
- お子さんに寄り添った声かけをする
- 学習習慣を身につける
- 成功体験を積む
また、お子さんに合う勉強法を見つける・編み出すことによっても、勉強ができない状況は変わります。
学校での勉強が合わなくても、「こうすると勉強することが楽しい」と思える方法などに出合うことで、意欲的に取り組めるようになることもあるかもしれません。
効果的に勉強するための工夫した経験は、この先の人生において科目の勉強以上にお子さんの強みとなるはずです。
さて、お子さんの勉強法については、親御さんやご家庭だけで考える必要はありません。
学校への相談はもちろん、体験授業や無料相談を行っている塾も多いです。
ネットやYouTubeで勉強法を紹介する人もいますので、ぜひ様々な方法を試してみてください。
私たちキズキ共育塾でも、無料相談を行っています。
お気軽に御相談くださいね。
キズキ共育塾にも、毎日たくさんの生徒さんが訪れます。
はじめは渋々勉強していた生徒さんが、自主的に生き生きと取り組むようになる姿は、とてもうれしいものです。
勉強は、可能性の扉を開く手段の一つです。
最適な学習法が見つかれば、お子さんにとって、より幸せな未来につながるでしょう。
お子さんにぴったりの学習法が見つかり、その無限の可能性が開花することを願っています。