進学校で落ちこぼれ? 原因と親の対応、克服する方法を解説

こんにちは。お悩みのある人のための完全個別指導塾・キズキ共育塾です。

難関受験に合格し、進学校に入学したが、いろいろな事情から勉強の成績が思うように伸びない…というお子さんは少なくありません。

親御さんからすると「進学してから落ちこぼれてしまった」と焦りを感じて、お子さんを責めたり、無理に勉強させようとしたりするかもしれません。

しかし、そのように厳しく接すると、勉強そのものが嫌いになったり、学校に行きたがらずに不登校になったりするケースも考えられます。

このコラムでは、お子さんが「進学校で落ちこぼれてしまった」とお悩みの親御さん感じる方に向けて、原因と対処法について私たちキズキ共育塾の知見から詳しく解説します。

また、主に親御さんに向けたコラムですが、お子さんご本人が読んでも役立つ内容です。

お子さんご本人に向けた章もありますので、ぜひ読んでみてください。

進学校で落ちこぼれになる原因6選

「進学してから勉強が苦手になり、落ちこぼれてしまった…」と感じるお子さんは少なくありません。

キズキ共育塾の生徒さんの中にも、「中学や高校に進学したタイミングで、学校生活がうまくいかずに劣等感を覚えた」と話されていた方が複数名いました。

「落ちこぼれた」と感じるきっかけは人それぞれです。

お子さんそれぞれがご自身の悩みと向き合う必要があります。

この章では、キズキ共育塾の生徒さんの体験談をもとに、落ちこぼれと感じる6つの原因をお話しいたします。

原因①進学校の勉強についていけない

1つ目は、進学校の勉強のレベルが高く、授業についていけなくなるケースです。

具体的なケースとして、キズキ共育塾の生徒さんである岡本翔太さん(仮名)のケースをご紹介します。

岡本さんは、都内の中高一貫校に進学したところ、ハイペースで進むレベルの高い授業に、ついていけなくなりました

赤点を連発するようになり、勉強時間を増やしても、結果は思うようには上がらない…。

徐々に精神がすり減っていく感覚があったそうです。

このように、落ちこぼれだと感じるきっかけには、「学校は好きで勉強に対するモチベーションもあるけれど、思うように結果が出ない」というケースがあります。

努力を続けているのにも関わらず結果が出ないときは、本人にとって非常に苦しい状況です。

些細なきっかけで心の糸が切れないよう、周囲の方は温かくサポートをしてあげましょう。

岡本さんの体験談をより詳しく知りたい方は、以下の体験談をご覧ください。

原因②結果が出ず、やる気がなくなった

2つ目は、結果が思うように出ずに、やる気がなくなるケースです。

1つ目との違いは、勉強に対する「やる気の有無」です。

1つ目のケースは、「結果は出ていないけれど勉強は続けられている」という状況です。

こちらの場合は「やる気がなくなり、勉強をしなくなった、できる精神状態ではなくなった」という違いがあります。

実は、こちらでご紹介した岡本さんも、最初は勉強に対するモチベーションがあったのですが、結果が出ない状態が続いたことで、高校2年生のときに限界が来たそうです。

岡本さんのように、全てが嫌になり、勉強をやめて学校にも行かない日が続くという人もいます。

原因③先生との相性が悪い

3つ目は、先生との相性が悪いケースです。

そう思う理由は人それぞれですが、例として、「先生からの勉強法の押し付け」があります。

進学校の場合、学力水準が高い学生たちがそろっているため、すでに自分に合った勉強法を習得している人も多くいます。

そのため、先生が勧めてくる課題や勉強方法をそのまま進めることに抵抗を感じ、先生とのあつれきが生まれることがあります。

結果、「先生との相性が悪い」と感じて、その科目の勉強をしなくなり、成績が低下することも考えられます

キズキ共育塾の元講師・仁枝幹太さんは中学高校を通して、先生とは折り合いが悪かったそうです。

「先生は意味の分からない決まりをいつも押し付けてくる疎ましい存在」と感じ、「何で言うことを聞かなきゃいけないんだ!」と反抗していました。

中学校のころは勉強をしていたものの、高校1年生になると勉強をしなくなり成績が悪化

その後、仁枝さんは、自身の行動を変えるきっかけに出会ってからは自分のペースで学習を再開し、早稲田大学の法学部に合格しています。

仁枝さんの体験談をより詳しく知りたい方は、以下の体験談をご覧ください。

原因④勉強よりも楽しいことがある

4つ目は、勉強よりも楽しいことがあるケースです。

学力水準がとても高い学校だと、拘束もゆるく課題も少ないため、いろいろなことを楽しむ時間がとりやすいこともあります。

その結果、部活動・クラブチームなどの活動や、ゲームや友達との遊びが日常生活の中心になり、勉強をする時間がなかったり勉強をする気がなくなったりすることがあるのでます。

中には、「遊んでいる方が楽しいんだけど、勉強しなくちゃいけないのもわかってて、どうしよう…」と悩んでいる方もいます。

次に、どちらかと言えば「厳しい進学校」の場合、勉強の時間ばかりが多いため、その反動として「勉強以外の楽しいこと」が気になり、勉強に集中できなくなることがあります。

いずれにしても、今やるべきことの優先順位を一緒に整理しつつ、勉強の重要性や楽しさを伝えることが大切です。

原因⑤燃え尽きた、燃え尽き症候群

5つ目は、燃え尽きたケースです。

頑張って受験勉強をして入学し、その後気が抜けることがあります。

その状態で学力の高い生徒に囲まれると、疲弊し、それ以上頑張り続けることができなくなるのです。

受験や資格取得などで起こりやすく、「ある日突然、心の糸がぷっつりと切れて無気力になった」という状態を言います。

主な原因は「ストレス」だと言われています。

高いモチベーションで勉強を続けていても、些細なきっかけで燃え尽きることは決して珍しくありません。

こちらでご紹介した岡本さんも、勉強に対するやる気がなくなった原因には「心の糸が切れた」ことにありました

頑張りすぎて、その反動で無気力になることは、大人でもあり得ることです。

「がむしゃらに勉強をしすぎではないか?」と思ったときは、息抜きをすることが大切です。

原因⑥周囲の人との比較

6つ目は、周囲の人との比較によって学習意欲が低下しているケースです。

進学校の場合、周りには学業優秀な生徒が集まっていますし、学習内容も中学校までと比べて難しくなります。

そのため、「これまでの勉強法」が通じなくなることがあるのです。

「中学校までは、この勉強法でこれくらいの時間を使えば成績上位になれたのに、いまではクラスでの順位が下の方。順位としての結果が出ない…」となり、自分を落ちこぼれと感じるようになることもあります。

実際には学校の授業も理解できていて、全国模試での偏差値も高い方だとしても、「自分」と「勉強がもっと得意なクラスメイトたち」を日常的に比較してそう感じはじめ、次第に勉強をしなくなる、というパターンもあります。

石田靖彦・愛知教育大学教育学部教授の「学級内の友人が生徒の学習意欲に及ぼす影響」に関する論文では、とくに進学校の場合に「学業達成の高い他者との比較によって、否定的な自己概念が形成される」とされています。(参考:石田靖彦「学級内の友人が生徒の学習意欲に及ぼす影響」

クラスメイトの学習意欲や授業態度は、良くも悪くも影響を及ぼし合っているということです。

勉強が得意な友人が周りに増えると、「自分は勉強が得意ではないかも」と自己肯定感が下がるケースは少なくありません。

そのようなときは、お子さんが得意科目に目を向けてほめたり、学校とは異なる場所で勉強する機会をつくったりすることが大切です。

「進学校で落ちこぼれているのでは?」と感じたときに親がとるべき行動

進学校に行ってからお子さんの成績が落ちると、親御さんは心配になるかもしれません。

しかし、「学校でちゃんと勉強していないのでは?」とお子さんを疑うと、かえって親子関係に悪影響を及ぼします

そんなときに確認してほしいのは、お子さんの「勉強意欲」です。

お子さんに勉強意欲があるか、ないかによって、取るべき対応が異なるからです。

ここからは、「勉強意欲がある」「勉強意欲がない」に分けて対応方法を説明します。

テストの結果だけを見て叱ったり、厳しい態度を取ったりしないように注意しましょう。

前提:大切なのは、親御さんがお子さんの「相談の場の選択肢を広げてあげること」

「子どもが学校や勉強の悩みをなかなか素直に話してくれない」とお悩みの保護者様も多くいらっしゃいます。

結論から言うと、それは普通のことであり、まったく問題ありません。

しかし、お子さんがその悩みを学校にも親にも相談しづらいのであれば、親御さんが学校や家庭から離れた「サードプレイス」のような場所を提案し、お子さんの選択肢を広げてあげることが大切です。

キズキ共育塾に通う生徒さんの中にも、勉強以外の悩みが原因で、成績が伸び悩んでいる方がたくさんいます。

キズキ共育塾に通う生徒のAさんは、単に「勉強が追いつかない」という理由ではなく、「他のことで悩みがあり、その結果勉強に手がつかなくなりました。

クラスメイトとの交友関係や、部活動での出来事、恋愛関係など、学校での悩みはさまざまです。

特に恋愛のことなどは「親には知られたくない…」と感じていました。

Aさんのように、もしも「子どもがなかなか話してくれない」と感じるようであれば、無理に聞き出そうとする必要はありません

お子さんが悩みを打ち明ける場所の選択肢を広げるような提案をすることをオススメします。

学校や家庭から離れた「サードプレイス」であれば、お子さんも悩みを打ち明けやすいかもしれません。

悩みを打ち明ける場所があることで、Aさんは勉強に集中することができ、成績も回復していきました。

サードプレイスとは、キズキ共育塾のような勉強とプライベートの両方を相談できるような場所です。

悩みを抱えているときは、どうしても視野が狭くなりがちです。

親御さんから、お子さんの視野を広げられるような場所を提案してみてはいかがでしょうか。

キズキ共育塾へのご相談は無料です。

少しでも気になるようでしたらお気軽にご連絡ください。

私たちキズキ共育塾は、「進学校で落ちこぼれている...」とお悩みの人のための、完全1対1の個別指導塾です。

生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

ゲーム依存、昼夜逆転、勉強の話、子どもにしてもいいの…? 疑問への答えが見つかるウェブメディア 不登校オンライン 不登校の親のためのオンラインコミュニティできました! 不登校の親専用 親コミュ オンラインコミュニティ

行動①勉強意欲がある場合:現状の学力を知り、勉強の目的を定める

一生懸命勉強をしているけれど、成績が伸びていない場合、その原因は「授業がハイペースで進んでいる」「自分のレベルにあっていない授業を受けている」などが考えられます

言い換えると、お子さんは「自分の学力に合う、効果的な勉強ができていないだけ」です。

ただ闇雲に勉強をしても効率は悪く、思うように成績は伸びません。

お子さんの現状を知り、お子さんに合った勉強法を見つけることができれば成績が伸びる可能性が高いです。

現状の学力を知って、勉強の目標を明確に定めることが大切になります。

そして、その目標達成に必要な学習を始めることで、少しずつ学力が向上するはずです。

「勉強意欲はあるのになぜ結果が出ないのか」と疑問に思ったら、まずはお子さんの今の学力を把握するところから始めてみましょう。

なお、親御さんが勉強についての状況を把握したり、お子さん向けの勉強法を見つけたりするのは難しいと思いますので、学校や学習塾などに相談することをオススメします

詳しくは、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

行動②勉強意欲がない場合:勉強がつらい・したくないという気持ちと一緒に向き合う

中には「勉強がつらい」「勉強をしたくない」と感じているお子さんもいらっしゃいます。

勉強したくない気持ちは、甘えではありません。

誰にでも、「勉強したくない」と思うときはあります。

しかし、「どうして勉強したくないのか」と考えて、対策を練ってみることは必要です。

勉強したくない理由は、次のようにさまざまです。

  • 勉強する意味がわからない
  • 勉強より楽しいことがたくさんある
  • 勉強しても「できない」と思っている
  • 勉強することに疲れた

「勉強の意欲がない」という結果は同じでも、その結果に至る過程はお子さん人それぞれです。

そして、その過程や気持ちによって対応が異なります。

「勉強の意欲がない」と一口に言いがちですが、理由はさまざまです。

皆同じように対応するのではなく、お子さんに合った対応法を知ることが大切です。

「自分の子どもの場合はどう対応すればよいのだろうか」とお悩みの方は、ぜひ私たちキズキ共育塾にご相談ください。

お子さんの勉強したくない気持ちを和らげる方法を一緒に考えられます。

ご相談は無料です。

最初は親御さんから連絡してもらっても大丈夫です。

補足:勉強意欲に関わらず、考えてほしいこと〜「その学校」以外の選択肢もある

お子さんにも親御さんにも、「せっかく入った進学校なんだから、その学校を卒業して進学したい(してほしい)」という思いがあるかもしれません。

ですが、学生生活の実際は、お子さん本人にしかわかりません

もしかしたら、結果として「その学校」はお子さんに合っていないのかもしれません。

無責任に「合っていないなら学校を変えるべき」とは言いません。

ですが、「その学校」を辞めても次の一歩に進む道はある、と覚えておくと、お子さんも親御さんも気が楽になると思います。

大学に進学したいなら、通信制高校に転校して高卒資格を得る、高卒認定試験に合格して大学受験の資格を得る、などのルートもあります。

また、学校を変えたり、中退はしなくても、「卒業のための最低限度の勉強や出席」をしながら、受験に必要な勉強は塾などを利用する、という方法もあります。

「学校が合っていない可能性」については、信頼できる相談先を利用してみましょう。

まずは、学校の担任の先生やスクールカウンセラーに相談することをオススメします。

そのほかには、次のような場所が挙げられます。

  • 児童相談所、児童相談センター(18歳未満)
  • 発達障害支援センター
  • 教育センター(高校相当年齢)

専門家の力を借りながら、いろんな選択肢を検討してみてください(私たちキズキ共育塾でも無料相談を受け付けています)。

「子どもを落ちこぼれにさせないように」は注意? 親が控えた方が良い行動3選

テストの結果が思うように伸びない…。このような状態が続くと、親御さんも不安な気持ちになり「なんとかしてあげたい!」と子どもをサポートすることも多いでしょう。

しかし、サポートの仕方を間違えると、かえって親子関係が悪化することもあります

以下のような行動は控えるようにしましょう。

※いずれについても、親御さんだけで思いつめず、私たちキズキ共育塾をはじめ、「落ちこぼれの悩み」「親子関係の悩み」を相談できるところと話をすることで、諸々をよい方向に変えやすくなると思います。

NG①落ちこぼれと断定して責める

勉強に限らず、やる気が出ないときや結果がでない状態が続いているときは、ほとんどの場合、お子さんの自己肯定感は低くなっています。

自信ややる気が不足した状態で、「勉強しなさい!」と言われても、お子さんは素直に聞く気になれないでしょう。

強い言葉で責めるのではなく、まずはありのままのお子さんを受け止めて、お子さんが安心感を抱けるよう接することが大切です。

NG②成績が伸びない理由を決めつける

「成績が落ちているのは勉強量が足りていないから」などと決めつけて、勉強を強要することもオススメできません。

成績が伸び悩む理由を勝手に決めつけると、お子さんは「親とは上手くコミュニケーションが取れない」と感じ、親子関係の溝をつくる原因になります

実際に、キズキ共育塾の講師も、自身が学生のときに同じような体験をした人がいます。

当時は「親とは分かり合えなくてもいい」と関係を築くことをあきらめて、距離を置いた時期があったそうです。

成績が伸び悩む理由を勝手に決めつけずに、お子さんの話をしっかり聞くようにしましょう

NG③無理に悩みを聞き出そうとする

お子さんがなかなか学校や勉強の悩みを話してくれないときに、無理に聞き出そうとすることも、控えた方がよい行動です。

お子さんが相談できない理由として、単に「親に相談したくない内容だから」という可能性があるからです

それにも関わらず、何度も聞こうとすると親子関係が悪化して、話したいことも話せない状態になる恐れがあります。

無理に聞き出すのではなく、「いつでも話したいときに相談できる関係性」を目指しましょう。

お子さんが話してくれないと感じるときは、お子さんが話しだすときをじっと待つことが大切です。

進学校で落ちこぼれても大学合格は可能です

「進学校で落ちこぼれたら、末路はどうなるのだろう」と感じる方の心配事として多く挙げられるのが、進路についてです。

「浪人しなければいけないのだろうか」「大学に進学できるのだろうか」などと不安に思う方も少なくありません。

結論から言うと、「進学校で落ちこぼれたと感じる方も、大学進学は可能」です。

例えば、キズキ共育塾の生徒さんだけを見ても、(進学校での)不登校を経て、東京大学、慶應義塾大学、国際基督教大学(ICU)、明治大学、立教大学などの難関大学に合格した方も珍しくありません。

「勉強ができない…」と感じる方でも、大学受験に必要な資格を取得し、目標に向けて勉強をすれば大学進学が可能です。

「一般入試」であれば、学力試験だけで合否が決まるため、学校の成績は影響しません

また、総合型選抜入試(旧:AO入試)でも、経歴が問われず、自分の熱意や実績をアピールして合格することももちろん可能です。

実際に、キズキ共育塾の生徒さんには、「高校不登校・中退→高卒認定試験に合格→慶應義塾大学(総合政策学部)に総合型選抜試験で不登校に触れずに合格」などの例があります。

「本当に私もできるかな?」と不安に感じる方は、ぜひキズキ共育塾までご相談ください。

進学校の落ちこぼれを克服する方法

この章では、特に「進学校での落ちこぼれ」に悩むご本人さまに向けて、落ちこぼれの克服法を解説していきます。

このコラムを見ているあなたは、今まさに勉強の悩みを抱えているかもしれません。

キズキ共育塾の生徒さんにも、勉強に苦手意識を感じて入塾される方が多くいらっしゃいます。

苦手意識を克服する第一歩として、私たちが生徒さんと一緒に行っている方法の一つに、「今、自分が感じていることや状況の解像度をあげること、あいまいな気持ちや考えをはっきりさせること」があります。

苦手だと感じることが一つあるせいで、それ以外の全てについてもが苦手だと思い込んでいるケースはよくみられます。

例えば、「勉強が苦手」と感じていている人にも、「数学は苦手だけど、社会は好き」という得意・不得意があります。

また、苦手な数学の中でも「掛け算はできるけど、割り算はできない」というように、苦手教科の中にも得意・不得意があるはずです。

「自分の本当の苦手」が何かわかると、勉強に対するハードルが下がり、勉強が今まで以上に楽しく感じるかもしれません。

苦手を克服するためには、「苦手を細分化して、苦手を普通にすること」もしくは「得意な部分をさらに伸ばすこと」が大切です。

そのためにも、まずはご自身の得意・不得意を分析する必要があります。

一人で悩むよりも、学校や塾の先生などの勉強に詳しい人に相談してみましょう

私たちキズキ共育塾にご相談いただければ、あなたのための、勉強計画を一緒に考えることができます。

ご相談は無料です。少しでも気になるようでしたらお気軽にご連絡ください。

まとめ〜進学校で落ちこぼれても、将来は開けています

進学校での落ちこぼれについて、原因や対策などをご紹介しました。

進学校で落ちこぼれても、将来は開けています

お悩みは、親御さんだけで抱え込まず、「そうしたお悩み」をサポートする団体に相談することをオススメします。

このコラムがお役に立ったなら幸いです。

Q&A よくある質問

子どもが進学校で落ちこぼれているかもしれません…どうすればいいですか?

以下の対策が考えられます。

  • 勉強意欲がある場合:現状の学力を知り、勉強の目的を定める
  • 勉強意欲がない場合:勉強がつらい・したくないという気持ちと一緒に向き合う

詳細については、こちらで解説しています。

私は進学校の落ちこぼれています。克服する方法を教えてください。

苦手意識を克服する第一歩として、私たちが生徒さんと一緒に行っているのが、「今、自分が感じていることや状況の解像度をあげること、あいまいな気持ちや考えをはっきりさせること」です。

苦手だと感じることが一つあるせいで、それ以外の全てについてもが苦手だと思い込んでいるケースはよくみられます。

詳細については、こちらで解説しています。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
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KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校新聞 / 通信制高校ナビ

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

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