登校拒否とは? 不登校との違いや実態、親にできる対応を解説
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
以下のようなことで悩まれている親御さんはいませんか?
- うちの子、もしかして登校拒否?
- 子どもが登校拒否になったらどうしたらいい?
お子さんが学校に行きたがらない様子を見ると、不安になりますよね。
このコラムでは、登校拒否の定義や不登校との違い、現代における登校拒否の実態、子どもが登校拒否になったときの親の対応方法について解説していきます。あわせて、相談先やおすすめの本についてもご紹介しています。
子どもの登校拒否で悩まれている親御さんは、ぜひ読んでください。
目次
登校拒否とは?
「登校拒否」や「不登校」といった言葉の使い方は、日本の歴史上、さまざまな変遷をたどります。
1980年代から1990年代初頭まで、日本の研究者や専門家、マスコミは、「学校に行かない・行けない子」を「登校拒否」という言葉で表していました。
そして、1998年頃からは「不登校」と呼ばれるようになりました。
これは、子どもが「登校できない」状態を含む用語として、「登校拒否」よりも「不登校」が妥当であると議論されたことが背景にあります。(参考:前島康男「登校拒否・不登校問題の歴史と理論―学校に行かない・行けない子どもの言説史」)
登校拒否という言葉は、やや古いものであるということです。
登校拒否の定義
厚生労働省は、「登校拒否/不登校」を以下のように紹介しています。
何らかの心理的、情緒的、身体的若しくは社会的要因又は背景によって、児童生徒が出席しない又はすることができない状況(病気又は経済的理由による場合を除く。)
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「不登校 / 登校拒否(ふとうこう / とうこうきょひ)」)
上記は「登校拒否/不登校」と、二つをセットにして紹介しています。また、「学校恐怖症」という言葉も合わせて紹介しています。
「登校拒否・不登校問題の歴史と理論―学校に行かない・行けない子どもの言説史」でも、「今日、まだ研究者や専門家の間で登校拒否・不登校に関する言葉の定義は定まっていません」と指摘されています。(参考:前島康男「登校拒否・不登校問題の歴史と理論―学校に行かない・行けない子どもの言説史」)
そのため、「(不登校とは異なる、厳密な)登校拒否の定義」とは言えないかもしれません。
一方「不登校」については、文部科学省が「不登校児童生徒」として、以下のように定義しています。
何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの
(参考:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)、文部科学省「不登校の現状に関する認識)
登校拒否と不登校の違い
「登校拒否」と「不登校」は、日常的な場面で細かく使い分けられることはなく、ほぼ同じ意味で使われています。
ただし、それぞれの言葉に込められた意味合いが、以下のように少し異なるようです。
- 「登校拒否」は、登校しない・できない
- 「不登校」は、登校しない・登校したいけどできない
文部科学省の定義によると、「不登校」には、「登校しない(という積極的な意図がある)」だけではなく、「登校したいけどできない」といった場合も該当します。(参考:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)、文部科学省「不登校の現状に関する認識)
たとえば、子どもが学校に行きたいけど、登校前に吐き気がする、頭が痛くなるといった状態となり、登校ができない状態も含むのです。
一方、「登校拒否」は文字のとおり、「登校を拒む」要素が強く、「学校に行きたいけど」という意味合いがない・薄いのかもしれません。
以上から、「登校拒否」と「不登校」の使用上の意味には、少し違いがあると言えるのではないでしょうか。
その上で、登校拒否にしても不登校にしても、人によって捉え方は異なるでしょうし、「公的な定義・使い分け」が「絶対に正しい基準」とも限りません。繰り返すとおり、明確な定義はありません。
それを踏まえた上で、ここから先は、「登校しない・できない・したいけどできない」などの状態のことを、便宜上まとめて「登校拒否(不登校)」と表します。
年代ごとによる登校拒否(不登校)の実態と原因
この章では、小学生・中学生・高校生ごとによる登校拒否(不登校)の実態とその原因について、文部科学省の調査結果から解説していきます。(参考:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査)
ただしここで紹介する原因は、あくまでも「文部科学省の調査」に基づく結果です。民間団体の様々な調査の結果では、こちらと異なる傾向が示されることがあることにはご留意ください。
小学生・中学生①登校拒否(不登校)の人数
文部科学省の調査によると、2022年度の登校拒否(不登校)の人数は、前年度と比べると、小学生は約2万人増、中学生は約3万人増になっています。
また、小学生の登校拒否(不登校)の人数は10万5112人、中学生は19万3936人です。
10年連続増加傾向にあり、2022年度が過去最多を更新する結果となっています。
小学生・中学生②登校拒否(不登校)の原因
小学校・中学校の登校拒否(不登校)の原因で、最も多く占めるものは「無気力・不安」です。
次いで、「生活リズムの乱れ,あそび,非行」となっています。(参考:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について)
人数 | 不登校児童生徒に占める割合 | |
---|---|---|
無気力・不安 | 15万4772人 | 約51.8% |
生活リズムの乱れ,あそび,非行 | 3万3999人 | 約11.4% |
いじめを除く友人関係をめぐる問題 | 2万7510人 | 約9.2% |
親子の関わり方 | 2万2187人 | 約7.4% |
左記に該当なし | 1万4814人 | 約5.0% |
たとえば、キズキ共育塾では、勉強ができない不安を常に抱えていた小学校の生徒さんや、無気力で不登校になった中学校の生徒さんがいます。
登校拒否(不登校)になる原因には、いろんなパターンが考えられるでしょう。
高校生①登校拒否(不登校)の人数
高校生の登校拒否(不登校)の人数は、6万575人と公表されています。前年と比べると、約1万人増です。
また、高校生の長期欠席者(国公私立)は12万2771人と、過去最多となっています。
高校生②登校拒否(不登校)の原因
高校生の登校拒否(不登校)の原因は、小学生・中学生と同じく、「無気力・不安」が最も多くなっています。(参考:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について)
人数 | 不登校児童生徒に占める割合 | |
---|---|---|
無気力・不安 | 2万4223人 | 約40.0% |
生活リズムの乱れ,あそび,非行 | 9651人 | 約15.9% |
いじめを除く友人関係をめぐる問題 | 5576人 | 約9.2% |
入学,転編入学,進級時の不適応 | 5070人 | 約8.4% |
左記に該当なし | 4858人 | 約8.0% |
高校生が登校拒否(不登校)となる原因に、「入学,転編入学,進級時の不適応」があるのは、小学生・中学生と異なる点です。
たとえば、キズキ共育塾では、進学校の授業ペースや課題の量についていけず、勉強意欲が低下し、登校拒否(不登校)になった生徒さんがいます。
このように、高校生ならではの苦悩や生活背景などから、登校拒否(不登校)になったと考えられるでしょう。
子どもが登校拒否(不登校)になったときに親ができる6つの対応
「子どもが登校拒否(不登校)になって、親ができることは何だろう」と悩んでいる親御さんに向けて、登校拒否(不登校)になった子どもへの対応方法について6つ紹介します。
対応①子どもと対話する
まず、「学校で何かあった?」「どうしたの?」など、学校での様子や子どもの思いを聞いてあげましょう。
「厳しく意見する」「励ます」「誰かと比べる」といった言動は、子どもにとって大きなストレスになります。言葉遣いや声かけには、十分配慮しましょう。
中には、学校のことを思い出すだけで嫌な気分になる子どももいます。
子どもが話したがらないのに、「何か嫌なことがあったの?」「学校に行けない理由を教えて」などと無理強いすると逆効果です。そういった子には、自分から話し出すまで待ってあげましょう。
普段の生活で真剣に話す場を設けるより、何か子どもと共同作業をしながら話を聞き出すと、より自然に話ができるかもしれません。
「子どもと料理をしながら話をしてみる」「子どもとスポーツをしながら話をしてみる」など、無理なく話せる環境を作ってみてください。
対応②学校以外の学びの場を提案する
フリースクールや塾、家庭教師といった、学校以外の学びの場を提供するのも一つの方法です。
フリースクールとは、登校拒否(不登校)の子どもに対し、学習活動、教育相談、体験活動などを行っている民間の施設のことです。(参考:文部科学省「フリースクール・不登校に対する取組」)
「学びの場が全て学校」と思ってしまうと、「余計に学校に行きたくない」と思う可能性があります。
体験会や相談会に参加し、「学校以外にも勉強できる場所はある」と提案してみましょう。
対応③保健室登校・別室登校を提案する
学校に行けなくて罪悪感を抱いている子どもには、保健室登校を提案してみましょう。
保健室登校とは、クラスメイトがいる教室ではなく、保健室に登校し、保健室で過ごすことを指します。
保健室登校は、子どもの孤立を防ぐ、学校との接点を持ち続けられるといったメリットがあります。
しかし、子どもによっては、人目が気になり、後ろめたさを感じるかもしれません。
強制ではなく、子どもが主体的に登校できるようになるのが大切です。
また、保健室登校に似た仕組みとして「別室登校」「放課後登校」もあります。
保健室登校については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
対応④在籍中の学校や専門機関に相談する
現在、登校拒否(不登校)に関して、数多く相談できる場所があります。
在籍中の学校だけでなく、児童相談所や精神保健福祉センターなど、さまざまな専門機関を活用してみてください。
主な相談先については、こちらで紹介します。
対応⑤転校や再入学や転入、編入を検討する
転校や、高校の場合は再入学や転入、編入をするといった方法もあります。
子どもによっては、他の学校のルールや校風がマッチしているかもしれません。
転校や再入学をすることで、新しい人間関係を構築できるきっかけとなります。
在籍中の学校では問題が解決しない場合、検討してみてください。
対応⑥登校拒否(不登校)に関する情報を集める
登校拒否(不登校)に関する情報を集めてみましょう。
情報を得る方法には、以下のようなものがあります。
- 登校拒否(不登校)を経験した人のブログ・書籍
- 登校拒否(不登校)の生徒を対象とする学習塾やフリースクール
- 子どもの登校拒否(不登校)に関する親同士の交流の場「親の会」 など
こちらで、登校拒否を相談できる場所について、詳しく紹介します。
登校拒否(不登校)に関する5つの相談先
「登校拒否(不登校)について相談したいけど、どこに相談すればいいかわからない」といった人に向けて、この章では、登校拒否(不登校)に関する5つの相談先について紹介します。
相談先①在籍している学校
在籍中の学校は、もちろん相談先候補の一つでしょう。
クラスの状況をよく知っている担任の先生や、学年主任の先生、養護教諭(保健室の先生)など、日頃の子どもの様子を把握している先生たちに相談することで、わかることがあるかもしれません。
通学していた学校であれば、その後の進路や進級の相談もしやすいでしょう。
また、「心の専門家」であるスクールカウンセラーに相談するのもおすすめです。スクールカウンセラーとは、心理に関する専門知識を持ち、学校でのさまざまな問題に対し、生徒や親御さんなどに助言や指導を行う人のことです。
子どもだけでなく、親御さんへのアドバイスやカウンセリング、専門家への紹介などを受けられます。
ただし、「すでに学校に相談していて、なかなかよい対応が得られない」という場合には、学校との相談を無理矢理続ける必要はありません。
進学といった必要最低限の情報を得られる繋がりは保ちつつ、相談は別のところで行っても問題ありません。
相談先②公的機関
登校拒否(不登校)の専門家が在籍している公的機関もあります。
以下はその一例です。
ひきこもり地域支援センター
全国には、ひきこもりに関するさまざまな支援機関・相談窓口があります。
「ひきこもり地域支援センター」では、社会福祉士、精神保健福祉士などの資格を持つ支援コーディネーターが中心となって、相談支援や、地域における関係機関と連携した支援を行っています。
令和3年4月現在、すべての都道府県・指定都市に設置されています。
■全国の一覧:全国の相談窓口はこちら(ひきこもりVOICE STATION)
児童相談所
児童相談所は、都道府県、指定都市等が設置する機関です。子どもの健やかな成長を願って、ともに考え、問題を解決していきます。
18歳未満の子どもやそのご家族を対象として、子育てやしつけの悩み、発達障害、子どもの行動上の問題、里親、ヤングケアラーなど子どもの福祉に関する様々な相談を受け付けています。
■電話番号:0120-189-783(いちはやく・おなやみを。お近くの児童相談所につながります)
■全国の一覧:全国児童相談所一覧(こども家庭庁)
■公式ウェブサイト:児童相談所 虐待対応ダイヤル「189」(子ども家庭庁)
子供家庭支援センター
18歳未満のお子さんや子育て家庭のあらゆる相談に応じるほか、ショートステイや一時預かりなど在宅サービスの提供やケース援助、サークル支援やボランティア育成等を行っています。
地域の子育てに関する情報もたくさん持っています。各市町村などに設置されています。
教育センター
高校生相当の年齢までの子どもやその保護者、学校関係者を対象として、不登校やいじめ、発達障害など、教育場面での悩みを中心に相談することができます。
■全国の一覧:都道府県・政令指定都市・中核市教育センター等(文部科学省)
自治体や都道府県ごとによって、情報は異なります。
詳しくはインターネットで、お住まいの地域自治体をご確認ください。
相談先③医療機関
登校拒否(不登校)の原因に、病気や障害が関係する可能性も考えられます。
たとえば、お子さんが以下のような場合です。
- 朝が起きられない
- 頭痛や腹痛が治らない など
子どもの身体や精神状態は、安易に判断できるものではありません。
気になる人は、以下のような医療機関を活用し、相談してみてください。
- 発達障害者支援センター
- 精神保健福祉センター など
または、かかりつけの小児科や、近くの内科、心療内科、保健所などに相談してみるのもよいでしょう。
相談先④登校拒否(不登校)の「親の会」
「公的機関や医療機関は少し大袈裟な気がする」「登校拒否(不登校)で悩む親同士の交流がほしい」といった人は、親の会に参加してみてください。
親の会とは、登校拒否(不登校)や発達障害など、同じような悩みを抱える親同士の意見交換ができる場所の総称です。
たとえば、「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」は、不登校で悩む親同士が繋がり、悩みを共有できます。
客観的な意見が聞けるだけでなく、抱えていた悩みが解放されるきっかけとなるかもしれません。
相談先⑤学習塾・家庭教師など
登校拒否(不登校)の生徒を対象とする学習塾や家庭教師、フリースクールなどを利用するのもおすすめです。
知識や情報が豊富なだけでなく、心理的なサポートから勉学の支援まで、幅広く対応しています。
キズキ共育塾も、その一つ。
登校拒否(不登校)に悩まれているお子さん・親御さんに寄り添い、全力でサポートします。
ぜひ一度、お気軽に私たちにご相談ください。
私たちキズキ共育塾は、不登校や登校拒否でお悩みの方のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
補足:その他の相談先
ご紹介した紹介先以外にも、登校拒否(不登校)の相談先は全国にあります。
いくつか探してみて、利用しやすそうなところ、子どもに合っていそうなところに相談してみましょう。
家の近くにない場合でも、電話やメールで相談することもできます。
繰り返しになりますが、専門家には相性があるので、お子さんやご家族に合った専門家が見つかるまで、複数の場所に足を運んでみることが大切です。
登校拒否(不登校)のお子さんがいる親御さんへ、おすすめの本5選
「誰かに相談する前に、自分で何とか子どもと向き合える方法はないかな?」「登校拒否(不登校)に関するおすすめの本を教えてほしい」。
そういった人はいませんか?
この章では、登校拒否(不登校)のお子さんがいる親御さんにおすすめの本を5冊を紹介します。
おすすめ①子どもが不登校になったら読む本——すべて解決できる〝笑顔の処方箋〟
本書はタイトル通り、「子どもが不登校になったら」読んでほしい本となっています。
著者は、自身のお子さんが登校拒否(不登校)になった実体験をブログに書いたことで話題となった、人気ブロガー。
子どもに目を向ける前に、苦悩している親御さんの心をなんとかするための具体的な方法や、自分との向き合い方などが載っています。
「私のせいで子どもが登校拒否(不登校)になったかも」と悩んでいる人におすすめの一冊です。
おすすめ②NPOカタリバがみんなと作った 不登校——親子のための教科書
本書は、学校の外から教育支援を続け、登校拒否(不登校)支援にも力を入れてきた「認定NPO法人カタリバ」によって作られました。
登校拒否(不登校)を乗り越えた親子や、現場の支援スタッフ、心や教育の専門家による知恵と経験が結集。
リアルで具体的な悩みへのヒントが詰まっており、情報が網羅的で実用的な、まさに「教科書」と言える一冊です。
おすすめ③不登校、頼ってみるのもいいものだ——悩める親子が不登校の迷路から抜け出すためのお母さん・お父さんレッスン
本書は、登校拒否(不登校)を乗り越えるための親御さんに対し、具体的な行動や言動のアドバイスが書かれています。
著者は、登校拒否(不登校)の相談・交流会など、幅広い取り組みを行っているフリースクール元気学園の校長先生。
実際に悩みから抜け出した家庭や、親の役割と他人に任せるところを分離して考える方法などが紹介されています。
登校拒否(不登校)に関する、あらゆる悩みの整理に役立つ一冊です。
おすすめ④学校に行けない子どもの気持ちがわかる本
実際に登校拒否(不登校)・引きこもりを経験した、不登校・引きこもり専門カウンセラーが書いた書籍です。
親の心を落ち着かせる実践的なワークや、子どもの心に寄り添う5ステップなど、具体的な方法が載っています。
「子どもが何を考えているのかわからない」「子どもが心を閉ざしてしまった」と悩む人におすすめです。
おすすめ⑤子どもが不登校になっちゃった!
本書は、著者自身のお子さんが登校拒否(不登校)になった実体験をもとに作られています。
登校拒否(不登校)のリアルや、親のやってはいけない10ヶ条など、情報満載の一冊。
イラストや実践解説付きで、効果的な声かけなども収録されています。
「何をどうしていいのか分からない」と悩んでいる親御さんにおすすめの本です。
学校休んだほうがいいよチェックリストのご紹介
2023年8月23日、不登校支援を行う3つの団体(キズキ、不登校新聞、Branch)と、精神科医の松本俊彦氏が、共同で「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成・公開しました。LINEにて無料で利用可能です。
このリストを利用する対象は、「学校に行きたがらない子ども、学校が苦手な子ども、登校拒否(不登校)の子ども、その他気になる様子がある子どもがいる、親御さんまたは教員(子ども本人以外の人)」です。
このリストを利用することで、お子さんが学校を休んだほうがよいのか(休ませるべきなのか)どうかの目安がわかります。
その結果、お子さんを追い詰めず、うつ病や自殺のリスクを減らすこともできます。
公開から約1か月の時点で、約5万人からご利用いただいています。お子さんのためにも、親御さんや教員のためにも、ぜひこのリストを活用していただければと思います。
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」はこちら(LINEアプリが開きます)
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」作成の趣旨・作成者インタビューなどはこちら
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」のメディア掲載・放送一覧はこちら
私たちキズキでは、上記チェックリスト以外にも、「学校に行きたがらないお子さん」「学校が苦手なお子さん」「登校拒否(不登校)のお子さん」について、勉強・進路・生活・親子関係・発達特性などの無料相談を行っています。
チェックリストと合わせて、無料相談もぜひお気軽にご利用ください。
私たちキズキ共育塾は、不登校や登校拒否でお悩みの方のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
まとめ〜子どもが登校拒否(不登校)になったら、抱え込まず、相談してください〜
お子さんが登校拒否(不登校)になったら、抱え込まず、まずは誰かに相談してみてください。
キズキ共育塾は12年間、たくさんの登校拒否(不登校)のお子さん・親御さんをサポートしてきました。
登校拒否(不登校)について、ぜひお気軽に、あなたの思いをお聞かせください。
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