
やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための「キズキビジネスカレッジ」も運営。
こんにちは、発達障害や不登校・中退などのお子さんを勉強・メンタルの両面から完全個別指導で応援するキズキ共育塾の寺田淳平です。
このコラムでは、不登校の中学生の将来の選択肢や、不登校経験者が感じる後悔、親御さんができる対応について解説します。
この記事を読んでわかること
さらに、実際の不登校経験者の体験談も紹介します。 不登校の中学生の子どもの将来について悩んでいるという親御さんは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ここからは、国の出している統計を交えながら、詳しいデータを見ていきましょう。
文部科学省の調査によると、「不登校だった中学3年生の81.9%は、20歳になったときは就学・就業をしている」というデータがあります。(参考:文部科学省『「不登校に関する実態調査」~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(平成26年7月9日)』)
不登校になると将来に不安を感じる人も多いと思います。 しかし、しっかりと進路を選んで、その後の人生を充実させている人も少なくありません。
不登校に伴う不安や苦労があることは否定しませんが、「今の学校」に合わないからといって、別の学校や社会が合わないわけではないのです。
「たまたま同じ地域に住んでいる人が通う公立中学校」や、「カリキュラムや教育方針が決まっている私立中学校」などになじめなくても、お子さんの将来は開けますので安心してください。
前に紹介した調査では、「中学3年生で不登校だった人のうち、約20%は仕事も進学もしていない」という結果が出ています。 しかし、この調査は、あくまで「20歳時点」での話です。
20歳を過ぎてから大学受験を目指し、合格した人」「20歳を過ぎてから就職活動をして、働き始めた人」などは、キズキ共育塾の生徒さんの事例だけを見ても決して少なくありません。
また、不登校を経験したかどうかに関わらず、20歳のときに「浪人していた」「資格取得のために独学で勉強していた」というような人も珍しくはありません。
後でご紹介するように、不登校のお子さんや、その親御さんを応援・支援する人たちもたくさんいますので、ぜひ積極的に相談・利用してみてください。
平成30年度の内閣府の調査によると、「引きこもりになったきっかけ」として「小学生・中学生・高校生時の不登校」と答えた数・割合は、次のとおりです。(参考:内閣府『令和元年版・子ども・若者白書』)」
*内閣府の調査内容*
もちろん、非常に少ない割合ではありますが、「不登校は、引きこもりのきっかけになりうる」というのも事実としてあります。
不登校の中でも、対人関係に緊張・不安を有する方は、引きこもり化しやすいという説もあるそうです。(参考:高塚雄介『内閣府や東京都のひきこもり 実態調査から読み取れること ~ひきこもりの多面的理解と対応の必要性~』)
たとえ、引きこもりにまではならなくても、不登校の結果として、勉強の機会や社会との関わりが少なくなることは気にかけておく必要があるかもしれません。
もし、引きこもり化や何もしない期間の長期化についてのお悩みの方は、後述の相談相手を利用することで、お子さんの実状に沿った対応が見えてくるかもしれません。
文部科学省が不登校の中学生の「その後」について、追跡調査をした結果があります。
先ほども一部挙げた2014年のデータになりますが、そこには当時中学生だった学生の20歳時点での生活状況が詳しくまとめられています。(参考:文部科学省『「不登校に関する実態調査」 ~平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書~(概要版)』)
*20歳時点での生活状況*
上記のデータから、「約55%の人が20歳時点で働いているということ」、そして「約50%の人は、勉強を続けていること」がわかります。
また、20歳時点での具体的な就職状況と就学先については、以下のような結果が出ています。
*就職状況*
*就学先*
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な中学生のための、完全個別指導塾です。進路/勉強/受験/生活などについて、無料相談ができます。オンライン授業で全国対応。お気軽にご連絡ください。
校舎一覧を見る(オンライン校は全国対応)「お子さんの進路・選択肢はある」という安心材料にしていただいた上で、実際に「あなたのお子さん」に向いた進路については、お子さんとも話しつつ、後述する相談先を利用することをオススメします。
ここからは、不登校の中学生の進路選択についてご紹介します。
1つ目の進路は、高校進学です。
*高校選びで大切なこと*
*受験方式の種類*
もちろん、お子さんが現在中1や中2であれば、受験までに学力や内申点を上げることは十分に可能です。
中学不登校からの高校進学・受験の詳細、高校の種類、高校選びのポイントなどは、コラム「不登校でも高校進学できます!受け入れOKな高校・受験方法・対策を紹介」をご覧ください。
高校以外にも、例えば、高等専修学校や高等専門学校(いわゆる高専)も、進路候補となります。 高等専修学校とは、工業・医療・衛生分野などの、職業に関連した知識や技術を学ぶことができる学校です(「専門学校の基礎版」とイメージするとわかりやすいと思います)。
高等専修学校(平成30年度) ■学校数:約400校 ■学生数:約3万6千人 参考:文部科学省『未来をひらく高等専修学校』
高等専門学校(平成28年度) ■学校数:57校 ■学生数:約6万人 参考:文部科学省『高等専門学校(高専)について』 ※一定の条件を満たすと、大学受験の資格を得られる学校もあります。
高等専修学校・高等専門学校の詳細は、コラム「高校中退から専門学校への進学方法を紹介!〜高等専修学校・高専も解説〜」をご覧ください。(高校を中退した方向けの記事ですが、各学校の説明はどなたが読んでも参考となります)
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フォームで問い合わせ高校に行かずに、文部科学省が実施する高認試験(高卒認定、高等学校卒業程度認定試験)に合格して、大学や専門学校への進学を目指すという選択肢もあります。
*高認試験に合格ことで得られるメリット*
実際に、キズキ共育塾にも、高校を中退して、高認からの大学進学を目指している生徒さんは多いです。 高認は、様々な事情があって高校に通うことが難しい方には、有効な選択肢になります。
高認試験は、高校で単位を取得していれば受験を免除される科目もありますし、逆に、高認に合格した科目を単位に換算できる高校もあります。
しかし、中学卒業後に高校に進学せず、最初から高認経由で大学や専門学校を目指すのは、以下の理由からあまりオススメしません。
「最初から高認一本」というスタンスではなく、まずは高校などの学校進学と並行して高認も考えてみることをオススメします。
高認についての詳細は、コラム「【すぐ読める】高卒認定試験とは?意外と簡単!取得のメリット・合格のポイントをご紹介」をご覧ください。
中学を卒業してそのまま働くという選択肢もあります。 社会に出て、様々な経験を積むことや自分でお金を稼ぐことで、多くの成長があるかもしれません。
中卒ではたらくことの難しさとして、高卒や大卒と比べると、職業や働き方の選択肢が限られる可能性があるからです。
「中卒で働くなんてダメだ」とは言いません。ですが、その後の選択肢を広げるためには、前項までの学校の卒業や高認の合格も選択肢も入れるよう、お子さんと話しみてください。 もちろん、進学は中卒後すぐじゃなくてもいいですし、働きながらでも大丈夫です。
ちなみに、お子さんが「家計の状況が厳しそうだから進学せずに働く」と思っているようであれば、次のような対応をオススメします。
もちろん、一度働いてみて、その後に進学や高認の取得を目指すということも可能です。
参考として、中卒から行きやすい業界についてはコラム「中卒からの就職、行きやすい5つの業界をご紹介」をご覧ください。
子どもの将来について、「人生で一度しかない学生時代を不登校で過ごすなんて、後悔するんじゃないか」という心配・不安がある親御さんもいるでしょう。
実際に不登校の経験者に話を聞きたくても、「後悔してる?」なんて気軽に聞けるものではありませんし、聞けたとしても、あなたのお子さんに当てはまるとは限りません。
ここからは、私たちキズキ共育塾が独自に取ったアンケートも交えて紹介していきます。
報告書には、不登校に対する後悔の有無として、以下のような設問があります。
「今、考えると、小中学生の頃、不登校で学校に行かなかったことをどう思いますか。次の1~4の中からいちばん近いものをひとつ選んで○をつけてください。」 この設問の回答結果(有効回答数1,604) ■行けばよかった:606件(37.8%) ■しかたがなかった:494件(30.8%) ■行かなくてよかった:183件(11.4%) ■何とも思わない:273件(17.0%) ■未回答・無効回答:48件(3.0%)
この回答結果から、次のことが読み取れます。
不登校に対して後悔している人は、肯定的な人に比べて3倍以上もいるということがわかります。 ただし、上記は次のようなグループ分けで考えることもできます。
こうすると、不登校について「中立的」「後悔がない」という人の割合が、「後悔がある」人たちよりもかなり多いことがわかります。
当該項目は、「不登校により失ったものがある」と回答した人数を100とし、失ったものの具体的内容の内訳をパーセンテージで示しています。
(a)学力、勉強(14.6%)
(b)友人関係(6.9%)
(c)進路(10.9%)
(d)思い出(6.3%)
また、キズキ共育塾の生徒さんたちからは、次のような声もあります(一部です)。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な中学生のための、完全個別指導塾です。進路/勉強/受験/生活などについて、無料相談ができます。オンライン授業で全国対応。お気軽にご連絡ください。
LINEで問い合わせ報告書の内容及びキズキ共育塾の生徒の声を、分類・要約して見てみましょう。
当該項目は、「不登校により得たものがある」と回答した人数を100とし、得たものの具体的内容の内訳をパーセンテージで示しています。
(a)休んだおかげで今の自分がある(18.9%)
(b)成長した、視野が広がった(13.2%)
(c)出会いがあった、学校に巡りあった(16.0%)
(d)人とは違う経験をした(11.3%)
(e)その他
また、キズキ共育塾の生徒さんからは、次のような声があります(一部です)。
不登校期間中に継続して「何か」をやっておくと、継続できたという事実そのものや、それが具体的に役立つ機会によって、「不登校の期間があってよかった」と思える可能性は高まります。
ただし、心身の調子を整っていないときに無理は禁物(=心身の調子を整えることが一番)です。 嫌なことを無理やりするのではなく、楽しんでできることのほうがよいでしょう。
また、もしかしたら「楽しんで」はできないかもしれませんが、「勉強」はもちろん一般論として役に立つでしょう。
不登校のお子さんの将来を考えるにあたって、実際の経験者の体験談を聞きたいという親御さんもいるでしょう。 ここでは、不登校経験を持つ、キズキ共育塾の講師による体験談を紹介します。
①進学先で今でもつき合いのあるかけがえのない友人たちと出会えた。 ②今に通ずる価値観を得られた。
①不登校に伴い中学内容の基礎学力が完全に身についていたわけではないことから、高校で学ぶ単元の一部において、基礎がある他のクラスメイトとの間にハンデを感じたことがある。 ②不登校時の生活習慣がなかなか改まらず、平均的な生徒と比べて欠席日数も多かった。
あなたのお子さんも、今現在で学校や不登校にまつわる悪影響や後悔をすでに持っていたとしても、これから楽しい時間や充実した時間を過ごすことで、それらを次第に小さくしていくことはできます。
重要なのは、不登校という過去や今にこだわりすぎず、これからの人間関係や勉強環境を大切にしていくことです。
不登校で後悔したことは、給食、授業、運動会、文化祭、合唱祭、修学旅行、卒業遠足、卒業式などのイベントを経験できなかったことです。
そんな私は、その後高校と大学を卒業し、一時期は都立の学校で教師として働いていました。 そして、教師として上記のようなイベントを経験したとき、(教師という立場であっても、)それらを楽しんでいる自分に気づいたんです。
不登校でぽっかり穴があいたような気持ちだった私の心を、出会った人たちが少しずつ埋めてくれたように思えます。 よい出会いがあったこと、そしてそれに気づけたことが、不登校をしてよかったと思う理由です。
不登校の子どもの将来に向けて、親としてできる対応はもちろんあります。 ここでは、個々人の状況にもよりますが、一般論の範囲でオススメしたい対応を紹介します。
大前提として、まずは、お子さんだけでなく、「親御さん自身」のためにも行ってほしいことがあります。 それは、ぜひ、「不登校に詳しい専門家・第三者を利用してほしい」ということです。
相談先となる専門家・第三者の例としては、次のようなものがあります。
お子さんにつきっきりになっていると、どうしてもお互いに疲れがたまるものです。
専門家・第三者を頼ることで、それぞれのご家庭・お子さんに応じた、より適切な対応ができるようになります。
話すだけでも気が楽になり、前向きな考えも浮かびやすくなります。 ぜひ、専門家・第三者を頼ってください。
お子さんの、「自分の気持ちをうまく言えない状態」を理解することも重要です。
不登校のお子さんは、自分でも自分の気持ちを理解できていないことがよくあります。 不登校じゃなくても、子どもが思春期だと、気持ちを素直に話せないことがあります。
親御さんとしては、不登校のお子さんが何を考えているのか、何をしたいのか、気になると思います。 親としては、「こうなってほしい」という願望もあるでしょう。
お子さんが「気持ちをうまく言えない状態」であるとご理解の上、日常の会話や行動を通じて、少しずつ将来について話していくようにしましょう。
このように、日常を通じて「うまく言えない気持ち」を引き出していくことで、将来についてお子さんとしっかり話せるようになります。
お子さんを大事に思っている、ということを、明確に言葉にして伝えましょう。
*伝えるべきこと*
親御さんが、明確に言葉にして「あなたが大事だよ」と伝えることで、お子さんは、「自分の親は、将来や不安の話をしても否定的にならずにちゃんと聞いてくれるかもしれない」と希望を持つことができます。
お子さんが不安について少しずつ話せるようになることで、不安はやがて解消されていくものです。
また、不登校になると、学校の友人とのコミュニケーションは少なくなります。 そのため、こういう言葉がけは、お子さんが引きこもりになるリスクを減らすことにも繋がります。
ですから、お子さんの悩みや孤独が深くならないためにも、言葉にして「大事だ」と伝えていきましょう。
声掛けの応用編の例としては、お子さんが 「ゲームをしたい」「○○を食べたい」「マンガを読みたい」 などというように言ったときには(思うところはいろいろあると思いますが)、まずは「そっか、○○したいんだね」といった言葉で受け入れてください。 また、「なんていうゲームをやりたいの?」「どこでそのマンガ買おうか?」というスタンスで話を聞くことも、お子さんの安心につながります。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な中学生のための、完全個別指導塾です。進路/勉強/受験/生活などについて、無料相談ができます。オンライン授業で全国対応。お気軽にご連絡ください。
資料を無料ダウンロード家庭以外の居場所を見つけることも大切です。 大抵の子どもにとって、「居場所」は家と学校がほとんどです。
家にしかいないと、社会とのつながりがなくなり、どんどん内向きな思考になっていきます。 そして不登校の場合、内向きな思考はネガティブな考え方に陥りやすくなりますので、注意が必要です。
居場所の例としては、次のようなものがあります。
お子さんと話して、ぜひ居場所を見つけるようにしましょう。 しかし、「居場所」の候補が見つかっても、不登校の子どもにとって「外の世界に出る」ことは、すごく勇気のいることだと思います。 ですので、慣れるまでの間は送迎などのサポートがあると、お子さんとしても安心して外出できるでしょう。
不登校になると、勉強をする時間は減りやすいと思います。 そのため、心身の調子次第ではありますが、勉強する機会を保つことも考えてみましょう。
「学校には行っていないけど勉強はしている」という状況は、お子さんの自己肯定感を保つためにも重要です。
また、お子さんに「勉強したい」と相談されたときは、「じゃあ学校に行きなさい」と言うのではなく、塾、家庭教師、通信講座などを一緒に探してほしいと思います。
私たちキズキではキズキ家学という不登校専門の家庭教師サービスを運営しています。ご本人だけ・親御さんだけでのご相談もOKですので、お気軽にご連絡ください。
キズキ家学を詳しく知る先ほどもお伝えしたとおり、不登校でも進学できる高校・学校はたくさんあります。 中学で不登校だと、直近で一番不安に思うことは、「高校(など)に進学できるのだろうか」ということではないでしょうか。
それはお子さん本人も同じで、以下のような不安を感じていると思います。
中学の出席日数が少ないと進学できない高校」は、確かにあります。 ですが、中学不登校から進学できる高校もたくさんあります。
中学での出席日数を問わない高校もありますし、受験で学力試験がない高校もありますし、毎日通学しなくてよい高校もあるのです。
■中学不登校から進学できる学校の例 通信制高校、定時制高校、一部の私立高校、東京都ならチャレンジスクール、神奈川県ならクリエイティブスクールなど このように、「選択肢がある」と知ったお子さんは、無用の焦りや苦しみから解放され、将来に前向きになれます。 その上で、「どんな学校なら進学できそうか、どんな学校なら通いたいか」をお子さんと一緒に考え、学校見学なども行ってみてはいかがでしょうか。
私たちキズキ共育塾は、学校が苦手な中学生のための、完全個別指導塾です。進路/勉強/受験/生活などについて、無料相談ができます。オンライン授業で全国対応。お気軽にご連絡ください。
校舎一覧を見る(オンライン校は全国対応)*今回のまとめ*
実際に進路を決めるときには、お子さんの話によく耳を傾けつつ、ぜひ、専門家や第三者の意見を求めてください。 そうすれば、不登校の中学生の親御さんの不安は、きっと解消に向かうと思います。
私たち、キズキ共育塾でも、不登校の中学生のサポートをしています。 中学校で不登校になった生徒さんが「次の一歩」に向けて勉強しています。
ご相談は無料で、親御さんのみの相談も受け付けておりますので、少しでも気になるようでしたらお気軽にお問い合わせください。
共同監修・石井志昂氏からのアドバイス
お子さんに向いた高校はきっと見つかります
不登校の人の将来は多様です。山あり谷ありで、いいことも悪いこともあるでしょう。ただ、不登校「だから」将来に悪いことが起きる、というわけではありません。いいことも悪いことも起きるのが人生というもので、それは不登校の人も学校に行っている人も同じなのです。
そして、不登校のお子さんのいまと将来のために大切なことは、「親から愛された経験」や「言葉にできない『学校への思い』を、無理に問い詰められなかった経験」などです。「人には不登校が必要なときもある」と思い、お子さんを支えていただければと思います。
/Q&Aよくある質問
中学生の子どもが不登校で、将来が心配です。
中学生で不登校の子どもの将来のために、親ができることを知りたいです。