勉強したくないときのやる気の出し方|元劣等生でも学習に励めた方法10選
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートするキズキ共育塾です。
- やらなきゃいけないのに、どうしても勉強したくない…
- スマホばかり見てしまって、そんな自分に嫌気がさす…
今、そんなふうに自分を責めていませんか?
ですが、自分が悪いと考える必要はありません。勉強する気が起きないのは、あなたが怠けているからではないからです。心や脳が「疲れている」「混乱している」とサインを出しているだけです。
このコラムでは、元劣等生である筆者が、これまで1.4万人以上の学び直しを支援してきたキズキ共育塾の知見をもとに、「今すぐできる対処法7つ」から「根本的な解決方法3つ」、合計10の方法をわかりやすく解説します。
まずは、エネルギーがなくてもできる簡単な方法から見ていきましょう。しんどいときは、気になるところだけ読めば大丈夫です。
私たちキズキ共育塾は、勉強をしたくない人のための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
勉強したくないときの「すぐできる」即効対策7選
勉強したくないときは、気合いや根性でどうにかしようとするのではなく、小さな行動から実行することが大切です。
ここでは、疲れているときややる気が起きないときでも取り組みやすい対策を紹介します。 ひとつでも十分なので、「これならできそう」と思えるものから試してみてくださいね。
対策1.とりあえず5分だけ机に向かう
勉強しないといけないと頭ではわかっていても気が向かないときは、5分だけでいいので机に向かってみましょう。
というのも、脳には「作業興奮」と呼ばれる仕組みがあり、行動を始めることでやる気が引き出されると考えられています。
人は何かに取りかかると、アセチルコリンといった神経伝達物質の働きによって集中力が高まり、やる気が後からついてくるのです。
こうした変化は、作業を始めてから5〜10分ほどで感じられることが多いとされています。
こうして少しでも勉強を進めると小さな達成感が生まれ、それがさらに次のやる気へとつながっていきます。
<まとめ>
- 行動し始めると、やる気は自然と沸く
- まずは「5分だけ」と決めて机に向かう
- 簡単な問題に取り組んでみる
対策2.スマホを別室に置く・物理的に遠ざける
アプリやSNSは、人を長時間引きつけるように設計されています。
だからこそ、勉強したいときは物理的に遠ざけることが大切です。視界に入るだけでどうしても触りたくなり、集中力が落ちることもあるでしょう。
スマホを使わない努力ではなく、使えない仕組みを作ることがポイントです。
<まとめ>
- スマホが近くにあると勉強に集中しづらい
- 親に預ける、もしくはスクリーンタイムに制限をかける
- 結果として、勉強に集中しやすい環境が整う
対策3.簡単な問題・得意科目から始める
最初は、比較的簡単な基礎問題や得意科目から始めましょう。
最初から難しい問題に取り組む必要はありません。小さなステップから少しずつ解いていくことで、自分にも解ける問題があると、実感できるようになるはずです。
また、簡単な問題を繰り返し解くことで基礎知識が身につき、応用問題に取り組むときにも役立ちます。得意科目に取り組むことで前向きな気持ちが生まれ、勉強へのストレスもやわらぎます。
<まとめ>
- 簡単もしくは得意な問題から始める
- 成功体験がつき、学力もあがる
- 少しずつ難易度を上げていく
対策4.勉強する場所を変える
家で集中できない場合は、図書館や自習室、静かなカフェなど、勉強に集中しやすい環境に身を置きましょう。
家は本来リラックスする場所です。テレビやゲームがあったり家族が話しかけてきたりすると、どうしても集中しにくいと感じることがあります。
そうしたときに勉強に励めなくなるのは、あなたの意思が弱いからではありません。環境を整えることも大切です。
自分なりの落ち着ける場所や集中しやすい場所をみつけてくださいね。
<まとめ>
- 自宅には刺激がたくさんある
- 家以外で勉強しやすい場を作ることが大切
- 図書館やカフェなど、お気に入りを見つけよう
対策5.ご褒美を具体的に設定する
なかなか気が向かないときは、勉強が終わったあとの自分にご褒美を用意してみましょう。
ゲームを1時間する、アイスクリームを食べる、友だちと遊びに行くなど、自分がワクワクできることであれば何でも構いません。
ポイントは、30分後や3ページ分など、短いスパンで設定することです。最初から長時間・大量に頑張るといった長い目標を立てると、疲れやすくなるうえ、勉強に集中しにくくなります。
頑張る時間と息抜きをする時間をうまく混ぜることで、少しずつストレスも和らぐはずです。
<まとめ>
- 大きな目標は立てなくていい
- 一区切りごとに、小さなご褒美を用意する
- 集中する時間とリラックスする時間にメリハリをつける
対策6.机の上を片付づる・情報を整理する
机の上が散らかっている場合は、まず整理整頓をして、勉強に集中しやすい環境を整えましょう。
机の上が散らかっていると、それだけ多くの情報が視界に入り、意識が散漫になりやすくなります。まずは、今使うものだけを机に出し、それ以外は片づけてみてください。
視界がすっきりすることで集中しやすくなるだけでなく、気持ちも整い、自然とやる気が湧きやすくなります。
<まとめ>
- 勉強の前に机を片づける
- 必要なものだけ残しておく
- 視界と心がすっきりする
対策7.適度にリフレッシュする・体を動かす
短時間の休憩や軽い運動を取り入れて、頭をリフレッシュさせましょう。
疲れたまま机に向かっていても、あまり集中はできず学習効率も下がります。どれだけ頑張っても、知識が吸収しづらい状態になるのです。
そうしたとき、ストレッチや散歩などで体を動かすと血流が良くなり、集中力が回復しやすくなります。
リフレッシュと聞くとサボっているように感じるかもしれません。ですが、本来は勉強に向き合いやすくするための準備です。
<まとめ>
- 休むことも学習過程の一部
- 5~10分おきにリフレッシュの時間をつくる
- 集中しやすい状態が整う
勉強したくない本当の理由とは?5つの心理的壁
次は、「なぜ自分は勉強したくなかったのか」を振り返ってみましょう。
勉強を始めるきっかけがあっても、続けていくなかで挫折することは少なくありません。その挫折の理由こそが、自分の中にある「勉強したくない」という抵抗感です。
この正体を明らかにするだけで、壁にぶつかったときの対処がしやすくなります。ここでは、多くの人がつまずきやすい5つの心理的な壁を紹介します。
壁1.勉強する意味・目的がわからない
「これって将来何の役に立つの?」と感じたことはありませんか。
古文文法、数学の公式、英単語などは、たしかに実際に何の役に立つのかわかりづらいですよね。
目の前の勉強と自分の未来がつながらないと、人はなかなかやる気になれません。むしろ疑問を持つのは自然な反応だと言えます。
こうした「意味がわからない」「やっても無駄」という状態が続くと、勉強そのものから距離を置きたくなってしまうのです。
壁2.勉強よりも楽しいことが多すぎる
あなたは、勉強以上に取り組みたい趣味や好きなことが、たくさんあるのではないでしょうか?
勉強以外のことが楽しいために、「勉強したくない」「勉強に使う時間がない」と思うのはごく自然なこと。特にSNSや動画アプリは、長く見続けたくなるように設計されています。
もちろん、遊びやゲームは息抜きになるため、とても大切です。しかし、勉強時間とのバランスを考えておくことも欠かせません。
壁3.勉強してもできるようにならないと思い込んでいる
「自分は頑張っても勉強できるようにならない」と思っている場合も、勉強したくない気持ちは起こります。
特に、これまで勉強が得意じゃなかった人は、やっても無理だと最初からあきらめがちです。
ですが本当は、やり方や順番が合っていなかっただけかもしれません。しかし、一度自信を失うと、「また失敗するくらいならやらない方が楽」と感じます。
その結果、勉強から距離を置き、さらにできなくなるという悪循環に陥ることもあります。まずは、この思い込みに気づくことが大切です。
壁4.何がわからないのかすらわからない状態
「どこがわからないのかがわからない」という状態は、勉強が嫌になる大きな原因のひとつです。
問題文の意味がわからない、教科書の説明が頭に入らないなど、すべてがぼんやりしていると、どこから手をつけていいのかも見えなくなります。また、誰かに聞きたくてもうまく聞けないこともあるでしょう。
これは、どこかの段階で基礎が抜けている可能性があります。積み重ね型の科目では、ひとつの理解不足がその後にも影響し続けるのです。
何がわかっていないのか自分でも把握しきれていなくても大丈夫です。ひとまず先生に相談してみましょう。話をじっくり聞いたうえで、つまずいているポイントを一緒に整理してくれることもあります。
壁5.プレッシャーや完璧主義で勉強に疲れた
まじめで頑張り屋の人ほど、「ちゃんとやらないと」「完璧に理解しないと」と自分を追い込むことがあります。
それ自体は悪いことではありません。しかし、気づかないうちに心も体も疲れて、「もう勉強したくない」と感じるようになります。いわば、がんばりすぎたことによる燃え尽きの状態です。
この場合、やる気がないのではなく、むしろこれまで頑張ってきた証拠とも言えます。まずは疲れていることを認め、自分を休ませてあげてください。
勉強したくない気持ちを根本から変える「キズキ式」魔法のアプローチ
勉強したくない気持ちには、必ず理由があります。だからこそ、その原因に合った方法で向き合うことが大切です。
ここからは、キズキ共育塾が大切にしている勉強への向き合い方を紹介します。
どれも、今のあなたの状態から無理なく始められるものです。無理に変わろうとするのではなく、少しずつ整えていく感覚で試してみてください。
魔法1.先に何を勉強するのかを決めてから目的を考える
先に何を勉強するのかを決めてから、目的と方法を考えてみましょう。
この方法が向いているタイプ
- 勉強する意味がわからない人
- 勉強より楽しいことがたくさんある人
これは、ある思考のフレームワーク(枠組み、構造)を利用した課題解決方法です。
スリーステップで、具体的な方法を解説します。
スリーステップ
- 勉強する科目や単元などを決める(例:教科書〇ページに出てくる漢字を覚える)
- 勉強する目的を考え、モチベーションを引き出す(例:〇〇大学に合格するため)
- 勉強方法を考える(例:書いて覚える、先生に聞く)
勉強する目的を先に考えようとすると、思いつかない人も多いと思います。ですが、何かを勉強をすることを前提にして考えると、理由が見つかったりやる気が出たりすることがあるのです。
勉強する理由が見つかれば、勉強したくない気持ちは徐々に軽減されていくでしょう。
魔法2.わかるところまで勇気を出して戻って学び直す
理解できているところまで戻り、しっかりと学び直してみましょう。
この方法が向いているタイプ
- 勉強してもできないと思っている人
- 何がわからないのかわからない人
そもそも勉強は、単元が進むにつれて徐々に難しくなっていきます。
例えば、小学校低学年の国語では比較的やさしい長文が中心ですが、中高生になると漢文など、より高度な読解にも取り組む必要があります。
どこかでつまずいていると、その後の理解や応用にも影響が出てきます。だからこそ、まずは自分がどこでつまずいているのかを見つけることが大切です。
以下の手順で、振り返ってみてください。
スリーステップ
- これまでの教科書や問題集を解いてみる
- 間違いが増えている単元を探す
- そこから学び直す
基礎がしっかり身についてくると、わからない部分は少しずつ減っていきます。それにともない、勉強そのものへの抵抗感もやわらいでいくはずです。
魔法3.勉強したくないときは、自分だけで抱え込まず人を頼る
わからない問題があるときは、遠慮せず誰かを頼ることが大切です。
この方法が向いているタイプ
- すべて自分で解決しようとする人
- いつもひとりで勉強している人
問題集や動画解説を確認しても、解き方がなかなか理解しにくい場合があります。どちらも解説が教科書的でわかりづらいことが多いからです。
実際に勉強中につまずいたときに大切なのは、あなたがどこで理解に困っているのかを見つけてアドバイスをすること。つまり、あなただけのための解説が必要なときもあるのです。
自分だけで悩まず、以下のような人に相談してみてください。
相談相手の例
- 担任の先生、仲のいい先生
- スクールカウンセラー、保健室の先生
- 学習塾の講師
- 家庭教師の先生
私たちキズキ共育塾でも勉強のやる気についての無料相談を受けつけています。少しでも気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください。
勉強したくない子どもがいる保護者の方へ
お子さんが勉強しないことについて、不安や焦りを感じる親御さんは多いと思います。
ここでは、子どもの「勉強したくない」という気持ちにどう向き合えばよいのか、保護者の方に向けて大切なポイントをお伝えします。
焦りをぶつけるのではなく寄り添う
つい「勉強しなさい」と言いたくなることもあるでしょう。
その言葉自体は間違っていないかもしれませんが、子どもにとっては大きなプレッシャーになることがあります。
多くの場合、本人も「やらなければいけない」と理解しています。それでも勉強に向き合えず、どうしていいかわからずに困っているのです。
そんなときに言葉を重ねられると、かえって動けなくなることも少なくありません。
大切なのは、無理に行動を変えさせることではなく、安心できる関係を保つことです。
そのうえで、代わりに以下のような関わり方を意識してみてください。
お子さんとの接し方
- 「困っていることあったらいつでも言ってね」と伝えておく
- 勉強しやすい静かな環境を用意する
- 少しでもできたことがあれば認める
安心できる第三者の居場所を見つける
家庭だけで問題を解決しようとすると、どうしても親子の関係が近すぎて、うまくいかないこともあります。
また親御さんのストレスが溜まって、ついつい不安や焦りをお子さんにぶつけることもあるでしょう。
お子さんの勉強を家庭だけで抱え込まずに、以下のような第三者の力を借りることも大切です。
頼ってほしい第三者
- 学校の先生
- 学習塾の講師
- カウンセラー
- フリースクールのスタッフ
専門的な視点から学習の進め方を提案してもらえることもあり、状況が大きく変わるきっかけになることもあります。
また、相談先を見つけることで親御さんの心身の負担も軽減され、心に余裕を持ってお子さんと向き合いやすくなるでしょう。
子どもにとって安心できる居場所を複数持つことは、長い目で見ても大きな支えになります。
まとめ:勉強したくないときは、あなたのペースでやり直せる環境を探そう
勉強したくないと感じるのは、決して特別なことではありません。むしろ、多くの人が同じように悩みながら、自分なりの向き合い方を見つけています。
大切なのは、「やる気がない自分はダメだ」と責めることではなく、「今はそういう状態なんだ」と受け止めることです。
そのうえで、小さな行動から始めたり、原因を理解したり、自分に合った方法を試していくことで、少しずつ状況は変わっていきます。
すぐに大きく変わる必要はありません。1日5分でも、ほんの少し前に進めたら、それで十分です。
そして、勉強をあなた一人で抱え込む必要はありません。ぜひ積極的に、頼れる人を探してみてください。
自分のペースで勉強できる環境の中で、少しずつ前に進んでいきましょう。
Q&A よくある質問


