勉強がつらいと感じるあなたへ 原因や対処法を解説
私たちキズキ共育塾は、勉強がつらいと感じる人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
目次
勉強がつらいのは甘えではありません

このコラムを読んでいる人の中には、「勉強がつらくてやりたくないというのは甘えなのかな」と自分自身を責めている人もいるのではないでしょうか?
ですが、そんな風に思う必要はありません。勉強がつらいと感じるほどであれば、それは甘えではなく気持ちが落ち込んでいる証拠です。
「もっと勉強を頑張らないといけない」「周りと比べて成績がよくない」といった思いから頑張り過ぎている状態かもしれません。
誰にでも勉強がつらいと感じることはあるので、自分自身を責めないようにしてください。
勉強がつらいと感じる9つの理由
勉強がつらいと感じるとき、なぜ勉強がつらいのか、どういったときに勉強がつらいのかを整理してみましょう。
この章では、勉強がつらいと感じる主な理由について解説します。
理由①内容がわからない

1つ目は勉強の内容がわからないと感じるときです。
教科書や参考書に書いてあることの意味がわからない場合や問題文の問い、解説文の解説がわからない場合につらく感じることがあります。
先生の言っていることがわからなくなるときに勉強がつらいと感じることもあるでしょう。
理由②努力しているのに成果が出ない
2つ目は努力しているのに成果が出ないときです。
頑張ってもテストでいい点がとれないときや点数が伸び悩むと、勉強がつらいと感じることがあります。テストの結果だけで評価されると、「これまでの努力が無駄だったのでは」と無力感にもつながります。
努力が実らないと成長が感じにくくなるため、モチベーションが下がり、勉強への意欲が落ちることもあるでしょう。
理由③親や教師からのプレッシャー・期待

3つ目は親や教師からのプレッシャー・期待を感じるときです。
モチベーションが高いときは周りの期待に応えようと頑張れますが、そうでない場合や期待が大きくなると「期待に応えられなかったらどうしよう」と不安となり、精神的なストレスへと発展します。
理由④目標が高すぎる
4つ目は目標が高すぎる場合です。
はじめからテストで100点をとろうとしたり、いい成績をとろうとしたりするなど、自分自身で大きな目標を掲げた結果、それを達成できない場合に勉強がつらくなることもあるでしょう。
理由⑤周りと比べられる

5つ目は周りと比べられるときです。
親からきょうだい、友人と比べられるときや、先生からクラスメイトと比べられると、勉強がつらくなることもあるでしょう。
人それぞれ得意な科目、不得意な科目があるにも関わらず、点数や成績で周囲と比較されると「自分は勉強ができないんだ」と劣等感を抱き、勉強意欲が失われます。
理由⑥やる気が出ない、集中力が続かない
6つ目はやる気が出ないときや集中力が続かないときです。
勉強していると以下のように思うことはありませんか?
- 大事な試験前なのにやる気が出ない
- 勉強を頑張りたい気持ちはあるのにどうしても集中力が続かない
やる気が出ない、集中力が続かない原因は多岐にわたります。
- 勉強する意味がわからなかったり、目標が持てなかったりする場合にやる気が出ない
- 他にやりたいことがあり勉強にやる気が出ない
- 難しい問題ばかり取り組み、時間だけが過ぎてやる気が出なくなる
- 勉強に頑張りすぎて疲れてしまい集中力が続かない
- 学習環境がよくない場合に集中力が続かない
- 勉強が習慣化されておらず集中力が続かない
大事な試験前などにやる気が出なくなったり集中力が削がれたりすると、「勉強するのがつらいと思うのは甘えなのだろうか」と自分自身を責め、勉強に対してつらく感じることもあるでしょう。
勉強のやる気を上げる方法やコツについては、こちらで解説します。
理由⑦やりたいことを我慢しないといけない

7つ目はやりたいことを我慢しないといけないときです。
趣味や好きなこと、娯楽など楽しいことややりたいことを勉強のために我慢しないといけなくなると、そのストレスからつらくなることもあります。受験勉強期間や大事な試験前であればなおさらでしょう。
理由⑧ストレスを感じている、身体の調子がよくない
8つ目はストレスを感じているときや、身体の調子がよくない場合です。
寝不足や疲労といった体調不良のほか、人間関係による悩みなど精神的なストレスを抱えている場合にも、勉強がつらいと感じる要因となるでしょう。
体調面、精神面がよくないと、ドーパミンの不足により、勉強へのやる気や集中力が削がれる要因にもつながります。
理由⑨勉強に対する不安がある

9つ目は勉強に対する不安がある場合です。
勉強をしているとさまざまな不安を抱くことがあるかと思います。
- 点数や成績が伸びず不安になる
- 周りと比べて勉強ができていないように感じ不安を抱く
- 今の勉強で大事な試験に間に合うのか不安になる
- 試験に落ちないか不安になる
- 勉強方法がわからず不安になる
- 苦手な科目や難しい問題を前にすると不安になる
このような不安が精神的なストレスとなり、勉強に対してつらいと感じることもあるでしょう。
勉強がつらいときの対処法6選
この章では、勉強がつらいときの対処法について解説します。ぜひあなたにあった方法を試してみてください。
対処法①一時的に勉強から離れる

1つ目は一時的に勉強から離れてみることです。
勉強がつらいと感じているときに無理に勉強を続けようとするのはあまりオススメできません。そのようなときは一旦勉強から離れてみることをオススメします。
その際、何時から何時までと時間を決めるのがポイントです。勉強場所から離れてみたり、運動したりするなど、リフレッシュのための時間にできるといいでしょう。オススメのリフレッシュ方法については、こちらで解説します。
勉強から離れているうちに勉強への意欲が自然とわいてくることもあるでしょう。
対処法②勉強方法を変えてみる
勉強の内容がわからない、点数が伸びない、集中力が続かないといった場合、勉強方法を変えてみるのも一つです。
簡単な問題から取り組んでみる、参考書を1冊に絞って何度も繰り返し解くなど人によって合う勉強方法はさまざま挙げられます。
勉強方法を変えるというのは、自分の強みを生かせる方法を見つけるということでもあります。
声に出したほうが覚えやすい人もいれば、絵や図にしたほうが覚えやすい人もいるでしょう。自分に合った工夫の仕方や強みがわからない場合は、学校の先生や学習塾の講師に聞いてみるのもオススメです。
以下のページでも勉強方法の工夫の仕方を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
対処法③ご褒美をつける

3つ目の対処法は、ご褒美をつけることです。
決めたところまで参考書が解けたらデザートを用意する、午前に勉強できたら午後は買い物に出かけるなどご褒美をつけるのもいいでしょう。
スイーツは快楽物質であるドーパミンを脳内に発生させ、勉強に対するつらさを軽減する効果が期待できます。
小さな目標を立て、達成するごとにご褒美を用意することで、成功体験の積み重ねにもつながります。
対処法④勉強環境を変える
4つ目は勉強環境を変えることです。
家だと雑音や生活音が気になる人は図書館や自習室、学習塾、カフェなどで勉強するのもいいでしょう。
やる気が出なくてつらいときにも、周りの目があると気持ちが切り替えられるかもしれません。放課後に学校に残って勉強するのも一つです。
また、普段家で勉強している人は、机の不要なものを片付けたり、机を窓際へ移動させたりするのもいいでしょう。
勉強机を整理することで目に入る情報が少なくなることで、疲れにくくなり、集中力が続かなくてつらいという人にもオススメです。
学生の人にオススメの勉強場所については、以下のコラムで解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
対処法⑤リフレッシュする

やる気が出なかったり、集中力が続かなかったりして勉強がつらく感じるときは、リフレッシュしてみるのもいいでしょう。
リフレッシュする方法は以下のとおりさまざまです。
- 散歩など軽い運動をする
- 短めの睡眠や休息をとるラムネやバナナ、はちみつといったブドウ糖を口にする
- 別の科目に切り替える
- 家で勉強しているときは換気する
対処法⑥専門家に相談する
勉強がつらいときは一人で抱え込まず、専門家に相談するのも一つです。
点数が伸びない、結果が出ない、といった勉強に関することは学校の先生や学習塾の講師に相談してみるといいでしょう。不安ごとがあるときは親御さんや友人に話を聞いてもらうのも一つです。
身体の不調が続いたり、精神的なストレスが大きいと感じたりする場合は、医者など専門家への相談をオススメします。
勉強がつらいときにモチベーションを上げる4つの方法
この章では、勉強のモチベーションを上げる方法について解説します。
大事な試験前などであれば、勉強したくないときややる気が出ないときでも勉強を頑張らないといけないときがあり、つらく感じることもあるかと思います。そのようなときにぜひ試してみてください。
方法①小さな目標を立てる

1つ目は小さな目標を立てることです。
受験勉強など長い期間勉強に取り組む際には、目標を立てることがモチベーションアップにつながります。しかし、はじめから高い点数をとろうとしても苦に感じるでしょう。
そのようなときには、「今回の実力テストでは60点」「次は65点」といったように、小さな目標を立ててこなすことを繰り返しましょう。点数に限らず「今日は10分勉強したから明日は20分勉強しよう」といった目標でも構いません。
努力が成果に結びつかずに勉強がつらいという人でも、着実に目標をクリアしていくことで成功体験にもつながります。
方法②受験勉強を乗り越えた先輩たちの体験談を読む
受験勉強でつらいという人には、受験勉強を乗り越えた先輩たちの体験談を読むこともオススメです。体験談を読むことで、「つらいのは自分だけじゃない」と思え、頑張れる人もいるでしょう。
こちらの章で、キズキ共育塾の先輩たちがどのようにしてつらい勉強を乗り越えたのかを紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
方法③自分をほめる、励ます

3つ目は自分をほめる、励ますことです。
例えば、点数が伸び悩んでいるとき、「どうして点数が悪かったんだろう」と自分自身を責めていないでしょうか?これでは、勉強=つらいものというイメージがついて、気持ちも落ち込みます。
「今日もよく頑張った」「ここまで頑張ってきたからテスト本番でもきっと実力を発揮できる」といったように自分をほめてあげたり、励ましてあげたりできるとモチベーションアップにつながります。その際、点数などの結果ではなく、努力やプロセスをほめてあげるのがポイントです。
方法④周囲にサポートを依頼する
4つ目は周囲にサポートを依頼することです。
ご家族や友人など専門家でなくても構いません。自分の気持ちを理解してもらうことでつらさが軽減されたり、その人なりのモチベーションの上げ方が聞けたりできるかもしれません。
自分一人では頑張れる自信がないという人でも、周囲のサポートを得ることで勉強がはかどることもあるでしょう。
勉強のつらさを乗り越えた3つの体験談
この章ではキズキ共育塾の先輩たちがどのようにして勉強のつらさを乗り越えたのかを紹介します。
体験談①相談や雑談をしながら楽しく勉強を続けられた

周りの環境と合わず、学校へ通うのが難しくなったという南原さん(仮名。当時15歳)。親御さんがキズキ共育塾を見つけてくださり、入塾に至りました。
担当した講師が南原さんの話にしっかりと耳を傾け、ときには雑談もまじえながら、モチベーション高く勉強に取り組めたそうです。受験勉強期間も充実し、無事、2つの高校に合格しました。
体験談②周りのサポートがあり無事大学に合格
通信制高校を卒業され、大学進学のため受験勉強に励んでいた太田さん(仮名)は、18歳を迎える頃、うつ病を患いました。文字が読めなくなり、外出する気力もなく、無気力状態が続いたといいます。
そんなとき、自分の体調と相談しながら自分のペースで指導してもらえるという理由で、キズキ共育塾に入塾されました。
自分と同じようなつらい経験をもった先生についてもらったことが励みになり、精神状態が不安定な中でも勉強に取り組むことができました。そして、無事、大学にも合格しました。
体験談③先生に相談しやすい環境で勉強面の悩みが軽減した

当時17歳だった藤枝さん(仮名)。入塾前は別の学習塾に通われていましたが、より自分のペースで授業をしてくれるという理由でキズキ共育塾へ入塾されました。
担当した講師が相談しやすかったとのことで、勉強面でのつらさも軽減されました。できたところをほめてくれて、自信にもつながったようです。
まとめ〜自分なりの対処法を見つけ、前向きな気持ちで乗り切ろう〜

勉強がつらいと感じるのは誰にでもあることなので、自分自身を責めたりはせず、これまでに紹介した対処法を試してみてください。それ以外でも自分に合っていると感じる方法があればそれでも構いません。
勉強がつらいと感じるのはこれまで頑張ってきた証でもあります。つらいと感じたときは一人で抱え込まず、周りの人に相談してみてください。
このコラムが、勉強がつらいと感じる人の助けになれば幸いです。
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