「自分が嫌い」はあなたのよさの裏返し。自己嫌悪を克服する5つの処方箋

「自分が嫌い」はあなたのよさの裏返し。自己嫌悪を克服する5つの処方箋

2019年3月13日 水曜日 投稿

「自分が嫌い」はあなたのよさの裏返し。自己嫌悪を克服する5つの処方箋

キズキ共育塾の岡田和哉です。

突然ですが、あなたは自分が嫌いですか?

自分が嫌いで自己嫌悪に陥ると、どんどんネガティブになり、楽しく生きることが難しくなってしまいます。

今回は、私の経験から、「自分が嫌い」と考えてしまう人の4つのタイプとそれぞれの特徴をまずお伝えし、その後、その思考を克復するための5つの処方箋を紹介します。

「自分が嫌い」な人のそれぞれの特徴では、その裏返しである「よさ」もお伝えします。

あなたの「自分嫌い」の克服に少しでも役に立てば嬉しいです。


①高い理想に届かない自分が嫌いなタイプ

①高い理想に届かない自分が嫌いなタイプ

理想に向けてもっと努力したいのにできない自分や、まわりと比べて劣っている(ように思える)自分が嫌いという方の特徴について紹介します。


1.完璧主義

完璧主義で、勉強や資料の完成度に100%を求めてしまったり、全てが計画通りにいかないと満足できなかったりする性格です。

努力家であり、うまくいったときは成長や成果に繋がります

ですが、常に完璧を求めるあまり、理想に届かないときは自己嫌悪に陥ってしまいます

「手を抜けない自分」や、「他人にも同じくらいの完璧主義を求めてしまう自分」を嫌いになってしまうこともあります。


2.負けず嫌い

他の人の動向を気にしたり、自分よりできる人を見ると屈辱感を感じたりという、負けず嫌いな性格です。

向上心があって、競争に強い人です

ですが、誰かに負けたり、他の人が成功したりしたときは、「負けた自分」を嫌いになってしまいますし、何事も勝負と考えてしまう自分を嫌いになることもあります

向上心から常に成長していないと満足できず、果てのない挑戦を続け、無理をしてしまうこともあるのではないでしょうか。


3.ひとりでがんばる

誰にも相談せず、なんでもひとりでがんばろうとする性格です。

独立できている、孤高の人です

ですが、その裏返しとして、人に頼るのが苦手だったり、「人を頼ったら負け」と思ったりすることも多く、一人でがんばる大変さや孤独感などから自分を嫌いになってしまいます


②失敗ばかりな自分が嫌いなタイプ

②失敗ばかりな自分が嫌いなタイプ

何をやっても失敗ばかりしてしまう自分が嫌いという方の特徴について紹介します。


1.緊張しやすい

大勢の人の前で話すときやイベントの本番などで、緊張しやすい性格です。

物事にしっかり向き合っている人です

ですが、「堂々とできない」ということから自分嫌いを生じます

また、緊張による失敗が生じると、次から余計に緊張し、また失敗してしまう…という負の連鎖に陥いると、自己嫌悪がさらに強くなってしまいます。


2.責任感が強い

責任感ゆえに失敗を恐れる性格です。

責任感の強さから、他人に信頼されます

一方、任された用件などに失敗すると、「せっかく期待してもらえたのに…」と自分を嫌いになります

また、チームでの失敗も全て「自分の責任」のように感じてしまう傾向があると、過剰に自己嫌悪に陥ってしまいます。


3.何でもまじめに考える

他の人はあまり気にしないようなことも気にして、まじめに考えることが多いのも特徴のひとつです。

もちろん「まじめ」は素晴らしい性格です

ですが、何事も気軽に考えることができずに重圧を感じたり、楽しそうに過ごしている人を見ると、気楽に考えられない自分を嫌いになってしまいます

また、謙虚さの裏返しとして、謝ることが習慣になってしまっていることも多いです。


4.過去の失敗にとらわれている

過去の失敗そのものや、失敗を責められたりした経験などから、過度に失敗ばかり想像してしまいます。

過去の失敗を忘れない、立派な人です

一方、変えられない過去を悔やみ、自分を嫌いになってしまいます

チャレンジに憶病になってしまったり、失敗を意識するあまりまた失敗したり、という自分が嫌いなパターンもあります。


③まわりの目ばかり気にしてしまって自分が嫌いなタイプ

③まわりの目ばかり気にしてしまって自分が嫌いなタイプ

まわりの目を気にしすぎてしまったり、自分にうそをついてまわりに合わせてしまったりしてしまう自分が嫌いという方の特徴について紹介します。


1.人のことを過剰に気にする

他人が自分をどう思っているかを気にしすぎてしまう特徴です。

自分のことを客観的に考えられる人です

ですが、実生活でもSNSなどでも、「人と自分の違い」を気にしすぎてしまい、自分が劣っていると思った場合や、自他を比べすぎること自体で自分が嫌いになってしまいます

承認欲求が強くなると、無意識に話を盛ってしまったり、褒められたくて自分の話しばかりしてしまったりすることもあります。


2.共感性が高い

共感性が高く、人の痛みや感情に共感しやすいのも特徴のひとつです。

想像力が豊かで人の気持ちを考えられる人です

ですが、想像力がマイナスの方向に働くと、
「今日の言動はあの人を傷つけたのではないか」
「苦しそうにしていたあの人に無神経な言動をしていなかったか」
などと自分の言動を過剰に気にして、自己嫌悪に陥ってしまいます


3.優柔不断

決断ができない、自分の意見が言えないなど、優柔不断な性格も特徴のひとつです。

安直な決断を下さない慎重な性格です

ですが意見を求められても答えられなかったり、まわりに合わせてしまったりする自分を嫌いになってしまいます


4.誰にでもいい顔をして、我慢しがち

人の目を気にするあまり、八方美人になってしまうのも特徴のひとつです。

人を傷つけることのない優しい性格です

一方、自分の意見を主張できなかったり頼み事を断れなかったりと、我慢を重ねて自分が嫌いになってしまいます


④変わりたいけど変われない自分が嫌いなタイプ

④変わりたいけど変われない自分が嫌いなタイプ

自分の見た目や性格などを変えたいと思いつつ変えられない自分が嫌いという方の特徴について紹介します。


1.ネガティブ思考

自分のこととなると何でもネガティブに考えてしまいやすくなるパターンです。

自分を過大評価しない謙虚さがあります

ですが、自分の言動や思考について、何かにつけて悩み、自己嫌悪に陥ってしまいます

「なんであんなふうに言ってしまったのだろう」
「なんで自分はこんなふうに考えてしまうのだろう」
などという悩みを抱えがちです。

ネガティブ思考が癖になると、幸福感が下がり健康に影響を及ぼすことも少なくありません。


2.自信がない

自分への劣等感から自信を持てず、自分が嫌いという特徴です。

他人に変な優越感を持たない、「上から目線」のない人です

一方で、自分を過少に評価して、嫌いになってしまいます

「自分なんか」「自分のせいで」といった思考パターンが癖になると、新しいことを始めようにも自信を持てない負の連鎖に陥ってしまいます。


以上、自分が嫌いな人のタイプと特徴でした。あなたにも当てはまるものがありましたか?


自分嫌いを克服するための5つの処方箋

ここからは、自分嫌いを克服するための方法を紹介します。


①特徴のいい面にも目を向ける

①特徴のいい面にも目を向ける

「自分が嫌い」と考えるあなたは、自分の悪い面ばかりを見てしまっていませんか?

人の特徴において、いい面と悪い面は表裏一体なこともよくあります。

紹介してきた「特徴」でも述べてきたように、「自分が嫌い」な特徴にも、その裏返しである「いい面」があるのです

「理想に届くことができない自分が嫌い」な方は、向上心がある努力家です。
いろいろなことに挑戦・成功していくことで、自信をつかみ、自己嫌悪を克服していくことが可能です。

「失敗ばかりな自分が嫌い」な方は、責任感、真面目な性格、慎重な姿勢を生かせます。
人の役に立ったり、失敗経験を次の成功の材料にしたりすることができるのです。

「まわりに合わせる自分が嫌い」な方は、客観性や想像力などがあります。
他人のことを思いやり、人の立場になって考えることができます。

「変わりたいけど変われない自分が嫌い」な方は、謙虚さがあります。
人を不快にさせず、お互い敬意を持って付き合えます。

大切なことは、バランスです。

自分の嫌いなところばかりを見るのではなく、なるべく多様な視点で自分を評価し、いいところにも目を向けることを心掛けましょう。


②変えられることに目を向ける

②変えられることに目を向ける

人には「変えたくても変えられないもの」があるのも事実だと思います。

容姿や性格などは、そう簡単には変えられません。

変えられない部分で自分を嫌いになるのでなく、変えられる部分に目を向けてください。

変えられる部分を変える努力をすれば、変えられない嫌いな部分を補うことができます

例えば、私は昔から忘れっぽい性格で、そんな自分が嫌いでした。

そして、「忘れっぽい性格」は、今でも改めることができていません。

ですが、ものを置く場所を決める、聞いたことは必ずメモしてスマホに一元化するなどの工夫をすることで、忘れっぽい性格を補うことができるようになりました。

すると、自分に対する「忘れっぽいダメな人」という認識が、「工夫が得意な人」に改まったのです。

大切なことは、自分に自信を持つことです。

「変えられること」「できること」に挑戦し、小さな成功を積み重ねていきましょう


③完璧を求めすぎない

③完璧を求めすぎない

人は矛盾した考えを持ったり、行動したりするのが普通です。

食べてはいけないと思いながらも甘いものを食べてしまったり、誰かの幸せを願うと同時に嫉妬心を抱いたり、自分の気持ちに素直になれなかったり。

世の中に完璧な人間なんていません

人のアラ探しをしようと言うつもりはありませんが、あなたから見て「完璧」な人も、そんなことはありません。

もし完璧に見えているとしたら、それはあなたがその人に対して好意的だから、欠点も好意的に受け止めているからではないでしょうか(恋愛でいうところの「アバタもエクボ」という状態ですね)。

あなた自身が「希望する完璧」に届かないことがあっても、
人間は完璧ではない、
人間は失敗する、
だから大丈夫、
意識を切り替えることが大切です

そして、過度ではない、必要に応じた程度の反省や改善を行っていきましょう。

思いつめすぎず、ときには開き直ったり、ストレス発散をしたりしてみるのもおすすめです。

その際も、なるべく前向きな気持ちでいるようにしましょう(ストレス解消だって、人間には誰しも必要です)。


④誰かと比べるのではなく、ありのままの自分と向き合ってみる

④誰かと比べるのではなく、ありのままの自分と向き合ってみる

人はどうしても、長所・短所という形で自分や他人を評価してしまいがちです。

自分が嫌いな人は、特にその傾向が強いと思います。

ただ、短所も個性です。

短所があるから自分を嫌いになるのかもしれませんが、自己嫌悪の克服のためには、「短所も個性と割り切って受け入れる」ことも大切です

世の中に、同じ人間はいません。

自分と誰かを比べるのではなく、「自分は自分、人と違うのは当たり前」と思って、ありのままの自分と向き合ってみましょう。

自分の嫌いな部分も個性ととらえられたら、世界の見え方が変わります。

すると、少しずつ「欠点」を改善して「よい個性」に変えていけます

もし悩みすぎてしまうなら、自分らしくいられる居場所を探してみてはどうでしょう。

また、あまりにも自己嫌悪が強いようなら、「気持ちが落ち着くまでは、自分の短所を見ないふりをする」ことが効果的な場合もあります。


⑤人を頼る、相談する

⑤人を頼る、相談する

自分が嫌いで自己嫌悪に陥ると、孤独を抱えてしまったり、「自分を好いてくれる人なんていない」などのネガティブ思考に陥ってしまったりしてしまいます。

ひとりで悩まず、誰かに相談してみることで、少しずつ「自分嫌い」はなくなります

「自分が嫌い」と思う気持ちは、「自分の嫌いなところを変える」だけでなく、自分に対する見方を変えることで克服に繋がることも珍しくありません。

自分嫌いな人が、自分だけで自分についてずっと考え続けていると、どんどん負のスパイラルに陥ります。

人に相談したり、人の意見を聞いたりすることで、あなた自身が新しい「好きな面」に出会えます

人を頼ったり、相談したりというのは腰が重い、気がひけるという方も多いでしょうが、一度やってみると意外といいものだったりするものです。

友達や家族などに相談することが恥ずかしい場合は、カウンセラーや匿名電話相談などを利用しましょう。

SNSやネット掲示板は、効果がある場合もありますが、適当なことや心ないことを言われる可能性もある点に注意しましょう。

そして、「頼る」「相談する」ことを意識せず、単に「人と本音で話す」だけでも、少しずつ心は変わっていきます


まとめ〜自分を好きになれるよう祈っています〜

まとめ〜自分を好きになれるよう祈っています〜

ここまでのことをまとめます。

【自分が嫌いな人の特徴】
①「高い理想に届かない自分が嫌い」というタイプは、「完璧主義」「負けず嫌い」「ひとりでがんばる」などの特徴があります。

②「失敗ばかりな自分が嫌い」というタイプは、「失敗を恐れチャレンジできない」「緊張しやすい」「責任感が強い」「何でもまじめに考える」などの特徴があります。

③「まわりを気にしてしまう自分が嫌い」というタイプは、「人の目を気にする」「共感性が高い」「優柔不断」「誰にでもいい顔、我慢しがち」などの特徴があります。

④「変わりたいけど変われない自分が嫌い」というタイプは、「ネガティブ思考」「自信がない」などの特徴があります。

それぞれの特徴には、その裏返しである「よい特徴」があることも覚えておいてください。

【自分嫌い克服のための処方箋】
①自分嫌いな特徴の裏返しである、いい面にも目を向けましょう
②変えられることに目を向けましょう
③完璧を求めすぎないようにしましょう
④誰かと比べるのではなく、ありのままの自分と向き合ってみましょう
⑤人を頼ったり、相談したりするようにしましょう

人にはいろんな面がありますし、変えられる部分もたくさんあります。

今は「自分が嫌い」なあなたが、自分のいい面を見つけたり、自分を好きになるように変われるよう、祈っています。

さて、キズキ共育塾は、一人ひとりの悩みや目標に合わせて、勉強やコミュニケーションを通じてサポートしています。

「自分が嫌いでしょうがない」と言っていた生徒さんが、授業を通じて少しずつ自分を好きになっていた例はたくさんあります。

もし気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください(相談は無料です)。

あなたのための、「自分が嫌い」な気持ちを減らし、自分を好きになっていく方法を、一緒に考えていけると思います。

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