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「自分が嫌い」な人の思考の特徴・「自分が嫌い」な原因、克服のための9つの処方箋

2019年3月13日 水曜日 投稿

「自分が嫌い」な人の思考の特徴・「自分が嫌い」な原因、克服のための9つの処方箋

キズキ共育塾の岡田和哉です。

突然ですが、あなたは自分が嫌いですか?

自分が嫌いで自己嫌悪に陥ると、どんどんネガティブになり、楽しく生きることが難しくなってしまいます

今回は、「自分嫌い」の克服法について考えていきたいと思います。

「自分が嫌い」な人の特徴、自分嫌いになってしまった本当の原因、克服法などを掘り下げてご紹介します。

あなたの「自分嫌い」の克服に少しでも役に立てば嬉しいです

【目次】

  1. 「自分が嫌い」は思い込み
  2. 自分が嫌いだと思ってしまう人の11個の特徴
  3. 自分を嫌いになった「本当の原因」
  4. 自分嫌いを克服するための9つの処方箋
  5. 自分が嫌いなあなたにおすすめのコラム
  6. まとめ〜自分を好きになれるよう祈っています〜

「自分が嫌い」は思い込み

「自分が嫌い」は思い込み

まずは、「自分が嫌い」なあなたに大切なことをお伝えします。

あなたの「自分が嫌い」は思い込みでしかありません

ちょっと難しいかもしれませんが、あなたの脳があなた自身を「嫌い」と感じている現象が起こっているだけと考えてください。

あなたには「自分の嫌いなところ(=欠点)」があるかもしれませんが、素敵なところも能力もある人なのです

「私のことを知りもしないくせに、どうしてそんなことが言えるの?」と思っているかもしれませんね。

しかし、「悪いところしかない人間」「ダメなところしかない人間」はいないのです

そう言われても、「自分にはダメなところしかない」と思いますか?

もしそうなら、それはあなたが自分の素敵なところに気づいていないだけです

さて、あなたはどうして自分が嫌いなのですか?

  • 自分の顔がブサイクだから?
  • 仕事ができないから?
  • 社交的になれないから?
  • 他人に意地悪なことを言ってしまうから?
  • 何となく全部嫌い?

先ほども述べたとおり、そうした「嫌いな自分」はあなたの思い込みでしかない可能性があります

例えば、「私はブサイクだ」と思っていても、他人はそう思っていないかもしれない、ということです。

そして、もし他人から本当に「ブサイクだ」と思われていたとしても、美醜は主観の話なので、絶対的なものではありません(「あなたの顔も含めて好きだよ」と言う人がこれから現れる可能性は高いですよ)。

他に、「仕事が全くできない」と思っているあなたも、実は「誰でもしがちな失敗をしているだけ」かもしれません

そして、もし本当に「仕事ができない」としても、今の仕事が合っていないだけで、部署・職場・職種を変えると、人が変わったようにイキイキと働くことができるかもしれません。

「人に意地悪をしてしまう」というあなたも、素直になる考え方を学べば、意地悪な気持ちを引っ込めることはできます。

また、別の考え方として、仲のよい家族・友人・恋人・ペットなどがいる場合、あなたにとっての「嫌いな自分」は、その人たちにとっての「大切で大好きな人」であるということも理解できると思います。


自分が嫌いだと思ってしまう人の11個の特徴

「自分が嫌い」は思い込み、あなたにもいいところはある…そう言われても、「自分が嫌い」だと悩んでいるあなたには気休めにしか聞こえないかもしれませんね。

「自分が嫌い」だと思ってしまう人は、思考のクセが歪んでいます

そのクセを変えて行けば、自分に対する認識はいくらでも変わって行きます。

ありのままのあなたを認識できるようになるのです。

自分が嫌いだと思ってしまう思考のクセ(特徴)には様々ありますが、その中から12個をご紹介します。


特徴①完璧主義

完璧主義

完璧主義で、勉強や資料の完成度に100%を求めてしまったり、全てが計画どおりにいかないと満足できなかったりする性格です

努力家であり、うまくいったときは成長や成果に繋がりますが、常に完璧を求めるあまり、理想に届かないときは自己嫌悪に陥ってしまいます。

「手を抜けない自分」や、「他人にも同じくらいの完璧主義を求めてしまう自分」を嫌いになってしまうこともあります。

完璧主義の詳細を知りたい方、完璧主義を直したい方は、次のコラムも参照してください。


特徴②負けず嫌い

他の人の動向を気にしたり、自分よりできる人を見ると屈辱感を感じたりという、負けず嫌いな性格です

向上心があって、競争に強い人ですが、誰かに負けたり、他の人が成功したりしたときは、「負けた自分」を嫌いになってしまいます。

また、「何事も『勝負』と考えてしまう自分」を嫌いになることもあります。

向上心から常に成長していないと満足できず、果てのない挑戦を続け、無理をしてしまうこともあるのではないでしょうか。


特徴③ひとりでがんばる

ひとりでがんばる

誰にも相談せず、なんでもひとりでがんばろうとする性格です

独立できているとも言えますが、その裏返しとして、人に頼るのが苦手だったり、「人を頼ったら負け」と思ったりすることも多く、一人でがんばる大変さや孤独感などから自分を嫌いになってしまいます。


特徴④責任感が強い

責任感が強いために、失敗を恐れる性格です

他人に信頼される一方、任された用件などに失敗すると、「せっかく期待してもらえたのに…」と自分を嫌いになります。

また、チームでの失敗も全て「自分の責任」のように感じてしまう傾向があると、過剰に自己嫌悪に陥ってしまいます。


特徴⑤何でもまじめに考える

何でもまじめに考える

他の人はあまり気にしないようなことも気にして、まじめに考えることが多いのも特徴のひとつです

もちろん「まじめ」は素晴らしい性格です。

ですが、何事も気軽に考えることができずに重圧を感じたり、楽しそうに過ごしている人を見ると、気楽に考えられない自分を嫌いになってしまいます。

また、謙虚さの裏返しとして、謝ることが習慣になってしまっていることも多いです。


特徴⑥人のことを過剰に気にする

他人が自分をどう思っているかを気にしすぎてしまう特徴です

自分の客観視に努めているという美点でもあります。

過度になると、実生活やSNSで他人の言動や状況を常に気にするようになってしまい、自他を比べてどんどん自分を嫌いになってしまいます。

承認欲求が強くなると、無意識に話を盛ってしまったり褒められたくて自分の話ばかりしてしまったりすることもあります。


特徴⑦共感性が高い

共感性が高い

共感性が高く、人の痛みや感情に共感しやすいのも特徴のひとつです

想像力が豊かで人の気持ちを考えられる人です。

しかし、想像力がマイナスの方向に働くと、
「今日の言動はあの人を傷つけたのではないか」
「あの人が怒った顔をしているのは、私が悪いのだろうか」
などと、他者の感情の責任が自分にあるような気がして自分を責めてしまいます。

「とても敏感・繊細であり、豊かな感受性を持った気質の子ども」を意味するHSCについて、次のコラムで解説していますので、気になる方はご一読ください。


特徴⑧優柔不断

決断ができない、自分の意見が言えないなど、優柔不断な性格も特徴のひとつです

慎重な性格だとも言えるのですが、意見を求められても答えられなかったり、まわりに合わせてしまったりする自分を嫌いになってしまいます。


特徴⑨誰にでもいい顔をして、我慢しがち

誰にでもいい顔をして、我慢しがち

人の目を気にするあまり、八方美人になってしまうのも特徴のひとつです

他人に平等に接することができる人でもあります。

ですが、自分の意見を主張できなかったり頼み事を断れなかったりと、我慢を重ねて自分が嫌いになってしまいます。


特徴⑩マイナス思考

自分のこととなると何でもマイナスに考えてしまいやすくなるパターンです

「悪いこと」を想定できるというのはよいことです。

しかし、自分の言動や思考について、何かにつけて悩み、自己嫌悪に陥ってしまいます。

「なんであんなふうに言ってしまったのだろう」
「なんで自分はこんなふうに考えてしまうのだろう」
などという悩みを抱えがちです。

マイナス思考がクセになると、幸福感が下がり健康に影響を及ぼすことも少なくありません

マイナス思考の人の特徴や改善方法については次のコラムで解説していますので、ご興味があればご一読ください。


特徴⑪自信がない

自信がない

自分への劣等感から自信を持てず、自分が嫌いという特徴です

本当は素敵な自分を過少に評価して、嫌いになってしまいます。

自信過剰による失敗とは無縁です。

しかし、「自分なんか」「自分のせいで」といった思考パターンがクセになると、新しいことを始めようにも自信を持てない負の連鎖に陥ってしまいます。

「自信のなさ」が劣等感を持つ人もいるかもしれませんね。劣等感については、次のコラムも参照してください。


以上、「自分が嫌い」になってしまう人の思考のパターンをご紹介しました。

まずは、自分のどのような思考のパターンを持っていて「自分嫌い」を引き起こしているのかを分析してみることが大切です。

ノートに書き出してみたり、カウンセラーなど専門家に話を聴いてもらったりしながら、自分を分析しましょう。

そして、少しずつ「自分が嫌い」になる考え方を変容させていきましょう。


自分を嫌いになった「本当の原因」

さて、ご紹介した思考のクセ・特徴を持つ人たちは、全員が「自分嫌い」になるわけではありません

例えば、「完璧主義者」が「何か失敗」をしたときにも、「次はがんばるぞ!」という方向に考えるならば「自分が嫌い」にはなりません。

つまり、各特徴自体は「自分が嫌い」の一因であっても本当の原因ではない、ということです。

各特徴が心の奥にある「本当の原因」と結びつくことで、「自分が嫌い」になるのです

ここからは、「本当の原因」にあてはまるものをいくつかご紹介いたします。


原因①自分の中に「過度に厳しい自分」がいる

自分の中に「過度に厳しい自分」がいる

人は誰もが自分の中に「批評家」を住まわせています。

その「批評家」が過度に厳しい人は、自分を責めてしまいがちです

「テストで80点を取っても、100点でなければ納得できない」
「どれだけ仕事をがんばっても、これだけしかできていないと思ってしまう」

「厳しい批評家」は、しばしば自分に非現実的なハードルを課します。

例えば、この原因が「完璧主義」と結びつくと、「大学を出たての新入社員なのに、十年も続けている先輩社員と同じ様に仕事を遂行できない自分を嫌いになる」というようなことが起こります。


原因②過去の失敗にとらわれている

受験の失敗、失恋、職場での失敗、友人への失言など、過去の失敗そのものや、失敗を責められたりした経験を引きずり続けていると、「自分が嫌い」を発症します

チャレンジに憶病になってしまったり、失敗を意識するあまりまた失敗したり、という自分が嫌いなパターンもあります。

いつまでも過去を悔やみ、自分を嫌いになってしまっては将来を切り開くことができません。

例えば、「失恋の失敗を引きずっていること」が「自信がない」と結びつくと、誰か好きな人ができたとしても、「自分は昔恋愛に失敗した。そんな自分に新しい恋愛ができるのだろうか。一歩踏み込めない自分が嫌いだ」といった状態になりえます。


原因③自分の現状が気に入らない

自分の現状が気に入らない

「不登校だ」「ニートだ」など、現状が自分にとって納得できないものである場合も、自分が嫌いになってしまいます

人生には、うまくいかない時期や理想どおりにいかないことが誰しもあります。

そんな状態が、「各特徴」と結びつくことで、自分が嫌いになるのです。

例えば、「不登校である現状」が「マイナス思考」と結びつくと、「不登校になった自分にはもう将来がない。何をしても挽回できない。そんな自分が大嫌いだ」といった考えに行き着いたりします。


原因④子どもの頃の親などからの擦り込みがある

子どもの頃に植えつけられた「嫌な思い」が大人になっても消えない場合のことです

例えば、

  • 親から「お前はダメだな」とことあるごとに言われていた
  • 90点をとったテストなど、「一般的にはよい結果」を出しても、「どうして100点じゃないの?」と言わるようなことがよくあった/li>
  • 何か失敗をしたときに、「お父さんは優秀なのに」と毎回のように言われていた
  • 明らかな虐待やいじめを受けて育った

という経験はありませんか?

そうした経験は、心の傷となって残ります

仮に当時の具体的な記憶がなくなっても、「自分はダメな人間なんだ」という心の傷だけは残ってしまうのです。

例えばこうした心の傷と「責任感が強い」が結びつくと、何か仕事を任されて失敗したときに、「自分はやっぱりダメだ。優秀な先輩とは違う。自分が嫌いだ」というような思いを持つようになります。

「子ども時代を機能不全家族の中で育ち、成長してもなお精神的影響を受けつづける人々」という意味で使われる「アダルトチルドレン」については、次のコラムで解説していますので、ご興味があればご一読ください。


原因⑤思春期にいる

思春期にいる

思春期は、周囲の人の自分への反応を通じて「私はどのような人間なのだろうか?」を考え、「自分」確立させる大切な成長期です。

例えば、

  • 私は美人だろうか/そうではないだろうか
  • 私は頭がいいだろうか/そうではないだろうか
  • 私の得意/不得意はなんだろうか

といったことを考える時期なのです。

この時期には、「自分は何者なの?」と考えるために、関心がより「自分」に向かい「自分の嫌な部分」が目につきやすくなります

特に思春期に自分の美醜が気になるのは、自分に注意・関心が行く時期だからです。

他にも例えば、思春期と「何でもまじめに考える」が結びつくと、「自分は頭がよくない。行きたい高校に進学できないんじゃないか。中学卒業後の進路が決まらない。こんな自分が嫌い」のようなことを考えがちです。

思春期特有の「自分が嫌い」は、しっかりと自分について考えるうちに、いつの間にかなくなることも珍しくありません

また、成人後であっても、成熟期や転換期には、自分に意識が集中して「嫌いな自分」が目についてしまうことがあります。

これも人格成熟のためには必要な時期ですので、しっかり自分を見つめ直しましょう。


自分嫌いを克服するための9つの処方箋

ここからは、いよいよ自分嫌いを克服するための方法を紹介します。


処方箋①特徴のいい面にも目を向ける

特徴のいい面にも目を向ける

「自分が嫌い」と考えるあなたは、自分の悪い面ばかりを見てしまっていませんか?

人の特徴において、いい面と悪い面は表裏一体なこともよくあります

「特徴」の章でも述べましたが、その裏返しである「いい面」があるのです。

  • 「完璧主義」の人は、努力家であり、うまくいったときは成長や成果に繋がります
  • 「負けず嫌い」の人は、向上心があって、競争に強いです
  • 「ひとりでがんばる」人は、独立できています
  • 責任感が強い人は、他人から信用されます
  • 何でもまじめに考える人の「まじめ」は、本来素晴らしい性格です
  • 人のことを過剰に気にする人は、自分の客観視に努めています
  • 共感性が高い人は、想像力が豊かで人の気持ちを考えられます
  • 優柔不断な人は、慎重な性格です
  • 誰にでもいい顔をして、我慢しがちな人は、他人に平等に接することができます
  • マイナス思考の人は、「悪いこと」を想定できます
  • 自信がない人は、自信過剰による失敗とは無縁です

大切なことは、バランスです。

自分の悪い特徴を悪い方向にだけ考えるのではなく、なるべく多様な視点で自分を評価し、いいところにも目を向けることを心掛けましょう


処方箋②変えられることに目を向ける

変えられることに目を向ける

人には「変えたくても変えられないもの」があるのも事実だと思います。

容姿や生まれた家の事情などは、克服できるものではありますが、そう簡単に変えられるものではありません。

変えられる部分を変えていきましょう

ここで、とても心が軽くなる祈りの言葉をご紹介します。

アメリカの神学者ラインホルド・ニーバーがつくったと言われる、「ニーバーの祈り」というものです。

「父よ。私に変えねばならぬものを変える勇気を、どうしようもないものを受け入れる静穏を、そして、それらを見分ける洞察力をお与えください」

「静穏」とは「静かな心」、「洞察力」とは「知恵」といったような意味です。

人には「変えるべきところ」「変えられない受け入れるべきところ」があり、それらを見分ける知恵を神様に授けてくださいとお祈りしているのですね。

筆者はキリスト教信者ではありませんが、生きて行く知恵を教えてくれる素晴らしい祈りの言葉だと思います。

この祈りのように、自分の何を「変えるべき」か、「変えられないので受け入れるべきか」をまずは見分けましょう

そして、変えられない部分で自分を嫌いになるのでなく、変えられる部分に目を向けてください。

変えられる部分を改善する努力をすれば、変えられない部分を補うことができます。

例えば、私は昔から忘れっぽい性格で、そんな自分が嫌いでした。

そして、「忘れっぽい性格」は、今でも改めることができていません。

ですが、ものを置く場所を決める、聞いたことは必ずメモしてスマホに一元化するなどの工夫をすることで、忘れっぽい性格を補うことができるようになりました。

すると、自分に対する「忘れっぽいダメな人」という認識が、「工夫が得意な人」に改まったのです。

「変えられること」「工夫できること」に挑戦し、小さな成功を積み重ね、自信をつけていきましょう

最初の一歩は小さなことでも大丈夫です。

「毎朝10分歩く」「英単語帳を毎日一ページ覚える」などのほんの小さなことでも、少しずつ積み重ねていけば大きな成果に繋がります。

現状から脱出するために何をすればいいのかがわからないときは、家族や友人、カウンセラーなどに相談してみましょう。

納得できない現状からの脱出方法については、次のコラムをご覧ください。


処方箋③完璧を求めすぎない

完璧を求めすぎない

人は、矛盾した考えを持ったり、行動したりするのが普通です

痩せたいと思いながらも甘いものを食べてしまったり、誰かの幸せを願うと同時に嫉妬心を抱いたり、自分の気持ちに素直になれなかったり。

世の中に完璧な人間なんていません。

理想どおり完璧にできないからといって自分を嫌う必要はありません

あなた自身が「希望する完璧」に届かないことがあっても、
人間は完璧ではない、
人間は失敗する、
だから大丈夫、
と意識を切り替えることが大切です。

そして、過度ではない、必要に応じた程度の反省や改善を行っていきましょう

思いつめすぎず、ときには開き直ったり、ストレス発散をしたりしてみるのもおすすめです。

その際も、なるべく前向きな気持ちでいるようにしましょう(ストレス解消だって、人間には誰しも必要です)。

完璧主義を治す方法については、次のコラムをご覧ください。


処方箋④誰かと比べない

誰かと比べない

自分が嫌いな人は、「優れた人」「うまく行っている人」と常に自分を比べてしまう傾向にあります。

自分が嫌いな人は、他者を不必要に理想化し、他者の長所ばかりを見て自己嫌悪に陥ってしまうのです。

自分と他人の比較をやめるようにしましょう

自分と他者を比べてしまう人への処方箋は次のようなものがあります。

  • 否定的・支配的・劣等感を抱かせる人や環境と距離を置く
  • 劣等感を刺激するテレビ、映画、ニュースなどを見ない
  • SNSを見ない
  • 競争をやめる

他者は、自分の「いい面」「盛った面」しかあなたに見せません

また、メディアには、過度に不安をあおる情報が溢れています。間違った情報も少なくありません。

人のアラ探しをしようと言うつもりはありませんが、あなたから見て「スゴイ人」も「幸せそうな人」も、実はそうではない場合が多々あります

もし完璧で素晴らしく見えているとしたら、それはあなたがその人に対して好意的だから、欠点も好意的に受け止めているからではないでしょうか(恋愛でいうところの「アバタもエクボ」という状態ですね)。

または、その人を過剰に恐れていたり、その人に対して劣等感を抱いていたりする場合も相手が完璧に見えることがあります。(仕事のできる上司が何もかも完璧に見える、成績のいい兄がすごい人間であるように見えるなど)

自分と他者を冷静に見る目を持つこと、自分と他者を比較しないことが大切です

強い劣等感の解消方法については、次のコラムをご覧ください。


処方箋⑤ありのままの自分と向き合ってみる

ありのままの自分と向き合ってみる

自分の短所を受け入れることも大切です。

短所も長所もある、「ありのままの自分」を知って受け入れるのです

あなたの好きな人を思い浮かべてください。

その人に短所はありませんか?

短所も含めて好きだなと思いませんか?

あなたも同じです。

短所も個性であり、短所があってこそあなたの個性が輝くのです。

「こんな長所と短所があるから自分らしいのだ」と、ありのままの自分と向き合ってみましょう

自分の嫌いな部分も個性ととらえて受け入れられたら、世界の見え方が変わります。

「欠点」だと思っていたことが、少しずつ「よい個性」に変わって行きます。

嫌悪が強いようなら、「気持ちが落ち着くまでは、自分の短所を見ないふりをする」ことが効果的な場合もあります。

ありのままの自分を受け入れる方法については、次のコラムをご覧ください。


処方箋⑥NOを言える人間になる

NOを言える人間になる

嫌なことには、NOを言えるようになりましょう

「人に言われて思ってもいないことをする」と、自分が嫌いになってしまいます。

例えば、

  • 親が喜ぶから、好きでもないのにピアノを習い続ける
  • 友人に絶対似合うよと言われて、趣味ではない服を着る

といったように、他人の意見に従い行動すると、「人に従って嫌なことをしてしまった自分」を情けなく思い、嫌いになる気持ちが生まれます。

自分の意見を大切にせず、他人に迎合すればするほど、「自分が嫌い」と思う気持ちは膨らんで行くのです

まずは、「NO」と言えるようになること。

相手が親や上司や先生であろうと、大好きな恋人であろうと、自分の意見を大切にすることが「自分が嫌い」を失くす第一歩です。


処方箋⑦自分の外に意識を向ける

自分の外に意識を向ける

自分が嫌いだと思うときは、意識が自分に向き過ぎているときでもあります。

自分の内面を見ることも大切ですが、自分が嫌いになって煮詰まったときには、外に意識を向けてみましょう

例えば、

  • ペットや動物の世話をする
  • スポーツチームやアイドルを応援する
  • 映画やドラマを楽しむ
  • ボランティアをする
  • 旅行に行く

などをすると、意識を自分の外に向けられます。

一度意識を自分の外に向けた上で、スポーツや映画を楽しめたり誰かの役に立ったりしている自分を発見すると、自分を好きになる可能性は高まります

また、誰かの役に立ったり、人と交わったりといった経験は、自己イメージを高める効果を持ちます。


処方箋⑧人を頼る、相談する

人を頼る、相談する

自分が嫌いで自己嫌悪に陥ると、孤独を抱えてしまったり、「自分を好いてくれる人なんていない」などのネガティブ思考に陥ってしまったりしてしまいます。

ひとりで悩まず、誰かに相談してみることで、少しずつ「自分嫌い」はなくなります

「自分が嫌い」と思う気持ちは、「自分の嫌いなところを変える」だけでなく、自分に対する見方を変えることで克服に繋がることも珍しくありません。

自分嫌いな人が、自分だけで自分についてずっと考え続けていると、どんどん負のスパイラルに陥ります。

人に相談したり、人の意見を聞いたりすることで、あなた自身が新しい「好きな面」に出会えます

人を頼ったり、相談したりというのは腰が重い、気がひけるという方も多いでしょうが、一度やってみると意外といいものだったりするものです。

友達や家族などに相談することが恥ずかしい場合は、カウンセラーや匿名電話相談などを利用しましょう

SNSやネット掲示板は、効果がある場合もありますが、適当なことや心ないことを言われる可能性もある点に注意しましょう。

そして、「頼る」「相談する」ことを意識せず、単に「人と本音で話す」だけでも、少しずつ心は変わっていきます。

なお、自分が嫌いだと思う背景には、うつ病などの精神疾患が潜んでいる場合があります。

精神疾患には一刻も早い専門的な治療が必要ですので、少しでも気になるようなら、心療内科や精神科に足を運んでください。


処方箋⑨何かにチャレンジする

何かにチャレンジする

自分のあれもこれも嫌い。

そのような場合は、何か一つだけでも改善すると「自分嫌い」がなくなる可能性があります

「顔も嫌い、仕事もできない、やさしくないし、社交的じゃない。私は全てがダメなんだ」

そう思ってしまう人は、小さなことでもいいのでチャレンジしてみましょう。

例えば、

  • 資格や習い事にチャレンジする
  • 外見を変える
  • 実家を出て一人暮らしを始める

などです。

大きなことでなくても構いません。

  • 本を一冊読み終える
  • 料理を家族に作る
  • 筋トレをする

などでも、積み重ねていくうちに効果が出てきます。

何か一つでもできるようになれば、「自分が嫌い」という気持ちはかなり改善されるはずです

強い劣等感の解消方法については、次のコラムをご覧ください。


自分が嫌いなあなたにおすすめのコラム

さて、これまでも文中で各項目に関連するコラムをご紹介してきましたが、それ以外にも、「自分が嫌い」の解決に役立ちそうなコラムがございます。

下記に4つ紹介しますので、気になるタイトルがあったら読んでみてください。

きっとあなたのお悩み解決の一助になると思います。


まとめ〜自分を好きになれるよう祈っています〜

まとめ〜自分を好きになれるよう祈っています〜

「自分が嫌い」は、あなたの脳があなた自身を「嫌い」と感じる現象のためです。

思い込みで自分のことを嫌いになっているのです。

そうした思い込みは、「完璧主義」などの性格・特徴が、「自分の中に『過度に厳しい自分』がいる」など、心の奥にある本当の原因と結びついて起こります。

「特徴のいい面にも目を向ける」などを行うことで、あなたの自分嫌いは減っていき、自分を好きになっていけます。

今回のコラムが、あなたの自分嫌いを減らす一助になったなら幸いです。

さて、私たちキズキ共育塾は、一人ひとりの悩みや目標に合わせて、勉強やコミュニケーションを通じてサポートしています。

「自分が嫌いでしょうがない」と言っていた生徒さんが、授業を通じて少しずつ自分を好きになっていた例はたくさんあります。

もし気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください(相談は無料です)。

あなたのための、「自分が嫌い」な気持ちを減らし、自分を好きになっていく方法を、一緒に考えていけると思います。

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