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引きこもりからの大学受験を成功させる7つのコツ|体験談も紹介します

2020年6月1日 月曜日 投稿

引きこもりからの大学受験を成功させる7つのコツ

キズキ共育塾の寺田淳平です。

引きこもりに悩んでいるあなたは、大学受験を検討しているものの、以下のような悩みをお持ちではありませんか

「引きこもりの自分が大学受験できるのか」
「卒業後にブランクが空いていても大学進学は可能か」
「引きこもりの人が大学受験を成功させるにはどうしたらよいか」
「引きこもりから大学受験合格を果たした人は実際にいるのか」

これらは、引きこもりからの大学進学を考えている人が抱きやすい疑問かと思います。

そこで今回は、引きこもりの人が大学受験をする方法から、受験を成功させるコツまでを徹底解説いたします

実際に引きこもりからの大学進学を果たした私の経験も踏まえて、受験前の確認事項や体験談も紹介しますので、引きこもりからの復帰を目指している方、引きこもりからの大学受験を検討している方は、ぜひ読んでみてください。

目次

引きこもりの人が大学進学する4つのメリット

まずは、引きこもりの人が大学進学をすることで得られるメリットを確認しましょう。

この章では、主に高卒と大卒の比較を交えながら、4つのメリットを挙げていきます。

メリット①:自分を変えるきっかけを見つけやすい

自分を変えるきっかけを見つけやすい

1つ目は「自分を変えるきっかけを見つけやすい」です。

引きこもりの人の中には、大学進学をきっかけに「自分を変えたい」と思う方がいるのではないでしょうか。

大学では中学・高校よりも自由な時間が多く、4年制の学校に通えばまとまった時間も取ることができます

そのため、「自分を変えるために新しいことにチャレンジする」など、積極的に活動に取り組めます。

また、引きこもりという過去を知る人や、嫌な思い出のある土地、家族から離れたいという場合には、大学に通うことをきっかけに、環境をリセットしてやり直せる点もメリットになるでしょう

そして、「大学生」という分かりやすいステータスを持つことで、アルバイトなどにも挑戦しやすくなりますし、多少の失敗も周囲からは大目に見てもらえることがあります。

このように、大学では引きこもりの方が自分を変えるきっかけを見つけやすいのです。

メリット②:整った環境で専門的な知識を身につけられる

整った環境で専門的な知識を身につけられる

2つ目は「整った環境で専門的な知識を身につけられる」です。

高校までとは違い、大学では通常、専攻科や専門分野を定めて勉強・研究を行います。

また、勉強の形式は一般的な聴講形式から、文系であればディスカッションやフィールド・ワーク、理系であれば専門機器を用いた実験や長期に渡る共同研究など、高校までに比べて学びの手段が多様です

そして、必修で課されている講義は別として、どの形式の講義を選ぶかは基本自由です。

もし、引きこもり経験があることで、対人コミュニケーションに慣れないという場合でも、比較的安心して受講できるでしょう

講義の予定がないときには、専門書を多数所蔵している大学図書館で資料を探したり、自習したりすることもできます。

このように、「大学では整った環境で専門的な知識を身につけられる」というメリットがあります。

メリット③:同じ興味を持つ人に出会いやすい

同じ興味を持つ人に出会いやすい

3つ目は「同じ興味を持つ人に出会いやすい」です。

大学では専門分野が分かれると述べましたが、学科や専攻が同じ人とは興味が近いことが多く、趣味や関心の似通った人に出会う確率が高いです

もちろん、全員と意気投合できるとは限りませんが、共通の話題を話し合える学友を作りやすいことは確かでしょう。

メリット④:高卒に比べて就職時の条件が良くなる可能性がある

高卒に比べて就職時の条件が良くなる可能性がある

4つ目は「高卒に比べて就職時の条件が良くなる可能性がある」です。

就職活動をする上では、希望する職種が「正規雇用かどうか」という点が重要な確認事項になります。

非正規雇用は、正規雇用に比べて「雇われやすい(辞めやすい)」「仕事を掛け持ちしやすい」「シフトにあわせて労働時間を調整しやすい」などといったメリットもあり、一概に悪いというわけではありません。

しかし一方で、「給料、福利厚生、キャリア」といった待遇面で言えば、一般的には非正規雇用(アルバイト・パートなど)よりも、正規雇用の方が条件がよいとされています

したがって、正規と非正規のどちらがよいかは一概には言えないものの、待遇面を気にされるのであれば、「望まぬ非正規雇用」は避けた方がよいかもしれません。

また、厚生労働省の統計によれば、15~34歳までの若年労働者における正社員の割合は、中卒で「35.4%」なのに対し、高卒では「56.3%」、大卒で「80.9%」と、最終学歴によって大きな差があります。(参考:厚生労働省『平成30年若年者雇用実態調査の概況』)

最終学歴が中卒・高卒となった場合、正規雇用での募集自体が少ないため、待遇面に満足できないケースが見られるのです

また、職種を選ぶときにも、大卒の方が、選択肢が広がると考えられます。

文系であれば保険や金融の専門職、理系であれば化学系メーカーの研究開発職などは高い学習能力が求められますし、総合職であっても、応募条件を「大学卒業以上」に指定しているところは多いです。

このように、大卒であれば、正規雇用での募集が比較的多く、待遇面でも職種の面でも希望した就職先に出会いやすくなる点は、メリットとして挙げられるでしょう。

引きこもりの人が大学受験をするときの確認事項4点

ここからは、引きこもりの人が大学受験をするときの確認事項を、具体的に紹介します。

大学受験にはある程度、継続的な努力が必要になります。

合格を目指すのであれば、不安要素をできるだけ取り去って、勉強に集中した方がよいでしょう。

ここでは、4つの確認事項を挙げていきます。

確認事項①:大学受験資格を持っているか

大学受験資格を持っているか

1点目は「大学受験資格を持っているか」です。

いざ大学受験を目指そうとしても、最終学歴が「中卒」であったりすると、受験資格を満たせていない可能性があります

まずは、大学受験をする資格を持っているかを確認することから始めましょう。

ちなみに、次の章で詳述しますが、高校を卒業していなくても大学進学をする方法はありますのでご安心ください。

確認事項②:大学に行く目的があるか

大学に行く目的があるか

2点目は「大学に行く目的があるか」です。

ただ「なんとなく」大学を目指しているだけだと、受験勉強中に壁に衝突したとき、モチベーションを維持しづらくなります

反対に、目的がはっきりしていると、動機付けも強固ですので、もう少し踏ん張ろうと思えるはずです。

また、「将来は英語を扱う仕事がしたい」など明確な目的があれば、志望大学や専攻科を選ぶ際に、進学後の自身のイメージをより具体化しやすくなります。

受験勉強を続ける上で、そして進学後に大学に通い続けるためのモチベーションを維持する上でも、ある程度の目的を持つことは大切です。

確認事項③:家族に相談したかどうか

家族に相談したかどうか

3点目は「家族に相談したかどうか」です。

引きこもりに悩む人の中には、ご家族と同居されていても、家族とのコミュニケーションが希薄である人がいるかもしれません。

>大学受験はご家族の協力があった方がスムーズに進められますし、合格して進学することになった場合は、学費の援助などをお願いすることもあるでしょう。

そのため、大学受験は「あなただけの受験」とは限らないのです。

中には、受験勉強が進み始めた段階で相談し、反対されたことで、勉強のモチベーションが下がったり、断念せざるを得なくなったりするケースもあります。

ご家族のいる方は、できるだけ早い段階で、きちんと相談しておくことが大切です。

確認事項④:学費などの条件をどう解決するか

学費などの条件をどう解決するか

最後の確認事項は「学費などの条件をどう解決するか」です。

大学進学をすることになった場合、初年度には授業料だけでなく入学金などを収めなくてはなりません。

期日までに支払い手続きを進めないと、入学できなくなる可能性があるため、受験が終わったらできるだけ早く学費を準備する必要があります。

4年制大学であれば、奨学金を借りるなどして、卒業までの学費をどう工面するかを長期的に考えることになります。

引きこもりに悩む方は、アルバイトや就職などで給与を得ているケースは少ないと思いますので、大学卒業までにかかる費用や条件をざっと調べて、どう解決すべきかをあらかじめ考えておくようにしましょう

引きこもりで中退した人が大学受験資格を得る5つの方法

この章では、引きこもりがきっかけで高校を中退した人が、大学受験資格を得るための方法を紹介します。

すでに高校を卒業しているなど、大学受験資格を有している人は、次章へお進みください。

方法①:高等学校卒業程度認定資格を取得する

高等学校卒業程度認定資格を取得する

最初にオススメしたいのは、「高卒認定資格(正式名称:高等学校卒業程度認定試験)を取得する」です。

高卒認定資格とは、「高校卒業と同程度の学力があること」を公的に認める資格で、取得によって大学・短大・専門学校、一部の公務員試験などの受験が可能になります

取得のためには、年に2回(8月・11月)実施される試験に合格する必要があります。

高卒認定試験は、その年度で16歳以上、かつ大学入学資格のない人であれば、受けることが可能です(高校に在籍していても受験できます)。

全部で8〜10科目を受ける必要がありますが、高校中退後に大学受験を目指すケースの場合、高校での学習状況(単位取得状況)によっては、受験を免除される科目もあります。

また、1回の試験で全ての科目に合格する必要はなく、一度合格となった科目はずっと有効となります。

実際に受験するときは、そうした仕組みを理解した上で、効率的な学習環境を整えることが大切です

中には、私たちキズキ共育塾のように、専門の講師やスタッフが高卒認定資格取得をサポートする塾もあります。

引きこもりで高校を卒業していないという方は、ぜひ一度調べてみてください。

方法②:通信制高校に再入学・卒業する

通信制高校に再入学・卒業する

2つ目の方法として、「通信制高校への再入学・卒業する」というものがあります。

通信制高校とは、学校から送られてくる教科書や動画といった教材を使う、自宅学習がメインの高校です

通信制高校では、基本的に授業への出席ではなく、レポートの提出や試験などで卒業単位を修得していきます。

仮に出席を求められたとしても、「スクーリング日」と呼ばれる特定の日数のみです。

あなたのペースで単位を取得できるため、「高校の授業についていけなかった」という人には、特に向いているかもしれません

通信制高校についてもっと詳しく知りたい方は、以下のコラムにまとめてありますのであわせて読んでみてください。

方法③:定時制高校へ再入学・卒業する

定時制高校へ再入学・卒業する

3つ目は「定時制高校への再入学・卒業する」という方法です。

定時制高校は、朝から夕方にかけて勉強する「全日制高校」と異なり、昼、または夕方からの時間帯に授業を受けることができる高校です

また、定時制高校の授業のコマ数は、1日4コマが目安になるので、全日制高校に通うよりも、比較的自由な時間を多く確保できます。

ただし、高校によっては、卒業までに4年の期間が必要なところもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

また、定時制高校には、引きこもり経験のある人や、家庭の事情で全日制高校を中退した人など、様々な背景を持つ人が通っています。

そのため、同じような悩みを持つ人と交流しながら、受験勉強や学生生活に取り組めるため、比較的勉強が続けやすいというメリットがあります

定時制高校についての情報は以下にまとめてありますので、併せてご参照ください。

方法④:通信制大学の特修生・履修生制度の利用

通信制大学の特修生・履修生制度の利用

4つ目は、「通信制大学の特修生・履修生制度の利用」です。

通信制大学とは、大学から配布される教材や動画をもとに勉強したり、自分で資料を収集してレポートを書いたりして単位を取得する、自宅学習が基本の大学です。

特修生・履修生制度とは、こうした通信制大学での勉強を希望する人のうち、一般的な入学資格を持たない人に入学を許可する制度です

ただし、一定期間のうちに大学が定める履修科目を修めて、単位を取得しなければならないなど、学校ごとに異なる条件が課せられます。

例えば、東京都にある東京福祉大学の通信教育課程では、「半年以内に所定の単位(大学:16単位以上、短大:8単位以上)を習得すること」が、大学の正科生になるための条件となっています。(参考:厚生労働省『通信教育課程 入学のしかた | 東京福祉大学』)

ご興味のある方は、通信制大学のホームページをご覧の上、その大学の特修生・履修生制度について問い合わせてみるとよいでしょう。

方法⑤:専修学校の高等課程や高専を修了する

専修学校の高等課程や高専を修了する

最後の方法として、「専修学校の高等課程や高専を修了する」というものがあります。(参考:文部科学省『高等専修学校から大学へ』、文部科学省『修了者に大学入学資格が認められる専修学校高等課程の一覧』)

専修学校には、入学資格によって、「高等課程・専門課程・一般課程」の3つがあります

学校教育法の基準では、以下のように定められています。(参考:厚生労働省『学校教育法(抄)(昭和22年法律第26号)』)

  • ①修業年限が1年以上であること。
  • ②授業時間数は、学科ごとに文部科学省が定める授業時数以上であること。
    (年間800時間以上、夜間学科は450時間以上)
  • ③教育を受ける者が常時40人以上であること。

中卒の人が専修学校に通う場合は、基本的に「高等課程」に進むことになります。

この高等課程のうち、修業年数が3年以上などの条件を満たした人で、文部科学大臣が指定した学科の修了者は、大学受験資格が得られます

ただし、大学入学資格を得られる専修学校は、文部科学大臣が指定するものに限定されるため、検討中の専修学校が指定校になっているかという点にはご注意ください。

また、技術者になるために、いわゆる五教科などの一般科目と、工学・技術・商船などの専門科目の両方を学べる「高専」(高等専門学校)も、修了後に大学への編入学が可能になります。

ただし、専修学校・高専ともに、夜間学科以外の生徒は中学卒業直後の若い人たちであることも事実ですので、引きこもりでブランクのある人にはあまりオススメしません

学習内容が「高校の普通科」よりも「職業」に直結した内容となっている点も考えると、「大学進学」目的としては、あまり現実的な選択肢とは言えないかもしれません。

それでも興味があるという方は、専修学校に資料請求したり見学に行ったりして、「大学受験」以外の観点からも、自分に向いているかどうかをよく確認しましょう。

引きこもりの人が大学受験を成功させる7つのコツ

ここからは具体的に、引きこもりの人が大学受験を成功させるコツを解説していきます。

大切なのは、先述したように「自分だけの受験」ではないことを理解し、周囲の人に協力を仰ぐことです

大学受験の際は、情報収集や進学後の相談など、専門の人や家族の助けが必要になります。

上記の点に留意しながら、これから紹介する大学受験成功のための7つのコツを実践してみてください。

コツ①:相談を含めて詳しい人や塾に頼る

相談を含めて詳しい人や塾に頼る

1つ目は「相談も含めて詳しい人や塾を頼る」です。

大学受験を検討中の方は、身近にいる人の他に、同じ経験を持つ人や、受験のプロセスなどに詳しい人に相談することも大切です

特に、引きこもりなどにより、ブランクがある人を指導した実績のある塾では、生活面も含めた、きめ細やかなアドバイスを得られます。

講師の中には、実際に引きこもりからの大学進学を果たした人もいるので、体験談を聞いて合格へのイメージをつかむこともできます。

また、各地に設置された「ひきこもり地域支援センター」などの公的機関でも、相談することは可能です。

このように、塾や公的機関に相談することで、自分に合った大学受験に向けての計画などが定めやすくなり、受験に向けた意思決定もスムーズに進みます

コツ②:焦らずに適度な息抜きをする

焦らずに適度な息抜きをする

2つ目は「焦らずに適度な息抜きをする」です。

引きこもりに悩む人の中には、「早く現状を脱したい」「いち早く次の一歩を踏み出したい」と焦って受験勉強に臨む人もいます。

しかし、「無理をして疲れた結果、勉強が続かない」といったことも考えられるため、適度な息抜きが大切です

特に、夜遅くまで勉強を続けたり、食事を抜いたりして、生活リズムを崩すことは避けてください。

中には、そもそも「大学受験に失敗したこと」が原因で、引きこもりになった方もいると思います。

そうした方は心の安定に努めて、勉強に気乗りする時期や時間帯を上手に見つけて準備するようにしましょう。

コツ③:大学受験・進学後の目標を明確化する

大学受験・進学後の目標を明確化する

3点目は「大学受験・進学の目的を明確化する」です。

前に述べた確認事項とも多少重複しますが、大学受験を成功させるためには、大学受験・進学の目的を、ある程度明確にすることが大切です。

特に大事なのは、「何を学びたくて大学に入ろうとしているのか」です

例えば「自動車の設計に携わりたいから、機械工学を学ぼう」という場合には、物理の知識が必要になります。

すると、単に大学受験のために勉強するのではなく、進学後も見据えて基礎を固めようというように、学習意欲を高めることができます。

目的を明確化することで、進学後のイメージを明瞭にすることが大学受験成功の秘訣です。

コツ④:自分の現状や学力を認識する

自分の現状や学力を認識する

4つ目は「自分の現状や学力を認識する」です。

引きこもりによるブランクがある場合、学校に通っていたときの成績が参考にならない可能性があります

「想定していたよりも、忘れている内容が多い」ということもあれば、逆に「自分の学力を低く見積もりすぎていた」というケースもあるでしょう。

学力を測る手段としては、塾などで実施している学力判定テストを受けるのが有効です

入塾する前にテストを実施しているところは多いので、一度相談してみて、あなたの現状や学力を認識してみてください。

コツ⑤:あなたに合った試験方式・試験科目を選ぶ

あなたに合った試験方式・試験科目を選ぶ

5つ目は「あなたに合った試験方式・試験科目を選ぶ」です。

試験方式には、主に「一般入試」と「一般入試以外」の2種類があります

「一般入試」とは、大学で作成する「学力試験」で合否を判定する、最も主要な方式です。

受験資格は、基本的には「高卒、または高卒認定の取得」のみです。

「一般入試以外」の場合は、例えば「AO入試」のように、書類審査や面接などを通して特技や能力、進学の動機を見て判断します。

基本的には、一般入試を選択することになりますが、もしAO入試を希望したいという場合は、塾や専門的な指導をしている人に相談してみましょう

また、「生物・物理・化学のどれを選ぶか」というような、試験科目の選択も重要です。

大学受験を成功させるという目的で考えたときには、得意な科目を選ぶのがよいかもしれません。

その一方で、進学後に専攻する分野のことを見据えた上で、科目を選択した方がよいという視点もあります。

受験までにどのくらいの余裕があるのか、あなたの学力はどの程度かにあわせて、総合的に判断するようにしましょう

コツ⑥:勉強のスケジュールを立てる

勉強のスケジュールを立てる

6つ目は「勉強のスケジュールを立てる」です。

大学受験を成功させるには、できるだけ効率のよい勉強スケジュールを立てることが望まれます

例えば、数学の特定の単元を先に勉強しておくことで、物理の理解が早まるといった、「勉強する上で効率のいい順序」や、どの時間帯であれば短時間で密度の高い勉強できるのかといった、「一日の中で効率よく勉強できるタイミング」を理解し、組み合わせることが大切です。

また、慣れないうちは、すべての科目を同時にやろうと思わずに、まずは得意な科目を伸ばして自信をつけるなど、あなたがモチベーションを維持しやすいスケジュールを立てるのもよいでしょう。

長期的な計画だけでなく、その日は何を重点的に勉強するかという各日の視点を持つことが、大学受験の成功に繋がります

コツ⑦:前もって受験会場に足を運んでおく

前もって受験会場に足を運んでおく

最後のコツは「前もって受験会場に足を運んでおく」です。

これは、半年ほどの引きこもりを経験した私からのアドバイスになります。

引きこもりで外に出ない状態が続くと、慣れない環境や人混みで緊張して、力を発揮しづらくなります

実際、私は高校3年生のときは、人混みで気分が悪くなったこともあり、試験を途中で断念しました。

そのため、浪人を経た翌年は、前もって受験会場に足を運び、少しでも環境に慣れておいたことで、受験成功に繋がったという実感があります。

受験のときには実力を出し切ることが大切なので、引きこもりから大学受験を成功させたい方は、受験会場に慣れておくとよいでしょう

引きこもりから大学受験合格を果たした人の体験談

最後に、引きこもりから大学受験合格を果たした人の体験談をご紹介します。

ここでは、キズキ共育塾の生徒さんの例を2つと、私自身の例を挙げさせていただきます。

体験談①:いじめ・不登校・引きこもりを乗り越えて合格したAさんの例

いじめ・不登校・引きこもりを乗り越えて合格したAさんの例

最初の例は、高校でいじめ・不登校・引きこもりを乗り越えて合格したAさんです。

Aさんは、高校受験を成功させて進学したものの、表向きの進学実績にこだわる学校の指導方針に幻滅したと言います

課題を命じるばかりの指導方針は、Aさんの勉強意欲を奪い去りました。

その結果、成績が悪化し始め、クラスメイトとの人間関係もうまくいかなくなります。

先生に相談しても応じてもらえないことで、さらに学校が嫌になり、その後、不登校を経て半年に渡る引きこもりを経験することになりました

しかし、受験が迫っていたこともあり「どうにかしたい」と思ったAさんは、キズキ共育塾に相談して指導を受けることを決心します。

キズキ共育塾では、同じ境遇を乗り越えた講師によるマンツーマンの指導で、勉強意欲も回復。

また、入学後や将来の話もフランクに話せたことで、勉強へのモチベーションが上がったと言います

そうしたサポートを受けながら、Aさん自身も努力をしたことで、受験勉強から半年で志望校に合格できました。

引きこもりによるブランクもあり、半年間ずっと不安はあったものの、環境を変えれば危機から脱することができるのだと気付けてよかった、とAさんは仰っていました。

体験談②:引きこもりから高卒認定資格取得を経て合格したBさんの例

引きこもりから高卒認定資格取得を経て合格したBさんの例

2つ目の例は、引きこもりから高卒認定資格を取得して合格したBさんです。

Bさんは、高校受験で志望校に入れなかった悔しさをバネに、入学した高校では1年生の頃から必死に勉強を頑張っていました。

ところが、2年生になったときに、猛勉強による疲労性の体調不良で学校に通えなくなった結果、自室に引きこもり、好きなゲームばかりして毎日を過ごすようになりました

そして最終的には、高校を中退します。

ゲームばかりの生活をして1年過ごすうちに体調が回復し、アルバイトを始めたものの、現状に危機感を覚えたことが大学受験を決めた理由です。

Bさんにとって勉強をするのは、約2年ぶりのことでした。

そこで、Bさんはキズキ共育塾に通うことを決心し、高卒認定試験の合格と並行して受験勉強を開始しました。

指導を受ける中で嬉しかったのは、担当してもらった講師の先生のひとりが、志望する大学の現役学生であった点です。

弱点科目を重点的に教わる一方で、志望する学校の様子などを話してくれたことがモチベーションにつながりました

アルバイトを続けながらの勉強は苦しい時もありましたが、1年間の受験勉強の末にBさんは大学合格を果たしました。

Bさんは大学受験を成功させたことで、引きこもりのときに失われた自信を回復することができ、大学に通える喜びを味わっているそうです。

体験談③:引きこもりから浪人生活を経て合格した私の例

引きこもりから浪人生活を経て合格した私の例

最後の例は、引きこもりから浪人生活を経て、大学に合格した私の例になります。

私の場合は、高校2年生のはじめから半年近い引きこもりを経たのちに、登校を再開しました

その結果、登校再開以降も、短い期間の不登校・引きこもりを繰り返しましたが、どうにか卒業にこぎつけることができました。

現役生のときも大学受験には挑戦したのですが、試験会場で気分が悪くなったため途中退席し、そのまま浪人生活に入りました。

ところが、大学受験で自信を喪失したためか、半年近く勉強をせずにアルバイトをしたり、また引きこもりに近い生活を送って、自分のやりたいことばかりをしていました

受験勉強を始めたのは、夏が終わったころです。

その頃は、さすがに一人でブランクを取り戻せるか不安だったため、キズキ共育塾とは別の塾ですが、そうした相談に乗ってもらえる塾に頼ることにしました。

実際に、引きこもりや不登校に悩む人を指導した実績がある塾でしたので、懸念材料や不安を話すことで気が楽になったことを覚えています。

10月頃から猛勉強を開始するとともに、学校見学と受験会場に慣れることを目的に、新幹線に乗って志望大学に足を運んだりしました。

そして、入試当日には迷うことなく受験会場に行けて、安心した気持ちで試験に臨んだ結果、無事に合格することができました。

私がお伝えしたいのは、引きこもりを経験していたとしても、その後に追いついて大学に進学することは充分可能だということです

「無理だ」と決めつけずに挑戦すれば、可能性はありますので、あきらめずに挑戦してみてください。

まとめ:引きこもりでも大学受験を成功させることはできます

引きこもりでも大学受験を成功させることはできます

引きこもりの人が大学進学するメリット、確認事項、方法、成功させるコツなどを体験談とともに解説してきましたが、イメージは掴めましたか?

大切なのは、ひとりで抱え込まずに、周囲の人や塾を適切に頼ることです

周囲の力を借りながら効率よく勉強をすることで、短期間であっても合格できる可能性があります。

引きこもりに悩む人にとって、大学進学が視野を広げる大きなきっかけになることも少なくありません。

ぜひ「無理だ」とあきらめないで、大学受験を目指してみてください。

このコラムが引きこもりからの大学受験を成功させたい方の助けになれば幸いです。

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