会話が苦手なあなたへ 克服方法や対策を解説

こんにちは。授業で会話の練習もできる完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
生活する上で必要不可欠な会話。
そんな会話が苦手だとお悩みではありませんか?
- 会話を楽しみたいけど、何を話したらいいのかわからない…。
- 自分の発言を後悔してしまう…。
このコラムでは、会話に悩む人に向けて、会話が苦手な人の特徴・原因やオススメの克服方法、会話をするときの心構えを解説します。
きちんと対策を行い、経験を重ねていけば、会話への苦手意識が減っていきます。
「会話が苦手」とお悩みのあなたに、少しでもお役に立てれば幸いです。
私たちキズキ共育塾は、会話が苦手な人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
目次
会話が苦手な人の8つの特徴・原因
この章では、会話に苦手意識を持つ人の特徴や、苦手意識を持つ原因を解説します。
こちらで紹介する克服方法にも関わります。自分に当てはまるものがないかご確認ください。
特徴・原因①相手のことを気にしすぎる

会話をするときに相手のことを気にしすぎると、うまく話せません。
一つひとつの言葉を慎重に選びすぎたり、話した内容を後で反省しがちな人は、これに該当する可能性が高いです。
例えば、次のようなことです。
- これを話したら、相手を不快にさせてしまうかもしれない
- 今話したことは、相手を傷つけてしまったのではないか
気遣いは確かに素晴らしいのですが、必要以上に考えすぎては、何を話してよいかわからなくなります。
特徴・原因②話題が思いつかない
「いざ会話となると、話題が思いつかない」という方も多いです。
その原因としては、次のようなものが考えられます。
- 情報量が少ない
- 知識が偏っている
- 緊張で頭が真っ白になる
人と話す経験が少ないと、会話の際にどうしても緊張します。
また、同じような趣味を持つ相手との会話が得意な人でも、知識の分野が違う人とは上手に話せないことはあるでしょう。
ただし、変に気にする必要はありません。
「どんな場面や内容でもうまく話せる人」というのは、ほとんどいないということを知っておいてください。
特徴・原因③話を聞く態度が悪い

自分はまじめに話を聞いているつもりでも、無意識のうちに相手が不快に思うような態度をとっていることがあります。
相手を不快にさせる態度の具体例には、次のようなものがあります。
- 目をほとんど合わせない
- 反応が薄い、相づちがない
- 腕や足を組む、貧乏ゆすりをする
- スマホをいじりながら対応している
過去に筆者自身も、無意識にポケットに手を突っ込んだまま話をして、相手を不快にさせたことがありました。
よく言われることですが、会話は相手とのキャッチボールです。
自分発信の会話が苦手でも、相手から話題を振ってもらえれば、会話は進んでいきます。
しかしそんなときに、相手があなたの態度で嫌な気持ちになったら、どうでしょうか?
もうあなたと話をしたいとは思わないはずです。
自分の聞く態度が、相手にどう思われているかを考えてみるのもよいのかもしれません。
特徴・原因④目立ちたくない
会話が苦手な原因として、目立ちたくないといった性格面での原因も考えられます。
例えば、次のような理由でうまく話せない方は多くいらっしゃいます。
- 話すことで自分が会話の中心になるのが耐えられない
- 会話に関与していない周囲の目が気になる
こういった人たちは、周囲からは「人と関わりたくないのかな」と思われがちです。
「目立ちたくない性格」は悪いことではありません。ですが、あまりに消極的だと、会話を楽しめなくなるでしょう。
特徴・原因⑤話すタイミングがつかめない

話すタイミングの問題は、主にグループで会話しているときに起きます。
話すタイミングがつかめない方は、次のように考えがちです。
- 会話の流れを切ってしまわないか心配
- 空気が読めないと思われたくない
- 周りの人が次から次に話すため、自分が話すタイミングがない
- いざ話しても、他の人とかぶってしまうかもしれない
自分の意見や考えを話したいのに、思うように会話に入れず、話せないことで自己嫌悪に陥ったり、孤独を感じたりします。
特徴・原因⑥経験が少ない
そもそもの会話の経験が少ないと、会話への苦手意識は高まります。
実際にキズキ共育塾に通っている生徒さんでも、引きこもりの期間が長かったために会話の機会が極端に減り、会話に不安を抱くようになった人はたくさんいらっしゃいます。
何事も初心者のときはうまくいかないことが多いですし、ブランクがあれば腕はどんどんなまっていきます。
会話も例外ではありません。経験を積むことは、会話の上達につながります。
特徴・原因⑦会話で失敗した経験がある
過去に会話で失敗した経験があると、会話を苦手だと感じてしまうでしょう。
たとえば、以下のような場面が挙げられます。
- 自分の考えを否定された
- うまく伝えられなかった
- 声をかけたのに無視された
- わかりにくい伝え方で誤解されてしまった
- 話している内容を理解されなかった
上記のような経験をすると、話すのが怖くなり、会話が嫌になりやすいでしょう。
しかし、過去の失敗にとらわれていると、誰とも会話ができなくなってしまいます。
会話をする状況や相手の感情は、常に変化します。
失敗した経験をできるだけ気にせず、会話の経験を積んでいきましょう。
また、「自分ではうまく伝えられなかったと感じていても、相手にはちゃんと伝わっている」というケースもあります。
自分が失敗したと思う経験に、どのような会話のやりとりがあったかを思い出し、改善できそうなところは改善していきましょう。
特徴・原因⑧発達障害が関係する

会話が苦手だと感じている人の原因として、発達障害も考えられます。
発達障害とは脳の機能障害のことで、主な3種類は以下のとおりです。
- ASD(自閉スペクトラム症、自閉症スペクトラム障害)
- ADHD(注意欠如・多動性障害)
- SLD(限局性学習症・限局性学習障害)
発達障害の特性の現れ方は人それぞれですが、例えば次のようなものがあります。
- 協調性に乏しいため、集団行動が苦手
- 身振り手振りやジェスチャー、目線などの非言語コミュニケーションが苦手
- 相手の気持ちを読み取ることが苦手
- 場の空気が読めない
- 光や音に敏感
- 学習能力にばらつきがあり、ある特定の分野に偏っている
このような特性のために、発達障害のある人は、他人とのコミュニケーションが上手に行えないことがあるのです。
発達障害が当てはまるかもとお思いでしたら、適切に支援機関を活用しつつ、まずは自分のことを理解することから始めてみるとよいかもしれません。
発達障害に由来する、いわゆる自分の「クセ」を知ることが大切です。
「クセ」がわかれば自分自身で対策をとることができますし、「クセ」を伝えることができれば周囲の理解にもつながります。
自分のことを見つめなおすことが、理想とする会話への一歩となるでしょう。
会話が苦手な人にオススメの克服方法・対策9選
この章では、会話が苦手な人にオススメの克服方法を解説します。
克服方法・対策①まずは相手の反応や性格を慎重に観察する

会話をしようにも、話す相手のことを知らなければ会話はうまくいきません。
まずは相手をよく観察し、相手の性格や特徴を把握するのがベストです。
事前に準備できる時間があるときは、相手の境遇や興味のあることについて情報を仕入れておきましょう。
あなた自身が話しやすくなるのはもちろんのこと、相手もより自分のことを知ってくれている人の方が安心できるはずです。
初対面の場合は相手の表情を観察し、あなたが発した言葉を聞いた相手がどのように感じているのかを想像しましょう。
相手に笑顔や楽しそうな表情が見られたら、それは相手があなたに心を開き始めている証です。
その調子で会話を進めれば、信頼関係が築けるはずです。
もし少し嫌そうな表情が見られたら、それはあなたが話したことを不快に思ってしまったのかもしれません。
例えば次のように様々な可能性を考えて、その後の会話に反映させましょう。
- 話し方が気に入らなかったのか
- 話が早すぎて聞き取れなかったのではないか
- 話している内容が悪かったのか
ただし、相手の体調が悪いなど、あなたが原因でない場合もあるので、注意が必要です。
また、表情だけでなく、相手の興味を引けたと感じる瞬間として、次のようなものがあります。
- 共通の趣味が見つかった
- 身振り手振りをつけて会話をしてくれるようになった
- 自分の話をしてくれた、特に自慢話
この3つのうちどれかが見られたら、一気に距離を近づけるチャンスです。
思い切って、いろいろなことを話しかけてみましょう。
克服方法・対策②相手の話に乗る(傾聴・共感)

会話を盛り上げる一番の方法は、「相手の話に乗る」ことです。
その際、「傾聴」を心掛けてみましょう。
傾聴とは、より相手を理解することに重きを置いたコミュニケーション技法の一つです。
正確には、アクティブリスニング(積極的傾聴)といいます。
名前が示すとおり、「ただ聞く」のではなく、相手に「積極的に聴いている」と示しながら話に聴き入ることを言います。
傾聴の技法の中で、最も実践しやすいのは、「うなずき」と「相づち」です。
「うなずき」と「相づち」は、相手に聴いてもらえていると感じてもらうために行います。
また、単にうなずくだけでなく、「相手が早く話すタイプなら、こちらもテンポよく小刻みにうなずく」など、相手の話すペースに合わせることができるとなおよいです。
もう一つおすすめの技法は、「共感」です。
プラスの感情、マイナスの感情どちらであっても、相手の気持ちに寄り添って「共感」すると、相手は「話してよかった、もっと話したい」と思ってくれます。
ただし、あまりわざとらしくなりすぎると、不信感につながりますのでご注意ください。
話し手が心地よく話せれば、会話は自然と弾みます。
特に、「一方的に話すことはできるけど聞く方は苦手」という方は、ぜひ傾聴を心掛けてみてください。
克服方法・対策③会話がうまい人をまねる

会話がうまい人を「まねる」ことも会話上達への近道です。
あなたの周りにいる話し上手な人を、よく観察してみてください。
友達、同級生、美容師さんなど、身近にいる話し上手な人を探してみましょう。
その際、特に次のようなポイントに注目しましょう。
- 姿勢や目線
- 表情
- うなずき方やジェスチャーの有無
- 間の取り方
- 言葉遣いや、声のトーン
- どんな話題を振っているか
単にたくさん話せる人だけが、話し上手というわけではありません。
話し上手の人は、自分が話をするだけでなく、相手をうまく引き立てます。
すなわち、「話し上手」は「聞き上手」でもあるのです。
克服方法・対策④会話中のキーワードを拾う

会話を弾ませるために、相手の話した文章の中からキーワードを拾い、話を展開させる方法もオススメです。
相手の発する単語一つひとつから、連想されることをできるだけたくさん考えてください。
例えば、会話の中に「海」といったワードが出たとき、「海」に関連するものをイメージします。
「夏休み」「魚」「水泳」など、思いついたものを会話の中に入れてみましょう。
相手 :この前、海を見に行くのに家族とドライブに行ったよ!最高だった
あなた:へ〜!いいね!どこの海に行ったの?
相手 :えーっとね、忘れた!
あなた:そっか!そういえば去年の夏休み、どこか遊びに行った?
相手 :行ったよ!花火大会に行ったよ
このように、新たに質問する際には少し間を置いて、「そういえば〜」と言って話を展開し、関連したワードを取り入れて話しかけてみましょう。
違和感なく、自然な流れで会話できますよ。
克服方法・対策⑤相手に興味を持ち、質問する

相手の会話で気になったことは、質問してみましょう。
疑問点を探すアンテナを、常に張っておくのが大切です。
例えば、「どうして〇〇が好きなの?」「どうして〇〇が上手にできるの?」など、相手の興味や得意なことに目を向けて質問してみましょう。
話が続かない場合は、話題を掘り下げて聞いてみるのもオススメです。
具体的に、以下のように活用できます。
あなた:どうしてピアノが上手にできるの?
相手 :5歳のときから習ってるからだよ。
あなた:へー!すごい!今まで弾くのが難しかった曲とかある?
相手 :あるよ。〇〇は難しかったなあ。:
ここで大切なのは、相手に興味を持って話を聞くことです。
「どうしてピアノが上手なんだろう」「どうしてピアノを始めようと思ったんだろう」など、疑問や気になることを質問してみましょう。
話し手は、自分の話をしっかり聞いてくれる人との会話を心地良いと感じます。
ただし、相手があまり詳しく聞いてほしくない場合もあるため、相手の反応をよく観察し、質問の内容を変えるなどしていきましょう。
克服方法・対策⑥質問するだけでなく、自分の感想や情報も話す

質問だけしても、会話は広がりません。
相手の話を聞いて、どう思ったかを伝えましょう。
相手の話に関連する内容で、自分の情報や体験談を話すと効果的です。
それを受けて相手も、感想や体験談を話すというループができあがります。
一連の流れとして、以下のように利用できます。
相手 :この前、今話題のあの映画を見に行ったんだ。アクションがかっこよくて、とっても楽しかったよ。
あなた:いいなー、私も見に行きたいな。あの映画の俳優さん、アクションは全部自分でやってるみたいだよ。
相手 :へー、そうだったんだ!だから、あんなに迫力があったんだ。本当に面白かったから、ぜひ見に行ってみてよ。
あなた:うん、もちろん!そういえば、誰と見に行ったの?
相手 :友達と見に行ったよ。高校時代の同級生。
あなた:そうなんだ!私の方は最近、高校のときの友達に会えてないんだよね。久しぶりに会いたいなー。
相手 :その友達は高校時代のクラスの友達?それとも部活?また連絡とってみたらどうかな。
上記の会話では、相手が話した内容からキーワードを拾い、興味を持った部分に質問し、自分の感想や情報も話しています。
この後も、「クラスの友達」や「部活」といったワードで話を広げています。
このように、質問や自分の話をしながら、たくさんワードを出すことで会話が広がります。
ただし、「誰と行動したか」といった質問や会話は、相手や場合によってはセクハラと受け止められることもあります。会話に自信がないうちや、話題の見極めが苦手なうちは、避けた方がよいでしょう。
克服方法・対策⑦話したい内容は結論から話す

話したいことがあるときは、結論から話すようにしてみましょう。
結論を最初に伝えることで、聞き手は話している人の内容が理解しやすくなります。また、話をしている本人も話題が明確となり、話の軸が生まれ、ブレずに伝えられるといったメリットもあります。
もし、相手が話している最中に話したくなった場合は、相手の話を聞き終わってから話し始めるようにしましょう。
唐突に相手の話に被せて喋り出すと、相手が嫌な気分になることがあります。
時と状況をよく見て、今は話していいか、悪いかといったタイミングを見定めるには、会話の経験が必要です。
自分から話を切り出すときは、結論から話すようにしましょう。
克服方法・対策⑧5W1Hを意識する

会話において、「何を言っているかわからない」と言われたことがある場合、5W1Hを活用して話すといいでしょう。
5W1Hとは、以下のようなものです。
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:誰が
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どうやって
5W1Hを会話の中に取り入れることで、話が具体的でわかりやすくなります。
例えば、会話に当てはめると以下のようになります。
- When:今日の放課後、
- Where:学校の廊下で、
- Who:〇〇先生が、
- What:△△先生と話し合いをしたって。
- Why:外が雨だから、
- How:部活は体育館で練習になるかもって話をしてた。詳しいことは部長に聞いてみよう!
このように、「いつ・どこで・誰が」など具体的に話すと、聞き手が場面を想像しやすくなります。
伝え方で困った際には、5W1Hを活用して話してみましょう。
克服方法・対策⑨前もって準備・練習をする

その場で話題が思いつかない人は、前もって準備や練習をしておきましょう。
例えば、次のような方法が考えられます。
- できるだけいろいろなジャンルの情報を集める
- 話したいことはメモしておく
- 会話が止まったときの話題を用意する
会話が止まったときに振る話題としては、次のようなものがオススメです。
- 相手の容姿や服装をほめる
- そのときの周りの環境
- 自分の身に起こったこと
特に、「相手の容姿や服装をほめる」というのは、相手との信頼関係を築く際にとても効果的です。初対面だけでなく、友人関係、恋愛関係などさまざまな場面で役立ちます。
ただし、「容姿や服装」の話は、場合によってはセクハラになることがあります。会話に自信がないうち(=話題の見極めが苦手なうち)は、やめておきましょう。
特に会話で緊張してしまう人は、心の中の独り言でイメージトレーニングをする方法がおすすめです。
例えば、カフェに一人で入って、目の前に友達がいると想定します。
この話はこんな感じで話そうと、話すトーンやスピードなど、事前にイメージしておくと安心です。
自分の部屋で声を出して練習してもいいでしょう。
実際に相手がいるのと、想像では多少違いはあるかもしれません。しかし、あらかじめ場面を想定しておくだけで、気持ちに余裕を持って会話ができます。
できるだけリラックスして話ができるよう、準備や練習をしておきましょう。
補足:会話が苦手な人は1対1の会話から練習するのがオススメ

会話が苦手な人は、1対1の会話から練習するのがオススメです。
なぜなら大人数の会話は、耳に入ってくる話題や、人の目線や声といった情報量が多く、気疲れをしやすいからです。
また、人が多いところは、誰と誰が会話をし、誰が誰に話かけたのかがわかりにくく、会話のキャッチボールがしにくい状況です。
そのため会話が苦手な人は、1対1から会話の練習をしてみましょう。
会話が苦手な人へ、会話をするときの5つの心構え

この章では、会話をするときの心構えについて5つご紹介します。
会話が苦手だな、と感じている人の助けになれば幸いです。
心構え①うまく話さなきゃ!と思い過ぎない
会話をするとき、うまく話さないきゃ!と思い過ぎる必要はありません。
誰でも「うまく話せないな(うまく話せなかったな)」と思う日はあります。
例えば、家族と喧嘩してイライラしている状況であれば、その気持ちを抱えたまま学校で友達と楽しく話すのはとても難しいでしょう。
そのときは聞き役に徹するなどすればよく、無理に自分から話をする必要はありません。
友達に「どうしたの?」と聞かれても、全てを打ち明けなくて大丈夫です。伝えたいときは、「実は○○なことがあってね」と感情的にならず落ち着いて伝えると、相手も親身になって聞いてくれるでしょう。
会話は、相手と信頼関係を築くのに効果的な方法です。
自分の悩みを伝え、相手の相談も真剣に聞けば、徐々に自分と相手の間に絆ができます。そうすれば、「うまく話さないといけない!」と思うことも減ってくるでしょう。
心構え②相手の反応が悪くても自分を責めない

相手の反応が悪くても、自分を責めないようにしましょう。
相手のリアクションが良くない原因は、「あなたの話題や話し方が悪い」「あなたとの会話が楽しくない」以外にも考えられます。
例えば、相手の体調が悪い、最近嫌なことがあったなど、あなたが関係しない原因があるのかもしれません。
あまりプレッシャーを感じず、相手の様子を伺いながら会話を楽しみましょう。
心構え③沈黙になっても気にしない
会話の中では、誰も話をしない沈黙の時間があります。
シーンとした場面で、「何か話さなきゃ」とあなただけが責任を感じる必要はありません。
会話は、相手と自分がいて成り立つものです。自分だけでなく、相手も「何を話そうか」と考えていることもあります。
急いで話題を作ろうとせず、落ち着いて状況をみるようにしましょう。
心構え④ポジティブな言葉を使う

会話では、ポジティブな言葉を使うようにしてみましょう。
例えば、以下のようなポジティブな言葉を会話の中に取り入れてみてください。
- すごい!
- すてき!
- いいね!
- かっこいい!
- かわいい!
聞き手も話し手も両方がハッピーになる言葉を使うことで、その場の空気が明るくなります。
上記のような言葉を使う際には、相手のことをよく観察しておく必要があります。
「〜さんの〇〇がすてきだなあ」「〜さんの〇〇な点がいいなあ」と思ったら、あまり考え過ぎず、すぐに伝えることを習慣にしてみましょう。
心構え⑤会話はキャッチボールを意識する
会話は、あなたと相手がいて成り立つキャッチボールです。
理想的なのは、相手の発話量と自分の発話量のバランスがとれている状態です。
聞いてばかり、話してばかりでは、どちらかが疲弊します。
また、会話では、非言語のコミュニケーション(視線、表情、反応など)も大切です。
自分が話しているときは、以下のポイントを意識してみてください。
- 聞いている相手の反応はあるか?
- 相手と目が合うか?
- 相手の表情は暗くないか?
慣れないうちは、意識しすぎると話すのが大変かもしれません。
余裕を持って会話できるようになれば、上記のポイントを意識しながら話すと、より良い会話ができるでしょう。
まとめ〜必ず会話の苦手意識を克服できます〜

ここまで、会話が苦手と感じてしまう原因とその克服方法についてご紹介しました。
筆者自身、中高生時代は会話が苦手で人を避けて生活していました。
しかし、様々なシチュエーションでたくさん会話の経験を積んだ結果、ある程度会話に自信が持てるようになりました。
あなたも、必ず会話の苦手意識を克服できます。
このコラムが、そのための助けになっていれば幸いです。
さて、私たちキズキ共育塾は、不登校や引きこもりの方の学び直しを支援する個別指導塾です。
1対1の完全個別指導塾で、授業では勉強以外にも、悩み相談や雑談もできます。
実際に勉強をがんばりながら、会話をはじめとするコミュニケーションの場として授業を利用されている方も多くいらっしゃいます。
ご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。ご相談は無料です。保護者さまだけでのご相談も歓迎です。
Q&A よくある質問
会話が苦手です。
会話が苦手な人にオススメの克服方法・対策として、以下が考えられます。
- まずは相手の反応や性格を慎重に観察する
- 相手の話に乗る(傾聴・共感)
- 会話がうまい人をまねる
- 会話中のキーワードを拾う
- 相手に興味を持ち、質問する
- 質問するだけでなく、自分の感想や情報も話す
- 話したい内容は結論から話す
- 5W1Hを意識する
- 前もって準備・練習をする
詳細については、こちらで解説しています。
人と会話するときに、どういうことを意識したほうがいいですか?
会話するときの心構えとして、以下が考えられます。
- うまく話さなきゃ!と思い過ぎない
- 相手の反応が悪くても自分を責めない
- 沈黙になっても気にしない
- ポジティブな言葉を使う
- 会話はキャッチボールを意識する
詳細については、こちらで解説しています。