「親がうざい」と感じるあなたへ 対処法と改善方法を解説

「親がうざい」あなたに伝える、短期的な5つの対処法と長期的な3つの改善方法

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾・ライターの糸賀貴優です。

中学生・高校生のあなたは、親に対してうざいと思ったり、イライラしたりすることはありませんか?

  • 「勉強をしなさい」と何度も言われてうざい
  • 気にしていることをからかわれる
  • 親がイライラしている
  • 理由はわからないけどなんだかうざい…

人によって、それぞれの理由があると思います。

筆者自身も、高校生のころに母をうざいと思って大ゲンカになり、4か月の間一言も話さなかったことがありました。振り返ると本当に些細な理由でしたが、お互いのすれ違いやコミュニケーション不足によって、どんどん大ごとに発展していたように思います。

今では過去のケンカから学んだことを生かして、長期的に良好な関係を築いています。

親とはいえ、自分とは異なる一人の人間です。親をうざいと思うこと自体は問題ありません。ですが、どうせならうざいと思わない関係性を築きたいですよね。

このコラムでは、親をうざいと思う理由、うざいと思いやすい親の行動、親がうざいことをする理由、親をうざいと思った直後にできる対処法、長期的に親との関係性を良好にする方法について解説します。

なお、前提として、このコラムは親子の対立を煽るためのものではありません。また、あなた自身の言動や考えを振り返ることが必要なときもあるということもお伝えします。

このコラムが、親に対するストレスを軽減する一助となれば幸いです。

私たちキズキ共育塾は、親がうざいと感じる人のための、完全1対1の個別指導塾です。

生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

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親をうざいと思う3つの理由

この章では、親をうざいと思う理由について解説します。こちらもあくまで一部の例です。

理由①自立心が芽生えはじめている

1つ目の理由は、あなたに、親からの自立心が芽生えているからです。

人は心身の成長によって、それまでは親、先生、友達の意見を聞いて決めてきたことも、一度自分で考えたい、と思うようになります。(参考:鈴木敏昭『青年期の心理とアイデンティティ』

そんな時期に、自分と異なる価値観を強く主張されたり、自分の意見を否定されたりすれば、少なからずうざいと思うのは、自然なことです。

発達心理学者のエリクソンは、人間が生涯をかけて行う発達には8つの段階があるとするライフサイクル理論を提唱しています。

そして、13〜22歳を青年期と呼び、自我同一性=アイデンティティの確立」課題となる重要な時期であると分析しています。

自我同一性とは、自分が自分であることを確信するうえでの過程のことです。

「自分は何者なのだろう」「自分はこれまで何をしていたのだろう」という問いに向き合う時期であると言われています。

次第に自分であらゆることを考える力がついていき、自分のことは自分で選択をしたいと思うようになる人もいます。

理由②親の言動に傷ついている

2つ目の理由は、親の言動に傷ついているからです。

親に限らず、人から物理的・心理的に傷つく言動をされると、悲しい、悔しい、腹立たしいなどという気持ち、つまりうざいという思いが生じます。

特に、あなたと異なる基準で、あなた自身やあなたが大切にしていることを判断されるときによくあることです。

この理由については、「あなたが何を大切に思っているのか」「なぜそれが大切なのか」を改めて理解できることがあります。

理由③その他のストレスと重なっている

3つ目の理由は、あなた自身の、そのほかのストレスと重なっているからです。

複数のストレスにイライラしていると、親の言動が引き金となり、親に対してうざい思いを爆発させることがあります。

親をうざいと思ったときを振り返ると、「実は親とは関係ないことでイライラしていた」「〇〇について気になっていて、モヤモヤしていた」など、親とは異なる部分のストレスが思い浮かぶことはありませんか?

普段なら気にならないはずの親の言動も、そうしたときにはうざいと感じられるものです。

うざいと思いやすい親の4つの行動

この章では、キズキ共育塾の知見に基づき、うざいと思いやすい親の行動 について解説します。

もしかしたら、あなたも経験したことがあるかもしれません。よくある話ということは、対処法もあるということです。

とは言え、このコラムに書かれていない場合でも、ほかの相談相手などを頼ることで、あなたに合った対処法が見つかります。

まずは気楽にお読みください。

行動①プライベートな空間に入ってくる

自分のプライベートな空間に入ってくること、子どものプライバシーに配慮がないことは、親がうざいと思う原因の一つです。

例えば、以下のような場面です。

  • 勝手に自分の部屋に入ってくる
  • 勝手に自分の私物を触っている
  • 学校で起きたこと、友人関係や恋愛についてしつこく聞いてくる
  • その他、全般的に行動を把握しようとする

突然部屋に入ってこられると、やましいことをしていなくても驚きます。

ノックや声がけをしてほしいですよね。

断りもなく自分の持ち物を触られたり探されたりされて、嫌な思いをする人もいます。

また、話しづらい内容を何度も聞かれたり、常に「どこで何をしているのか」を聞かれたりして、まるで監視されているかのように感じる人もいるのではないでしょうか?

行動②「勉強をしなさい!」と言ってくる

2つ目のうざい行動は、ことあるごとに勉強や宿題について聞かれることです。

自分には自分のペースや計画があるのに、それらを気にせず聞かれたり指示されたりすると、うざいと思いますよね。

宿題に取り掛かろうとしたときや休憩中に言われたなら、なおさらでしょう。

「早くしなさい!」と言われると、かえって自分のペースが崩れてしまい、せっかくのやる気が削がれることもあります。

行動③傷つく言動をする

3つ目のうざい行動は、言葉や態度で傷つけてくることでです。

例えば、以下のような場面が考えられます。

  • 気にしていることをからかってくる
  • 他人と比較して指摘してくる
  • 手をあげたり、物にあたったりする

コンプレックスや悩みなど、気にしていることを指摘されて傷つくことは、不自然なことではありません。

また、「お兄ちゃんはできているのに」「近所の〇〇さんはすごいのに」など、友達、きょうだい、昔の親と比較されて、うざいと思う人もいるでしょう。

行動④意見や価値観を押しつけてくる

4つ目は、親の意見や価値観を押しつけてくることです。

例えば、以下のような場面が考えられます。

  • よいと思ったことはするように押しつけて、そうでないことは否定する
  • 親が認めたもの以外は制限される
  • 友達や恋人などの品定めをする

勉強、学校選び、習いごと、将来のことなど、親の価値観でよかれと思って勧めていることも、子ども自身がそう思わなければうざいものになりえます。

「親の言うことを聞きなさい」と意見を押しつけられて、反抗心が芽生える人もいるのではないでしょうか>

自分が大切にしている友達や恋人が常に親の評価の対象となり、ときに否定されたりというのは、気分のいいものではありません。

親がうざいことをする3つの理由

なぜ親御さんはあなたにうざいと思われることをするのでしょうか?

親の考えを理解しようとすることが、その後の対応にも役立つと思います。

この章では、親がうざいことをする理由について解説します。

解説する内容以外にも親の動機はあるでしょうが、親という他人が何を考えているのか、その理解の一助になると思います。

理由①あなたを心配している

1つ目の理由は、子ども、つまりあなたの将来を心配しているからです。

例えば、プライベートな空間に入ってくる、「勉強をしなさい!」と言ってくるなど、あなたにとっては必要以上の干渉や過剰な把握かもしれません。

ですが、親としては子どもを心配しているがゆえの、当然の言動と考えているということです。

悩みはないだろうか、大丈夫だろうかなどと考えるあまり、なんでも聞いたり干渉したくなったりするのかもしれません。

親は子どもに比べると人生経験が多い分、子どもに足りていない部分や必要なアドバイスがわかっていることもあります。

「こうしなさい」「これはしてはいけない」といった言葉の背景には、「あなたのためだから」と思っていることもあるのです。

理由②子どもが傷ついていること、嫌がっていることに気づいていない

2つ目の理由は、子どもが傷ついていること、嫌がっていることに気づいていないからです

傷つく言動をする親の場合、もしかしたら、あなたが傷ついていること、嫌がっていることに気づいていないかもしれません。

親だからといって、子どもの気持ちを常に理解しているとは限りません。

また、何に傷つくかも人それぞれです。親のうざい言動は、親としてはひどいことをしていると思わずに行っている可能性があるということです。

自分がどういうことで傷つくのかを伝えるなど、親子のコミュニケーション不足を解消することで改善に向かうこともあります。

理由③親自身がそのほかのストレスと重なっている

3つ目理由は、親自身がそのほかのストレスと重なっているです。

ストレスの重なりは親自身にも起こりえます。

子どもにきつく当たったり傷つける言動をしたりする背景には、別のことでストレスを抱えていたから…といった可能性があるということです。

筆者の場合は、母も私も別のことで複数のストレスが重なっている中で、お互いの些細な行動が目につき、4か月話さなくなるほどの大喧嘩に発展しました。

親をうざいと思った直後にできる5つの対処法

この章では、親をうざいと思った直後にできる対処法について解説します。

対処法①物理的に距離を取る

1つ目の対処法は、物理的に距離を取ることです。

距離を取り、親との衝突をなるべく避けるてみてください。

図書館に行く、友達と会う、ちょっと散歩に出るなど、気分を落ち着かせることができる空間に身を置いてみましょう。

特に、顔を合わせる度に親をうざいと思う、喧嘩になる場合は、距離を取ることが必要かもしれません。

もし、あなたが実家を離れられるようでならば、試しに一度親元を離れてみることも、親子関係の改善に役立つこともあります。

中学生・高校生の年齢では一人暮らしは難しいかもしれませんが、寮に入る、親戚の家に下宿するなどの方法はあります。

対処法②自分と親について客観的に省みる

2つ目の方法は、自分の状況を振り返ることです。

まず自分の悩みや気持ちを吐き出して心を落ち着かせて、次に客観的かつ冷静に状況を分析しましょう。

こうすることで、より具体的・長期的な解決方法が見つけやすくなります。

対処法③悩みを人に話す

親に対する自分の気持ちをありのままに話せる相手がいる場合は、話を聞いてもらうことで、心を落ち着かせることができます。

また、同世代の相手ならば共感してくれるかもしれませんし、親世代の相手なら親が何を考えているのかを代弁してくれるかもしれません。

心を落ち着かせた後に、他人の意見も聞くことで、自分が置かれている状況、親の考え、今後どうしたらいいかなどがわかっていきます。

また、人の目を通すことで、より客観的に自分の状況を見ることもできるようになります。

筆者は、友達にも、友達のお母さんにも相談していました。

友達のお母さんからは「普段のお母さんならそこまで怒らないと思うから、何か他の理由があるんじゃないかな?」と、自分や同世代の友達だけでは気づきにくいアドバイスをもらったのを覚えています。

また、私自身が学校の試験への焦りや部活の忙しさで、普段以上に疲れていることを自覚することもできました。

その後母と話したところ、実際に母は仕事で疲れていたことや、私が険悪な雰囲気をまとっているように見えることが気になっていたことを話してくれました。

母も私も、コミュニケーション不足でお互いが知らずに大変な状況にいたから、些細なことでぶつかっていたのです。

以降は、大変な状況にいる場合は共有するようにして、お互いサポートするように心がけ、ケンカすることもなくなりました。

対処法④うざいと思うことを紙に書き出す

「親のどのような言動が嫌なのか」「なぜ嫌だと思うのか」と紙に書き出してみると、自分の気持ちが整理されて落ち着きます。

書き出した言動や気持ちは、今後の対応を考える上で役に立つでしょう。

また、自分と親の関係性や状況を考える過程で、別の気持ちに気づくこともあります。

例えば、「親への感謝の気持ちを忘れていた」「よく考えたら自分が悪かった」などが挙げられます。

親は、ご飯の準備・洗濯・掃除などをしてくれていませんか?自宅に自分の部屋を提供してくれたり、お小遣いをくれたりしていませんか?

そういう、親がしてくれていることを振り返ることで、「ありがとう」という気持ちが芽生えることもあるかもしれません。

すると、「うざいと思っていたけど、全体的にはそうでもなかったな」などと、親への認識が変わることがあるのです。

「感謝できる言動と、うざく思う言動は、話が別だ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、別は別です。ですが、親にしてもらっていることを当たり前だと考えていると、親のうざい面だけが目についたり、親に対して抱く気持ちがネガティブなものだけになったりすることもあるのです。

考える余裕があるならば、うざいと思う理由を考えるのと同時に、親にしてもらって嬉しいこと・感謝していることを考えてみましょう。

対処法⑤親の行動の傾向を考える

親の行動の傾向を知ることも必要かもしれません。

親と自分の状況を客観的かつ冷静に考えた上で、親の行動の傾向を知ると、衝突が起きた際の対処法や、事前にトラブルを避ける方法を見つけることもできます。

自分なりにマニュアルなどを考えてもいいですし、人と話し合ってもいいですし、親との向き合い方について書かれた本や資料を参考にすることもできます。

対処法⑥話は聞き流す

6つ目は、親の発言は聞き流すことです。

「傷つく言動をしないでほしい」と伝えても直してもらえないときは、話を聞き流す術を身につけるのが効果的な場合があります。

親がうざいことを言ってきたときには、別のことを考えて返事をしないようにしたり、「わかってる」「そうだね」などと適当にあいづちを打ったりしましょう。

もちろん、言われるがままの状況はとてもつらいことです。

また、根本的な解決にはなりませんし、親によっては「聞いているのか!」などと怒ってくることもあるでしょう。

ですので、この方法は、まともに向き合ったり、意見を伝えたりするのとどっちがよいかを検討した上で実施しましょう。

対処法⑦何かに没頭する

ほかの何かに没頭することも効果的です。

特に、いつも親の言動に振り回されて苦しいと思っている人にオススメです。

親をうざいと思った後に何かに没頭することで、親のことを考える時間を減らせます。

読書、ゲーム、音楽、勉強など、なんでもよいので、何かに没頭してみましょう。

自分の意識が、その夢中になれることに集中するため、親の言動に左右されることが減るのです。

趣味や勉強など、自分が夢中になれるものを探してみましょう。没頭する何かを探すこと自体でも意識をそらせますよ。

長期的に親との関係性を良好にする3つの方法

いまは親のことをうざいとは思いつつも、親と相互に歩み寄って、そもそもの関係性を長期的に改善したいと思っていませんか?

この章では、長期的な視点から、親との関係性を良好にするための対処法について解説します。

方法①自分の思いを丁寧に説明する

1つ目の方法は、自分の思いを説明することです。

丁寧に伝えて、うざい思いをする言動を控えてもらうようにしましょう。

親のどのような言動が嫌なのか、なぜ嫌なのかと自分の気持ちに向き合って整理した上で、その内容を思い切って親に伝えてみてください。

伝えても否定されるかもしれない、聞いてくれないかもしれないという不安や恐れもあると思います。

ですが、親も一人の人間であり、あなたとは異なる他人です。

何も言わないままでは、あなたの感情を理解できるわけではありません。

だからこそ、親と向き合い丁寧に自分の気持ちを伝えることが重要なのです。

また、あなたの気持ちを伝えると同時に、あなたが知らなかった親の気持ちや考え、状況を知ることができるかもしれません。

方法②家族間のルールをつくる

2つ目は、家族間のルールをつくることです

あらかじめルールをつくることでお互いに譲れないポイントを共有し、踏み込まないようにすると、親をうざいと思うことが少なくなるかもしれません。

例えば、「門限を決めたら、その門限は破らない」「友達や恋人に干渉しないと決めたら、具体的に危険なことが起きない限りは干渉しない」などです。

ここで重要なのは、親子で、お互いに決めたルールを守るということです。

ルールを決めても守ったり守らなかったりしていては、ルールを決めた意味がなく、また衝突が起きる可能性が高まります。

お互いに譲れない部分はルール化して守るということを意識してみてください。

方法③専門的な知識のある相談機関に相談するう

最後の方法は、専門的な知識のある相談機関に相談することです。

第三者から適切なサポートを受けることで、お互いの理解を深められるかもしれません。

どれだけ丁寧に思いを伝えても、親とあなただけでは話し合いが進まないこともあります。

またそもそも、親との関係をあなた一人で悩み続ける必要もありません。

あなた一人で悩まずに、専門的な知識のある相談機関を頼ってほしいです。

具体的には、担任の先生やスクールカウンセラー、公的な相談窓口や民間の相談窓口などです。インターネットで「〇〇区 子ども 相談」や、「〇〇市 中学生 親子関係 相談」で検索してみると見つかると思います。

専門的な知識と経験を兼ね備えている相談機関であれば、親身に相談に乗って適切なアドバイスをくれたり、話し合いの仲介をサポートしてくれたりします。

一般的に、公的な相談窓口は無料で利用できます。

また、NPO法人、カウンセラー、子どもの生活を支援する団体などの民間の相談機関もあります。気になるところが見つかったなら連絡してみましょう。

ただし、民間の相談機関は有料だったりすることもあります。

利用の前に、その団体について、信頼できる大人と一緒に調べてみることをオススメします。

自分の気持ちをすべて親に伝えるのは難しいことや、親に聞き入れてもらえないことへの悩みもしっかり聞いてくれる人たちを、ぜひ頼ってほしいと思います。私たちキズキ共育塾も、その一つです。

まとめ〜大切なのはまずは自分の気持ちを知ることです〜

最後に

親と良好な関係を築くために、まずは自分の気持ちを知ること、そして、さまざまな対処法を身につけることが重要です。

そのためには、あなた一人で悩まず、安心できる人や専門的な相談機関に話してみてください。

このコラムがあなたのお役に立ったなら幸いです。

/Q&Aよくある質問

親をうざいと思った直後にできる対応を知りたいです。

例えば、次のような対応が考えられます。
  1. 物理的に距離を取る
  2. 自分と親について客観的に省みる
  3. 親の行動の傾向を考える
  4. 話は聞き流す
  5. 何かに没頭する
詳細はこちらをご覧ください。

親に言動を改善しほしいときの方法を知りたいです。

まず、あなた一人で対応する必要はありません。周囲の人や専門家に相談することをオススメします。その上で、次のような対応が考えられます。
  1. 自分の思いを丁寧に説明する
  2. 家族間のルールをつくる
詳細はこちらをご覧ください。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
Amazon
KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校新聞 / 通信制高校ナビ

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

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