学校を休む理由・言い訳はどうする?親・学校・友達への伝え方を解説
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
学生のあなたは、以下のようなことで悩んでいませんか?
- 今日はなんとなく、学校に行きたくない
- でも、ズル休みはよくない…
- 無理に学校へ行き続けるのがつらい!
体や精神的な不調が現れる前に、適切な休息を取るのは大切なこと。ときには、思い切って学校を休むことも必要です。それは決して、ズル休みではありませんよ!
そして、学校を休む理由を詳細に言いたくないときや自分でもうまく言葉にできないときは、「体調がよくない」「今日は少し休みたい」などで構いません。「今すぐ、すべてを」説明する必要はありません。
このコラムでは、学校を休む理由の伝え方や具体的な伝え方の例、学校を休むときに罪悪感を持たずにすむコツ、休んだ翌日の対応、欠席日数に含まれないケースについて解説します。
あわせて、親ができる対応も紹介します。
無理をしすぎず、安心して学校を休むためのポイントを見ていきましょう。
私たちキズキ共育塾は、学校を休みたい人のための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
学校を休む理由は正直に話したほうがよい?
まずよく聞くお悩みは、「学校を休みたいんだけど、その理由は正直に話した方がいい?」です。
可能であれば、理由を正直に話すようにしましょう。
あとでトラブルになることを防げますし、話すことをきっかけとして、学校を休みたい悩みなどを軽くできることもあるからです。
とはいえ、自分でも何が嫌なのかわかっていないこともあります。また、理由があったとしても、それをうまく言葉にして人に伝えるのは難しいことです。
そんなときは、「体調がよくない」「今日は少し休みたい」などと伝えましょう。
これは嘘や仮病ではありません。学校を休みたいと思っているときには、体が重かったり、気持ちが沈んでいたりするからです。
「それでも、それは仮病やズル休みでは…」と思う方は、私たちキズキ共育塾にご相談ください。あなたが納得できる、「学校を休む理由」を、一緒に考えます。また、私たち以外にも相談先はたくさんあります。次の「おすすめ記事」で各種相談先を掲載していますので、気になるところがあれば相談してみてください。
一番大事なことは、「学校を休みたい気持ち」をあなた一人で抱え込まないことです。
学校を休みたいあなたへの、キズキ共育塾相談員・半村進からのアドバイス
この章では、「学校を休みたいご本人」からのお悩みをよくお聞きする、キズキ共育塾の相談員・半村進のアドバイスをお伝えします。
学校を休みたいときの、親への理由の伝え方
学校に行きたくない理由は、あなたの心の中にはきっといろいろとあるはずです。ただ、それを正直に親御さんに伝えるのは難しい、ということもありますよね。
そんなときは、「自分が学校に対して感じていることをとりあえず書き出してみて、そのうちの1個だけを親に言ってみる」という方法がおすすめです。
なぜ1個だけでいいのか?
- 全部言うのは難しい:
抱えている理由をすべて伝えるのは非常に大変です。 - 言葉にするのが苦手な人もいる:
「そもそも自分の気持ちを言葉にするのがあまり得意ではない」という人もいると思います。
そのため、まずは思いつく理由をいくつも書き出して、その中から「一番言いやすそうなもの」や「親がなんとか理解してくれそうなもの」を1つだけ選んで伝えてみてください。
具体的な伝え方の例
- 例えば、本当は「学校に苦手な人がいて、いじめられたらどうしよう」と不安に思っていても、それは親に言いにくいかもしれません。そんなときの、親への伝え方には、次のような方法があります。
- まずは体調面から伝えてみる:
「この間からすごく体が重くて、今日それがひどくなっている」という言い方をしてみます。これは嘘や仮病ではありません。本当に学校に行きづらいときというのは、実際に体が重くなったりしているものだからです。 - 段階を踏んで伝えていく:
最初はそうした言いやすい理由から伝えてみて、親御さんがちゃんと話を聞いてくれそうだと感じたら、もう少し重たい別の理由を伝えていく、というやり方もよいでしょう。
自分の気持ちをすべて一度に抱え込まず、まずは小出しにして伝えてみることで、少しずつ親御さんにも理解してもらいやすくなりますよ。
私・半村進からの「学校を休みたいときの、親への理由の伝え方」は、次の動画でもお話ししています。よろしければご覧ください。
学校を休みたい理由を親に正直に言うべきか悩むときの対応法
「学校を休みたくて、自分なりに理由はあるけれど、その理由を親に正直に話していいのだろうか」と悩む声をよく耳にします。いきなり親に言っていいのかどうか、自分だけではなかなか判断しづらいものですよね。
そんなときは、「経験豊富なスクールカウンセラーなどに、あらかじめ相談して聞いてみる」というのも一つの手です。
なぜスクールカウンセラーに相談するとよいのか?
- 自分だけでは判断が難しい: 学生のうちはまだ様々な経験も少なく、親にどう伝えるべきか、どう行動すればいいか分からなくて当然です。
- たくさんの事例を知っている: スクールカウンセラーの方は、そうした事例を身近でたくさん見てきています。
具体的な伝え方の例
- 「うちの親はこんな感じなんですけれど、学校を休みたい理由を正直に言っても大丈夫でしょうか」と、まずはその人にだけ打ち明けてみてください。
- そのような相談できる人がいるのなら、思い切ってその人を頼ってみるというやり方は、大いに意味があると思います。1人で抱え込まず、プロの意見をヒントにしてみるのもおすすめですよ。
私・半村進からの「学校を休みたい理由を親に正直に言うべきか悩むときの対応法」は、次の動画でもお話ししています。よろしければご覧ください。
学校を休んだ当日・翌日の罪悪感への対処法
学校をお休みしたその日や次の日に、ものすごい罪悪感に襲われる……そんなお悩みもよくいただきます。
この罪悪感を和らげるために、私からおすすめしたい実践的な工夫があります。
ステップ1. 「1日オフを取った」と思い込んでみる
「学校をサボってしまった」と考えるのではなく、「昨日は1日旅行に行ったんだ」「1日オフを取ったんだ」というように、「貴重なお休みを1日取ったのだ」と思い込んでみてほしいのです。
ステップ2. 声に出して言ってみる
ステップ1について、「そんな思い込みなんてできないよ」と感じるかもしれませんが、意外と効果があるのが「声に出してみる」ことです。
「今日は1日オフを取ったんだ」というセリフを実際に声に出してみるだけで、感覚が軽くなる(=そう思いやすくなる)はずです。
ステップ3. 「大人のオフ」を基準に考えてみる
どんな大人であっても、忙しい人でも、1日くらいはオフを取っているものです。芸能人の方などでもそうですよね。
であれば、「まだ若くて、いろいろな発達の途中にある自分が、1日くらいオフを取ることがそんなにやばいことなのかな」と考えてみてほしいのです。
実際、1日くらいお休みしたってそんなにやばいことにはならないと私はそう思っています。「1日オフを取ったんだ」と口に出して、気持ちを少し緩めてあげてくださいね。
私・半村進からの「学校を休んだ当日や翌日の罪悪感への対処法」は、次の動画でもお話ししています。よろしければご覧ください。
学校を休んだ後の「クラスメイトへの説明」の不安への対処法
学校を休んだ後、「次に登校したときに周りから何か言われるんじゃないか」「どうやってみんなに説明しよう」と気になる人は多いものです。
そんなときにおすすめなのが、「周りから何か言われたときのための『シナリオ』を、事前に用意しておく」という方法です。
1人だけで考えると難しい理由
- 自分だけで説明の仕方をすべて考えようとしても、なかなかよいパターンが浮かんでこないことがあります。それに、「自分にそんな説明ができるのかな」「本番になったら怖くなってしまうんじゃないか」と、いろいろな悩みが尽きないと思います。
具体的にどうアクションすべきか?
- まずは誰かを頼って、「どう返せばいいかのパターン」を一緒に考えてもらうのがよい方法です。
- 相談する相手:学校のスクールカウンセラーさんでもいいですし、その他の誰か信頼できる人なら誰でも大丈夫です。
- 相談の仕方の例:「学校を休みたくて、でも休んだ後に、休んだことについてクラスメイトから何か言われるかもしれなくて心配なんです。どう返したらいいでしょうか」と正直に相談してみます。
実際、このやり方で事前にシナリオを用意しておくことで、うまく切り抜けられたという方を私は多く知っています。1人で抱え込まず、本番で焦らないための準備を誰かと一緒に進めてみてくださいね。
キズキ共育塾からの補足
自分の代わりに当番や係の仕事をしてくれた友達・クラスメイトがいれば、きちんとお礼を言いましょう。
半村進による「学校を休んだ後、クラスメイトへの『休んだ理由』の説明に悩むときの方法」は、次の動画でもご紹介しています。
YouTube
学校を休むために使わないほうがいいNG言い訳
ここから先の章では、キズキ共育塾から、半村進のアドバイスに加えた知見をお伝えします。
学校を休む際に、言い訳に使わないほうがよい話題があります。例えば、以下のような例です。
- 友人や先生を名指しした言い訳
- 明らかな嘘や、大げさな出来事
「先生が休めと言った」など、家族以外を名指しで言い訳に使うのはやめましょう。なんらかの迷惑をかけることにつながりかねません。
また、「家が火事になった」「親戚が亡くなった」などの、明らかな嘘もやめておきましょう。過度な心配をかけたり、トラブルにもつながります。
本当の理由を詳しく話せない場合でも、大げさな嘘を考える必要はありません。「体調がよくない」「今日は少し休みたい」など、自分が伝えられる範囲で伝えましょう。
学校を休んでも、欠席日数に含まれないケース
特に中学生は、欠席日数が高校受験や内申にどう影響するのか、気になることもあるでしょう。
学校を休んだ日が、必ずしもすべて「欠席日数」に含まれるわけではありません。
例えば、感染症による出席停止や忌引などは、学校には行っていなくても、「出席しなければならない日数」から差し引かれるため、欠席日数には含まれません。
また、学校や学校長の判断によって、公式試合や受験などへの参加を、いわゆる「公欠(公認欠席)」として扱う学校もあります。
公欠には法律上の統一された定義があるわけではなく、対象となる理由や手続きは学校によって異なります。そのため、「この理由なら必ず公欠になる」とは限りません。
学校によって異なりますが、欠席日数に含めない、または公欠などとして扱うことがある例には、次のようなものがあります。
- 学校行事や部活動の公式試合への参加
- 受験
- 感染症による出席停止
- 忌引
- 災害や交通機関の運休など、本人や保護者の責任ではない事情で登校できない場合
ただし、実際の扱いは学校や状況によって異なります。事前の連絡や書類の提出が必要になることもあるため、詳しくは学校に確認してください。
なお、「欠席日数に含まれないこと」と「出席扱いになること」は同じではありません。
例えば、不登校の小学生・中学生が学校外の施設で相談・指導を受けている場合や、自宅でICTなどを活用して学習している場合には、一定の要件を満たせば、学校長の判断によって指導要録上「出席扱い」となることがあります。
学校を休む日が増えていて、出席日数が気になっている場合は、自分が利用している学習や支援が出席扱いの対象になるかどうかについても、学校に相談してみてください。
学校に伝える、学校を休む(休んだ)理由・言い訳
学校への欠席の連絡は、保護者がするのが一般的です。親御さんから欠席の承諾を得られれば、学校への言い訳は考えなくてよいケースも多そうですね。
ただし、あなたと親御さんで学校に伝える内容が食い違わないよう、事前に確認しておきましょう。説明が食い違うと、学校や家庭で確認が必要になることがあります。
また、学校によっては、本人が欠席の連絡を行うことになっているところもあります。信頼できる先生がいる場合は、無理な言い訳をせずに本当の理由を話すのも1つの手です。
その場合は、親に話してもよいかどうかもあわせて伝えましょう。情報の行き違いがあると、余計な心配をかけることにもつながります。
いずれの場合も、休みが長引く場合や頻繁に欠席するときには、どこかで先生や親と話し合いをする必要が出てきます。そのときに混乱しないように、最初から、あまり複雑な嘘をつかないようにしておきましょう。
友達・クラスメイトに伝える、学校を休む(休んだ)理由・言い訳
学校を休む(休んだ)とき、友達やクラスメイトにその理由を聞かれることもあるでしょう。
親やスクールカウンセラーなどに伝えたのと同じ理由を話せるのなら、それで問題ありません。一般的には、可能な限り正直に伝えることで、罪悪感を抱きづらくなります。
ただ、「親やスクールカウンセラーなどには言えるけれど、友達やクラスメイトには言いたくない理由」というものもあるでしょう。先ほど半村進の「シナリオを考えておくとよい」というアドバイスも紹介しました。
この章では、友達やクラスメイトに本当の理由を詳しく言いたくないときの、学校を休む(休んだ)理由の伝え方を紹介します。
「嘘をつくなんて…」と思うかもしれません。しかし、本当の理由を友達やクラスメイトにすべて話す必要はありません。言いたくないことは伏せたまま、自分が話せる範囲で伝えてもよいのです。(そうした罪悪感については、次の章でお伝えします)。
事実ではない出来事を作るのではなく、「詳しいことまでは話さない」「自分が言えることだけを伝える」と考えてみてください。
また、親御さんが休んだ理由を知っている場合は、友達には詳しく話したくないことも伝えておくと安心です。
伝え方①「体調がよくなくて」と伝える
繰り返しお伝えしているとおり、「学校に行きたくない」と感じているときには、体が重かったり、気持ちが沈んでいたりすることがあります。発熱、頭痛、腹痛などの具体的な症状が出ることもあります。
そのため、「体調がよくなくて」「ちょっと調子が悪くて」などと伝えて構いません。
どこが悪かったのか、どのような症状があったのかなど、詳しいことまで友達やクラスメイトに説明する必要はありません。
「もう大丈夫?」などと聞かれたら、「うん、今日は大丈夫」「心配してくれてありがとう」など、自分が答えられる範囲で返せばよいでしょう。
伝え方②詳しい理由は言わずに答える
学校を休んだ理由について、友達やクラスメイトに詳しく話したくないこともあるでしょう。
そんなときは、無理にもっともらしい理由を考える必要はありません。「ちょっといろいろあって」「ちょっと休んでた」など、詳しい理由には触れずに答える方法もあります。
さらに理由を聞かれた場合も、「大したことじゃないよ」「ちょっと話しにくくて」などと伝えれば、それ以上詳しく説明しなくても構いません。
休んだ理由を聞かれたからといって、相手が納得するまで説明しなければならないわけではありません。話したくないことは、話さなくても大丈夫です。
伝え方③本当の悩みを、話せる範囲で伝える
友達やクラスメイトとの関係によっては、本当の理由を少しだけ話してみる方法もあります。
例えば、人間関係について悩んでいるのであれば、「ちょっと人間関係で悩んでいて」「最近、学校にいると疲れることがあって」など、自分が話せるところまで伝えてみてもよいでしょう。
もちろん、誰にでも話す必要はありません。「この人になら話しても大丈夫そう」と思える相手だけに伝える方法もあります。
本当の理由を話す場合も、最初からすべてを説明する必要はありません。自分が言いやすいことから少しずつ伝えてみてください。
話を聞いてもらうことで気持ちが軽くなったり、学校で困ったときに助けてもらいやすくなったりすることもあります。
「学校がつらい」と感じたときに罪悪感を覚えずにすむコツ
この章では、学校を休んだときに罪悪感を覚えずにすむコツについて解説します。
コツ①「ズル休み」と決めつけない
学校を休むと、「病気でもないのに休んでしまった」「これはズル休みなのでは」と罪悪感を覚えることがあるかもしれません。
しかし、学校を休みたい理由は、いつも自分ではっきり説明できるとは限りません。「なんとなく学校に行きたくない」「理由はわからないけれど、今日は行くのがつらい」ということもあります。
理由をうまく説明できないからといって、「ズル休みだ」と決めつける必要はありません。「今日は学校を休みたい」と感じている自分の状態に、まずは目を向けてみてください。
学校に行くことへの負担が続いていると、体が重い、気持ちが沈む、朝になるとつらくなるなど、心や体に変化が現れることもあります。
「どうして休みたいのか、自分でもよくわからない」というときは、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。親御さんや友人、学校の先生、スクールカウンセラーなど、信頼できる人に、今感じていることを話してみましょう。
「学校に行きたくない」「理由はわからないけれどつらい」など、うまく整理できていない状態のまま話しても構いません。誰かに話すことで、自分が何に疲れているのか、何を負担に感じているのかが少しずつ見えてくることもあります。
「ズル休みなのでは」と自分を責めるのではなく、まずは休んで、自分の心や体の状態を確かめてみてください。
コツ②休む期間の目安を決める
「学校を1回休んだら、ずっと行けなくなるかもしれない」と不安に思う人もいるかもしれません。実際に、そのまま不登校になった人もいます。
ですが、そもそも必要な休息であれば、しばらく学校を休んだり、フリースクールなどに通ったりすることは、決して悪いことではありません。
「今日は休むけれど、これからも学校には通いたい」と考えている場合には、休む期間の目安を自分なりに決めておくのも一つの方法です。
休む期間を具体的に決めることで、漠然とした不安を軽減できます。今日1日だけ休む、週末まで休んでその後のことは改めて考える、など期間を明らかにしておくことで、罪悪感も和らぎますよ。
コツ③休んだ日は自分に合った過ごし方をする
学校を休みたいと思うのは、体や心が休みを必要としているからです。後ろめたく思う必要はありません。疲れているときは、一日ゆっくり休んでも構いません。
ただ、「何もしていないと罪悪感がある」という場合は、趣味に集中したり軽い運動をしたりしてリフレッシュすることもできます。
また、休みが長引いたときには、勉強についていけるかどうかも不安ですよね。心身の調子が問題なさそうなら、1日のスケジュールの中に勉強時間を組み込んで、自分で立てた目標を目指すことで、達成感も得られます。
子どもが「学校を休みたい」と言い出したときに親ができる3つの対応
この章では、子どもが「学校を休みたい」と言い出したときに親ができる対応について解説します。
対応①まずは話を聞く
お子さんが学校を休みたいと言い出したときは、まずは落ち着いてその理由を聞くことが大切です。批判や叱責は避け、お子さんの気持ちに寄り添う姿勢を示しましょう。
ときには、お子さんが本当の理由を話してくれないこともあります。そんなときは無理に聞き出そうとせず、自分から話してくれるのを待ってください。
学校で、子どもは親が思う以上にがんばり、気を張っています。たまには休みが必要になることを理解し、ゆっくり休めるよう、適度な距離で見守ってください。
対応②学校へ行くことを強制しない
お子さんから「学校を休みたい」と言われると、「一度休ませたら、そのまま行けなくなるのでは」「本当に休ませていいのだろうか」と心配になることもあるでしょう。
しかし、「学校を休みたい」という言葉が出てきたときは、まず、その気持ちをそのまま受け止めてみてください。本人が理由をうまく説明できなくても、その気持ちは、学校での疲れや人間関係、勉強への不安など、何かしらの負担の表れです。
そのような状態で無理に学校へ行かせると、かえって心身の負担が大きくなることもあります。安心して休める時間をつくり、お子さんの様子を見守りましょう。
また、休みが長引いたからといって、学校へ戻すことだけを目標にする必要はありません。お子さんの気持ちや状態を確認しながら、学校との関わり方や今後の過ごし方について、一緒に考えていきましょう。
対応③専門家に相談する
お子さんから「学校を休みたい」という言葉が続くときや、心身の不調が見られるときは、専門家に相談することも大切です。学校の先生やスクールカウンセラー、医療機関などの専門家に相談しましょう。
専門家の助言を得ることで、お子さんの状況を深く理解し、適切な対応策を見つけることができるかもしれません。また、お子さんに心身の不調や精神的な病気がある場合は、家庭だけで抱え込まず、専門家の支援を受けることが大切です。
サポート機関や専門家に相談し、お子さんを支えていきましょう。
参考:学校休んだほうがいいよチェックリストのご紹介
2023年8月23日、不登校支援を行う3つの団体(キズキ、不登校ジャーナリスト・石井しこう、Branch)と、精神科医の松本俊彦氏が、共同で「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成・公開しました。LINEにて無料で利用可能です。
このリストを利用する対象は、「学校に行きたがらない子ども、学校が苦手な子ども、不登校子ども、その他気になる様子がある子どもがいる、保護者または教員(子ども本人以外の人)」です。
このリストを利用することで、お子さんが学校を休んだほうがよいのか(休ませるべきなのか)どうかの目安がわかります。その結果、お子さんを追い詰めず、うつ病や自殺のリスクを減らすこともできます。
公開から約1か月の時点で、約5万人からご利用いただいています。お子さんのためにも、保護者さまや教員のためにも、ぜひこのリストを活用していただければと思います。
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」はこちら(LINEアプリが開きます)
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」作成の趣旨・作成者インタビューなどはこちら
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」のメディア掲載・放送一覧はこちら
- 【オリジナル書籍プレゼント】学校外で友だちができるBranchコミュニティ(Branch公式LINEが開きます)
私たちキズキでは、上記チェックリスト以外にも、「学校に行きたがらないお子さん」「学校が苦手なお子さん」「不登校のお子さん」について、勉強・進路・生活・親子関係・発達特性などの無料相談を行っています。チェックリストと合わせて、無料相談もぜひお気軽にご利用ください。
まとめ~つらいときは学校を休んでも大丈夫〜
学校を休むことは、ときとして必要な選択肢です。
「学校に行きたくない」「今日は休みたい」と感じているときは、無理をして登校する前に、まず自分の心や体の状態に目を向けてみてください。
学校を休みたい理由を、最初からすべて説明する必要もありません。自分でも理由がよくわからないときや、詳しく話したくないときは、「体調がよくない」「今日は少し休みたい」など、自分が伝えられる範囲で構いません。
また、友達やクラスメイトに休んだ理由を聞かれても、本当の理由をすべて話す必要はありません。「体調がよくなくて」「ちょっと休んでた」など、自分が話せる範囲で伝えてください。
そして、一番大切なのは、「学校を休みたい」という気持ちを一人で抱え込まないことです。親御さんや学校の先生、スクールカウンセラーなど、信頼できる人に少しずつ話してみてください。
学校を休んだことに罪悪感を持つ必要はありません。つらいときには休みながら、自分にとって無理のない過ごし方や、これからのことを考えていきましょう。
Q&A よくある質問




