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不登校だと高校進学で不利になる?受け入れOKな高校・受験方法・対策を紹介

2017年4月13日 木曜日 投稿

最新更新日時:2021年4月7日

こんにちは、発達障害や不登校・中退などのお子さんを勉強・メンタルの両面から完全個別指導で応援するキズキ共育塾です。

中学生の子どもが不登校で、卒業後の進路に悩んでいます。不登校の子どもを受け入れてくれる高校はあるのでしょうか?

中学校で不登校になると、お子さんも親御さんも、卒業後の進路について不安でいっぱいになりますよね。
以下のような不安を抱いているお子さん・親御さんも少なくありません。

  • 不登校の自分を受け入れてくれる高校はないのではないか
  • 不登校で内申点が低いと高校に行けないのではないか
  • 不登校だけど公立高校行きたい
  • 不登校の子どもの卒業後の進路が心配だ

しかし、中学校までの義務教育と違い、高校では進路(受け入れ先)の幅が大きく広がります
今回は、不登校の中学生にどのような進路(受け入れ先)があるのか、具体的にご紹介します。

*この記事でわかること*

  • 不登校の中学生が高校進学の際に気を付けること
  • 中学不登校から進学できる高校
  • 不登校のタイプ別、高校の選び方
  • 不登校からの高校選びのポイント

記事全体はボリュームがありますので、目次から気になるところへスキップしてご覧ください。

不登校からの高校進学に影響があるのは「内申書」と「学力」

子どもが中学校で不登校なのですが、まずは何を意識したらよいのでしょうか。
不登校の中学生が高校受験をするときは、まず「内申書」と「学力」を意識しましょう。

欠席の多い不登校の中学生は、「内申書」や「学力」に不安を感じていることが少なくありません。
しかし逆に言うと、「内申書」と「学力」の対策さえしておけば高校進学が可能になります。
ここからは、「内申書」と「学力」について説明します」

①内申書

内申書とは、主には生徒の「出席日数」と「定期テストなどの成績(内申点)」について、中学校が記述した文書です(調査書と呼ばれることもあります)。

内申書は、受験する高校に提出されて、入試の合否判断に利用されることがよくあります。

たとえば、2020年の東京都立の全日制高校では、「学力試験」と「内申点」が7:3で審査されます。 (参考:東京都教育委委員会『(2)学力検査に基づく入試(第一次募集・分割前期募集)』)

特に公立高校では、一般的に「欠席日数の多い生徒は審議の対象とする」としています。
「審議の対象とする」とは、「合格の確率が下がる」ということです。

しかし、内申書をあまり重視しない高校、内申書を見ない受験方式を採用している高校、中学3年生のときの内申書しか見ない高校もたくさんあります。
欠席日数や内申点が気になる人は、学校の先生などの詳しい人に相談して、次のようなことを確認しましょう。

*内申点について確認したいこと*

  • 自分の内申点の状況
  • 今の内申点で進学できそうな高校・受験方式
  • 内申書をあまり見ない高校・受験方式
  • これから内申点を上げる方法

②学力

高校受験では、学力も大切です。

特に、不登校で勉強についていけていない場合や、学力を重視する高校を受ける場合は、学力を上げることが必要です。

不登校で授業を受けられず勉強が進んでいないという人は、学校の先生に相談したり、塾や家庭教師などを利用する必要があるでしょう。

*不登校の人にオススメする勉強方法*

  • 学習塾や家庭教師
  • スタディサプリのような動画授業
  • 学校の補習授業
  • 学校の先生に相談する

「今の自分の学力」を確認したり、これから受験に向けて身につけたりする方法はたくさんあります。
どうしても勉強が苦手な人は、学力をほぼ見ない高校や、学力試験のない受験方式を探すこともできます。

学校や塾の先生などに相談して、「今の学力」を確認するとともに、「これからの対策」も考えていきましょう。

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中学不登校の方が進学しやすい高校4種類

不登校の中学生が進学しやすい高校はあるのでしょうか?

中学不登校の方を積極的に受け入れている(合格しやすい)高校には、次のような学校があります。

*中学不登校の方を積極的に受け入れている高校*

  • 内申書を重視しない私立高校
  • 通学の自由度の高い通信制高校
  • 授業時間に多様性のある定時制高校
  • 東京都チャレンジスクール

まずは中学不登校でも進学できる(受け入れてくれる)高校はたくさんあると安心してください。
では、具体的に中学不登校の生徒が進学しやすい高校についてみていきましょう。

①私立高校

特に全日制高校に進学したい場合、私立高校は有力な選択肢です。

キズキ共育塾の生徒さんの中でも、中学不登校の状態から半年程度の対策で、私立高校に合格した方が数多くいます。

公立高校の場合、入学の審査では、入学試験の点数だけでなく中学校の内申点(内申書)も考慮されます。

そのため、中学校で不登校になっていた方の場合、特に全日制の公立高校への進学は難しいです。
(今から内申点を上げることができるなら、学校の先生に相談してみましょう)

それに対して、私立高校では、内申書の点数を問わない受験方式を行っている学校も珍しくありません。

また、私立高校は受験科目数が公立高校よりも少ないこともあるので、その場合は受験勉強の対策も比較的短期間でできます。
例えば、国語・数学・英語の3科目で受験できる私立高校は数多くあります。

気になる私立高校があるなら、内申書の点数が審査されない受験があるかを確認してみましょう。

②通信制高校

通信制高校とは、「学校に毎日通学する必要がない高校」です。
郵便やメール、オンライン学習サイトなどを用いて勉強ができます。

レポート提出、頻度の少ない登校、テストによって高校卒業に必要な単位を取得することができます。
通信制高校の入学試験は、筆記試験ではなく面接や作文だけのところがほとんどです。

通信制高校は、中学校や高校で不登校になった生徒たちを積極的に受け入れている学校なので、面接で不登校の経験が不利になることはありません。

ただ、通信制高校の大学受験対策は手薄なのが実情です。
大学進学を考えている場合は、通信制高校の課題をこなしながら、大学受験に特化した勉強を別途行う必要があります

通信制高校については、コラム「通信制高校とは?特徴・メリット・選び方・オススメの高校などをご紹介」をご覧ください。

③定時制高校

定時制高校は、もともとは夜の時間帯に授業を行い、3~4年間で卒業する学校のことでした。
ですが、最近では午前中や昼間にも授業を実施する学校が増えてきています。

午前中と夜間など、コースを組み合わせて授業を受ければ3年間で卒業が可能な高校もあります。

定時制高校は、通信制高校と比べて、教師やクラスメイトと接する機会が多いという特徴があります。

定時制高校と通信制高校のどちらに進学するか迷ったとき、一つの判断基準になるでしょう。

定時制高校は、不登校経験者、全日制高校からの転入生、社会人など、あらゆる人を受け入れているので、自分と雰囲気が合うかどうか、事前に見学してみることをおすすめします。

定時制高校については、コラム「定時制高校ってどんなところ?定時制出身の私が紹介する、定時制のリアル」をご覧ください。

④チャレンジスクール

チャレンジスクールとは、中学校や高校で不登校や中退を経験した生徒のための、単位制で定時制の都立高校です。

入学試験に筆記試験はなく、面接と作文、志願申告書などで審査されます。

チャレンジスクールは、公立高校でありながら、内申点(調査書)は審査されません。
授業は午前、午後、夜間の3部に分かれており、自分の生活リズムに合わせて勉強する時間を選ぶことができます。

また、都立高校なので、一般的な私立高校と比べると学費を抑えられるというメリットもあります。
チャレンジスクールも、一般の定時制高校(単位制高校)と同じく、様々な事情で全日制高校に通えなかった生徒を受け入れています。

その他にも、以下の方法もあります。

  • 高校に行かずに、高等学校卒業程度認定試験(高認)を受けて、大学受験を目指す
  • 海外の学校に進学する
それぞれの高校の特色を知って、自分(お子さん)に合った高校を選びましょう。高校を知るには学校見学に行くことをオススメします。

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高校選びのポイント〜不登校のタイプ別に紹介〜

ここまで、不登校の中学生が進学できる(受け入れ体制がある)高校をご紹介してきました。

結局、うちの子どもは、どの高校を選んで進学すればよいのでしょうか?
不登校と一口にいっても、様々な不登校のタイプがあります。ここからは、不登校のタイプ別に、高校選びのポイントをご紹介していきます。

タイプ①:現在中学1・2年生で不登校

不登校の中学生は、内申書に注意しましょうとお話しましたが、高校受験の内申書の扱いは、主に次の3つに分かれます。

  • 1年生から3年生までの内申書が審査される
  • 3年生のときの内申書だけが審査される
  • 内申書を(あまり)重視しない

これに基づいてご紹介すると、現在中学1・2年生の人は、次のような対策ができます。

*現在中学1・2年生の人ができる対策*

  • 内申書を重視しない高校・受験方式を探す
  • 3年生での出席日数(内申点)を上げながら、3年生のときの内申書だけを審査する高校を探す
  • 3年生での出席日数(内申点)を上げながら、1・2年生時の不登校について内申書で「説明」できそうなら、内申書を審査する高校も視野に入れる

ただし、3年生の内申点を上げたい場合でも、「3年生になったら、無理にでも学校に行こう」という意味ではありません。
お子さん本人が、無理をして心身の調子を崩さないことが一番大切です。

保健室登校や補修の実施など、内申書のために何ができるかを中学校の先生に、積極的に相談しましょう。

不登校の中学生の内申書対策については、コラム「不登校からの高校受験〜調査書・内申点、欠席日数、高校の選び方などを解説〜」をご覧ください。

タイプ②:現在中学3年生で不登校

中学3年生で不登校であれば、次のような対策が考えられます。

*現在中学3年生で不登校の人ができる対策*

  • 内申書を重視しない高校・受験方式を探す
  • これから内申点を上げられそうなら、内申書を審査する高校も視野に入れる

世の中には、内申書を重視しない高校もたくさんあります
お住まいの地域に、内申書に重きを置いていない進学先があるのか、学校や塾の先生に相談してみましょう。

*一般的に内申書を重視しない高校*

  • 通信制高校
  • 定時制高校
  • チャレンジスクール
  • 内申点を重視しない私立高校

不登校の3年生だけど公立高校に行きたい場合も、あきらめず、まずは、中学校の先生に相談することが大切です。

不登校の3年生ができる内申書対策については、コラム「不登校からの高校受験〜調査書・内申点、欠席日数、高校の選び方などを解説〜」をご覧ください。

タイプ③:小中学校で不登校ずっと不登校(または不登校と登校を繰り返している)

小中学校でずっと不登校だったり、不登校と登校を繰り返していたりしても、高校に進学できないということはありません。

「これまで」と「これから」は違います。
「これまで」不登校だったからといって、「これから高校進学できない。ずっと学校に行けない」というわけではありません。

ずっと不登校・不登校を繰り返す人は、次のような対策をとりましょう。

  • 現在の学力や内申書で入学できそうな高校・受験方式を探す
  • 勉強が不安なら、塾などを利用する
  • あまりにも体力が少なかったり、生活が乱れていたりするなら、医師に相談する
  • 体力づくり、生活習慣作りをする

まずは、「現在のあなた」の学力や内申書で進学できそうな高校・受験方式を探しましょう
勉強から離れている場合や勉強が苦手な場合には、基礎学力の定着・高校受験・進学後のために、学び直せる塾などを探すことをオススメします。

ずっと家にいて体力が少ないなどの場合は、特に入学直後は「毎日の通学」や「毎日の授業」、そして「学校生活そのもの」に大きな疲れを覚える可能性があります。

受験や入学の前から、少しずつ体力をつけたり昼夜逆転しているなら改めたりするようにしましょう。

また、学力が向上したり、生活が整ったりしていくうちに、高校の選択肢が増えることもあります。
その上で、特に全日制にこだわりがないようであれば、定時制・通信制も積極的に視野に入れることをオススメします

*不登校が長い生徒におすすめの高校*

  • 通信制高校
    毎日通学する必要はなく、学校の通信教材で家庭学習ができます。
  • 定時制高校
    昼からの授業、夜間の授業などを選ぶことが出来ます。

ともに、内申書を重視せず、入試も比較的簡単な高校です。

タイプ④:不登校で、勉強は得意・好き

不登校で勉強が得意・好きな人は、次のように考えてみてください。

  • 自分の内申点で進学できそうな、卒業生の進学先に大学が多い高校を探す
  • これから内申点を増やせそうなら、受験する高校の候補を増やす

先ほども紹介したとおり、私立高校の一部は内申点を重視しない入試(オープン入試)を行っているところもありますので、その中から勉強に力を入れている高校を探しましょう。
これから内申点を増やせそうなら、候補は様々に広がっていくと思います。

ただ、特に「進学校」と呼ばれるところは全日制が多いですし、授業のスピードが早かったり、競争が激しくストレスがかかったり、生活指導が厳しかったりするところもあります。

毎日通学して朝から授業を受けることや集団生活などに不安があるようであれば、通信制高校や定時制高校で高卒資格を目指しつつ、受験勉強は塾・家庭教師で補う、という方法もあります。

タイプ⑤:不登校で勉強から離れている

不登校の間ほとんど勉強できておらず、学力に不安がある場合は、次のようにお考えください。

  • 内申書を重視しない高校のうち、「今の学力で入れそうな高校」または「学力審査がない高校」を探す
  • これから内申点や学力を伸ばしていけるなら、受験する候補を増やす

ただ、学力試験が簡単な高校や、学力審査がない高校でも、対策が全く必要ないわけではありません。
学力試験がある場合は、ある程度の点数を取ることが必要です。

また、学力試験がなく、「作文」と「面接」で審査される高校でも、練習や対策は必要になるでしょう。
勉強や作文面接対策についても、学校の先生・学習塾・家庭教師に相談しましょう

タイプ⑥:学校生活を送ることに不安がある

勉強面では問題なく高校受験に合格できそうでも、学校生活に不安を覚える人もいるでしょう。
例えば、次のような人です。

  • ひきこもり気味で、通学できるか不安
  • 朝起きられないから、学校の授業に生活が合うか不安
  • 気持ちや体調が不安定で、毎日通えるか不安
  • 人の中に入るのが怖い

こちらの対策も、「タイプ③:小中学校で不登校ずっと不登校(または不登校と登校を繰り返している)」とほぼ同じです。

  • 心身の調子や生活改善については、医者やカウンセラーを頼る
  • 学力については、塾・家庭教師を利用したり、学校に補習を頼んだりする
  • コミュニケーションについては、フリースクールや習い事教室などを利用する
  • 受験や学校に行くことを怖いと本人が感じている可能性があるので、周囲がサポートする
  • 「毎日の通学」や「朝からの授業」に不安があるようでしたら、通信制高校や定時制高校を視野に入れる

引きこもりなどの症状の多くは、本人や家族の努力だけでは克服するのは困難と言われています。

ひきこもり・昼夜逆転・体調不良・人が怖いなどの精神的問題は、本人や家族の努力だけで直そうとせず、医師やスクールカウンセラーに相談しましょう。

いずれの不登校のタイプも、親子だけで悩まず、学校の先生や塾の先生などに相談して進路を決めることが大切です。
学校や学習塾の他にも、中学生の進路や高校進学について相談できる市町村の窓口があります。

*ポイント*

  • 全日制高校から通信制高校・定時制高校に転校することは可能ですが、通信制高校・定時制高校から全日制高校に転校することはほぼ不可能です。
    そのことも考え合わせて、進学する高校を選びましょう。

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不登校からの高校選びのポイント

中学生で不登校だと、どうしても『高校に受かる可能性』にばかり注目するかもしれません。
しかし、その高校に進学して「充実した高校生活を送れるかどうか」も考える必要があります。

うちの子は内気なので、体育会系の子の集まる高校に行ってもなじめない気がします
受かる可能性も大切ですが、お子さんに合った高校を選びましょう

高校選びの際は、学校の周囲の雰囲気、通いやすさ、先生や生徒の雰囲気を見てみることも大切です。

*高校選びのポイント*

  • 全「受かりやすいかどうか」以外の視点で高校を見てみよう
    (校風、学校の周辺の雰囲気、先生や生徒の雰囲気、通学手段など)
  • 学校説明会などで実際に高校に足を運んでみよう
  • 迷ったらとりあえず進学してみよう
進路決定の際には、お子さんが自分の目で見て、自分の意志で決めるようにしましょう。

万が一、進学した高校が合わなくても、より合った学校に転校したり、高校を辞めて高卒認定を取得したりすることもできます。
迷ったら思い切って入学するのもよいかもしれません。

キズキ共育塾でも、不登校から高校進学を成功させた生徒さんが大勢います。
詳しくは、「中学で二度の不登校から高校進学。不登校が「特別」ではない環境で安心した」の体験談をご覧ください。

まとめ〜自分に合う高校を探しましょう〜

ご紹介してきたとおり、中学不登校からの高校進学の方法はたくさんあります。

中学不登校でも、希望の高校に進学できる可能性はあるのですね
学校や塾の先生とも相談しながら、不登校から進学できそうな高校や、これから高校の選択肢を増やせる行動がないか、ぜひ探してみてください。

さて、私たちキズキ共育塾は、お悩みを抱える方々のための個別指導塾です。
生徒さんには、中学不登校から高校を目指す方や、実際に中学不登校から高校に合格した方も大勢いらっしゃいます。

  • 中学不登校から高校進学したい
  • 不登校なので高校受験の勉強が心配だ
  • 不登校だけど公立高校に行きたい
  • 中学不登校の子の卒業後の進路を心配している
  • 中学不登校の子を受け入れてくれる高校はどこだろう
  • 高校進学してもまた不登校になるのではないか

このような不安に無料相談も承っておりますので、ご相談いただければ、「あなた」のための具体的なお話ができると思います。

キズキ共育塾の概要をご覧の上、少しでも気になるようでしたらお気軽にご相談ください(親御さんだけでのご相談も承っています)。

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