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大卒資格を取得する4つの方法〜社会人でも大丈夫。大卒資格のメリットも合わせて解説〜

2020年8月3日 月曜日 投稿

大卒資格を取得する4つの方法〜社会人でも大丈夫。大卒資格のメリットも合わせて解説〜

あなたは、大卒資格がないことを理由に悩んではいませんか

「大卒の資格はほしいけど、働いているので大学に通う時間がない」、そんなふうにあきらめている人もいるのではないでしょうか。

大人になってからでも、働きながらでも、大卒資格を取得する方法はあります

例えば、「通信制過程」であれば、一般的には学力試験なしで入学できて、日常的な通学も必要なく、卒業すれば大卒資格を得られるのです。

今回の記事では、大卒資格を取得するメリットと、仕事・子育てなどと並立して大卒資格を取得する具体的な方法について解説します。

大卒資格の5つのメリット

大卒資格とは、文字どおり大学を卒業することで得られる資格のことです

ちょっと難しい言い方をすると、「『学士』という『学位』」のことを指します。

大卒資格は、単純に「大学を卒業した証明」であると同時に、様々なメリットももたらします

大卒資格のメリットについて、代表的なものを紹介します。

メリット①大卒以上が必要な求人に応募できる

メリット①大卒以上が必要な求人に応募できる

大卒資格の1つ目のメリットは、大卒以上の求人に応募できることです

求人には、「高卒以上」「大卒以上」など、学歴が応募資格として設定されているものが珍しくありません。

大卒資格を取得することで、応募できる求人も増え、就職先の選択肢を増やすことができます

実際に、求人サイトで大卒以上の場合と高卒以上や中卒以上の場合で検索してみると、求人数の違いを実感することができるのではないでしょうか。

就職について、より広い選択ができるようになるのは、大卒資格を取得するメリットといえるでしょう。

メリット②大卒以上が必要な資格にチャレンジできる

医師、薬剤師、公認心理師など、受験のために大卒資格(関連学部の卒業)が必要な資格にチャレンジできるようになります

大卒資格が、将来の目標を叶えるための第一歩になる、ということです。

メリット③大卒資格があると収入が上がる可能性がある

メリット③大卒資格があると収入が上がる可能性がある

大卒資格を取得することで、収入が上がる可能性があります

学歴別の平均賃金を比べてみると、男性では、大学・大学院卒が約400万円、高専・短大卒が約314万円、高卒が約292万円となっています。

また女性では、大学・大学院卒が約290万、高専・短大卒が約258万、 高卒が約213万となっています。

男女どちらも、「大学・大学院卒だと賃金が高い」ということです。(出典:厚生労働省※PDF「平均30年賃金構造基本統計調査」)

さらに生涯賃金で比べてみると、大卒は3億2920万円で、高卒は2億5160万円となっています。(出典:労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計2018』)

ただしもちろん収入は「学歴だけ」で決まるものではないので、「可能性の話」としてご理解ください。

メリット④知識が深まる

大卒資格のメリットとして、知識が深まることも忘れてはいけません

大学で学問を学ぶことで、一般教養や専門的知識が深まります。

これまでにご紹介した求人・資格・収入に関するメリットも、「大卒資格があること」が「大学レベルの知識・教養がある」と社会的に評価されることが一因としてあります。

メリット⑤その他

対応⑤家庭内に解決すべき「問題」があるかを振り返る

大卒資格(=大学に行くこと)の意味やメリットは他にもあるのですが、このコラムで長く述べると本筋を外れるので省略します。

ご興味のある方は、コラム「大学に行く意味って何?7つの意味と5つのメリット〜大学に行く意味に悩んだ私の結論〜」をご覧ください。

大卒資格の取り方①通信制大学

大卒資格の取り方①通信制大学

大卒資格のメリットについてお話ししてきましたが、どうやって大卒資格を取ればよいのか悩む方もいると思います

特に、働いている方だと仕事との両立を不安に感じる方もいるでしょう。

ここからは、働きながら大卒資格を取る方法についてお話しします。

まず1つ目の方法は、通信制大学(または大学の通信制過程)に通うことです

通信制大学では、普段は大学から提供される教材やオンラインコンテンツを利用して自宅で学び、必要に応じてスクーリング(通学)を行う、というのが一般的です。

つまり、毎日通う必要がない、ということです。

2020年6月現在、通信制大学(大学の通信制課程)は、全国に合計42校あります。(参考:公益財団法人私立大学通信教育協会「大学通信教育の現状(データ集)」)

入学のタイミングは4月と10月の年2回の学校が多く、入試形態は「学力試験なし、書類選考のみ」が一般的です

なお、短大を卒業していたり、一度大学に通って中退したりしたことのある方などは、以前の取得単位によって、2年~4年次への編入も可能です。

通信制大学に向いている人

通信制大学に向いている人について、一例を紹介します。

後述する「通信制大学以外の大学」が向いている人もいますので、まずは気軽にご覧いただき、それぞれを比べてみてください

なお、これから何回か繰り返しますが、「どんな方法で、どの大学に通うか」は、あなた一人で考えなくても大丈夫です。

社会人の大学受験に詳しい塾などを頼ることで、「あなたに向いた大学(受験)」がより具体的にわかっていくと思います(私たちキズキ共育塾でも無料相談を受け付けています)。

学習内容や学習環境以外にも、学費、中退率とその理由などもしっかり調査・相談して、自分に合っているかを確認しましょう


①大学に通う時間がない人

仕事や子育てなどで毎日大学に通う時間がない方にとっては、通信制大学は有力な選択肢になるでしょう

先述のとおり、通信制大学は毎日通う必要がなく、自宅での勉強が中心となります。

登校する必要のある「スクーリング」の頻度は大学によって違い、スクーリングがなくeラーニングだけで完結する大学もあります。


②自分のペースで学びたい人

通信制大学は、自分のペースで好きなときに学びたい人にとっても向いています

「毎日通う大学」では、学校によって組まれた授業スケジュールに従う必要があります。

一方、通信制大学では、毎日少しずつ学習を進めたり、休日にまとめて学習したりなど、自分で勉強のペースを調整することができます

ただし、勉強のスケジュールがゆっくりになる場合、その分卒業も遅くなる(学費も発生する)ことには注意が必要です。


③家の近くに大学がない人

通信制大学は、家の近くに大学がない人(今の家から引っ越せない事情がある人、希望する大学・学部が近くにない人)にもオススメです

基本的には自宅で学習できますし、スクーリング会場を大学から遠い各地方に用意する大学もあります。

近場の大学に通うのが難しい場合でも、通信制であれば大卒資格を取れる人もいる、ということです。

オススメの通信制大学

通信制大学は全国にあるのでどの大学を選ぶべきか迷う方もいるでしょう。

参考として、オススメの通信制大学・大学の通信制課程をご紹介します。


①慶應義塾大学 通信教育課程

慶應義塾大学の通信教育課程には、文学部、経済学部、法学部があります

昼間学部の通学課程と同じ教授陣が授業を行うことが特徴の一つです。

また、テキストによる通信授業、スクーリングによる面接授業、インターネットによるメディア授業などさまざまな授業形態を通じて学習に取り組むことができます

さらに、夜間スクーリングも積極的に行っているので、日中時間が取れない人でもスクーリングに参加しやすくなっています。

詳細は、公式サイトをご覧ください。


②法政大学 通信教育部

法政大学通信教育部は、法学部・文学部・経済学部があります

様々な資格・免許状に対応していることが特徴です。

所定の単位を修得することで、「教員免許状(中学・高校)」「図書館司書」「測量士補」などの資格取得も可能です

詳細は、公式サイトをご覧ください。


③日本大学 通信教育部

日本大学通信教育部には、法学部、文理学部、経済学部、商学部があります

通信授業・スクーリング・メディア授業をうまく組み合わせることで、効率よく単位を修得できる特徴があります。

教員免許、司書教諭、学芸員の資格取得も可能です

詳細は、公式サイトをご覧ください。


④放送大学

放送大学は、通信制に特化した大学です

インターネットやスクーリングでの受講だけでなく、BSテレビやラジオなどでも授業を受けることができます。

自宅で学ぶのが難しい方は全国に設置された学習センターでも授業を受けることもできるので、自分のスタイルに合った学びが可能です

「1科目だけの受講」も可能ですので(その場合、入学金も含めて18,000円です)、「大学の授業とはどんなものか」を試しに体験できることも特徴です。

詳細は、公式サイトをご覧ください。


⑤その他

ご紹介した以外にも、通信制大学・大学の通信制課程はたくさんあります。

具体的に気になる大学・学部があるなら、「○○大学 通信」「○○学部 通信」などのインターネット検索で探してみましょう

その後、資料請求などを行うことで、より「あなたに向いた大学」が見つかると思います。

大卒資格の取り方②夜間コース(二部学部)

大卒資格の取り方②夜間コース(二部学部)

大学の夜間コース(第二部)に通うことでも、大卒資格を得ることができます

夜間コースを開設している大学は全国で60校以上あります。(参考:文部科学省「令和元年度 学校基本調査」)

夜間コースでは、文字どおり夕方から夜の時間帯に授業が行われるので、昼間仕事をしている人でも授業を受けやすい環境です

また、授業料も昼間部よりも安いので、経済的な理由で進学をあきらめていた人にとっても選択肢になるでしょう。

例えば、国立大学の1年間の授業料の「標準額」は、昼間のコースが53万5800円なのに対し、二部学部では2分の1の26万7900円です(参考:電子政府の総合窓口e-Gov イーガブ「国立大学等の授業料その他の費用に関する省令」)。

ただ、昔に比べると、学部として廃止されやすい傾向があるのは、残念ながら事実です

廃止の可能性を踏まえ、この記事でも、あえてオススメの大学は記しません。

具体的に気になる大学・学部があるなら、インターネットで調べたり、詳しい人に聞いたりしてみることをオススメします(私たちキズキ共育塾でも無料相談を受け付けています)。

夜間コース(二部学部)に向いている人

通信制大学と夜間コース(二部学部)、どちらを選択するか迷っている方もいるでしょう。

そこで、通信制大学との違いも交えながら、夜間コースに向いている人について紹介します。


①夜間に時間がとれる人

夜間コースでは、通信制とは違い、授業を受けるために日々の通学が必要です

そのため夜間に安定して時間が取れる人に向いています。

夜に仕事をしている人、昼に仕事をしていても夜に急な予定が入る可能性がある人、夜の子育てや介護を分担しづらい人などは、難しい部分もあります。


②対面の授業で学びたい人

夜間コースでは、キャンパスで(教室で)、対面の授業で学ぶことができます

そのため、他の人と一緒に勉強したい方や、1人では勉強を続けるのが難しいと感じる方に向いています。

また、昼間の学部と比べたときに、10代・20代だけでなく、社会人や定年退職後の方など幅広い年齢層やバックグラウンドを持った方と学べることも醍醐味です。


③国公立の大卒資格がほしい人

通信制大学は私立の大学しかありませんが、夜間コースは国公立大学にも設置されています

大卒資格そのものには、私立と国公立で変わる部分はありません。

しかし、国公立大学は私立大学に比べ学費を安く抑えることができます

また、いわゆる「国立志向」がある場合には、それを満たすこともできます。

以上から、国公立の大卒資格がほしい方や国公立の大学で学びたい方には夜間コースはおすすめです。


④受験勉強の時間が取れる人

夜間コースに入学するためには、昼間部と同様に筆記試験に合格する必要があります

昼間部に比べると難易度は低いことが多いですが、合格するためには、ある程度まとまった時間の受験勉強をする必要があります。

受験勉強の時間が取れるかは重要なポイントです。

ただし、学校によってはAO入試や社会人入試など、筆記試験以外の試験を合否審査の軸にすることも可能です。

大卒資格の取り方③昼間部に入学する

大卒資格の取り方③昼間部に入学する

あなたが社会人でも、子育てをしていても、昼間の大学に4年間(以上)通って卒業するという方法もあります

仕事や家事をしながら昼間大学に通うのは無理だと、あきらめていませんか?

しかし、お勤め先によっては、休暇制度や時短勤務制度を使って、大学に通う時間を捻出できる制度もあるかもしれません

また、思い切って仕事を辞めるというのも選択肢の一つです。

子育てについても、探してみると「頼れる相手」が見つかるかもしれません。

通信制大学や夜間学部では募集をしていない学部や医師や薬剤師等の国家資格を目指すなら、昼間の学部に通う必要があります

社会人であれば、一般入試ではなく社会人入試という、通常より科目数が少なく受験できる制度もあります。

無責任に「仕事をやめて大学に通おう!」というつもりはありません。

ただ、あなた一人で「無理だ」と決めつけるのも早いです

職場・ご家族・詳しい人などにも相談した上で、じっくり考えてみてください(私たちキズキ共育塾でも無料相談を受けつけておりますので、少しでも気になる場合はお気軽にご相談ください)。

大卒資格の取り方④大学改革支援・学位授与機構を活用する

大学改革支援・学位授与機構の制度を利用することでも大卒資格を取得できます

この項の内容はちょっと難しく、また対象が限定されています。

高校卒業以来、「学校」に通っていない方は、次の章に進んで大丈夫です

大学改革支援・学位授与機構は、大学以外の機関で学位を授与することのできる唯一の機関です。

同機構は、短大・高専の卒業者や専門学校の修了者などに対し、一定の条件のもとで、学士(大卒資格)を授与しています

一定の条件として、まずは、「短期大学・高等専門学校卒業者」、「所定の要件を満たす専修学校専門課程修了者」、「大学に2年以上在学し62単位以上修得した者」という基礎資格が必要です。

その上で、積み上げ単位と呼ばれる単位を取得した後に、同機構に申請することで、審査を経て学士を取得することができるのです。

積み上げ単位とは、「大学で科目等履修生として習得した単位」や「大学改革支援・学位授与機構が認定した、短大・高専に置かれている専攻科などで取得した単位」のことを指します。

つまり、この制度を利用して大卒資格を取得したい人は、大学の科目等履修生になるか専攻科で単位を取得する必要があります

また、同機構が認定している省庁大学校の修了者に対しても、学士・修士・博士の学位を授与しています。

詳しくは、公式サイトをご覧ください。

社会人が大学受験を成功させる方法

先ほども少しお伝えしましたが、社会人からの大学入試には、「社会人入試」というものがあります。

社会人からの大学受験については、一般入試、社会人入試、AO入試など、様々な選択肢が用意されているということです

また、社会人が大学受験を成功させるためにはいくつかのポイントがあり、社会人ならではの大学受験についての有利さもあります。

気になる方は、コラム「社会人が大学受験を成功させるポイント7選〜社会人入試の流れも解説〜」をご覧ください。

社会人が大学受験を成功させた事例

私たちキズキ共育塾の生徒さんにも、社会人から大学に合格した方がたくさんいます

その一人が、相川亜希さん(仮名、社会人入試を利用して、津田塾大学学芸学部に合格)です。

相川さんは、ほとんど勉強しないまま学生生活を終えて、特技を生かして就職しました。

働く中で自分に対して物足りなさを感じ、アメリカに語学留学に行ったのですが、「自分には世界の文化や宗教についての予備知識が全くない。私から周りに何かを発信することもできない」というふがいなさを味わいます。

その経験から「もう一度勉強したい」と思い大学受験を決意。

30歳を超えていましたが、わずか2か月で社会人入試合格を掴み取りました

詳細は、体験談「30歳を超えてからの社会人入試。仕事と勉強を両立して大学受験合格をつかむまで」をご覧ください。

まとめ

まとめ

大卒資格を取得することで就職の幅が広がったり、資格に挑戦できたりするなど選択肢が広がります。

あなたが社会人でも、子育てをしていても、これから大卒資格を取得する方法はたくさんあります

通信制大学や夜間大学などもありますので、ご自身のライフスタイルや目的に合わせて大卒資格の取得を検討してみてください。

さて、私たちキズキ共育塾では、社会人・主婦・主夫など、大学受験を目指す大人の方が大勢学んでいます。

授業では、直接的な勉強はもちろん、「どんな大学・学部を目指すか」「どの受験方法を利用するか」「受験勉強のスケジュールや、入学後の生活をどうするか」といったこともご相談いただけます。

教室から家が遠い方や外出が難しい方は、オンラインの授業も可能です(音声のみでの授業も可能です)。

ご相談は無料ですので、少しでも気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。

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