浪人している人に向いてるアルバイト 合格に向けたベストな選択肢を解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
「浪人中にバイトしてお金を稼ぎたいけど、勉強が疎かになりそうで不安…」
このように悩む浪人生は、多いと思います。
結論から言うと、浪人中のバイトはオススメしません。
ですが、金銭的な事情から働かなくてはいけない場合もあるでしょう。
このコラムでは、浪人生にバイトをオススメしない理由と、どうしても必要な場合はどんなバイトを選べばいいのかを紹介します。
このコラムを読んで、自分の状況に最適な選択肢を見つけ、大学合格への道を進んでいきましょう。
私たちキズキ共育塾は、浪人している人のための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
浪人中のバイトを推奨できない3つのリスク
浪人中にバイトが必要となる理由は、次のように、人それぞれあると思います。
- 学費・生活費
- 気分転換
- 一人になると思い詰めるから
また、バイトにはお金以外にも、社会経験・コミュニケーション・関連スキルなど得られるものがたくさんあることも事実です。
ですが、浪人中のバイトは、基本的には推奨しません。
バイトをすることが、受験勉強の妨げとなる可能性があるからです。
バイトをする目的は色々あるかもしれませんが、バイトが負担となって合格できなければ、浪人生としては本末転倒となってしまいます。
ここからは、バイトをすることが勉強の妨げとなるリスクを解説します。
リスク①疲労が増す

バイトをすると、疲労の増加が懸念されます。
当たり前のことなのですが、労働をすれば疲れます。
労働そのものによる疲労に限らず、通勤環境や人間関係による疲労もあります。
朝であれ夕方であれ、バイトで疲れてからの勉強となると、学習意欲も落ちていくでしょう。
「疲れたし、今日ぐらいは勉強をしなくてもいいか」、という判断がだんだん増えていく危険性もあります。
疲れが溜まると判断能力が落ち、勉強の効率もそれに応じて落ちていくのです。
このように、バイトによる疲労感は勉強の妨げとなる大きな問題になります。
逆に、バイトが勉強した後であっても、「この後バイトだから…」と考えることで、勉強にブレーキがかかる可能性があります。
リスク②誘惑が多い
誘惑が多いのも、浪人中のバイトの弊害です。
バイトをすると、バイト仲間からの遊びの誘いや恋愛感情の芽生えなど、誘惑がたくさんあります。
バイト先の人は、大学生やフリーターなど、浪人生であるあなたとは異なる環境の人も多いのです。
そして、大学生やフリーターは、遊びや恋愛によるリスクが浪人生よりも低いです。
そうした人たちが、浪人しているあなたの事情にいつも配慮してくれるとは限りません。
誘惑に乗れば勉強の時間が減りますし、断った場合には他人が遊ぶ姿がうらやましく見えたり、断ることにストレスを感じたりするでしょう。
浪人中にバイトをすると、非常に誘惑が多くなることを知っておいてください。
リスク③スケジュールがバイトに左右される

浪人生の事情を、雇う側が配慮してくれるとは限りません。
つまり、スケジュールがバイトに左右されるリスクがあるのです。
定例・通常のシフトでも、労働時間が「思ってたより多いな…」となることもあり、そうなると勉強のスケジュールが崩れます。
また、人が足りないときなどは、急遽「明日バイトに入ってくれないか」とお願いされることもあるでしょう。
まず第一に、そんなシフトやお願いを受け入れれば、どうしても勉強のスケジュールが崩れます。
さらに、受け入れなければ、だんだん気まずい思いが増えていく可能性もあります。
急なシフト依頼を断ったとしても、本来、気まずい思いをする必要はありません。
ですが、あなたも体調不良などで急にバイトを休むことはあるわけで、そのときには代わりの人がシフトに入ってくれるでしょう。
そうなると、「自分は迷惑をかける一方で、恩返しができていないな…」と思ったりして、バイトにも勉強にも身が入らなくなることがあるのです。
働くということは、自分ではコントロールできないスケジュールに起因するリスクを伴うものなのです。
バイトが必要な場合の選び方・3つのポイント
基本的には、浪人生にバイトはオススメしません。ですが、学費や家計の事情などで、バイトの必要に迫られることもあるでしょう。
その場合、どういうバイトを選べばいいのか気になりますね。
ここからは、浪人中にバイトを選ぶときの、3つのポイントを解説します。
その後、具体的な職種の例を紹介していきます。
ポイント①拘束時間が短い

浪人中にバイトをする場合は、拘束時間が短いバイトを選びましょう。
拘束時間が長ければ、その分単純に勉強の時間が減ります。また疲労も溜まり、勉強を続けるのがつらくなるのです。
つまり、長期拘束が前提となるバイトはやめた方がよい、ということです。
2〜3時間の短時間で入れるバイトを探しましょう。
ポイント②人間関係がない(薄い)
浪人中のバイトは、人間関係がない(薄い)ものを選んでください。
人間関係とは、同僚や上司に限らず、顧客や取引業者に対しても発生します。
そして、人間関係は、良好でも不良でも勉強に影響します。
可愛いあの子が気になる、苦手な先輩の相手がつらいなどの人間関係が、家に帰った後も勉強への集中を妨げる原因になります。
ポイント③通勤時間が短い

浪人中のバイトは、近場の仕事がオススメです。
近場なら、通勤の時間が必要ないので時間の節約になります。
家から遠い場所で働けば、片道30分程度でも、往復で1時間の時間が奪われるのです。
浪人生にとって時間は貴重です。通勤に時間を奪われないよう、近場のバイトを選びましょう。
浪人生にオススメのバイト6選
浪人中のオススメバイトの特徴について解説しました。
ここからは、浪人中のバイトにオススメな業種6選の紹介です。
紹介した条件を全て満たす業種・職場があるとは限りません。自分にとって何が勉強の障害となるか、ならないか、を考えて探してください。
また、これからご紹介する職種以外にも、前章の条件を満たすようなバイトなら、ひとまずは問題ないと思います。
なお、どのバイトでも、真面目に働けば働くほど、「シフトを増やせないか」と言われやすくなります。
そんなときは、必要な収入とデメリット・注意点をしっかり比較した上で、断るときは、「勉強がありますので」と正直に伝えたり、場合によっては「家庭の事情で難しいです」などの口実を使ったりしましょう。
バイト①朝のコンビニ

オススメの1つ目は、朝のコンビニバイトです。
コンビニのバイトは時間の融通が効きやすく、かつ近くで探せるのが利点です。
また、朝6時~9時など短時間の朝シフトを選ぶと、受験に向けて生活を朝方に整える練習にもなり、一石二鳥です。
人間関係も比較的薄い場合が多いので、浪人中のバイトに適した職場と言えます。
バイト②ファーストフード店
次にオススメなのは、ファーストフード店です。
コンビニと同様にたくさん店舗があり近くで探しやすく、シフト時間の融通が効きやすい利点があります。
ただし、さまざまな人が同時に働くことが多いので、人間関係の点では注意が必要です。
流されやすい人は、誘惑に注意しましょう。
バイト③スーパーなどの品出し業務

スーパーやドラッグストアの品出し業務も、オススメです。
人間関係が薄く、シフトも決まった時間帯で短時間、という場合が多いからです。
コンビニほどではないかもしれませんが、店舗がたくさんあって勤務先を選びやすいこともポイントの一つです。
バイト④郵便局の仕分け
郵便局の仕分けもオススメです。
仕分け作業なので、人間関係のストレスがあまりありません。
また郵便局の仕分けには社員もいるので、バイトの融通が比較的効きやすいのです。
近くに郵便局がある人は、検討してみてください。
バイト⑤ビル・オフィスの清掃

ビルやオフィスの清掃もオススメです。
清掃作業は、人間関係の薄さと労働時間の短さが利点です。
また、早朝勤務が多く、早起きになる(=受験本番に向けて生活を朝方にできる)のもポイントです。
ただし家の近くにはないかもしれません。あくまで、家の近くにあればという条件で探してみましょう。
バイト⑥静かな飲食店の、ランチタイムのスタッフ

やや狭い条件になりますが、静かな飲食店のランチタイムのスタッフもオススメです。
静かな飲食店というのは、例えば繁華街から遠かったり、美術館に併設されていたりしていて、来客数が限られているようなところです。
そのようなお店で、かつランチタイムだけであれば、繁華街の飲食店と比べると労働時間や疲労が多くありません。
また、そういうお店は、スタッフやお客さんなどとの人間関係が悪くない傾向もあります。
なお、キッチンスタッフなら営業開始前の仕込みが、ホールスタッフなら営業終了後の片付けが業務に含まれる場合もあるので、労働条件を確認しましょう。
まとめ〜あなたにあった浪人生活を〜

浪人中のバイトは、基本的にはオススメしません。
大学に合格するという目的のためには、勉強に労力を費やすことが何より優先です。
もし、どうしてもバイトをする必要がある場合は、時間拘束が少ない、人間関係やシフトの融通が効きやすい、通勤時間が短いなどの条件を満たしたものを選んでください。
拘束力や人間関係のストレスが発生する懸念のあるバイトは、学習の妨げとなります。
勉強ばかりの生活をしていると、アルバイトで気分転換をしたくなるのはわかります。ですが、やはり労働には大変さが伴います。
気分転換は、アルバイト以外のことにしておきましょう。
どうしてもという場合を除いて、できる限りアルバイトはしないで済むように考え、合格への道を進んでいきましょう。
このコラムが、あなたの浪人生活とバイトに関する疑問や不安を解決できたなら嬉しいです。
さて、私たちキズキ共育塾は、一人ひとりに寄り添う完全個別指導塾です。
授業では勉強だけではなく、浪人生活をどう過ごすか、実際に今の自分の状況でどんなバイトをするべきか、といったことも相談できます。
あなたのための浪人生活とバイトの話ができると思いますので、少しでも気になったらお気軽にご連絡ください。
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