不登校を克服する9つのきっかけ 親ができる3つのことや体験談とあわせて解説

不登校克服のために親ができる3つのことと、不登校克服の9のきっかけ

キズキ共育塾の岡田和哉です。

不登校の子どもを持つ親御さんは、次のようなお悩みを抱えがちです。

  • 「引きこもっている子どもを見ると、つい厳しいことを言ってしまい喧嘩になる」
  • 「学校復帰のためにあれこれ提案しているが、子どもがやる気を起こさない」
  • 「家にいる子どもを見ているのがつらい」

子どもの「不登校の克服」のために親ができることは何なのでしょうか?

今回は、子どもが不登校を克服するために親御さんができることを一緒に考えていきたいと思います

併せて、不登校を克服のよくあるきっかけとキズキ共育塾の生徒さんの事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

共同監修・不登校新聞社 代表理事 石井志昂氏からの
アドバイス

一つひとつ、心の傷を回復させていきましょう

不登校の「克服」には、時間や順番が必要です。「不登校で失った時間や経験をすぐにとり戻さないと手遅れになる」と思われがちなのですが、焦りは禁物です。

お子さんの意思とペースを尊重し、一つひとつ、心の傷を回復させていく作業が必要です。きちんと心の傷が回復すれば、お子さんは不登校をきっかけにさまざまなことを得るでしょう。

情緒面や思慮深さは、学校に行っていたときに「戻る」ことよりも大きなものを得ているはずです。どうかお子さんの気持ちを尊重することを忘れずに、寄り添ってあげてください。

不登校克服には「子どもの気力の回復」が重要

不登校克服に向けて、子どもの気力は少しずつ回復する

まず、不登校の克服を考えておく前に知っておいていただきたいことがあります。

それは、「不登校の子どもの気力は、少しずつ回復する」ということです。

不登校の子どもは、「このままではいけない」という思いを抱えています。

しかし、子どもが自分だけで気持ちを切り替えて学校復帰に向かうことは、なかなか難しいものです

気持ちを切り替えられずに、自分を責めながらも動くことのできない時間が続くと、無気力に陥ります。

例えば、朝に起きてこなかったり、ゲームやネットに時間を費やしたり、自室から出てこなかったり…。

そんなお子さんは、親から見ると、「怠けている」「甘えている」ように見えるかもしれません。

しかし、不登校という状況は、子どもから自信、意欲、積極性、希望などを奪うものなのです。

そのような状況を克服するには、時間を味方につけなくてはいけませんん

不登校の期間が長ければ長いほど失った気力も大きく、回復にも時間がかかります。

親御さんには、「不登校の克服には時間がかかる」ことを、最初に理解してほしいと思います。

逆に、「時間をかければ、お子さんは次の一歩に進める」と考えられるようになれば、気が楽になるのではないでしょうか

不登校克服のよくあるきっかけ9選

キズキ共育塾に通っている生徒さんの中には、不登校を克服して学校復帰や進学をされた方が多くいらっしゃいます。

不登校を克服した人には、どんなきっかけがあったのでしょうか。

ここからは、キズキ共育塾の生徒さんから聞いた、不登校の克服につながったきっかけを9つご紹介します

お子さんの参考となれば幸いです。

なお、「よくある」きっかけですので、「これから紹介するきっかけがなければ不登校を克服できない」という意味ではなく、ご紹介する以外にもきっかけは様々に存在することはご安心ください。

きっかけ①昔の友人とやりとりした

昔の友人とやりとりした

今の学校ではなく、小学校や中学校時代の「違う学校の友達」とやり取りすることは、不登校克服のきっかけになります。

「今の学校」には嫌な思いを持っていても、昔の友達と話すうちに、「自分は一人じゃない」「楽しく過ごせる場所がある」「学校が嫌でも、それが全てじゃない」などと思えるようになったことで、元気を回復して不登校を克服していきます。

きっかけ②家族以外の「話せる人」ができた

家族以外の人と楽しく会話できるようになったことをきっかけに、自信を回復して不登校を克服した人もいます。

特に例に上がるのが、美容師さん、服屋・雑貨屋・喫茶店の店員さんなどです。

そうした方々の場合、基本的には「お客さん」として丁寧に接してくれますし、学校や不登校のことを詳しく聞かれることもないので安心してお話しできるでしょう。

きっかけ③学校外の習い事で仲間ができた

学校外の習い事で仲間ができた

習い事で友達ができたり、習い事の先生と良好な関係を築いたりすることも、不登校の克服につながります。

単純に「自信がつく」こともありますが、「学校に戻ってうまくいかなくなっても、自分には受け入れてくれる場所がある」と感じられるためです。

また、そこでできた仲間に不登校の相談をすることもできます。

学校外で仲間をつくる場所には、習い事以外にも、ボランティアやアルバイトがあります。

習い事・ボランティア・アルバイトともに、探す際には、内容そのものに加えて、「どのような年代の、どういった人たちがいる団体か」も併せて検討しましょう。

きっかけ④好きな芸能人のライブなどで元気をもらった

好きな芸能人の言葉や歌に励まされる、ライブや各種イベントなどに参加して元気をもらうことも、不登校の克服につながります。

また、ライブなどで「同じ人を応援するファン同士」の友達ができると、その交流も克服のきっかけになります。

イベントに直接参加できなくても、「うまくいっていない人への応援メッセージ」が込められた歌や作品は多く、それらに触れるだけでも元気になることがあります。

きっかけ⑤不登校の経験者と出会った

不登校の経験者と出会った

不登校の経験者と交流することで不登校克服のヒントや勇気をもらえることがあります。

克服のノウハウを聞けるだけでなく、「不登校で悩んでいるのは自分だけではない」と知るだけでも安心につながります。

相手も不登校経験者なので、コミュニケーションに不安があっても取り繕う必要はありません。

不登校経験者とは、趣味の集まりなどで偶然出会うことがあります。

例えば、ネットで参加者を募集しているボードゲーム大会などです(ただし、インターネット上には悪質な大人が潜んでいる場合があるので、気をつける必要があります)

偶然ではなく、より積極的に出会いたいのであれば、キズキ共育塾や各種フリースクールなど、不登校に関係する人たちが集まる場に出かけていってもいいでしょう。

また、直接会わなくても不登校経験者のブログを読むことで励まされることもあります。

きっかけ⑥短期留学した

2週間ほどの短期留学に挑戦したことが、不登校克服のきっかけになることもあります。

一人で海外に行くことで価値観が広がることもあれば、そこで友達ができることもあります。

一人でチャレンジできた体験が自信につながった生徒さんもいました。

環境をガラッと変えてみたい、海外に抵抗がないといったお子さんには、海外もオススメです(不登校だからといって、海外に行けないことはありません)。

海外に行くのが不安な場合は、国内の島留学や、実家から離れた地域へのホームステイなどもあります。

きっかけ⑦適応指導教室でいい先生に出会った

適応指導教室

適応指導教室で相性のいい先生に出会ったことがきっかけで自信を回復していくこともあります。

適応指導教室とは、不登校の小中学生を対象とする、「(今の)学校への登校再開」が主な目的な、公的な不登校支援の仕組みです(自治体によっては、名称が異なります)。

お子さんに「(今の)学校への登校再開」への抵抗感がない場合は、学校の先生などを通じて、利用方法を確認してみましょう。

きっかけ⑧学校の定期テストや学校行事でうまくいった

思い切ってテストを受ける、思い切って文化祭の準備から参加するなど、思い切って「学校の中に飛び込んでみる」経験が不登校克服のきっかけになることもあります。

結果として、テストの成績がよくて自信につながった、文化祭に行ったらクラスのみんながやさしくしてくれたなど、「できない」「自分なんて歓迎されない」と思い込んでいたことが解消されたため、登校できるようになった、いうケースです。

きっかけ⑨病院・カウンセリングで治療を受けた

病院・カウンセリング

「不登校そのもの」は病気ではありませんが、一部、病気・怪我・障害が関係する場合があります。

その場合には、病院やカウンセリングに通うことが有効です。

たとえば、うつや統合失調症などの精神疾患や、心身症、発達障害などです。

「適切な治療」や「専門的な支援」を受けることで、不登校だけに限らず人生が快方に向かいます。

不登校と発達障害の関係は、以下のコラムをご覧ください。

不登校中は「家庭と学校」以外の場を活用する

ご紹介したきっかけのいくつかは、「『家庭と学校』以外の場で人間関係をつくる」ものです。

家族ももちろん大切ですが、家族の中だけでの狭い人間関係の中で長い時間を過ごすことは、子どもの心身にあまりよくありません。

なるべくならば、「お子さんが家族以外の人と交流できる場」を持ちましょう

どこに行けばいいかわからない人は、フリースクールやキズキ共育塾のような不登校支援機関が利用しやすいと思います。

カウンセラーや学校の先生とお話することも、「外部の人との接触」の第一歩の一つです。

カウンセラーや先生が地域の交流機関を教えてくれることもあります。

外出も困難な場合には、カウンセラーや不登校体験者などのブログを読むことをオススメします。

不登校克服にかかる期間は人によって異なる

不登校克服にかかる期間は人によって異なる

最初に、不登校の克服には時間がかかるとお話しました。

では、具体的にどのくらいの期間が必要なのでしょうか?

不登校克服の期間は、当然ですが人によって異なるため、一概には言えません

早い場合には1~3か月で「次の一歩」に進めます。

なお、「次の一歩」とは、「外出ができるようになった」「週に1回、保健室登校ができるようになった」なども含み、「今の学級への復帰」とは限りません。 保健室登校については、以下のコラムをご覧ください。

遅い場合には、年単位で時間がかかることもあります。

また、一度不登校を克服したとしても、再び不登校になることもあります。

不登校の繰り返しについては、以下のコラムをご覧ください。

不安にさせるつもりはありませんが、「一喜一憂せずに見守ること」が大事だとお考えください

「不登校克服=今の学校(学級)への登校再開」とは限らない

不登校の克服は、今の学校(学級)への登校再開とは限りません

不登校のお子さんが毎日家で寝ているばかりでまったく変化がないように見えても、心は少しずつ克服に向けて進んでいます。

焦らずお子さんを信じて見守ってください。

そのためにも、不登校の克服とは、「今の学校(学級)への登校再開」とは限らないということは、覚えておいていただきたいと思います。

今の学校への登校を再開し、学校で楽しく過ごせるようになることは、「不登校の克服」の一つに過ぎません。

不登校の克服には、次のように、様々なルートがあるのです(これも一例にすぎません)。

  • 毎日教室に出席できなくても、保健室登校やフリースクールへの登校を行う
  • 別の学校へ転校して、心機一転新たに過ごせるようになる
  • 高校進学・高校転校なら、通信制高校や定時制高校という選択肢もある
  • 高卒認定の取得を通じて専門学校や大学に入学する

「今の学校への復帰」にこだわりすぎないことで、お子さんを見守る姿勢にも余裕が出てくると思います

様々なルートや解決策の詳細は、以下のコラムをご覧ください。

不登校を克服するために親ができる3つのこと

不登校を克服するために親ができる3つのこと

不登校の克服のきっかけや、不登校の克服には様々なルートがあることをご紹介してきました。

また、お子さんの不登校克服のためには「見守りましょう」とも伝えてきましたが、もう少し具体的に、親は何をすればいいのでしょうか?

親が不登校克服のためにできること(見守りの内容)は、大きくは次の3つです。

  • 笑顔でいること(親は親で、自分の生活を楽しむこと)
  • 自然に接すること
  • 第三者(専門家)に相談すること

親が子どもにかかりっきりになり、憂鬱そうにしていると、子どもは罪悪感や不安感を抱きます。

不安に駆られた親の叱責や心配が、子どもの心をますます圧迫することもあります。

反対に、腫れ物に触るような対応をすることで、子どもの心を傷つけてしまうこともあります。

親は笑顔で、子どもを信じて自分の生活も大切にしましょう。

充実した生活を過ごす親の姿は、「大人のロールモデル」となり、お子さんの励みになります

とは言え、子どもが苦しそうにしているのに、自分が生活を楽しむことなんてできないと思うこともあるでしょう。

また、ご紹介してきたきっかけや見守りについて、自分の子どもに具体的にどのように当てはめたらよいのかわからない場合もあるでしょう。

そこで、お子さんのためにも、親であるあなたのためにも、不登校に詳しい第三者(専門家)に相談することも重要なのです

不登校の子どもへの適切な対応は、その子その子によって異なります。

「あなたのお子さん」に「あなた」がどのように接するべきか、専門家の意見を参考にすることで、不登校の克服はよりスムーズに進んでいきます

ここで言う「第三者(専門家)」には、例えば、スクールカウンセラー、不登校の各種支援団体、自治体の相談窓口、場合によっては医療機関など、様々な候補が考えられます(私たちキズキ共育塾もその一つです)。

例えばインターネットで「渋谷区 不登校 相談」「大阪市 中学生 カウンセリング」などと検索すると、候補がいくつか見つかると思いますので、お子さんやあなたに向いたところに、試しに相談にいってみましょう。

不登校を克服した子どもの体験談

不登校を克服した子どもの体験談

ここからは、不登校を克服したキズキ共育塾の生徒さんの事例をご紹介します。

お子さんの不登校克服の参考にしていただければと思います。


中学3年生でキズキ共育塾に入塾したA君。

A君は、不登校に加えて深夜番組が好きなこともあって、生活リズムが乱れていました。

親御さんは、不登校克服の第一歩として、A君が段階的に規則正しい朝方の生活を送れるように毎日協力していました

例えば、毎日できることとしては、朝食を一緒に食べるようにする。

食べられないときも、それを責めずに冷たい飲み物で意識をはっきりさせる。

週末にできることとしては、午前中に外出する用事をつくる(ドライブや買い物、海に行くなど)。

「不登校でもいいから健康に過ごしてほしい」と伝え、深夜番組は録画して午前中に見るようにする、夜はスマホを見ないよう約束する…などです。

約束を守れないことがあっても、守れたところを褒めるようにしていました。

失敗しても大丈夫な環境、安心できる環境をつくっていたのです

キズキ共育塾への入塾にも、勉強だけでなく、生活リズムを整えるためという意味がありました。

A君は、週に2回、通塾して授業を受けることで、「決まった時間に出かける」習慣を身につける練習を行いました。

どれも無理やりではなく、A君の心身の調子を見ながら、少しずつ少しずつの改善でした

その甲斐あってA君は次第に気力が充実し、学期が変わるタイミングで不登校を克服し、学校に復帰しました。

とは言え、復帰したては、朝出かけるギリギリに起きてなんとか準備して出かける、というスタイルでした。

その状態に対して親御さんは、「ギリギリの登校とは言え復帰できたので、まずはこれでいいと思っています」と話していました

そうこうするうちに、A君は徐々に余裕を持って登校できるようになり、再び不登校になることはありませんでした。

親御さんが「復帰=いきなり完璧な生活リズム」という状態を求めず、そして約束を守れないなどの失敗を責めず、段階的な改善を持続していたことが不登校克服の秘訣のようです

A君は、キズキ共育塾では得意だと思える科目から学びはじめ、秋ごろから本格的な受験勉強を始め、志望する高校に合格しました。


いかがでしたか?

不登校の子どもは、「学校に行けない自分はダメな人間だ」と自己否定の感情を(表に出さなくても)抱えていることもあります。

また、「自分は失敗した。もう二度と失敗できない」と、失敗を過剰に恐れることもあります。

A君の親御さんのように、次のような言葉を明確に伝え、親が子どもを見守る(受け止める)ことが重要です

  • 「今は学校に行けなくても大丈夫」
  • 「できることからやればいい」
  • 「失敗しても大丈夫。焦らなくてもいい」

不登校克服の過程では、小さな失敗も珍しくありません。

親が子どもをゆったりと見守り、受け止め、家庭が子どもの安心できる場所であれば、子どもは失敗を恐れず学校復帰などに挑戦できます

親御さんは、家庭(親)がお子さんの居場所となるよう心掛けてみてください。

キズキ共育塾の生徒さんが不登校を克服した体験談は、他にもあります。ご興味があるようでしたら、下記体験談をご覧ください。

また、不登校の当事者が親に対してどのようなことを思っているのかは、以下のコラムをご覧ください。

「勉強ができる環境」も不登校克服につながる

勉強ができる環境も、不登校の克服につながる

勉強することに支障がないのであれば、不登校のうちに勉強しておくこともオススメです(心身に不調がある場合は無理は禁物です)。

勉強を続けていれば、学校に復帰する際に、「勉強についていけるだろうか?」という不安を抱かずに済みます。

また、元の学校に戻らない場合でも、選択肢を広げる形で、不登校を克服できます。

例えば、学力があれば、高校に進学する、転校する、高校に行かずに高卒認定試験を受けて大学受験をするといったことがしやすくなるのです。

不登校からの高校受験、大学受験については、次のコラムをご覧ください。

学校に行かなくても、勉強を続けることはできます

例えば、スタディサプリなどの動画を利用することも一つの方法でしょう。

キズキ共育塾のような不登校支援に強い塾も多く存在していますし、不登校支援もしている家庭教師派遣会社もあります。

学習塾や家庭教師であれば、講師やスタッフなどの「家庭外の人」と交流を持ちながら勉強できます。

スカイプや動画で授業を行う塾もたくさんあるので、近場に教室がなくても利用可能です。

心身に不調が見られないのであれば、少しずつでも勉強をすることをオススメします。

参考:学校休んだほうがいいよチェックリストのご紹介

2023年8月23日、不登校支援を行う3つの団体(キズキ不登校新聞Branch)と、精神科医の松本俊彦氏が、共同で「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成・公開しました。LINEにて無料で利用可能です。

このリストを利用する対象は、「学校に行きたがらない子ども、学校が苦手な子ども、不登校子ども、その他気になる様子がある子どもがいる、保護者または教員(子ども本人以外の人)」です。

このリストを利用することで、お子さんが学校を休んだほうがよいのか(休ませるべきなのか)どうかの目安がわかります。その結果、お子さんを追い詰めず、うつ病や自殺のリスクを減らすこともできます。

公開から約1か月の時点で、約5万人からご利用いただいています。お子さんのためにも、保護者さまや教員のためにも、ぜひこのリストを活用していただければと思います。

私たちキズキでは、上記チェックリスト以外にも、「学校に行きたがらないお子さん」「学校が苦手なお子さん」「不登校のお子さん」について、勉強・進路・生活・親子関係・発達特性などの無料相談を行っています。チェックリストと合わせて、無料相談もぜひお気軽にご利用ください。

まとめ~不登校克服のために子どもの回復を待ちましょう~

まとめ

不登校の克服には時間がかかります。

前進していないように見えても、親御さんは焦らないで見守りましょう。

第三者(専門家)を適切に頼り、親は親で生活を充実させ、自然体でゆっくりと子どもの回復を待つことが大切です

どんな子どもも、前に進む力を持っています。その力を信じ、明るい気持ちで見守ってください。

お子さんが不登校を克服し、親のあなたの気持ちも楽になることを祈っています。

さて、私たちキズキ共育塾では、多くの不登校の生徒さんを支援しています。

生徒さんは、穏やかな講師と一対一で会話をしながら、高認や大学受験に向けて勉強を行っています。

不登校でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談にいらしてください(ご相談は無料です。保護者様のみのご相談も受け付けております)。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
Amazon
KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / 不登校新聞社代表理事 石井志昂

いしい・しこう。
1982年、東京都町田市出身。NPO法人全国不登校新聞社代表。
中学校受験を機に学校生活が合わなくなり、教員や校則、いじめなどを理由に中学2年生から不登校。同年、フリースクール「東京シューレ」へ入会。19歳からNPO法人全国不登校新聞社が発行する『不登校新聞』のスタッフとなり、2006年から2022年まで編集長。これまで、不登校の子どもや若者、識者など400人以上に取材してきた。

【著書など(不登校新聞社名義も含む)】

「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること(ポプラ社)』『フリースクールを考えたら最初に読む本(主婦の友社)』『学校に行きたくない君へ(ポプラ社)』『続 学校に行きたくない君へ(ポプラ社)』

【寄稿など(一部)】

AERAdot」「プレジデントオンライン」「東洋経済オンライン」「FRaU」など多数

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2023年7月現在、全国に10校とオンライン校(全国対応)がある。

 
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