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通信制高校から大学進学するための6つの対策〜オススメの通信制高校も紹介〜

2020年10月16日 金曜日 投稿

通信制高校から大学進学するための6つの対策〜オススメの通信制高校も紹介〜

こんにちは、キズキ共育塾の内田青子です。

通信制高校に進学しようとしているあなたは、「通信制高校から大学に進学できるのかな」と心配ではありませんか

すでに通信制高校に在籍している人の中にも、「大学受験をしたいけど、どうしたらいいかわからない」という人もいるでしょう。

通信制高校を上手に選び、勉強方法を工夫すれば、通信制高校からの大学進学はもちろん可能です(大学受験に強くない通信制高校に進学した人でも、今後次第で大丈夫です)。

通信制高校から大学に進学した生徒さんは、キズキ共育塾にもたくさんいらっしゃいます。

この記事では、通信制高校から大学進学を目指す際の対策と、オススメの通信制高校をご紹介します

通信制高校からの大学進学に不安を抱いている人は、保護者の方とぜひ一緒に読んでくださいね。

通信制高校から大学進学する人は約1万人

通信制高校から大学進学する人は約1万人

まず、通信制高校から大学進学する人の数と割合を見てみたいと思います。

平成30年度の高校卒業者について、文部科学省が行った「学校基本調査(※PDF)」によると、次のようなことがわかります。

  • 全日制・定時制の卒業者数は1,056,378人。そのうち「大学等進学者」は578,041人(約54.7%)
  • 通信制の卒業者数は53,550人。そのうち「大学等進学者」は9,885人(約18.5%)

約1万人近くと、かなりの人数が通信制高校から大学や短大等に進学していることがわかりますね。

参考として、通信制高校の卒業者のうち、専門学校に進学した人は11,343人(21.2%)、就職した人は10,501人(19.6%)です。

ただ、1万人という大勢が大学に進学している一方、割合としては、全日制・定時制の卒業者よりも少ないと言えるでしょう

これにはいくつか理由が考えられ、通信制高校卒業後の進路にいわゆる「浪人」や「フリーター」が多いこともその一つです。

通信制高校を卒業後に、進学・就職などの「明確な進路」以外に進んだ人(つまり、浪人・フリーター・特に何もしていない人など)は、20,627人(38.5%)であり、大学等への進学者・就職者よりも多いのです

全日制・定時制高校の場合、同じように明確な進路が決まっていない人は、60,124人(5.7%)です。

ではさらに、なぜ、通信制高校の卒業生は、全日制・定時制高校よりも浪人やフリーターとなる割合が高いのでしょうか。

簡単に言いますと、次のような理由があるようです。

  • 受験や就職のフォローが薄い高校がある
  • 仲間やライバルが見えないため、受験勉強に熱が入らなかった
  • 体調的に、通信制の高校なら卒業できるけれど、日常的な通学・出勤はできない
  • まずは「高校卒業」だけを目指しており、その後の進路は卒業してから考える

つまり、これらを逆手にとって対策を行うことで、通信制高校からの大学受験合格は近づいてきます

大学進学に関する、通信制高校の注意点とメリット

大学進学に関する、通信制高校の注意点とメリット

大学進学を目指す人にとって、通信制高校にどのような注意点とメリットがあるのかを紹介します。

注意点とメリットは、それぞれが裏返しであることもあります。

まずは気楽な気持ちでご覧ください。

注意点①自主性と自己管理が必要

通信制高校の生徒には、自主性と自己管理が必要です

これは、学校に通わなくてもいい一方、勉強と生活習慣を自分で管理しなくてはならないからです。

大学進学・受験に向かっていくためには、勉強と生活習慣について、自分で積極的に気を配りましょう。

注意点②仲間と競争者がいない

通信制高校は、周りに同級生…つまり仲間とライバル(競争者)がいない環境であることにも注意が必要です

他の受験生がどのように勉強しているのか、同じように大学進学を目指す人たちの勉強量がどのくらいかが見えません。

この結果、受験までのスケジュール、勉強方法、勉強量などの間違い・不足に気がつかない場合があるのです。

自分の状況を確認できるようにしておきましょう。

注意点③学校の勉強内容が比較的簡単である

多くの通信制高校の勉強は、特に全日制の進学校と比べると、簡単です

勉強があまり得意じゃない人でも、卒業だけならできる、ということは珍しくありません。

進学したい大学の難易度にもよりますが、通信制高校の勉強と受験勉強は、内容やレベルが違うと思っておいた方が安全です

本格的な受験勉強を始める前には、「通信制高校の課題はできているはずなのに、大学受験の過去問を見たら全く解けない」ということもあります。

そんなときも、変にショックを受けたり「無理だ」とあきらめたりせず、「大学受験用の勉強をしていないのだから解けなくても当たり前。これから勉強しよう」と思うようにしましょう。

メリット:時間を自由に使うことができる

通信制高校の大きなメリットは、通学しない分、自分の時間を自由に使えるということです

全日制高校の生徒は、ふだんの授業・部活・学校行事などに時間を使う必要があります。

スケジュールの縛りがきつい、という言い方もできます。

また、全日制高校の生徒でも、よほどの進学校でない限り、「受験勉強」は「学校の授業や課題」とは別に行うため、余計に時間がかかります。

通信制高校の生徒は、課題をこなす必要はありますが、全日制高校よりも時間の制約が少ないため、受験勉強に使える時間が多くなるのです

その時間で受験勉強を行うならば、全日制高校の生徒よりもむしろ有利な環境といえるでしょう。

そのほかの通信制高校のメリットとデメリットについては、コラム「通信制高校の5つのデメリット・5つのメリット〜デメリットには必ず対策があります〜」でもご紹介していますので、ご興味があればご覧ください。

通信制高校の生徒が大学進学を目指す際の6つの対策

通信制高校の生徒が大学進学を目指す際の注意点とメリットをご紹介してきました。

ここからは、そうした注意点とメリットを踏まえた上で、通信制高校生が大学受験・進学をする際の心構えや具体的な対策をご紹介します。

対策①大学進学のサポート体制が整った高校を選ぼう

対策①大学進学のサポート体制が整った高校を選ぼう

これから通信制高校への進学・転校を考えている人は、大学受験・進学のサポート体制の整った高校を選びましょう(すでに通信制高校に在籍している方は、次項からを参考にしてください)。

一口に通信制高校と言っても、スクーリングの日数が多い高校、部活動や学校行事の充実している高校、専門学校と提携している高校など、様々なタイプの高校があります。

つまり、通信制高校も、全日制高校同様カリキュラムや授業内容は学校によって大きく異なるということです。

大学進学のサポート体制については、各高校のウェブサイト・パンフレット・学校見学会などで確認できます

いわゆる「大学進学コース」の有無や卒業生の進路などを、見たり聞いたりしてみましょう。

その観点でのオススメの通信制高校は、後で改めてご紹介します。

対策②塾・予備校・家庭教師を利用しよう

大学受験のための勉強は、塾・予備校・家庭教師などを利用することをオススメします

先述したように、通信制高校の勉強は、比較的簡単なことが多いです。

「通信制高校の課題・レポート・試験など」と「大学受験の勉強」は別物と考えましょう。

ただ、高校の課題は大学受験に続く「基礎」として重要ですので、おろそかにせずしっかり勉強しましょう

その上で、大学進学に詳しい塾などを頼ることで、勉強を効率的に進めることができます。

塾などの中でも、「勉強だけ」を指導するところではなく、次のような受験情報も教わったり、相談したりすることができるところの方がオススメです。

  • どのテキストを使えばいいのか
  • 模試は受けた方がいいのか
  • 自分に向いている大学・学部はどこか
  • 今の勉強方法や量は「正しい」か
  • 他の受験生は何をどれくらい勉強しているのか
  • 大学受験のための事務的な手続きはどうすればよいか

学校でも相談できると思いますが、塾などでも相談した方がより多くの情報を得られます。

また、特に通信制高校と提携した塾として、「サポート校」というものもあります

進学したいと思っている通信制高校にサポート校があるか、自分の家から通いやすいかというのも確認しておきましょう。

この後で紹介する対策についても、塾やサポート校を頼ることができます。

塾に通う金銭的な余裕がない人や一人で勉強したい人は、スタディサプリなどの無料や安価で利用できる動画授業を利用しましょう

そうしたところは、「相談」はできないかもしれませんが、それでも一人で勉強するよりは効率的に学ぶことができます(そのぶん、進路相談などは高校の先生としっかり行いましょう)。

対策③生活リズム・体調を整えよう

対策③生活リズム・体調を整えよう

通信制高校の生徒は、生活リズムも自分で規則正しくする必要があります

受験では、勉強と同じくらい、体力や規則正しい生活も重要です。

生活リズムの崩れや体力の低下から、いざ受験に向けて本腰を入れて勉強しようと思った際になかなか取り組めない…という事態は、避けた方がよいでしょう。

また、大学受験に関係なく、一般的に生活の乱れは健康のためにもよくありません

通信制高校の生徒は、毎日の登校がなく、学校によっては部活などもない(少ない)ため、全日制高校の生徒に比べると体力の低下を招きやすいことは覚えておきましょう。

例えば、次のような行動を意識することで、生活リズムや体力を保てます。

  • 起床・就寝時間を決める
  • 軽い運動習慣をつける(歩く、自転車などでOKです)
  • 栄養バランスの取れた食事をする

必要に応じてご家族などにも協力を求めつつ、生活習慣に気を配っておきましょう。

対策④勉強のスケジュールを管理しよう

大学受験・進学を目指すのならば、勉強のスケジュール管理は必要です

誰もがそうですが、周りに先生や同級生がいないと、ついついダラケてしまいがちです。

そして、特に通信制高校生には、勉強をする「決まったスケジュール」がありません。

自宅でもいいですし、図書館や塾などの自習室でもいいですが、毎日決まった時間に勉強することをオススメします

「せっかく時間が自由な通信制高校なのに…」と思うかもしれませんが、大学受験・進学を目指すためには、ある程度のスケジュール管理は必要なのです。

学校の時間割のようなスケジュール表をつくるのも効果的です

スケジュールを作成・管理するアプリもたくさんあります(スマホに最初から入っているカレンダーやグーグルカレンダーなど)ので、自分に向いているものがあるなら試してみましょう。

対策⑤勉強に不安がある人は、まずは中学内容を復習しよう

対策⑤勉強に不安がある人は、まずは中学内容を復習しよう

勉強の基礎に不安のある人は、中学校内容から学び直しましょう

大学受験のための勉強は、それぞれの科目の基礎から続いています。

特に英語と数学は、その傾向が強いです

「基礎から学び直していると、大学受験が遠くなるのでは?」と思うかもしれませんが、基礎が定着していないうちには、大学受験の勉強を理解することはできません

各科目について、基礎がわかっているか、わかっていないならどのテキストでどのように学んだらいいかなどを、通信制高校の先生や塾などに相談して、学び直しを進めていきましょう。

対策⑥何事も、早めに、積極的に行おう

大学受験に向けた準備は、何事も早めに行うようにしましょう

まず、通信制高校の生徒は、高校を通じての「大学受験に向けたスケジュールなどの確認」がしにくいです。

全日制高校の場合は、毎朝のホームルームなどで「そろそろ○○に申し込む時期が近づいてきたので、書類を用意するように」といった情報が共有されます。

しかし通信制高校の場合は、スクーリング日以外に先生と話をする機会が少ないでしょう。

ですので、自分で情報収集をしたり、塾を頼ったり、高校に問い合わせたりなどをして、早めの準備を心がけましょう

また、可能な範囲で、2年生までに高校の科目を多めに終わらせておきましょう。

そうすることで、3年生のときには「学校の課題」よりも「受験勉強」に時間を使えるようになります。

大学進学にオススメの通信制高校6選

大学進学にオススメの通信制高校6選

この章では、キズキ共育塾の知見から、特に大学受験に向けた勉強指導が充実した通信制高校を6校ご紹介します。

ただもちろん、ご紹介する他にも大学受験に適した通信制高校はあります。

学校の先生に相談したり、ウェブサイトやパンフレットを見たり、見学会に参加したりして、あなたに合った高校を探しましょう。


①屋久島おおぞら高等学校→公式サイト

通信制高校の中でも、学力の高い生徒が多いようです。

KTCおおぞら高等学院というサポート校の利用もできます。


②駿台甲府高等学校→公式サイト

駿台予備学校グループの高校です。

大学受験に向けた学習は、駿台予備学校グループの良質な授業・個別指導・映像学習など全面的な学習支援をフル活用できます。


③つくば開成高等学校→公式サイト

運営方針として、大学受験対策にも力を入れています。


④中央国際高等学校→公式サイト

大学進学の支援を行うサポート校・中央高等学院の運営も行っています。


⑤第一学院高等学校→公式サイト

Z会や市進予備校と提携しています。


⑥クラーク記念国際高等学校→公式サイト

予備校との直接の提携はありませんが、予備校講師の指導が受けられる進学コースがあります。キャンパスも多くスクーリングも便利です。

まとめ

まとめ

ご紹介してきたとおり、通信制高校からの大学受験は、対策を行えば十分に可能です。

自分に合いそうで、大学進学のサポートが厚い通信制高校を、ぜひ探してみてください。

さて、私たちキズキ共育塾は、通信制高校の生徒さんの大学進学に実績のある個別指導塾です。

無料相談も承っておりますので、ご相談いただければ、通信制高校進学や通信制高校からの大学進学について、「あなた」のための具体的なお話ができると思います。

キズキ共育塾の概要をご覧の上、少しでも気になるようでしたらお気軽にご相談ください(親御さんだけでのご相談も承っていますので、あなただけでは相談しづらい…と思う場合は、親御さんにも声をかけてみてくださいね)。

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