学校を早退したいあなたへ 早退したいときの伝え方を解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルをサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
学校に居ることがつらく、学校を早退したいとき、先生にどう伝えればいいかわからない人がいると思います。
なかには毎日のように早退したいと思いながらも、その悩みとどう向きあえばいいかわからないという人もいるでしょう。
このコラムでは、学校にいることがつらく、早退したいと思っている人に向けて、学校がつらい時に使える早退の理由やスムーズに学校を早退するための伝え方、学校がつらくて早退したい人ができる対処法などについて解説します。
また、早退が多かった筆者の体験談も紹介します。早退の理由で悩んでいる人の参考になるはずです。
私たちキズキ共育塾は、学校がつらい人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
目次
学校を早退することは悪いことではない

クラスメイトが授業を受けている時間帯に自分だけが早退することについて、後ろめたさを感じる人もいると思います。
- 早退は甘えではないか?
- なまけているだけではないのか?
- 嫌なことから逃げているのではないか?
しかし、学校を早退することは悪いことではありません。
家庭の用事や体調などの理由で、誰しも早退しなくてはならない時、早退したいと思う時があります。そのため、早退したいと思っている自分を責めたり、思いつめなくても大丈夫です。
なお、先生や親に理由を伝えるときは、できるだけ正直に伝えることをオススメします。
なぜなら、嘘をつくことで、罪悪感が増したり、話がややこしくなることがあるからです。
スムーズに学校を早退するための伝え方はこちらで紹介しますが、前提として学校の早退は悪いことではありませんので、ご安心ください。
なお、もし学校を早退したい理由がほかにある場合は、ぜひこちらの章を読んでみてください。
学校を早退したい本当の理由・原因
早退したいと思っている人のなかには、そもそも学校にいたくない、行きたくないという人もいるでしょう。
その場合、以下のような本当の理由・原因が、早退したいという気持ちに繋がっていることもあるでしょう。
- 学校の勉強が合わない
- 学校の人間関係でトラブルを抱えている
- 学校の環境に慣れない
- 家庭内に心配事がある
- 心身に不調がある
本心では、以上のような理由で学校にいたくない、行きたくないと思っていても、親御さんや先生に正直に話しづらかったり、伝えても学校に行くように促されたりすることで、仕方なく学校に行っていることもあるかもしれません。
しかし、無理して頑張って学校に行くと、学校にいることがつらくなったり、精神的に追い詰められたり、ストレスが原因で体調を崩したりすることもあります。
もし、あなたが「これ以上学校にいられない」と思うなら、その気持ちを大切にすることも必要です。
どうしてもつらいとき、一時的に自分を守る手段としてやむをえず嘘をついてしまうことがあるかもしれません。もちろん、嘘をつくことは望ましい解決策ではありませんが、身を守るための最後の手段として考えざるを得ないこともあります。
ただし、嘘をついて早退するというその場しのぎの方法では根本的な解決にはつながらず、かえって苦しい状況が長引くこともあります。
本当の理由を解決するためには、信頼できる人に相談することが大切です。一人で抱え込まず、親御さんや学校の先生、スクールカウンセラーなどに話をしてみましょう。
学校がつらい時に使える早退の理由5選
この章では、学校がつらい時に使える早退の理由について例文付きで解説します。
何らかの理由で、学校にいることがつらいと感じているものの、本当の理由や原因を親御さんや先生に伝えづらいと言う人は、これから紹介する理由を参考にしてください。
なお、無理をする必要はありませんが、可能であれば親御さんや学校の先生、スクールカウンセラーなどの相談しやすい大人に、早退したい本当の理由や原因を伝え、相談することが大切です。
理由①体調不良やケガ

1つ目の理由は、体調不良やケガです。
- 熱っぽいから早めに帰りたい
- 腹痛で授業に集中できないから早退したい
- 体育でケガをしたところが痛むので帰りたい
生理痛や成長痛など、思春期に起こりやすい症状も充分、早退する際の理由になります。
ただし、まずは保健室・医務室に行くように指示されるかもしれません。
その場合は、保健室・医務室に行きベッドなどで一度休憩する、気持ちに余裕があれば、養護教諭の先生などに早退したい本当の理由や原因を話し、相談することをオススメします。
休憩後も早退したい気持ちが変わらなければ、養護教諭の先生や担任の先生に、もう一度早退したいことを伝えましょう。
理由②通院の予定
歯の治療など、継続的な通院も、早退の理由になりえます。
- 先週受けた検査の結果が今日出るから早退させてほしい
- クリニックがこの時間帯しか空いていないから早退したい
- 部活でねんざしたところが痛みだしたので病院に行きたい
ただし、通院による早退があまりに多いと、親御さんに確認の連絡がいき、早退していることが、親御さんに伝わることも考えられます。
そのため、親御さんに迷惑や心配をかけたくない気持ちもあるかもしれませんが、学校がつらく何度も早退している状況が続く場合は、親御さんに学校がつらいと感じていることを打ち明けましょう。
理由③家庭の事情

家族の行事や家庭の事情も、早退の理由として一般的です。
- 親族のお葬式があるから早退させてほしい
- 親の出張で弟の面倒を見る人がいない
- 家族の引っ越しを手伝わなくてはならない
- 祖母の調子が悪いので早退して看病したい
ただし、家庭の事情が関連する理由は、事前に親御さんから学校に連絡することが一般的であったり、早退ではなく欠席するケースが多かったりするため、結果的に疑問を持たれる可能性が考えられます。
繰り返しにはなりますが、学校を早退したいほどつらい気持ちを抱えている場合は、身近な大人、または仲のいい友人などに相談するようにしましょう。
理由④心理的な問題
心理的な問題や悩みも、早退の理由になります。
現状として、実際にあなたは学校にいることがつらいと感じているため、そのことを伝えれば、先生はあなたの気持ちに寄り添い、早退したいという気持ちを尊重してくれるでしょう。
また、学校がつらいということを伝える際、もし可能であれば本当の理由や原因も伝えましょう。そうすることで、根本的な理由や原因を解決しやすくなります。
しかし、何らかの理由から本当の理由や原因を伝えたくない場合は、無理をする必要はありません。あなたが話したくなった時に、信頼できる相手に話してみてください。
理由⑤その他の私用

例としては少ないですが、以下のような私用を理由に早退できることもあります。
- 学校外のクラブや習い事の用がある
- 学外で所属している団体の大会がある
- 芸能活動をしていてレッスンを受けなくてはならない
ただし、これらはあまり一般的ではない理由です。
加えて、家庭の事情と同様に、以上の理由は事前に親御さんから学校に連絡する場合がほとんどです。そのため、学校がつらく早退したいときの理由としては、あまりオススメできません。
補足:避けたほうがいい早退の理由
補足として、早退の理由や言い訳を伝えるときは、以下を避けたほうがいいです。
- 大げさな理由
- 友人や他の先生を巻き込む理由
「家が火事になった」などの大げさすぎる言い訳は、信じてもらえない可能性が高いです。事実を確認されたり、変に心配を掛けられたりするので避けましょう。
また、家族ならともかく、友人やほかの先生を巻き込む言い訳も嘘が発覚しやすいです。
ほかの人に迷惑がかかるような言い訳は、できるだけしないようにしましょう。
スムーズに学校を早退するための3つの伝え方
学校を早退するとき、伝え方やタイミングによっては疑われたり、話がこじれたりすることもあります。
この章では、スムーズに学校を早退するための伝え方について解説しておきます。
伝え方①なるべく嘘はつかない

まず、早退するときに嘘の理由を言うことはオススメできません。
- つじつま合わせが難しくなる
- 親や先生の信用を失う可能性がある
- 嘘をつくことで後ろめたさを感じる
どうしても休みたいときには、一種の方便として、事実とは異なることを言わなくてはならないときもあるかもしれません。
それでも基本的には、正直に伝えたほうが早退を認めてもらいやすいです。
また、自分の気持ちの面でも周囲の人からの信用の面でも、嘘はつかないほうがよいでしょう。
伝え方②先生に事前に伝えておく
先生に体調が悪くなりやすいことを事前に伝えておくと、早退することへの理解を得やすくなります。
また、今日は朝から熱っぽい、昨日から咳が出ているなど、いつもと体調が違っていることを、登校した際や朝礼の時間に伝えておくのも良いでしょう。
伝え方③できるだけシンプルに伝える

早退の理由は、できるだけシンプルに伝えましょう。詳しいことは、先生から質問された場合に、答えるだけで問題ありません。
しかし、あなたが早退したい本当の理由や原因について先生に話したかったり、今後のことを相談したかったりする場合は、今のあなたの状況や気持ちについて、あなたが話したいことを話しましょう。
ただし、早退したいことを伝えるタイミングによっては、先生は時間をかけて話を聞けない状況であることも考えられます。
その場合は、「先生に相談したいことがあるので、時間を作ってもらえますか」と伝えておくと、後日ゆっくりと話を聞いてもらえるでしょう。
学校がつらくて早退したい人ができる8つの対処法
何らかの理由から学校がつらく早退したいと感じている場合、一度早退したからといって、その気持ちが晴れるわけではないと思います。
むしろ、「次はどんな理由だったら早退できるだろう…」と不安や悩みが大きくなることもあるでしょう。
つまり、学校がつらく早退したいと感じている場合は、学校がつらいと感じている本当の理由を根本から減らしていく必要があるのです。
この章では、学校がつらくて早退したい人ができる対処法について解説します。
対処法①親や学校の先生に相談する

悩みがあって学校生活が息苦しく、早退したいと感じる時は、まずは周囲にいる大人に相談しましょう。
- 親・家族
- 担任の先生
- 保健室・医務室の先生
- 学習塾の講師
「この人なら話せそう」と思える人がいれば、思いきって打ち明けてみるのも手です。
一人では気付かなかった解決策や、知らなかった情報を提示してくれるかもしれません。
また、悩みを話すことで、あなた自身の気持ちも楽になるはずです。
対処法②専門家や支援機関に相談する
人間関係やいじめなどで学校を早退したいと思うことの多い人が頼れる専門家や支援機関は、たくさんあります。
- チャイルドライン:18歳までの子どものための相談窓口
- 教育センター:高校生相当までの子どもや保護者などのための相談窓口
- 子供のSOSの相談窓口:SNS・電話で先生や友達のことを話せる相談窓口
以上はあくまでも一例です。これ以外にも、抱えている悩みや困りごとによって、無料で相談できる支援機関はあります。
ひとりで悩みを抱え込まずに、まずは気軽に相談してください。
対処法③教室以外の居場所を作る

人間関係などが原因で教室に居づらいから早退したいという人は、教室以外の居場所を作りましょう。
- 部室
- 図書室
- 保健室・医務室
学校に複数の居場所を持つことで、嫌なことがあったときでも気持ちに余裕ができます。
友達との関係が気まずいときなど、一時的な避難場所としても使えるのでオススメです。
対処法④体調管理に気をつける
まずは体調管理に気を配りましょう。
- 夜更かしをしないようにする
- 朝食をきちんと食べてから登校する
- 休みの日も平日と同じ時間に起きる
寝不足だと授業を受けるのが辛かったり、不調を感じやすくなったりするため、結果的に精神的にもつらくなることがあります。
また、体調がすぐれない中で学校に行っていると、学校=無理をして行かなければいけない場所、と感じるようになり、学校に行くこと自体がつらくなることも考えられます。
特に思い当たる理由や原因がないのに、体がだるくなりがちな人は、まずは生活リズムを整えることから始めてみましょう。
対処法⑤楽しめることを見つける

学校がつらく早退したい人にとって、学校は楽しいと感じられる場所ではないかもしれません。
しかし、1つでも楽しめることを見つけられれば、学校がつらい場所だという気持ちが和らぐかもしれません。
具体的には、以下のようなことが学校での楽しみになるかもしれません。
- 新しく部活動を始める
- 仲のいい人と同好会を作る
- 興味のある委員会に入る
- 友人や恋人との交流を楽しむ
- 図書室で好きな本を読む
- 面白いと思える先生・教科の授業を見つける
また、短期間での検定試験合格を目指して放課後まで図書室に居残るなど、勉強面を充実させるのもオススメです。
自分で目標を設定することで、学校生活に張り合いが出ることもあるでしょう。
対処法⑥必要に応じて検査を受ける
特に悩み事もなく、体調管理もしているのに調子が悪い場合は、病院で検査を受けることも必要です。
とはいえ、自分ひとりで検査が必要かどうかを判断するのは難しいと思います。
そのため、まずは家族や保健室・医務室の先生に体調を相談し、病院に行くべきかを一緒に考えてもらいましょう。
ちなみに、明確な症状がなくても、夜早く寝ているのに朝どうしても起きられないときには、病気や障害が原因になっている場合があります。
努力ではどうにもなりそうにないと感じる症状があれば、まずは相談して、必要な検査を受けてみてください。
対処法⑦学校以外の選択肢を考える

学校という場所やシステムが苦手で、どうしても学校に居たくないという人には、学校以外の選択肢もあります。
- 学習塾
- フリースクール
- 教育支援センター(適応指導塾)
以上のような選択肢を取って勉強を続けている人は、実際にたくさんいます。
また、学習塾やフリースクールへの通学は、学校の出席にカウントされる場合もあります。気になる人は、学校の先生などに尋ねてみてください。
対処法⑧転校も視野に入れる
いまの学校で長時間の授業を受けるのが苦痛だと感じる人は、転校を視野に入れてもいいかもしれません。
例えば高校の場合、午前から夕方まで学校に登校して授業を受ける全日制高校が一般的です。
しかし、通信制高校のように、スクーリング日と呼ばれる特定の日だけ登校して、それ以外は自宅で課題をやるというシステムを採用している学校もあります。
もちろん、通信制高校でも卒業や進学は可能です。
いまの学校が合っていないと感じる人は、異なる通学スタイルの学校への転校も考えてみましょう。
理由はないけど学校を早退することが多かった筆者の体験談

これといった理由がなくても、なんとなく学校を早退したいという人は多いのではないでしょうか?
実を言えば、このコラムを書いている筆者も、理由はないのに学校を早退したいと思うことが多かった学生の一人です。
私の場合は高校生のころに、「なんとなく学校に居たくないな」「学校にいると変に疲れるな」と思うことがたくさんありました。
しかし、それをそのまま伝えると早退を認めてもらえないと思ったので、発熱や倦怠感、腹痛といった嘘の症状を先生に伝えて早退することが増えていきました。
実際は学校の授業が合わず、「このままあと2年近くもここに通わないといけないのか」という悩みが早退したいという気持ちに変わっていたのだと思います。
結果として、早退を繰り返してから不登校に移行しました。
最終的には無事に高校を卒業できましたが、今思い返してみると早退したいという気持ちが続いていた段階で、親や先生に正直に悩みを打ち明けておけばよかったと思います。
そうすれば、嘘をついて後ろめたさを感じたり、問題をひとりで抱え込んで長い時間、悩んだりせずに済んだかもしれません。
通信制高校などの全日制高校とは違うシステムの学校のことを知れたり、学習塾などの別の選択肢を提示してもらえた可能性もあったでしょう。
このコラムを読んでいる人のなかにも、学生時代の私と同じように、理由はないけれどなんとなく早退したいと思っている人がいるはずです。
そういう人は、まずは信頼できる大人に、いま抱えている悩みを伝えることから始めてみてください。
ひとりでは気付かなかった解決策や、楽しく学校生活を送る方法を見つける手がかりが見つかるかもしれません。
まとめ~理由がなくても学校を早退したくなる人はいます~

「理由はうまく説明できないけれど、つらくて学校を早退したい」。そう感じることは珍しくありません。
早退したい気持ちをうまく理由を説明できないとき、「自分はなまけ者なのかな?」と不安に思うこともあるでしょう。
しかし、後ろめたく思う必要はありませありません。
どうしても調子が出なくて早退したいときには、早めに帰って休んだほうがいい場合もあります。
ほかに悩みがある人は、早退したいという気持ちを隠さずに、ぜひ周囲の信頼できる人に相談してみてください。
私たちキズキ共育塾も、学校に居たくない・行きたくない人の相談に乗っています。
よかったら気軽にご相談ください。
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