講師紹介

通信制高校への転校から同志社大学へ進学〜あなたも「環境を変える」ことを試してみませんか?〜

待鳥翔大

  • 京都校
  • 同志社大学法学部卒業/佛教大学通信教育課程在学中
  • 担当科目:英語、現代文、古文

待鳥翔大(まちどり・しょうた)。1999年1月生まれ、京都府出身。
趣味は、「体を動かすこと」です。高校のときには、朝5時半に起きて、1時間ランニングしていました。この趣味は、「早起きに全く抵抗がなくなる」という点で、受験にもよい効果がありました。ただ、走りすぎて、体が細くなりすぎたんです。「ゴツい方がかっこいいな」と思って、大学時代からは、ベンチプレスやダンベルを買って、家で筋トレを始めました。筋肉がついたのはよかったのですが、スーツが入らなくなって困りましたね(笑)。筋肉を活かして、工場でのピッキングのアルバイトもやっています。ペットボトルが何本も入った段ボールを積んでいます。

記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。

キズキ共育塾は、生徒さんの精神面に配慮しています

キズキ共育塾は、生徒さんの精神面に配慮しています

キズキ共育塾のいいところは、「とにかく、精神面に徹底的に配慮しているところ」だと思います。

一例として、「宿題をやってこなかった生徒さん」への対応があります。

キズキ共育塾では、宿題をやってこなかった生徒さんをしかることはありません。「宿題をやっていない」という状態には、理由・事情があるはずだからです。

講師はまず、その生徒さんが宿題をやってこなかった理由・事情・内面に配慮します。

その上で、生徒さんの話を聞いたりした上で、「どうやったら、勉強をできるようになっていくのか。生活を改善していけるのか」などを一緒に考えます。

この記事を読んでいるあなたも、現時点では勉強に集中できない事情があるかもしれません。キズキ共育塾は、そんなあなたにもぴったりな環境です。

もちろん、現時点で「受験勉強をバリバリやりたい!」と思っていたり、コンディションが整っていたりする人(また、通塾していく中でそのようになった人)には、そのための授業を行うことが可能です。

不登校・引きこもり・中退などでお悩みのあなたへ

不登校・引きこもり・中退などでお悩みのあなたへ

このページを読んでいるあなたは、不登校・引きこもり・中退などに関連して、毎日悩み続けているのかもしれませんね。

そうした悩みについては、いったん考えないようにしませんか?

そうした悩みは、「いま」「ひとりで」「ずっと」悩んでいても、一朝一夕(いっちょういっせき=短い時間)には解決しないからです。逆に、深みにハマっていきがちです。

逆に、別のことを考えたり、別のことに取り組んだりしているうちに、いつの間にか解決したり、気にならなくなったりすることがよくあるのです。

…と、他人の僕が言うのはカンタンですが、実際にお悩みのあなたは、「それができないから苦しいのに」と思うかもしれませんね。

「心」を変えるのが難しければ、先に「環境」から変える(違う「環境」に身を置く)ことを試してみてください。

世間には「自分の状況を環境のせいにしてはいけない」と言う人もいますが、そんなことはありません。人(の心)は、環境によって変わります。

心身がちょっと落ち着いてきたなと思ったら、どんな小さなことでもいいので「何か」に取り組んでみてください。

散歩とか、アルバイトとか、なんでもいいです。1mmでも、環境(生活)に変化を起こすことが大切です(少し大掛かりな話で言えば、自分に合いそうな学校に転校するなどもあります)。

また、不登校・引きこもり・中退などについては、「『逃げ』ではないと考える」か、「『逃げ』だけどそれでもいいと考える」か、どちらかにとらえられるといいと思います。

生きていく中で、「ちょっと試してみたけど、好きじゃなかったからすぐにやめた」ということは、誰にでもきっとありますし、それにはあまり悩まないと思います。

例えば、「友達に誘われて野球をやってみたけど、合ってなかったんで、その1回だけだった」とかです。

不登校などについても、同じように、「学校が合わなかったんだな」「あそこの人間関係は自分には向いてなかったな」などと考えられるようになるといいと思います。

以上、お伝えしたことは、「よくわからない」「わかってるけど、難しい」と思うかもしれませんね。

キズキ共育塾にご相談いただければ、「実際のあなた」のために、より具体的なお話ができると思います。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

(また、先ほど、「お悩みについて考えないように」とお伝えしましたが、「あなた一人で」ではなく、「僕たちと一緒」にであれば、前向きな解決法も見つけやすくなるはずです)

保護者さまへ

保護者さまへ

不登校・引きこもり・中退などに関連して、保護者さまは、「お子さんの力になりたい」と考えていることでしょう。

前章でお伝えしたとおり、人は、環境によって変わることができます。

保護者さまには、お子さんには「いつも通り」に接しつつ、「環境を変えること」を手伝って、本人が落ち着くまで見守ってほしいと思います。

保護者さまは、お子さんの抱えるお悩みについて、「原因は何?」などと聞きたくなることでしょう。ですが、お子さんにとっては、そうした対応はストレスになる可能性があります。

お悩みを抱えるお子さんは、家庭の外で傷ついていることでしょう。そんな中、家の中でもストレスを抱えると、居場所がなくなります。

お悩みの解決方法については、「保護者さまが直接」ではなく、各種のサポート団体を利用しながら検討していただければと思います(僕たちキズキ共育塾もその一つです)。

後で述べるように、僕には、全日制高校から通信制高校に転校してから、大学受験に合格した経験があります。

僕の場合は「深い悩みを抱えて…」という状況ではありませんでした。ですがそれでも、転校(=環境を変えること)にあたっては、親の判断や許可が必要でした。そして、転校について、家族が変に気を遣わず、いつも通りに接してくれました。

そうした対応は、受験勉強をしているときにも、とても助かりました。

僕たちキズキ共育塾にご相談いただけたら、「勉強」だけではなく、お子さんへの接し方についてもお話しできます。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

全く勉強しなかった中学時代。全日制高校から通信制高校に転校

全く勉強しなかった中学時代。全日制高校から通信制高校に転校

ここから先は、僕の、「中学生時代から現在まで」の話をします。キズキ共育塾には、僕以外にもいろんな経歴の講師がたくさんいます。あなたと(お子さんと)相性のいい講師がきっといます。

まずは、中高生時代の話です。中学生時代の僕は、全く勉強しておらず、通知表の成績も1とか2とかでした。

そして、中学3年生のときに、半年間くらい、起立性調節障害のために朝に起きれなくなりました。学校は、休んだり昼から行ったり、という生活です。

ただ、元々勉強していなかったので、学校に行けなくても影響はありませんでしたね(笑)。

成績がそんなだったので、中学卒業後は、地元で偏差値が一番低い高校に進学しました。当時その学校の偏差値は、30あるかないか、といったところです。いわゆる「やんちゃ」な学生が多い高校でした。

「やんちゃ」なノリ自体は、「仲間内の、明るいやりとり」であれば、別に嫌いではありません。ですが、そのノリを仲間内だけではなく、真面目な生徒にもぶつける人も多かったんです。

そんな環境で過ごすうちに、「この高校、行く意味ないやろ」と思うようになりました。ただ、親に「学校行かへんわ」と言う気持ちにもなりませんでした。

で、親に黙って学校をサボって、近所の友達の家に行くといったことを3か月続けていました。近所の友達5〜6人の中には、定時制高校や通信制高校に行ってる人が多かったので、午前中や昼間の時間に家にいることが珍しくなかったんです。

その後、三者面談のときに出席日数がバレて、親からはだいぶ問い詰められましたね。ただ、その時点でやっと、親に「行く意味ないと思うねんな」と自分の気持ちを伝えることもできました。

そして、通信制高校に転校しました。その高校は、卒業後の進路として「専門学校と大学のどっちにも行ける」ような学校でした。

「やりたいこと」がなかったので、選択肢を広げるために大学受験を目指す

「やりたいこと」がなかったので、選択肢を広げるために大学受験を目指す

通信制高校では…よくも悪くも、「特に何もない」という学生生活でしたね。

年に何回かスクーリング(登校)とレポートがあって、半年に1回くらいのテストに合格したら進級(卒業)です。

転校生も多いし、スクーリングの日時も割と自由だったので、「行く度に知らない人がいる」という感じでした。ストレスはありませんでしたが、高校の友達はできませんでした。

転校してからしばらくは、相変わらず勉強はしないままでした。学校に行ってない日は友達とダラダラ過ごす…という日々を送っていました。

そして、高校3年生の夏休みのことです。友達たちが、「大学や専門学校に行くか」という話をしていました。そこで、「自分はどうしようかな」と初めてあせり出したんです。

当時、やりたい仕事は特にありませんでした。「じゃあ、選択肢を広げるために大学かな」と思い、大学受験を目指すことにしました。

先生に教えてもらった教材を勉強。夏休み明けのテストで自信がつく

先生に教えてもらった教材を勉強。夏休み明けのテストで自信がつく

大学受験を目指す…とは言っても、中学時代から高3の夏まで、全く勉強していません。周りにも、その時点で真剣に大学受験の勉強をしている友達もいませんでした。

そんな環境でしたので、なんというか、自分の中で「大学に行くのは限られた人間だ。自分ではない」と思っていたような気もします。

何をしたらいいのかわからないので、通信制高校の先生に、「どうやって勉強したらいいですか」と質問したんです。そして、先生から参考書を教えてもらって、夏休みはずっとそれをやっていました。

具体的には、英語の『Next Stage』です。

いま思うと、『Next Stage』は中級者向けなので、基礎がない自分のレベルには合っていません。ですが、「わからないのが当たり前」だったので、「合っていないこと」もわからないまま、取り組み始めました。

勉強法は、「丸暗記」です。『Next Stage』は、一方のページに問題があって、反対側のページに答えがあります。で、問題を解かずに、最初から答えを丸暗記したんです。

夏休み明けに、高校の先生がテストをしてくれました。その内容は、「1日で、『Next Stage』の問題を全部解く」というものです。

先生は、「大学受験を目指すのなら、合格の基準は70%以上の正答かな」と言っていました。ですが自分は『Next Stage』を夏休みに3周していたので、95%くらいの正答率でした。

この経験が、自信になりました。

大学の公募推薦に合格。さらに自信がついて、立命館大学・同志社大学にも合格

大学の公募推薦に合格。さらに自信がついて、立命館大学・同志社大学にも合格

ただこの時点でも、周りに大学を目指している友達がいなかったので、自分がどのレベルにいるのかはわからないままです。

また、英語の長文問題は、『Next Stage』の丸暗記では解けません。自信はつけつつ、「やっぱり、甘いもんじゃないな」とも思って、長文の勉強も始めました。

そんな日々を過ごす中、高校の先生から、「10月くらいに、ある大学の公募推薦があるから、受験してみたら?」と言われました。

で、「受けたら受かった」んです。逆に考えると、僕よりも点数が低くて不合格になった人がいた、ということです。

そこで初めて、「全日制高校の人も、通信制高校の人も、いまの自分ほど勉強していないのでは?」と気づきました。

元々、その大学は第一志望でした。ですが、そこで受かったことで、先生からは「どうせやったら、もっと別の大学も受けてみたら?」と言われました。

自分もやる気が増えて勉強を継続し、センター試験型(3科目)で立命館大学に合格。2月には、一般入試で同志社大学に合格しました。

結果、僕が入学したのは、同志社大学です。同志社を選んだのは、関西で一番有名な私大だからです(笑)。「将来やりたいこと」がなかったからこそ、そんな基準で自由に選べたのかなと思います。

受験勉強は、通信制高校の先生のアドバイスに従って、積み重ねていった

受験勉強は、通信制高校の先生のアドバイスに従って、積み重ねていった

受験勉強は、「ただただ積み重ねた」という感じでしたね。受験で使った科目は、英語、国語、日本史の3つです。

受験勉強は、通信制高校の先生のアドバイスに従って、次のような順番で進めました。

英語

  • 最初に英語の勉強を始めました。勉強に一番時間をかけたのも英語です。

国語

  • 国語の中でも、古典は、「英語をある程度勉強した後に取り組み始めるべき」と言われました。理由は「量」の違いですね。古典の参考書って、英語の参考書よりも薄いんですよ。なので、英語を勉強した後だと「これくらいの量ならいけるな」と思えました。

日本史

  • 日本史は、先生から「夏休みが明けてからでいい」と言われたので、そうしました。理由は忘れましたが…。英語・古典よりも遅く取り組み始めました。教科書ベースで勉強しました。

大学に合格した経験は、いまでも自分の支えになっている

大学に合格した経験は、いまでも自分の支えになっている

僕は、いわゆる「地頭(じあたま)」はよくない方だと思っています。勉強法も、いま思うとメチャクチャだったと思いますね。ただその分、1日あたりの勉強時間を多くしました。その結果、「勉強って、やった分だけ返ってくるんだな」と実感しました。

塾講師としては、「自分に合った勉強法を見つけて、効率よくやっていく」ことができれば理想だと思いますし、そのための協力は惜しみません。

一方で、「時間をかけることで、なんとかなった(時間をかけることで、なんとかなることもある)」という僕の経験も、一つの参考になるのかなと思います。

僕にとって、この「大学に受かった経験」、つまり「努力したら『できる』ようになった経験」は、いまでも支えになっています。

具体的な例としては、「試験を受けることが怖くない」ことがあります。僕は現在、小学校教師になるために勉強中です。教師になるためには、試験があります。受験勉強が結果に繋がった経験があるからこそ、ためらわずに試験にチャレンジしようと思うことができました。

通信制高校生であることは、受験勉強に有利!ただし注意点も

受験勉強をするに当たって、「通信制高校生であること」は「強み」だと思います。全日制高校生と比べて、受験勉強にかけられる時間が多いんですよ。

全日制高校だと、学校で授業を毎日受けるために、1日の中で受験勉強に使える時間が少なくなります。一方、通信制高校だと、進級・卒業に最低限必要なこと以外はしなくてもいいんです。これは卑怯だなって思うくらいの強みだと思います(笑)。

大学受験のサポートが薄い通信制高校があるのは事実ですが、その場合は、キズキ共育塾のような塾を利用してもらえればと思います。

ただ、通信制高校に行ったことに、デメリットがなかったわけではありません(全員に共通するとは言いませんが、少なくとも、僕個人には)。

通信制高校だと、生活や時間が自由な分、「(新しいことを)何もしない」ができるんです。その結果、僕は、「新しいこと」を始めるのが怖かった時期があります。受験には挑戦できたのですが…。

また、「知らない人」や「知り合ったばかりの人」との会話も、知らず知らずのうちに下手になっていましたね。

地元の友達がいたので、「人との交流」を保てたのはとてもよかったです。ただ、地元の友達は「昔からの、すでにできているコミュニティ」なので、会話とかにも苦労はしないんです。

大学に入学したときには、「友達を作るのって、こんなに緊張したっけな」と思いました。「全日制高校で、日々いろんな人と話していた人」と比べると、最初のノリがわかりづらかったように思います。

対策としては、「いろんな人と話せるコミュニティ」を持っておくといいのかもしれません。

大学は4年で卒業。友達もだんだん増えた

大学は4年で卒業。友達もだんだん増えた

そして大学生活です。

勉強面について言えば、4年間で卒業しましたので、「普通」だったと思います。勉強の大変さで言えば、受験勉強の方が上でしたね。

サークルや部活には入りませんでした。これも「新しいこと」だから尻込みしていたのかなと思います。

「大学での友達」は、最初の頃はなかなかできませんでした。ですが、たまたま授業で横になった人とかと徐々に仲よくなって、その友達のつながりで別の人とも仲よくなって…、みたいな感じで、少しずつ友達ができました。また、ゼミ(※)に入ったことで、友達は結構増えました。

※ゼミとは:カンタンにいうと、「あるテーマについて、学生(と先生)が一緒に勉強や研究を行う、比較的少人数の授業」のことです。

大学でのコミュニティには、進んで入る方がいいと思います(「結果として、合わなかった」という可能性はあるにしても)。

大学卒業後に就職した業界が合わずに退職、現在は教職課程を学ぶ

大学卒業後に就職した業界が合わずに退職、現在は教職課程を学ぶ

大学卒業後は、新卒で、ブライダルの会社で働き始めました。ですが、自分に合っていなかったんです。「女心がわからない」とでも言うのでしょうか。4か月くらいで辞職しました。

人によっては、これを「挫折」と言うのかもしれません。ただ、僕自身はこれをチャンスだと思いました(せっかく僕を採用してくれた会社には申し訳ありませんが)。

実は、以前から「小学校教師になりたい」という思いはありつつ、大学で教職課程を学んでいなかったので、新卒時になることができなかったんです。

そこで、教員免許を取得するために、佛教大学の通信制過程で改めて勉強を始めました。教員免許を取得したら、小学校教師の採用試験を受けるつもりです。

小学校教師を目指す中で、不登校の子どもが増えていることは知っていました。「不登校の子どものサポートは教師になる前にもできる」と思い、キズキ共育塾の講師になりました。

まとめ〜お気軽にご相談ください〜

まとめ〜お気軽にご相談ください〜

以上、お悩みを抱える方やその保護者さまへのメッセージと、僕自身の経歴でした。

キズキ共育塾は、生徒さんへの精神面のサポートを徹底した環境で、学力が身につく個別指導塾です。僕以外にも、様々な講師やスタッフが在籍しています。

少しでも気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。あなたが「次の一歩」に進むための方法を、一緒に考えていきます。