生きてる意味がわからないあなたへ 生きてる意味を見つける方法を解説
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
あなたは、「自分の生きてる意味って何だろう」と思ったことはありませんか?以下のような疑問や不安を抱えている人は少なくありません。
- 生きてる意味がわからなくて漠然とした不安がある
- 生きてる意味がわからないから自分の存在意義もわからない
このコラムでは、生きてる意味や生きてる意味がわからなくなる場面、生きてる意味を見つける方法について解説します。また、生きてる意味がわからない状態を克服した事例を紹介します。
基本的に学生向けの内容ですが、いま働いている人にも参考になるはずです。
今生きてる意味がわからない人はもちろん、今後のために知っておきたい人もぜひ最後までご覧ください。
私たちキズキ共育塾は、生きてる意味を見つけたい人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
目次
生きてる意味とは?
生きてる意味にこれというような正解はありません。人それぞれ違うものです。
生きてる意味が人と違うのは悪いことではありません。生きてる意味自体もこれがいい、これが悪いというものはなく、どんなものでもいいのです。
部活やテストなどで結果が出ないとき、「自分の生きてる意味は何だろう」と悩むことがあるでしょう。
また、生活自体に不満はなくても、ふとしたときに自分の生きてる意味がわからなくなり、漠然とした不安を抱えるタイミングがあるかもしれません。
そんなときこそ、生きてる意味はどんなものでもいいと思い出してください。
もちろん、生きる目標があれば、人生が楽しくなったり活力が出てきたりする場合もあります。自分の生きてる意味を探そうとする思いはとてもよいことだと思います。ですが、その思いを持ちつつも、あまり肩に力を入れすぎないのがよいでしょう。
生きてる意味がわからなくなる6つの場面
この章では、生きてる意味がわからなくなる場面について解説します。
- 場面①人間関係の疲れや孤独を感じた
- 場面②忙しさや自己喪失感を覚えた
- 場面③挫折や絶望を味わった
- 場面④大切な人や大切な物を失った
- 場面⑤強い後悔や自責の念を覚えた
- 場面⑥漠然とした不安を感じた
- 補足:うつ病などの病気・障害の可能性もある
場面①人間関係の疲れや孤独を感じた
1つ目は、人間関係の疲れや孤独を感じたときです。学校生活で人間関係がこじれてつらい思いをすると、「こんな思いをしてまで生きる意味があるのか」と思う瞬間があるかもしれません。
また、「自分を理解してもらえない」「自分は必要とされていない」と感じ、自分の存在価値を見失う瞬間もあるでしょう。
人生の中で人との関わりは欠かせないため、人間関係の問題で生きてる意味がわからなくなることはよくあります。
場面②忙しさや自己喪失感を覚えた
2つ目は、忙しさや自己喪失感を覚えたときです。学業などで忙しくなり、自分のやりたいことをやれないでいると、ふと何のために生きているのかわからなくなる瞬間があります。
また、周りに合わせてばかりいたり、ついていくのに必死だったりすると、本当の自分がわからなくなり、自己喪失感を覚えて生きてる意味がわからなくなる瞬間もあります。
場面③挫折や絶望を味わった
3つ目は、挫折や絶望を味わったときです。学生として生活していると、以下のように挫折や絶望を味わう瞬間は多々あります。
- テストで結果が出なかった
- 受験に失敗した
- 部活でレギュラーになれなかった
- 怪我で最後の大会に出られなかった
自分の中で大きな出来事であるほど生きてる意味がわからなくなり、「こんな人生なら投げ出したい」と思うかもしれません。
場面④大切な人や大切な物を失った
4つ目は、大切な人や大切な物を失ったときです。恋人や友人、家族やペットなど、自分の中で大きな存在を失うと、心の中にぽっかり穴があいたような感覚になります。
「あの人がいない・物がない世界でどうやって生きていけばいいんだろう」と考えるようになり、生きてる意味を見つけようとするのです。
場面⑤強い後悔や自責の念を覚えた
5つ目は、強い後悔や自責の念を覚えたときです。友人や家族にひどいことを言った、いじめられている現場を目撃したが助けられなかったなど、後になって振り返るとあのときこうしておけばよかったと思うこともあるでしょう。
そのようなときに自分の存在意義を考え、生きてる意味を見つけようとする場合があります。
場面⑥漠然とした不安を感じた
6つ目は、漠然とした不安を感じたときです。これという出来事はなくても、なんとなくこのままでいいのか不安に感じる瞬間があります。
毎日同じ時間に起きて学校へ行き、授業を受けて帰るという毎日になんとなく不安を感じ、何かしなければならないのではないかと思っている人もいるかもしれません。
漠然とした不安は、誰しも抱える可能性があると言えるでしょう。
補足:うつ病などの病気・障害の可能性もある
生きてる意味を深く考えすぎてひどく落ち込む状態が続く場合は、うつ病などの病気・障害の可能性も考えられます。
病気・障害の場合はなるべく早く対処するのが賢明です。不安な場合は病院へ足を運び、心の安定を目指していきましょう。
生きてる意味を見つける方法7選
この章では、生きてる意味を見つける方法について解説します。
- 方法①ポジティブな言動を心がける
- 方法②好きなことややりたいことを優先する
- 方法③SNSから距離を置く
- 方法④他人のために行動してみる
- 方法⑤環境を変えてみる
- 方法⑥ゆっくりする時間を作る
- 方法⑦誰かに相談してみる
方法①ポジティブな言動を心がける
1つ目は、ポジティブな言動を心がけることです。(参考:結川雅『生きる意味を知らずに大人になったあなたへ』)
つい後ろ向きな考えが先行する人は、まず前向きな発言をすることから始めるといいでしょう。
すると、意識もポジティブになっていき、生きてる意味を前向きに考えられるようになるきっかけになるかもしれません。
方法②好きなことややりたいことを優先する
2つ目は、好きなことややりたいことを優先することです。
人生は限りあるため、やることを取捨選択する必要があります。生きてる意味を見つけるには、自分の好きなことややりたいことを優先して満足感を得てみましょう。(参考:オリバー・バークマン・著、橋璃子・訳『限りある時間の使い方』)
そこで初めて、本当に自分が望んでいることが見つかるかもしれません。
方法③SNSから距離を置く
3つ目は、SNSから距離を置くことです。
心理学の巨匠であるアドラーは、すべての悩みは対人関係だと言っています。(参考:岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』)
SNSでは他人の生活が細かくわかるため、「友人は遊んでいるけど自分は誘われていない」「この人とこの人は仲よかったんだ」など、対人関係について悩む機会が多くなりがちです。
SNSから距離を置くことで、他人との関係ではなく、自分自身に目を向けられるようになるのです。
自分は何をしたいのか、心から望んでいることが何なのかわかれば、生きてる意味を見つけられるかもしれません。
現代には欠かせないSNSですが、思い切って通知をオフにしたりアプリをアンインストールしたりして距離を置いてみましょう。
方法④他人のために行動してみる
4つ目は、他人のために行動してみることです。人によっては、他人のために尽くすことが生きてる意味になる人もいるかもしれません。
ただ、初めからそれが分かる人は少ないはずです。一度他人のために行動してみると、自分は他人に尽くすのが好きなのかを判断できるでしょう。
自分でもわからない生きてる意味を探るためにも、一度他人のために行動してみるのをオススメします。
方法⑤環境を変えてみる
5つ目は、環境を変えてみることです。特に、代わり映えしない毎日に生きてる意味を感じられない場合は有効です。
例えば、勉強する場所を変えてみたり話したことがない人と話してみたりなどです。いつもと違うことをすると、普段の生活では見えてこなかった発見や喜びが見つかるかもしれません。
方法⑥ゆっくりする時間を作る
6つ目は、ゆっくりする時間を作ることです。
何もしないゆっくりする時間を作ると、自分に向き合うことができ、新たな考えが浮かんでくることがあります。外に出て散歩してみるのもいいでしょう。
方法⑦誰かに相談してみる
7つ目は、誰かに相談してみることです。一人で考えると自分のなかにある意見しか出てきませんが、他の人に相談すると新たな視点の考えが出てくるかもしれません。
漠然とした不安を抱えている場合は、話を聞いてもらうだけで少し心が落ち着くかもしれません。
ケース別の相談先は以下コラムでまとめています。ぜひご覧ください。
生きてる意味がわからなくても大丈夫
今すぐに生きてる意味がわからなくても大丈夫です。周りの大人に生きてる意味を聞いても、しっかり答えられる人は多くないでしょう。
今生きてる意味がわからなくても、いずれ見つかるかもしれません。そのため、急いで見つけようとしなくていいのです。
一度見つけても生活していくなかで変わる可能性もあります。「見つけなきゃいけない」と思うより、「見つかったらいいな」くらいの心持ちでいるのがいいでしょう。
生きてる意味がわからない状態を克服した2つの事例
この章では、生きてる意味がわからない状態を克服した事例を紹介します。
事例①生きてる意味を見失いかけたが大学に進学したいという思いに気づけた
Aさんは中高一貫校で授業についていけず、高校はなんとか卒業したものの引きこもりになりました。勉強しても結果が出ず、何のために努力してきたのか、何のために生きているのかわからなくなり、毎日死にたいと思い続けていたのです。
20歳を過ぎたころ、友人たちは大学で楽しそうな生活を送っており、Aさんも大学に進学したいという思いが出てきました。
そんなときにAさんはキズキ共育塾を見つけました。なんとなく自分に合っているとは思ったものの、数カ月放置した後、勇気を出して無料相談に応募したのです。
そこで勉強できる自分を見つけ、自信がついたと言います。最終的にAさんは1日8〜11時間ほど勉強できるまでに成長し、慶應義塾大学の経済学部に合格しました。
一度は生きてる意味を見失いかけましたが、ゆっくりする時間があったことで自分のやりたいことを見つけられたいい例です。
事例②高校に行く意味がわからなかったが大学進学で漠然とした不安がなくなった
Bさんは高2の夏、ふと自分が高校に行っている理由がわからなくなって不登校になりました。学校生活自体には問題なかったようですが、考える時間が欲しくなったようです。
しかし、1日中そのことについて考えているわけではないので、他の時間はゲームをしたり漫画を読んだりして過ごしていました。結局、高校へ再び通うことはなく、11月ころに中退しました。
ただ、なんとなく大学には生きたいと思っていたBさん。中退時点で高卒認定試験の受験を考えていました。そして今の生活にも嫌気がさした12月ごろ、キズキ共育塾に通い始めたのです。
そこで学ぶことの面白さに気付き、18歳になる年度の夏に高認を取得しました。そのまま勉強は続け、第一志望だった立教大学の文学部に合格しました。
キズキ共育塾に通う前は、これからどうしたらいいのか、将来はどうなるのかという不安があったというBさん。キズキ共育塾に通ってからは視野が広がり、なんとかなるかなというマインドに変わっていったそうです。
大学に合格したことでなんとなく安心したBさんは、自分の漠然とした不安は所属先がなかったことだったと言います。漠然とした不安を乗り越えられたいい例です。
まとめ~生きてる意味がわからなくても焦る必要はありません~
生きてる意味に正解はなく、人それぞれの理由があります。
そして、大人になっても自分の生きてる意味を見つけられていない人もいます。
今生きてる意味がわからなくても焦る必要はないのです。
とはいえ、生きてる意味を見つけようとする行為は、自分の人生を豊かにする上でとてもいいことです。自分に向き合う時間を作り、ゆっくり生きてる意味を見つけていきましょう。
Q&A よくある質問