インドアでできる趣味30選!趣味で人生に充実感を持ちましょう
「趣味としての勉強」に対応している完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
あなたは、「インドアでできる趣味をお探しでしょうか。
「趣味はアウトドアなもの」というイメージを持つ人もいますが、インドアでできるものはたくさんあります。
インドアの趣味は、「アウトドアは好きじゃないけど、休日に何もしない時間がもったいない」と感じている人にも取り組みやすいものばかりです。
例えば、映画鑑賞などの娯楽や、筋トレやダンスといった運動、読書、音楽演奏、イラスト制作など。
趣味で充実感を得れば、退屈な時間を有意義なものに変えられます。
本記事の内容は、あなたの人生を充実させる、インドアでできる趣味30選の紹介です。
自分にピッタリの趣味を見つけて、人生をより楽しくしていきましょう。
目次
インドアでできる趣味を6ジャンルに分類して紹介
この記事では、インドアでできる趣味を以下の6つのジャンルに分けて紹介します。
- 鑑賞系
- 運動系
- 学習系
- モノづくり系
- 演奏系
- 生活系
もしかすると、「候補が多すぎて、どれがいいのか決められないよ…」と思うかもしれませんね。
そんなときは、「少しでも、より心を惹かれたもの」から試していきましょう。
また、同じくらいの魅力のものが複数あって決められない場合は、クジやアミダなどを作成して、当たったものを思い切って試してみてはいかがでしょうか。
それでは、詳細を見ていきましょう。
インドアの趣味:鑑賞系
まずは、鑑賞系の趣味を紹介します。
鑑賞系の趣味は、娯楽要素が強く、始めるのにハードルが低いのが特徴です。
今回紹介する鑑賞系の趣味は、以下の6種類です。
- 映画鑑賞
- YouTube鑑賞
- 音楽鑑賞
- 美術鑑賞
順番に紹介するので、見ていきましょう。
鑑賞系①映画鑑賞
映画鑑賞は、「楽しい」に加えて、想像力を豊かにすることができる趣味です。
自分と異なる境遇の物語で気持ちを疑似体験することで、想像力を養えます。
現実世界が舞台の作品、空想の世界のファンタジー、ドキュメンタリーなど、想像の分野も様々です。
映画館に行くと大画面と音響を楽しめますし、NetflixやAmazonプライムなどのサービスを使えば低価格でたくさんの作品を見ることもできます。
どんな映画を見たらいいのかわからない…という人は、まずは、友達にオススメを聞いたり、レンタルショップや動画配信サービスのランキングを見たり、映画のレビューサイトを参考にしたりしてみましょう。
映画鑑賞と近い趣味としては、(動画配信サービスなども利用しての)国内外のドラマ、各種ドキュメンタリー、バラエティ番組、アニメなどの鑑賞も挙げられるでしょう。
鑑賞系②YouTube鑑賞
YouTube鑑賞も、オススメの鑑賞系の趣味です。
多様な価値観の混在するYouTubeの鑑賞は、「面白い」「ためになる」だけでなく、視野を広めることにも役立ちます。
…と言って、現在のYouTubeには様々な動画があり、Youtuberもたくさんいるため、何を見たらいいのかわからないかもしれませんね。
一つには、何でもいいので「今、興味のあるキーワード」で検索するという方法があります。
直近の知人の例では、「『部屋 模様替え』で検索したところ、様々に『面白い』『ためになる』動画が見つかって、インテリア系の動画を見るのが趣味になったし、自分の部屋にも活かせている」と言っていました。
同じ言葉を日本語ではなく様々な外国語で検索しても、(もしかしたら何を言っているのかわからないかもしれませんが、少なくとも映像としては)より広く興味や知的好奇心を満たせます。
ログインした状態でそうした閲覧を続けると、「あなたの好み」に併せてYouTubeが動画を紹介してくれますので、さらにいろんな動画を見ることができます。
もう一つの方法としては、「急上昇」している動画を見てみましょう。
大勢が見ているからと言ってあなたの好みに合うとは限りませんが、試しに見てみることで、改めて「自分の好み」がわかり、今後の検索に役立ちます。
また、映画などと同様に、知人やSNSに「オススメの動画があったら教えて」と直接的に聞いていくのも一手です。
鑑賞系③音楽鑑賞
音楽鑑賞も、感性を豊かにする趣味です。
好きなアーティストの楽曲や演奏は、あなたの感性を磨きます。
今は、公式音源を無料または定額で聴ける機会はたくさんあります。
邦楽、洋楽、懐メロ、クラシック、民族音楽など、ちょっとでも興味があるものを試しにどんどん聞いてみましょう。そうして自分の好きなアーティストや分野がわかってきたら、もっと深く探せるようになります。
また、「家で聴く」「ヘッドフォンで聴く」だけでなく、「ライブやコンサートを楽しむ」のは、生のアーティストを見ることができたり会場の一体感もあったりして、別の楽しさがあります。
気になるライブ・コンサートに試しに行ってみたり、そういう趣味がある人に「今度誘って」と声をかけたりしてみましょう。
鑑賞系④美術鑑賞
美術鑑賞は、視覚で感性を味わう趣味です。
美術作品を見れば、楽しい、悲しい、寂しい、美しいなど何らかの感情が浮かびます。
浮かび上がった感情の理由を自問することで、自分の感性に向き合えます。
こちらも、絵画、彫刻、陶芸、東洋、西洋、昔の作品、現代アートなどなど、分野は様々です。
「知識がないと楽しめないかも…」と思うかもしれませんが、知識がなくても感性は揺さぶられるものです。
実際に展示を見て興味を持つと、図録や関連書籍などで知識を求めるようになり、「より楽しめる」ようになります。
まずはお近くの公立美術館に行ってみるのが、一番ハードルの低いスタートではないでしょうか。
参考として、展覧会情報を掲載しているサイトの例をご紹介します。
インドアの趣味:運動系
続いては、インドアでもできる運動系の趣味を4つ紹介します。
- 筋トレ
- ヨガ
- ダンス
- シャドーボクシング
運動系①筋トレ
筋トレは、健康的かつ成長感を味わえる趣味です。
広い場所を必要としないので、インドアでも気軽にはじめられます。
運動不足を解消し、筋肉増量、姿勢改善、スタイル改善など、自分の成長が目に見えるのが利点です。
体験入会を行っているジムもありますので、気になるようなら探してみましょう。
また、最近は「オススメの筋トレ法」をアップしているYoutuberもいますので、そちらを見ながら実施するのもオススメです。
運動系②ヨガ
ヨガもインドアで気軽に行える運動系の趣味です。
ゆったりとした動きで、自分の体を整えて、姿勢や気持ちを穏やかにしてくれる作用があります。
目的に合わせた方法を行えば、腰が痛い、肩がこるなど、日常の悩みを解決可能です。
こちらも、ジム同様に体験入会を行っている施設やYouTube動画がありますので、興味があるなら探してみましょう。
運動系③ダンス
ダンスは、室内でできるストレス発散に適した趣味です。
自分の体で表現活動ができるとともに、運動不足を解消して体を強くするのにも効果的です。
社交ダンス、ヒップホップ、バレエ、ベリーダンス、コンテンポラリー、日本舞踊、その他民族ダンスなど、様々な候補が考えられます。
基本的にはスクール(教室)に通って習うことになります。「ダンス 教室(スクール)」などのネット検索を行い、興味のあるところに問い合わせてみましょう。
また、YouTubeなどでお手本を見て「とりあえず自分でやってみる」のもアリでしょう。
運動系④シャドーボクシング
シャドーボクシングも、インドアで気軽にできる趣味です。
テンポよくパンチを打つ動きで、ダンス同様、全身運動で体を引き締めつつストレスの発散が可能です。
本格的にボクシング(や他の格闘技)を始めるよりもハードルが低いでしょう。
基礎はジムなどで学んだ方がよいですが、学んだ後は継続に費用がかからないのも利点といえます。
実際にシャドーボクシングを行う中で、「本格的にボクシング(格闘技)を始めたい」という気持ちが芽生えると、趣味の範囲がより広がっていきます。
インドアの趣味:学習系
続いては、学習系の趣味の紹介です。
学習系の趣味は、楽しいだけではなく、(将来的に)仕事や実利につながることもあります。
今回紹介する学習系の趣味は以下の4つです。
- 英語
- プログラミング
- 読書
- その他、興味のある分野の勉強(学び直し)
それでは、詳細を見ていきましょう。
学習系①英語
科目や勉強が数ある中、特に英語学習は、視野を広げるのに適した趣味と言えるでしょう。
世界でも利用されている割合の多い英語を理解すれば、より多くの情報取得やコミュニケーションが可能になります。
仕事で必要とされる場面が多いのも利点です。
英語の勉強法は、英会話教室に通う、教科書で勉強する、外国人と交流できるアプリを使うなど、世の中に溢れている分、「どんな学び方をしたらいいのか」と迷ってしまうかもしれませんね。
人それぞれ「向いている勉強法」は異なりますので、一つの方法が向いていなかったとしてもあきらめず、いろんな方法を試してみましょう。
まずはお金をかけずに始めたい、ということであれば、「HelloTalk」や「HAMARU」などのアプリを試してみましょう。
お金をかけてもよいと思うのであれば、英会話教室や学習塾の体験入学を試し、向いているところがあれば入会してみましょう。
やや受験勉強的ではありますが、学び直しの方法については、コラム「勉強をやり直したい大人の方へ。教科別オススメのテキスト、動画などを教えます。」もご覧ください。
学習系②プログラミング
「趣味としてのプログラミング」とは、カンタンに言うと、パソコンやスマホで使えるゲームやアプリの開発などのことです。
プログラミング(プログラムの開発)は、ロジカルな思考と、モノづくりの楽しさを与えてくれます。
プログラムは、人間のようになんとなくの命令を聞いてくれません。
人間なら理解できる「あれやっといて」という命令も、「あれ」が何か定義しなければコンピューターには理解できないのです。
コンピュータが動作するプログラムを理解すれば、曖昧さをのぞいたロジカルな思考が得られます。
打ち込んだプログラムは目に見える形で動作するので、モノづくりの楽しさを経験できるのも利点です。
こちらも、プログラミング教室に通ったり、教科書を見ながら独学でやってみたり、という方法があります。
基本的にはパソコンが必要になりますので、現段階でパソコンを持っていないようであれば、初期投資はちょっとかかるかもしれません。
「プログラミングって、そもそも何?」ということからご存じない方も多いのですが、「ゼロから勉強を始める」という機会(楽しみ)は大人になるとあまりありませんので、未知のことにチャレンジする喜びもあります。
学習系③読書
読書は、幅広い分野の知識を獲得できる趣味です。
読書をすると、作者の感性・考え方、専門的な知識、物語の楽しみなど、様々な知識を仕入れ、想像力を膨らませることができます。
ただ、あまりにもジャンルが広いため、これまでに読書の習慣がない方にとっては、「何を読めばいいんだろう」とわからないかもしれませんね。
そんな方は、知り合いにオススメの本を聞いていく、書店(ネット書店含む)で「今月のベストセラー」を見るなどをして、その中から興味がありそうなものを読んでみましょう。
なお、「本の分野」は多岐に渡るため、数冊読んでみて「読書は向いていないな」と思っても、10冊くらいは試してみることをオススメします(図書館で借りれば、お金はかかりません)。
スマホやタブレットで読める電子書籍を利用する場合は、持ち運びも便利です。
そして、いわゆる「文字だけの本」だけではなく、マンガ・写真集・雑誌なども立派な読書ですよ。
学習系④その他、興味のある分野の勉強(学び直し)
興味のある分野の学習は、あなたの持っている知識に厚みを与えてくれる趣味です。
「興味のある分野」であれば、勉強が嫌いだという人も意欲を持って取り組みやすいと言えます。
「そう言えば自分は日本史が好きだったけど、高校卒業以来学んでいないなぁ…」と思うなら、日本史を学び直せるところを探してみましょう。
カルチャー教室、学習塾、習い事教室、先述した英会話教室・プログラミング教室など、学ぶ場所はたくさんあります。
教室に通わなくても、(何度も言いますが)YouTubeで関連動画を見たり、最新の教科書や参考書を購入したり、という勉強法もあります。
「自分は何に興味がある(あった)んだろうか…」と改めて自分を見つめ直すことで、学ぶ対象は浮かんでくると思います。
やや受験勉強的ではありますが、特にいわゆる5教科の学び直しについては、コラム「勉強をやり直したい大人の方へ。教科別オススメのテキスト、動画などを教えます。」もご覧ください。
インドアの趣味:モノづくり系
続いては、モノづくり系の趣味を紹介します。
モノづくり系の趣味は、自分の感性を形で表現することができます。
今回紹介する、モノづくり系の趣味は以下の8つです。
- 書道
- イラスト制作
- 切り絵
- アクセサリーづくり
- マンガ制作
- 小説執筆
- 家具制作
- 市販のものづくりグッズ
それでは、詳細を説明します。
モノづくり系①書道
書道は、芸術性の高い趣味です。
書体も流派も様々です。毛筆だけではなく硬筆書道やペン習字もあります。
書道教室はたくさんあり、通信教育でできるところもありますので、気になるなら調べてみましょう。
特にペン習字の場合は、芸術性だけではなく、「字が綺麗になる」という実利もあります(有名なところでは、マスコットキャラクターの美子ちゃんが有名な「日ペンのボールペン習字講座」があります。
モノづくり系②イラスト制作
イラストも、芸術的な趣味です。
自分好みの絵を描けるようになる楽しみもあり、手先が器用になる、洞察力や観察眼が磨かれる、という実利もあります。
ジャンルも、マンガっぽいもの、写実的なもの、似顔絵など、自由に選べます。
紙とペンさえあれば始められる気楽さもあります。最近ではタブレットなどでも可能です。
自分で好きな絵柄を写し描きする方法もありますし、理論から学べる教室や通信講座で学べるところもあります。
描いたイラストをSNSなどに載せると、感想ももらえます。
こちらも、うまくいくようであれば、副業でのイラスト販売ができるようになるでしょう。
「自分でイラストをイチから描くのは向いてないな…」と思う場合は、塗り絵を趣味にする(塗り絵から始める)という方法もあります。
似たような例としては、油絵、水彩画、版画、日本画、彫刻などがあるでしょう。
モノづくり系③切り絵
切り絵も、気軽に始められるよい趣味です。
紙とカッターさえあればはじめられますし、製作のコツもYouTubeで探して学べます。
こちらも教室はありますが、書道やイラストなどの教室と比べると少ないかもしれません。ですので、「実際に先生に習いながらやってみたい」と思う方には若干ハードルが高くなるかもしれません。
ですが、「みんなの切り絵展」のように、方法や図案を紹介するウェブサイトもあります。
繊細な作業なので、集中力と平常心も鍛えられるでしょう。
でき上がった切り絵は、額に入れて飾ることもできます。
モノづくり系④アクセサリーづくり
アクセサリーづくりは、特に手づくりの楽しさを味わえる趣味と言ってよいでしょう。
ピアス、ブレスレット、ネックレスなど様々なアクセサリーは、自分でつくることができるのです。
こちらも、「アクセサリーづくり教室」のようなネット検索をすると、たくさん教室が見つかると思います(本格的に職人を目指すための教室もあります)。
(いったん)一人でやってみたい場合は、ハンドメイドキットを利用するとよいでしょう。
「アクセサリー ハンドメイドキット」などでネット検索をすると通販サイトが見つかりますし、東急ハンズやロフトのような雑貨屋さんに行くと現物を見ることができます。
また、「アクセサリー作成 初心者」などでネット検索すると、様々なアイデアを紹介するサイトも見つかります。
慣れていくうちに、様々な素材を利用して作成できるようになります。
あなただけの独創的なアクセサリーを作ることができれば、販売することもできますよ。
モノづくり系⑤マンガ制作
マンガ制作も、クリエイティブな趣味です。
自分が思い描いたストーリーを形にするマンガ制作では、表現力や独創力が養われます。
絵を描くことで、手先の器用さや集中力も養われていきます。
マンガは、人に物事をわかりやすく伝えると手段としても有効です。
「紙とペン」があれば最低限のことができます。逆に、アナログにしろデジタルにしろ、画材に凝ろうと思えばいくらでも凝ることができます。
また、完成した作品は、ネットで匿名で公開することもできるので、たくさんの人に自分の物語を伝えられますし、感想を聞くこともできるでしょう。
マンガの描き方も、教室や参考書がたくさんありますので、興味があるなら探してみましょう。
マンガ制作の中でも、シナリオづくりの点で特に初心者にオススメの書籍は、『どんなストーリーでも書けてしまう本』です。
この本は、次項「小説執筆」でも参考になります。
モノづくり系⑥小説執筆
文字だけで物語を表現したい人や、物語を考えるのは好きだけど絵を描くのは苦手という人は、小説を書くのもよいでしょう。
小説を書けば、物語の構成をまとめる思考力、言葉による表現力が高まります。
こちらも、マンガ同様、完成した作品はインターネットで発表できますし、紙に印刷することもできます。
また、教室や参考書がたくさんあることも同じです。
文字による創作、という意味では、短歌、俳句、漢詩などもあります。
思考力と表現力が高まれば、社会生活でも有利です。
モノづくり系⑦家具制作
モノづくりが好きな人は、家具制作もよいでしょう。
家具制作は、「つくることが楽しい」ことに加え、自分がほしい家具をつくり、生活の中で実際に使えるという利点があります。
ちょうどいいサイズの椅子がほしい、ちょっとした机がほしいなど思った際に、ちょうどよいものを既成品で探しだすのは容易ではありません。
そんなときに家具づくりができれば、自分の求める最適なサイズの家具を手に入れることが可能です。
教室は、「木工教室」などでネット検索すると見つかる…のですが、「どこにでもある」とは言えません。
また、木材加工の経験などがなければ、最初から自分で木材などの購入・加工を行うのは難しいでしょう。
そんな人には、最初のうちは、組み立て式の家具で練習するという方法があります。
本格的に興味が出たり、腕が上達したりすると、ちょっと遠方でも教室を探そうかな、という気持ちになると思います。
また、大掛かりな家具制作でなくても、100円ショップで買えるものを中心に、既存家具のアレンジなどの「低コストでモノづくり」もあります。
インテリアや家具という意味では、(これも教室がどこにでもあるとは言えないのですが、)陶芸、ステンドグラス、ドールなどの例もあります。
そして、腕やセンスがよければ、制作販売などの副業にできることもあります。
モノづくり系⑧市販のものづくりグッズ
これまでに紹介してきたものは、わりと「自分でつくろう」というクリエイティブなものが多いのですが、それにはハードルが高いと思う方もいらっしゃるでしょうね。
そんな方には、市販のものづくり系のグッズがオススメです。
例えば、パズルやプラモデルなどです。
完成形が見えているので、全くのオリジナル創作に比べて、ゴールに向かって何かをする実感が掴みやすいのが特徴です。
完成した作品を飾ることもできます。
市販のグッズだけでも十分に楽しいのですが、作成していくうちに、オリジナルをつくりたいと思うようになるかもしれませんよ。
インドアの趣味:演奏系
演奏系の趣味は、楽器一つで始められる気軽さがあります(お住まいの環境によっては、防音環境や有料練習場の利用は必要になるかもしれませんが)。
また、楽譜を見て演奏すること、指や体を全て使うことで、脳も活性化します。
今回紹介する演奏系の趣味は、主には下記の7つです。
- ギター
- ピアノ
- フルート
- トランペット
- ドラム
- ボーカル
- 作詞作曲
全てに共通して言えることは、「似た楽器もある」ということです。後述しますが、「ギターとウクレレ」「ピアノとキーボード」などです。
実際に購入する前に、楽器屋さんやネットの動画などでそれぞれの音色・料金・大きさの違いなどを確認したり、音楽教室の体験入学を試したりすることで、より好きなものが見つかると思います。
詳細を見ていきましょう。
演奏系①ギター
ギターは汎用性が高いため、趣味として始めるにはハードルが低い楽器です。
ギターそのものも、教室・教材も、発表の場も、たくさんあります。
一人で演奏してもいいですし、初心者同士でバンドを組みときにも重宝されるでしょう。
また、コードを抑えたり動かしたりと指先が器用になるという点も利点でしょう。
弦楽器では、ウクレレもオススメです。
弦の数が4つとギターよりも少ないので、初心者が手をつけやすいためです。
また、ギターよりも軽いので、持ち運びも便利で、気軽にもっていけるのも利点です。
ウクレレの教室・教本もたくさんありますし、ハワイアンな雰囲気は理屈抜きになんだか楽しくなるものです。
弦楽器は、他にベース、バイオリン、バンジョー、チェロ、ビオラ、ハープ、琴、三味線などがあります。
演奏系②ピアノ
ピアノは音域が広く、色々な曲を表現することができます。
「指で鍵盤を押すだけで、決まった音が出る」というカンタンさがあります。一方で、本格的な演奏に向けては指づかいや足づかいの大胆さ・繊細さなどが求められ、多くの表現力を身につけることが可能です。
ギター同様に教室・教本はたくさんあります。ただ、自分のピアノがほしい場合は、「置く場所が必要」「持ち歩けない」という意味で、弦楽器よりもちょっと大変かもしれません。
「興味はあるけど、家には置けないな…」と思う方は、小型の電子ピアノやキーボードもありますので、そちらも見てみましょう。
鍵盤楽器には、他に、オルガン、エレクトーン、アコーディオン、木琴、鉄琴などがあります。
演奏系③フルート
フルートは、その美しい音色だけでなく、腹式呼吸によって健康になれる演奏楽器です。
フルートの演奏では、普段の呼吸法とは違う、深い呼吸の腹式呼吸が必要になります。
そうした腹式呼吸ができるようになると、「全身の血液循環で首や肩コリも解消」するのです。(参考:厚生労働省こころの耳「呼吸法と基礎」)
笛のような楽器には、他に、オーボエ、ピッコロ、リコーダー、オカリナ、ハーモニカ、尺八などがあります。
演奏系④トランペット
トランペットも、フルートと同様に腹式呼吸の求められる楽器です。
オーケストラや吹奏楽、ジャズやポップスにも欠かせないトランペットは、非常に迫力のある音を出します。
フルート以上に強い呼吸を求められるので、鍛えられる心肺能力の高いのが特徴です。
似た楽器には、ホルン、トロンボーン、チューバなどがあります。
演奏系⑤ドラム
腕を振るって演奏するドラムは、迫力ある音をリズミカルに奏でることができます。
また、鍵盤楽器同様に「叩けば音が出る」ので、テクニックがなくても思い切り音を出せて、ストレス解消につながります(もちろん、本格的な演奏を目指すのであればテクニックは必要です)。
ただし、他の楽器と違って、基本的には単独でメロディーを奏でることができません。
また、「大小のドラムとシンバル」のようなフルセットでは、他の楽器に比べて保管や持ち運びに手間がかかる可能性はあります。
打楽器には、他に、マリンバ、コンガ、ジャンベ、和太鼓、スティールパンなどがあります。
演奏系⑥ボーカル
楽器演奏ではなく、自分で歌うことも趣味の一つです。
単純に「楽譜どおりに歌えると楽しい」でしょう。また、大声を出すことはストレス発散にもなりますし、感情を込めたり、技術を使ったりして歌えるようになると、なお楽しくなります。
通えそうなボーカル教室があるか、ネットで検索してみましょう。
いわゆる「カラオケが上手くなる」といった意味のボーカルに限らず、合唱、オペラ、詩吟などといった候補もあります。
演奏系⑦作詞・作曲
作詞・作曲も楽しいでしょう。
こちらも、教室や参考書はたくさんあります。
試行錯誤しながら自分の想いを込めた楽曲と歌詞が完成していくのは、楽器演奏とも小説執筆とも異なる喜びがあります。
「せっかくつくっても、発表の機会がないなあ…」と思う方がいるかもしれませんね。ですが、現代では、ボーカロイドソフトや電子音楽ソフトを使ったネット公開も可能です(もちろんボーカロイドの勉強も必要になりますが)。
また、詞と曲をネットや教室の仲間に公開することで、その人たちのバンドなどが実演することもありますよ。
インドアの趣味:生活系
続いては、生活にまつわる趣味を紹介します。
生活系の趣味は、実用的で利用場面が多いので、一度学べば一生涯を通じて役に立つものが多いです。
今回紹介する、趣味は以下の4つです。
- お菓子づくり
- 掃除・片付け
- 料理
それぞれ、詳細を説明しますので見ていきましょう。
生活系①お菓子づくり
お菓子づくりは、プレゼントなどにも使えて、人に喜ばれやすい趣味です。
自分が食べるお菓子をつくってもよいですし、家族・友達・恋人などのためにつくってプレゼントしても楽しめます。
誕生日、記念日、ふとしたタイミングでお菓子をつくって持っていけば、友達にもきっと喜ばれるでしょう。
お菓子づくりは自分を満たすだけでなく、人を喜ばせることのできる趣味と言えます。
本格的に実施するためにはオーブンや専用の調理器具が必要になることもあります。ただ、「まずはちょっとやってみよう」という段階なら、一般的に家庭にあるオーブンレンジやフライパン・鍋で作成できるものもありますし、カンタンな「ゼリーづくりセット」のようなものはスーパーでも売っています。
より具体的には、「お菓子 初心者」などの検索で、本やレシピを探してみましょう。
以下の書籍は、初心者にオススメです。
生活系②掃除・片付け
掃除は、人生において非常に有効な趣味です。
清潔で整った環境で過ごせるようになるだけではなく、掃除や片付けができる人は、他人からの信頼も得られます。
日常の掃除や家の片付けを学ぶ方法は、一つには、「得意な人に来てもらって、一度やってもらって参考にする」という方法があります。
信頼できる人に、「掃除・片付けをきちんとやっていきたいから、協力してほしい」と頼んでみましょう。
他に、掃除・整頓の方法を説明する本や動画もありますので、いくつか探してみて自分に合いそうなものを試すという方法もあります。
また、ものを捨てる方法としては、「こんまりメソッド」や「断捨離」がありますので、試してみてはいかがでしょうか。
ただし、「自分のもの」以外は、勝手に捨ててはいけませんよ。
生活系③料理
料理は、汎用性が高く、生涯に渡り役に立つ趣味です。
お菓子と同様に、自分だけでなく他人も満たすことができます。
また、食の話題は万国共通のものなので、「得意料理」がつくれるようになれば、人とのコミュニケーションにも役立つでしょう。
こちらも、専門的に実施したい場合は食材や調理器具などを本格的に揃える必要があります。ですが、一般的なレシピ本に載っているレベルであれば、スーパーやホームセンターで揃えられます。
また、基本から学びたい場合は、初心者向けの料理教室に通うことをオススメします(知り合いに聞いたりネット検索をしたりして、自分に合いそうなところを見つけてみましょう)。
基本はできるけれど、趣味というほどではない…という場合も、料理教室で改めていろいろなものをつくってみるうちに、「自分の好きな方向性」がわかってくると思います。
他には、興味のある分野のレシピ本のメニューを一通り試してみるのもオススメです。
書籍『定番 日本人に愛され続けてきた和洋中の家庭料理』は参考になります。
また、料理の中でも「そば打ち」「製麺」「寿司」「パンづくり」など、何かに特化するという方向性もあるでしょう。
ちょっと変わったところでは、料理マンガに出てくるレシピを実践してみる、という趣味もあります。
『クッキングパパ』『きのう何食べた?』『衛宮さんちの今日のごはん』のレシピは、一般の家庭でも実施しやすい部類ではないでしょうか。
また、『めしにしましょう』も、面白い料理を紹介しています(上の3つに比べると、やや難易度が高いです)。
趣味の活かし方
鑑賞、運動、創作、演奏、調理など、様々なインドアの趣味があることはご理解いただけたと思います。
さて、趣味は、「ただ楽しいだけ」で全く問題ありません。そしてその上で、楽しい以外にもたくさんの魅力があるのです。
ここからは、趣味をはじめた後の、趣味の活かし方についての紹介です。
趣味に関して、あなたの人生を豊かにする魅力を紹介するので、見ていきましょう。
目標ができて人生が豊かになる
趣味を通じて目標ができれば、人生が豊かになります。
もしあなたが「何もやりたいことがない」「時間を無駄にしている気がする」という焦燥感を持っているのであれば、その原因は、目標の欠如です。
自分が楽しいと思う趣味を始めれば、もっと上達したい、知識を広げたいという欲求が自然と生まれます。
成長欲求は目標を産み、目標の達成は達成感と次の目標を産みだすでしょう。
趣味は、人生を豊かにするきっかけとなるのです。
形にできれば仕事にも繋がる場合もある
趣味を通じて何かを形にできれば、それが仕事に繋がる場合もあります。
あくまで単純化した例ですが、次のような形で、趣味の延長が副業や本業になることがあるのです。
- 趣味の小説執筆から、本格的に小説家になる
- 好きな動画を見るうちに、より自分好みの動画を作成したくなり、実際に作成・公開して広告収入を得る
- 販売できるようなモノをつくる
もちろん、「趣味はカンタンに収入になる」とは言いません。また、そもそも趣味とは「収入・仕事につなげるぞ!」という思いで始めるものではないかもしれません。
ですが、最初は小さな興味からはじめた趣味であっても、続ければ収入・仕事につながりうる、ということは、趣味を探す・楽しむモチベーションにつながるかもしれません。
また、一部いらっしゃる「『楽しいだけの趣味』を行うことに罪悪感や浪費感を覚えるため、趣味を楽しめない」という方にとっても、「これは将来につながる可能性がある」と思うことで、そうした心配をなくす(減らす)ことができます。
友達や仲間ができることがある
特に集団で行う趣味や、趣味で教室に通う場合は、実演や授業を通じて交流があります。
「同じ趣味を楽しむ人たち」は、共通の話題や興味があるため、友達になりやすいと言えるでしょう。
一人で行う趣味でも、ネットなどでその成果を公開することで、そこから新たな人間関係が生じることもあります。
結果として友達ができる場合もあれば、友達ができることを期待して趣味を始める場合もあるでしょう。
趣味は、その内容そのものだけでなく、楽しい人間関係を築くきっかけにもなるのです。
なお、「友達をつくるために趣味を始めるなんて不純だよ」と思う方もいるかもしれませんね。
確かに、その「趣味」に全く興味がないようであれば周りにも迷惑をかけたりします。ですが、本当にその「趣味」に興味を持っているのであれば、「友達づくり」というもう一つの目的があっても、それはダメなことではありませんよ。
情報をまとめれば誰かのためになる
手に入れた情報をまとめて公開するだけでも、誰かの役に立てます。
ブログ、SNS、YouTubeなどで趣味を通じて得た知識を公開すれば、新たにその趣味を始めたい人の助けになり、すでにその趣味を楽しんでいる方の参考になるでしょう。
美味しくできた料理のレシピ、演奏で発見したコツ、続けることで発見した運動のコツなど、自分が苦労して発見したノウハウは、多くの人の助けとなる有益な情報です。
趣味を通じて情報を公開することで、新たな仲間が見つかることもあるでしょう。
趣味を通じて得た経験は、整理して共有すれば、誰かに貢献できるのです。
また、そうした「情報まとめ・公開」も含めて趣味になることもあります。
まとめ
インドアでできる30種類の趣味を紹介しました。
趣味はインドアで気軽にできるものも多く、楽しいだけでなく人生を豊かにしてくれるものです。
続ければ成長する楽しみを学べ、情報を共有すれば誰かの役にもたてます。
人生を豊かにしてくれる趣味ですが、誰もは最初は何が好きかはわからないものです。
試してみてはじめて、合う、合わないといった、自分の好き嫌いを知るきっかけにもなります。
まずは興味のあるものを、できる範囲からはじめみましょう。
さて、私たちキズキ共育塾は、一人ひとりに寄り添う完全個別指導塾です。
生徒さん一人ひとりの目的に合わせて授業を実施しますので、趣味として、または何かの明確な目的があって「勉強したい」と思っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、授業では、勉強だけではなく、日常の雑談も可能です。趣味に関する雑談を通じて、今回は紹介していない別の趣味を見つけることもできると思います。
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