不登校・ひきこもりの子どもに親がやってはいけない5つのことと、7つの対応策
こんにちは、不登校や引きこもりのお子さんを完全個別指導でサポートする「キズキ共育塾」の佐崎唯です。
あなたはお子さんが不登校やひきこもりの状態にあり、以下のような悩みを抱えていませんか?
- 「ひきこもっている子どもになんと声をかけたらいいかわからない」
- 「学校に行くのを嫌がるが、無理に行かせていいのだろうか?」
- 「子どもへの接し方が合っているかどうか、心配だ……」
本コラムでは、そのようにお悩みのあなたのために、不登校やひきこもりの子どもへの接し方で「やってはいけないこと」や「対応策」を解説します。
さらに、実際に不登校やひきこもりを経験した筆者自身の体験談も紹介します。
最初にお伝えしますと、大前提として大切なのは「家庭だけで抱え込まず、サポート団体を積極的に利用すること」です。
お子さんが不登校やひきこもりのあなたの参考になれば幸いです。
共同監修・不登校ジャーナリスト 石井志昂氏からの
アドバイス
このコラムに書かれた対応策を意識してみましょう
このコラムに書かれた「不登校の子どもに対して親御さんがやってはいけない5つのこと」は、とても参考になります。
必ずと言っていいほど、親がやってしまうNG行動が書かれているからです。
しかも、「わかっていてもやってしまう」たぐいのものばかりです。
「不登校・ひきこもりから復帰するための対応策」に書かれた内容を意識することで、NG行動がぐっと減り、お子さんが明るく前向きになるケースが多いです。
ぜひ試してみてほしいと思います。
目次
不登校・ひきこもりの定義
まず、不登校とひきこもりの公的な定義を確認しましょう。
文部科学省による不登校の定義は、以下のようになっています。
「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的理由による者を除いたもの」
厚生労働省によるひきこもりの定義は、以下のようになっています。
様々な要因の結果として社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)
以上を受けて、不登校・引きこもりの定義を簡潔にまとめると、次のようになります。
年間30日以上、(病気や経済的理由を除いて)学校を欠席すると不登校
6か月以上社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊)を回避して家庭にとどまり続けているとひきこもり
上記定義によると、例えば「欠席が年間29日」や「家庭にとどまり続けて、6か月経っていない状態」は、公的な不登校・引きこもりの定義には当てはまらないということになります。
公的な定義に当てはまらない場合でも、親御さん・お子さんのお悩みは変わらないことでしょう。
この記事の内容は、公的な定義に当てはまらない場合でもお役立ていただけます。
不登校・ひきこもりの子どもにやってはいけないこと
ここからは、不登校・ひきこもりの子どもにやってはいけないことを、書籍やキズキ共育塾の知見を参考に紹介していきます。
ただ、これまでに下記のようなことを行っていたとしても、不安になったり、ご自身を責めたりしないでください。
後の章で親御さんにしていただきたいことも紹介しますので、サポート団体なども利用しつつ、「いま」のお子さんと向き合えば大丈夫です。
①保護者だけで解決しようとする
子どもが不登校やひきこもりの状態になったとき、なかなか人に相談することができず、保護者のみで解決しようとしがちです。
しかし、保護者だけで解決しようとするのはやってはいけない行動のひとつです。
書籍『「ひきこもり」考』では、日本では不幸を自分の「中」で対処する傾向が少なからずあり、その傾向が日本人の「恥」の意識と連動してひきこもり傾向に拍車をかけることが指摘されています。
学校に行かず、引きこもっている本人には「ひきこもっている自分」に対する恥の意識があります。
親がひきこもりの子どもが家庭内にいることを恥ずかしいと感じると、そのことを子供の側も敏感に感じ取り、家庭内で子どもが親から引きこもるようになります。
こうして家族全体がコミュニティから引きこもると、ますます怒りや苦しみを内包し、家庭という狭い領域の中でぐるぐると増大させるのです。
このような状況を防ぐために、子どもが不登校やひきこもりの状態になったら、家族のみで抱え込まず、積極的に外部の支援を得ましょう。
公的機関では、以下のような施設が不登校やひきこもりのサポートを行っています。
教育支援センター
- 区市区町村委員会が設置する施設です。
不登校生徒の学校復帰・社会的自立を支援するため、教科の学習、体験活動、カウンセリングなどを行います。 - 全国の一覧はこちらです。
精神保健福祉センター
- 心の病気に関する困りごとの相談に対するアドバイス、医療機関や支援機関についての情報提供、精神科デイケアなどのプログラムを行います。
- 全国の一覧はこちらです。
ひきこもり地域支援センター
- すべての都道府県・指定都市にある、行政が運営するひきこもりに特化した相談窓口です。社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を持つ支援コーディネーターが中心となって相談支援などを行います。
- 全国の一覧はこちらです。
地域若者サポートステーション
- 15歳~49歳までを対象に就労支援をしている機関です。「身近に相談できる機関」としてすべての都道府県に設置されています。
- 全国の一覧はこちらです。
また、公的機関は他にもあり、医療機関、教育機関、NPO法人をはじめとする民間機関などでも様々な支援が展開されています(私たちキズキ共育塾もその一つです)。
不登校やひきこもりは社会問題となっており、行政・民間を問わず様々な機関が支援活動を行っています。誰にでも起こりうることだと考えて、保護者のみで抱え込まず、積極的にサポート団体を探し、支援を求めましょう。
②無理やり登校、外出させる
お子さんが不登校だと、無理にでも登校させるべきか毎日悩まれていると思います。
早く復帰してほしいとの思いから登校や外出を急かしがちです。ですが、無理やり登校、外出させることはやってはいけないことのひとつです。
不登校やひきこもりの解決方法を研究した論文「『不登校』の問題とその解決」では、「不登校やひきこもりの初期は休ませることが基本であり、学校以外に居場所を作ったのち、保健室登校などの段階を踏んで徐々に登校していくことが有効である」とされています。
無理やり行動を強制することで、保護者に反発するようになると、誰の言うことも聞かずに閉じこもるようになり、「回復」までの時間が長期化することがあります。
何よりも大切なのは子どもと保護者との信頼関係だということを念頭に置き、子どもの話を受け入れる姿勢を見せることが重要です。
③原因を子どもに問いただす
子どもが突然不登校やひきこもりになった場合、「いったいなぜ自分の子どもが?」という不安から、本人に原因を問いただすことがあると思います。
しかし、不登校やひきこもりの原因を本人に問いただすことは、やってはいけない行動のひとつです。
なぜなら、ひきこもりや不登校には明確な理由がないか言語化できない場合も多く、教師ですら正確な原因を把握できていないため、本人を余計に混乱させるからです。
不登校やひきこもりの「回復」に関する研究の論文では、当事者と学校側の認識の齟齬について指摘されています。(参考:駿河台大学教職論集「不登校・ひきこもりの回復に関する研究 その2:原因の変遷と学校の使命」)
文部科学省の「令和2年度不登校児童生徒の実態調査(PDF)」によると、「最初に学校に行きづらいと感じ始めたきっかけ」が「先生のこと」である割合は、小学生では最多の30%、中学生では3位の28%でした。
しかし、文部科学省が同時期に教師を対象に実施した別の調査のデータからは、教師が認識している「不登校の要因」では、教師との関係はわずか1.9%であり、その乖離が極めて大きいことが明らかになったのです。(参考:文部科学省※PDF「学校調査」)
原因を本人に問いただすことは、教師や周囲の人間との認識の違いから余計に本人を混乱させる可能性があります。
また、いじめなどで不登校になった場合も、まずは不登校やひきこもりになっている状態からの「回復」を最優先にすることで、事態を悪化させないための適切な対応をすることができます。
④感情的に接する
不登校やひきこもりの子どもに対して感情的に接することは、やってはいけないことのひとつです。(参考『「ひきこもり」考』)
不登校やひきこもりからの「回復」過程で、家族が信頼関係を築くための適切な関わり方を身につけることは非常に重要です。
家族はひきこもり状態にある人に対して関わる時に叱咤激励を行い、ひきこもっている人を「追い詰める」ことをしがちです。
感情的に接することは、本人の不信感を強める原因となるため、なるべく冷静な対応を心がけましょう。
また、お子さんの状況に関連して親御さんの気持ちが沈んでいる姿や、お子さんが何か「できなかったこと」があるときに落胆する姿なども見せない方がよいでしょう。
家族関係の回復の初期は受容・共感を強調し、その後指示を含んだポジティブなコミュニケーションを用いるのがよいとされています。
家族間でのコミュニケーションを徐々に増やしていき、本人の緊張をほぐすことが早期回復につながります。
⑤保護者が決めたルールを押し付ける
ひきこもり・不登校への対応においては、段階に応じた適切な対応が心理学の臨床領域で研究されています。(参考:「ひきこもりに関する調査の現状と今後の課題」、「不登校に関する調査研究協力者会議(令和3年度)」)
保護者が作ったルールを強制することは、やってはいけないことのひとつです(例:「週に○回は登校しなさい」「必ず1時間目から行きなさい」)。
これらのルールが子どもにとってさらなる負担になり、保護者に反発するようになる場合があります。
まずは本人の希望を尊重し、カウンセラーや教員と適宜相談しながら対応を考えることで、保護者との信頼関係を築くことができ、早期の「回復」につながります。
筆者の、不登校・ひきこもりから復帰した体験談
ここからは、実際に不登校・ひきこもりから「回復」した体験談を紹介します。
①学校に行かなかったときの心理
筆者自身、ひきこもりと不登校を経験しています。
きっかけは、高校の通学時、通勤ラッシュの人混みで吐き気を催すようになったことでした。
最初は単なる体調不良かと思っていました。ですが、学校に近づくほど腹痛がひどくなったり何時間も涙が止まらなくなったり、気持ちが落ち込む症状が持続したりするようになりました。
毎日朝起きることがつらくなり、学校に行きたくないという気持ちが強くなりました。
②保護者の対応で嬉しかったこと/つらかったこと
嬉しかったことは、朝からではなく、途中からの登校を許してくれたことでした。
朝起きることができなかったとき、午後からでもいいと言ってもらえたことで、気持ちがかなり楽になりました。
朝の混雑や周囲の騒音から離れて、ひとり登校をできたことが、ストレスの軽減になりました。
つらかったことは、「なぜ高校に行けないのか?」と聞かれることでした。
自分自身も何が原因でこれほどつらいのかわからないまま、身体と心の症状に悩まされていました。
「わからないことを聞かれてもわからないよ!」という気持ちで、反発することがありました。
③学校に行けるようになったきっかけ
コロナ禍で学校が長期休暇に入ったのですが、その後は徐々に通えるようになりました。
長期間休む期間を置き、短時間登校することを繰り返したことがよかったのだと思います。
不登校・ひきこもりから復帰するための対応策
ここからは、私たちキズキ共育塾の知見に基づき、また不登校に関する論文「『不登校』の問題とその解決(山崎勝之(2022)、鳴門教育大学研究紀要)」も参考にしながら、実際の対応策を紹介していきます。
対応策①専門家につなぐ
不登校やひきこもりから復帰するために最初にするべきことは、専門家にいつでも相談できるように支援を求めることです。
「問題」の解決のために重要なのは、保護者のみで問題を抱え込まないことです。
学校の心理カウンセラーから専門的な医師を紹介してもらったり、公共機関や民間機関の不登校・ひきこもり支援施設にすみやかに連絡したりましょう。
不登校の原因は様々であるため、本人や家族の努力だけで解決しようとせず、事態が悪化する前に専門家に繋ぐことが重要です。
次項以下で紹介する対応策につきましても、「実際の、あなたのお子さん」に対して具体的にどのように実施できるかは、サポート団体と話をする中でわかっていくと思います。
対応策②休ませる
不登校に関する書籍では、不登校初期は登校させずに休ませるのが基本とされていることがあります(例:『登校拒否児―学校ぎらいの理解と教育(平井信義の児童相談2)』、「学校に背を向ける子ども―なにが登校拒否を生みだすのか』)。私たちキズキ共育塾の実感としても、無理に学校に行かせることは良策とは言えないと思います。
学校への連絡は「家族から担任」を基本として、状況の報告や情報交換ぐらいに留めます。学校のことに触れて刺激しないようにしましょう。「手をかけずに目をかける」態度が重要です。
対応策③暴力などがある場合は、毅然とした態度で対応する
不登校の子どもが暴力的になることがあります。その場合は、警察へ通報することも視野に入れ、毅然とした対応をしましょう。
精神科医の斎藤環氏は、「暴力に耐えられなければ、別の場所に避難するべき」と述べています。(参考:『改訂版 社会的ひきこもり(PHP新書)』)
避難後の連絡は数分以内の電話限定とし、「暴力を振るわないから戻ってほしい」という子どもの誘いに乗らないようにしましょう。
警察官職務執行法(警職法)では、『「応急の援護を要すると信ずるに足りる相当な理由のある者」は保護の対象(3条)となる』とされています。(参考:e-Gov「警察官職務執行法」)
警察官職務執行法における保護の対象について、具体的には、「精神錯乱又は泥酔のため、自己または他人の生命、身体又は財産に危害を及ぼす虞れのある者」とあります。
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(精神保健福祉法)では、「保護された者に精神障害が疑われ、自傷他害のおそれが著しい場合は、警察官通報(23条)し、その後、保健所による調査から、精神保健指定医による診察、措置入院に至ることがある(29条)」とされています。(参考:e-Gov「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」)
自分の子どもに暴力を振るわれると、ショックのあまり感情的な対応をしがちです。しかし、反発するエネルギーがあるということは「回復」の兆候でもあります。
毅然とした態度で接し、世間体を気にせずに警察への通報をするなど、外部に積極的に相談することが重要です。
対応策④充電期間を与える
不登校やひきこもりの子どもが自分の部屋に閉じこもって怠惰に過ごしている「と見える」場合は、「充電期間」だと思って対応しましょう。
具体的には、以下の対応になります。
ひきこもっている子どもへの具体的な対応
- 部屋の掃除はしない
- 風呂や着替えは本人の希望に任せる
- 洗濯かごに出すなら洗濯はする
- 決まった小遣いを与える(不定期、不定額にしない)
怠惰に過ごしている「と見える」子どもに対して、焦りや怒りの感情をおぼえても、なるべく干渉しないようにしましょう。
この段階では、手をかけたい気持ちに耐えることが重要です。
対応策⑤活動の場や材料をさりげなく示す
不登校やひきこもりの子どもが閉じこもって過ごしていた状態から変化し、活動の兆候が出てきたときには、本人の興味が持てることをさせます。
適応指導教室やフリースクールなどの場があるという情報を伝え、徐々に生活リズムを整えて、他人との交流を増やします。
ただ、「本人に何も言わず、フリースクールの資料だけをそっと置いておく」などの対応は、オススメしません。理由としては、「親は自分に何かを言うのをあきらめたんだ」と思ったり、「親が小細工を仕掛けている」と思って嫌がったりすることが多いからです。
対応策⑥段階を踏んで学校に行く
不登校やひきこもりの子どもが再登校を試みる段階に来たときも、あくまで本人の希望を尊重します。
最初は校門まで行くだけにとどめ、やがて保健室に入る、体育館や無人の教室に入るなど、行きつ戻りつ教室に復帰する計画を立てます。
この段階ではとにかく焦らないことが重要であり、認知行動療法の漸進的接近法やエクスポージャー法などが有効であるとされます。
認知行動療法とは、状況解釈の仕方である認知を合理的に変えることで、感情や行動の問題を「治す」ことができると考える療法です。
あくまでも本人の意志で「学校に行きたい」「外に出たい」と思えるように動機付けをしていくことが重要です。
ただし、不登校の「次の一歩」は、「いま所属している学校への登校再開」とは限りません。
転校したり、登校を再開しないまま勉強を塾で行って進学したり、といった方法もあることを覚えておくと、お子さんに合った選択肢を見つけやすくなると思います。
対応策⑦メンタルケアを継続する
不登校やひきこもりの子どもの登校意欲が高まって、登校できる日数が増えてきたら、学校の心理カウンセラーと連携して心のケアを継続します。
決して無理をせず、保健室登校や午後から登校することを許可するのも有効です。
親御さん自身の心のケア
ここまで不登校やひきこもりの対応策を紹介してきました。
不登校やひきこもりの「回復」には、難しい側面が多々あります。
原因の見極めが難しく、試行錯誤は当然だと思わなければなりませんし、根気よく対応する覚悟が必要になります。
このような状況の中で、親御さん自身の心のケアがとても大切です。親御さんが元気に過ごされている姿を見て、子どもも安心して関わることができます。
具体的には、以下の方法がオススメです。
親御さんの心のケアにオススメの方法
- 一人で抱え込まず、積極的に周囲の人に相談する
- 気分転換に出かけ、お子さんの興味をそそりそうなものを見つければ紹介する
- お子さんの心理カウンセラーに親御さん自身もカウンセリングしてもらう
不登校やひきこもりは年々増加しており、同じ悩みを抱える人たちはたくさんいます。
決して無理をせず、親御さん自身の人生を楽しむことが、やがては子どもの回復に繋がります。
参考:学校休んだほうがいいよチェックリストのご紹介
2023年8月23日、不登校支援を行う3つの団体(キズキ、不登校新聞、Branch)と、精神科医の松本俊彦氏が、共同で「学校休んだほうがいいよチェックリスト」を作成・公開しました。LINEにて無料で利用可能です。
このリストを利用する対象は、「学校に行きたがらない子ども、学校が苦手な子ども、不登校子ども、その他気になる様子がある子どもがいる、保護者または教員(子ども本人以外の人)」です。
このリストを利用することで、お子さんが学校を休んだほうがよいのか(休ませるべきなのか)どうかの目安がわかります。その結果、お子さんを追い詰めず、うつ病や自殺のリスクを減らすこともできます。
公開から約1か月の時点で、約5万人からご利用いただいています。お子さんのためにも、保護者さまや教員のためにも、ぜひこのリストを活用していただければと思います。
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」はこちら(LINEアプリが開きます)
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」作成の趣旨・作成者インタビューなどはこちら
- 「学校休んだほうがいいよチェックリスト」のメディア掲載・放送一覧はこちら
私たちキズキでは、上記チェックリスト以外にも、「学校に行きたがらないお子さん」「学校が苦手なお子さん」「不登校のお子さん」について、勉強・進路・生活・親子関係・発達特性などの無料相談を行っています。チェックリストと合わせて、無料相談もぜひお気軽にご利用ください。
まとめ
以上、不登校・引きこもりのお子さんに親御さんがしてはいけないこと・するべきことなどをご紹介しました。
いま不登校・ひきこもりのお子さんも、必ず「次の一歩」に進めます。そのためにも、お子さんのことを親だけ(ご家庭だけ)で抱え込まずに、ぜひ積極的にサポート団体を利用してください。
この記事が、不登校やひきこもりの子どもを持つ親御さんの助けになれば幸いです。
さて、私たちキズキ共育塾は、外出や学校が苦手なお子さんのための完全個別指導塾です。
無料相談も承っておりますので、ご相談いただければ、あなたのお子さんのための具体的なお話ができると思います。
少しでも気になるようでしたら、お気軽にご相談ください。
/Q&Aよくある質問
不登校や引きこもりの子どもに、親がやってはいけないことはなんですか?
- 保護者だけで解決しようとする
- 無理やり登校、外出させる
- 原因を子どもに問いただす
- 感情的に接する
- 保護者が決めたルールを押し付ける
子どもが不登校や引きこもりから「復帰」するためにできることはなんですか?
- 専門家につなぐ
- 休ませる
- 暴力などがある場合は、毅然とした態度で対応する
- 充電期間を与える
- 活動の場や材料をさりげなく示す
- 段階を踏んで学校に行く
- メンタルケアを継続する