不登校への対策 文部科学省の対策や親ができる対策を解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。

もし、あなたのお子さんが以下のような状況であれば、不登校の兆しが見え隠れしているかもしれません

  • 最近、子どもが学校に行きたがらない
  • 病気でもないのに学校を休みたいと言ってくる

そのような時、どのように対策していけばよいのでしょうか?

このコラムでは、不登校の定義や文部科学省が取り組む不登校対策、親ができる不登校への対策を解説します。

少しでも気がかりなことがあれば、このコラムを参考に、明日からできる対策を一緒に考えていきましょう。

不登校とは?

この章では、不登校の定義などを解説します。

不登校の定義

文部科学省では、不登校のことを、次のように定義しています。

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者。

(参考:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」

以上の定義に従えば、年間の欠席数が29日以下だった場合は、不登校ではありません。ただし、「公的な定義に当てはまるかどうか」とは関係なく、学校に行けない子どものサポートを行う団体はたくさんあります

不登校の現状とその原因

全国で不登校の小中学生数は、2022年度で小学生は10万5112人、中学生は19万3936人で合計29万9049人(前年度24万4940人)です。

在籍する児童生徒の約3.2%が不登校となっています。

原因としては、約51.8%が「無気力・不安」、約11.4%が「生活リズムの乱れ,あそび,非行」、9.2%が「いじめを除く友人関係をめぐる問題」などと回答しており、様々な理由があげられています。(参考:文部科学省「令和4年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について」

また、不登校との関連で新たに指摘されている課題として、ADHD(注意欠如・多動性障害)やLD/SLD(限局性学習症・限局性学習障害)などの発達障害が注目されています。

発達障害の特性に関連して、「周囲との人間関係がうまく構築できない」「学習のつまずきを克服できない」という状況から不登校に至るケースもあります。

他にも、家庭環境や親子の関わり方なども要因となる場合もあり、不登校になる要因は、様々な複合的要素が影響していると考えられます

ただし以上の調査結果は、文部科学省の調査によるものです。民間の調査では異なる傾向が示されることもあります。

文部科学省が取り組む不登校対策10項目

不登校対策として、国(文部科学省)は、誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策「COCOLOプラン(Comfortable、Customaized andOptimized Locations of learning)」を2023年3月から掲げています(参考:文部科学省「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)について」

不登校によって学びにアクセスできない子どもをゼロにすることを目指し、社会全体で取り組みをすすめることを目的としています。

この章では、具体的にどのような不登校対策があるのか、「COCOLOプラン」での対策を解説します。

対策①学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置促進

お子さんが通う学校は、寮に入る以外は、自宅から通える範囲がほとんどではないでしょうか。

そのため、お子さんは通いたい学校をその範囲以外で自主的に選ぶことができません。

実はそのような状況を解決できるように、将来的には希望する児童生徒が居住地によらず「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)」に通えるよう、分教室(一般的に本校から分離し、他の建物の一部を使用して設置する教室)も含め全国300校を目指します(参考:東京都教育委員会「<全国初>将来的に学校への移行を見据えた分教室の形の不登校特例校が設置されます」

お子さんが今の学校に通うことが難しい場合は、「不登校特例校」に通うという選択もあります。

「学びの多様化学校」とは、不登校児童生徒の実態に配慮して特別に編成された学校です。

2023年12月時点で、不登校特例校は24校あり、今後、設置を検討している市町村は379にものぼります(参考:文部科学省「学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置者一覧」

例えば、東京都であれば、チャレンジスクールなどがあります。

チャレンジスクールとは、小・中学校時代に不登校の経験のある生徒や、長期欠席などが原因で高校を中途退学した生徒などを主に受け入れる東京都立高校のことです。

チャレンジスクールについては、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

対策②校内教育支援センター(スペシャルサポートルームなど)の設置

「学校に行っても教室に入りづらい」という子どもの心理的負担を軽減するため、自分のペースに合った学習環境を設置する学校もあります。

別室から自分のクラスとオンラインでつなぎ、授業やテストなどを受けることができ、成績にも反映できる取り組みが進められています。

そのような落ち着いた空間で学習や生活ができるように、校内教育支援センターを全ての学校に設置している市町村は、全国で228あり、一部の学校に設置している市町村は1015あります(2023年2月時点)。

お子さんが通っている学校でも、そのような取り組みがないか、一度、担任の先生に聞いてみてはいかがでしょうか?

対策③教育支援センターの機能を強化

子どもの不登校対策として、本人への支援だけではなく、保護者に向けた支援も進められています。

保護者の不安な気持ちや必要な情報を提供できる地域の拠点として、教育支援センターの設置が強化されています。

教育支援センターとは、不登校の児童生徒、保護者の支援の拠点のことです。

2023年2月時点で、単独で設置している市町村は1147、他の自治体と共同設置している市町村は126、設置を検討している市町村は134と徐々に増えてきています。(参考:文部科学省「不登校特例校の設置促進及び教育活動の充実」

教育支援センターでは、学校の先生だけではなく、民間のノウハウも取り入れ、NPOやフリースクール等と連携し、様々な視点から不登校の生徒に対する支援・解決策を見出していく取り組みが検討されています。

また、近くに教育支援センターがないエリアでは、オンライン支援やメタバースの活用なども検討されているため、気軽に利用することができる環境が整いつつあります。

対策④高等学校などにおける柔軟で質の高い学びの保障

高等学校では、社会に出るため、あるいは進学するために卒業することが求められます。

不登校の子どもにも、学びを続けられ、社会的自立に向けた必要な資質・能力を身につけられるような取り組みが進められています

そして、どこからでも相談ができるようオンラインカウンセリングによる支援も検討されています。

また、高校進学後にも必要な支援を引き継げるように、学校や地域の教育支援センター、スクールカウンセラーなど専門的な知識をもつ関係者と保護者が話しあい、「児童生徒理解・支援シート」を作成する支援もはじまっています。

対策⑤多様な学びの場・居場所の確保

不登校になったお子さんが学校に戻りたいという気持ちになった時のために、クラスの変更や転校などについて、丁寧に相談できるようにしていく方針です

希望があれば授業の受講やテストへの参加をオンラインで対応できる環境も広がってきています。

また、社会的自立に向けて、連続した学習ができるよう、学校や教育委員会とNPOやフリースクールとの連携も強化されつつあります。

夜間中学校はもちろん、学びにおける多様な居場所として、公民館、図書館などの社会教育施設の活用も検討されています

学びの場は学校以外でも広がりつつあります。

対策⑥一人一台端末の活用で心身の変化を早期発見

今、学校現場では、一人一台端末を活用した環境が整いつつあります。

それを上手に活用し、お子さんの毎日の健康観察に活かせる取り組みが検討されています。心の不調を早めに把握できるように、簡単な質問に回答することで、お子さんの今の状況を知ることができ、早期対策をとることができます

また、ICTを活用することで、保護者や子どもが相談したいことがある時、すぐにワンタッチでスクールカウンセラーにつながるような環境づくりも進んできています。

ICTの活用で、子どもの小さなSOSを早期に把握できるようになることが期待されています。

対策⑦チーム学校として早期支援を実施

お子さんのSOSをキャッチした後、学校側はどのように対策するのでしょうか。

子どもからのSOSが届いた場合、担任の先生やスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、養護教諭、学校医療などが専門性を発揮して連携し、子ども一人ひとりに最適な支援をすることが必要となります。

そういった場面の度、関係者が集まり、スクリーニング会議やケース会議の運用開催方法、支援方法を確立しています。

まず、全ての児童生徒を対象として、問題の未然防止に取り組むため、教職員が生徒児童の様子をシートに記入します。

それを職員会議や学年会議で共有、さらに専門のチームで必要な議論を行い、まるでチームのように学校が一丸となって児童生徒の支援を実践します。見える化することで、児童生徒のどんな様子に着目すべきかがわかりやすくなります。(参考:文部科学省「【セット】スクリーニング活用ガイド(概要版) – 2」

また、こども家庭庁とも連携し、必要な福祉部局と教育委員会の持つ子どものデータを連携し、関係者で共有しながら的確なサポートを行えるような体制づくりも進められています。

専門性の高いスタッフが献身的にサポートする体制が整いつつあるのです。

対策⑧一人で悩みを抱えないよう保護者もサポート

自分の子どもが不登校になった時は保護者さんも不安がつのるかと思います。でも、安心してください。

文部科学省でも、保護者が一人で悩みを抱えないようにするサポート体制を整備しています。

保護者さんが安心して相談でき、有益な情報を得られるよう、各教育委員会の相談窓口や教育支援センター、支援機関、保護者の会、フリースクールなどで情報提供が行われています

お子さんが通う学校のスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーに相談することも最初の一歩になるかもしれません。

周りに相談できる機関があるので、一人で抱えこまずに、ぜひ活用してみてください。

対策⑨学校風土を見える化してみんなが安心して学べる場所に

不登校のお子さんは、学校に行くことが不安です。

そんな不安をとりのぞき、安心して学べる場所にしようという前向きな取り組みもはじまっています。

学校評価の仕組みを活用すれば、児童生徒の授業満足度や教職員への信頼感など、学校運営を改善するきっかけとなります

学校は、先に述べた不登校特例校やNPO、フリースクールなどの取り組みも参考にしており、お子さんの自己肯定感を育くみ安心して学べる学校づくりを目指しています。

また、学校での授業も一人一台端末の活用により、学習進度や興味・関心などに応じた指導など、インタラクティブで柔軟な学びを体得することができます。

不登校の要因のひとつでもあるいじめなどの問題行動に関しては、毅然とした対応を徹底し、犯罪行為があった場合には、警察に相談・連携をするなど、お子さんを守る環境が整備されつつあります。

児童生徒が主体的に学校生活を過ごせるよう校則の見直しやルール作りを行うなど、学校により、様々な策が講じられています

学校のWEBサイトからも情報を得ることができますので、ぜひご覧ください。

親ができる不登校への対策7選

こちらで解説したとおり、文部科学省でも不登校の児童生徒が学びやすい環境を整備して不登校を対策しています。

しかし、今、目の前にいるお子さんが不登校になった時、保護者としては何ができるでしょうか? 

この章では、不登校の解決に向けて親ができる具体的な対策について解説します。

対策①担任の先生やスクールカウンセラーに相談する

まずは担任の先生やスクールカウンセラーに相談することから始めましょう。

スクールカウンセラーとは、近年のいじめの深刻化や不登校児童生徒の増加を受けて、学校でのカウンセリング機能の充実を図るために配置されている、心のケアやストレス対処の専門家のことです。不登校のお子さんだけでなく、親御さんのカウンセリングも行います。

担任の先生やスクールカウンセラーに相談するメリット

  • お子さんを既に知っているので、性格や学業に関する前提を共有しながら相談できる。
  • クラスの状況や雰囲気を把握しているので、より実情に即した話ができる。

担任の先生であれば、お子さんの学校での事情や性格に詳しく、家庭が知らない情報を知っている可能性が高いです(もちろん、並行して他の相談先と話をするのは構いません)。

また、進級・進路相談といった「先のこと」まで話せます。

さらに、お子さんの学校での様子を知っておくことは、他の支援機関を利用する際にも役立ちます。

担任の先生と折り合いがよくない場合には、どうすればいいでしょうか?

養護教諭(保健室の先生)、スクールカウンセラー、学年主任の先生など、学校の別の先生が考えられます

スクールカウンセラーなどからは、学校外のサポート団体を紹介してもらえることもあります。

残念ながら、学校が全体的に協力的ではない場合は、他の相談先を積極的に利用するようにしましょう。

対策②不登校の専門家に相談する

他の相談先として、不登校の専門家・サポート団体などを利用しましょう。

専門家・サポート団体を利用するメリット

  • 様々なケースを通じて蓄積した専門知識やノウハウから解決策を提示してもらえる。
  • 相談員に話をするだけでも、親御さんのストレス緩和につながる。

専門家やサポート団体の例には、次のようなものがあります。

支援団体の例

  • 児童相談所、児童相談センター
  • ひきこもり地域支援センター
  • 教育センター
  • 発達障害支援センター(発達障害と思われる症状との関係が疑われるときのみ)

また、民間にも、不登校の人を支援する団体はたくさんあります。

具体的な勉強の相談もできるという意味では、「不登校学生の指導実績がある学習塾」も有効です。特に個別指導をしている塾がオススメですね。

具体的な相談先は、「高校生 子育て 相談」「不登校 相談」などとインターネット検索を行って探すとよいでしょう。

対策③家庭教師などの学校以外の学びの場を提案する

学校以外にも、フリースクール、塾、家庭教師など、学びの場は多数あります。

お子さんの勉強が気になる場合や、お子さんが「学校には行きたくないけど勉強はしたい」と言う場合などは、それらの利用を提案してみましょう。

フリースクールとは、不登校や引きこもりなどに悩むお子さんに、学びの場を提供している場所のことです。フリースクールによっては、在籍している学校の校長の承認があれば、通った日数を学校の出席分としてカウントすることもできます。

「どこかに通う」のが嫌ということであれば、私たちキズキのような、家庭教師や学習塾の利用が有効です。

家庭教師や個別指導の塾には、学力の向上だけでなく、コミュニケーションを通じて、家族以外との対人関係に慣れていくといった効果も期待できます

私たちキズキ共育塾は、不登校の人のための、完全1対1の個別指導塾です。

生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。

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対策④親の会で情報収集をする

経験者目線での解決策を知る手段としては、「親の会」で情報収集するのもアリです。

親の会とは、不登校や発達障害など、似た状態にあるお子さんを持つ親同士が意見交換などをする会の総称のことです。

一般的には、地域ごとに団体や部会が分かれています。親の会は、会ごとに目的や実施内容が異なり、情報交換、相談、講師を招いての勉強会など、様々な取組を行っています。

親の会では、利用者目線での他の支援団体の感想・印象を聞けるというメリットもあります。

対策⑤お子さんと話す機会を設ける

お子さんとのコミュニケーションは、親子の信頼関係につながります。話す機会を設けましょう。

「仕事が忙しくて放置気味になっていた」など、親御さんの中には、対話が足りていなかったと感じてる方もいるはずです。

その場合には、きちんと時間を取って、お子さんの話に耳を傾けることから始めてください

そうでなくても、親子の会話は大切です。

ただし、お子さんが「そっとしておいてほしい」「今は一人にしてほしい」という場合は、本人の気持ちを尊重しましょう。

距離感を意識して、お子さんのペースに合わせることが前提、ですよね。

どのような距離感で接するべきかは、専門家に相談しましょう。

対策⑥別室登校(保健室登校)を提案する

保健室登校(別室登校)とは、文字どおり、教室ではなく保健室(別室)に登校して保健室(別室)で過ごす、というものです。

不登校になった子どもは、「学校に行けないことに対する悩みや罪悪感」を抱えがちです。

悩みや罪悪感は自信や気力を奪い、それが新たな「学校に行けない理由」になっている場合があります。

「教室には行けないけど、保健室(別室)なら行ける」という状態は、悩みや罪悪感を和らげる効果があります

担任の先生と「保健室登校が可能かどうか」を相談した上で、お子さんのペースに合わせて提案するのがよいでしょう。

保健室登校については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。

対策⑦他校への転校や編入・再入学を検討する

「他校への転校や再入学」という解決策もあります。

転校や編入のメリット

  • 現在と違う制度の学校で自分のペースに合った勉強ができる
  • 学校での人間関係をリセットできる
  • 心機一転のための切り替えになりうる

特に、次のようなお子さんには合う解決策かもしれません。

  • 直接的な不登校の原因であるいじめが解決しない
  • 今の学校の制度や校風が合わない
  • 学校には行きたいけど、担任の先生がどうしても合わない

実際に転校や再入学を検討する場合には、その候補を探す必要があります。

例を挙げると、以下のような高校が、不登校の子どもにはマッチしやすいと言われています。

実際に転校・編入先を決める際には、見学などで「学校の雰囲気」をよく確認し、お子さんの意思も尊重しましょう。

通信制高校 定時制高校 チャレンジスクールなど
制度 基本は単位制 学年制と単位制がある 基本は単位制
登校頻度 基本は指定のスクーリング日のみ 平日毎日(夕方~夜が多い) 平日毎日(時間の枠を選択)
卒業年数 最短で3年 3〜4年 3〜4年
授業難易度 通常はやさしい 通常はやさしい 通常はやさしい

まとめ〜私たちもサポートします〜

今、お子さんたちの不登校解決に向けて、教育現場も変わろうとしています。

そして、お子さんのことは、親だけ、ご家庭だけで対策する必要はありません。私たちキズキをはじめ、サポート団体はたくさんありますのでご安心ください。

私たち、キズキ共育塾は、不登校・ひきこもり・中退などのお子さんを、13年間で8000名以上サポートしてまいりました。

不登校についての無料相談を行っており、親御さん自身のお悩みもご相談いただけます。少しでも気になるようでしたら、お気軽にご連絡ください。

Q&A よくある質問

文部科学省の不登校対策を知りたいです。

文部科学省が取り組む不登校対策は、以下のとおりです。

  • 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)の設置促進
  • 校内教育支援センター(スペシャルサポートルームなど)の設置
  • 教育支援センターの機能を強化
  • 高等学校などにおける柔軟で質の高い学びの保障
  • 多様な学びの場・居場所の確保
  • 一人一台端末の活用で心身の変化を早期発見
  • チーム学校として早期支援を実施
  • 一人で悩みを抱えないよう保護者もサポート
  • 学校風土を見える化してみんなが安心して学べる場所に

詳細については、こちらで解説しています。

子どもが不登校です。親ができる対策を知りたいです。

親御さんにできる不登校への対策として、以下が考えられます。

  • 担任の先生やスクールカウンセラーに相談する
  • 不登校の専門家に相談する
  • 家庭教師などの学校以外の学びの場を提案する
  • 親の会で情報収集をする
  • お子さんと話す機会を設ける
  • 別室登校(保健室登校)を提案する
  • 他校への転校や編入・再入学を検討する

詳細については、こちらで解説しています。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
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KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2023年7月現在10校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2022年7月現在4校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校新聞 / 通信制高校ナビ

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2024年10月現在、全国に11校とオンライン校(全国対応)がある。

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