講師紹介

不登校になり希望を見失った私。大学進学で自分の居場所を見つけた

石橋真美

  • 代々木校
  • 立正大学大学院文学研究科在籍
  • 担当科目:日本史、国語

人間関係の不信から不登校になるが、「とりあえずの大学進学」によって、信頼できる友人とやりたいことを見つける。自分と同じように不登校になっている人の大学進学をサポートするべく、キズキ共育塾で講師として活躍中。

記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。

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周りへの不信感から不登校に

中学受験をして、私立の中高一貫校に入学して間もないころ、家族の事情で家の外に出るのが怖くなってしまい、引きこもるようになりました。

元々学校自体は嫌いではなかったので、家族の問題が収まり、自分の気持ちも落ち着き、外に出られるようになったタイミングで学校にもまた通うようになりました。

しかし通ってみると、しばらくブランクがあったため授業に全くついていけないし、クラスメートたちに「あいつ何で学校しばらく来なかったんだ?」と陰口を言われているような気がして、クラスが怖くなってしまいました。

外出はできるようになったのに、結果的に不登校になってしまったんです。

中高一貫校だったので、中学を不登校でも高校には進学できました。

しかし高校は義務教育ではないので、中学とは違い、進級や卒業には授業への出席が必須でした。

とにかく高校を卒業しなくてはいけないという強迫観念から必死で通ったので、高校では不登校ではなくなりましたが、人に不信感を感じる自分の内面は何も変わっていませんでした。

やりたいことも見失っていたが、大学進学で立ち直る

やりたいことも見失っていたが、大学進学で立ち直る

不登校になってから「夢も希望もない」といったどん底の気持ちが続いていました。

やりたいことなど何もわからない状況だったので、大学に進学する目的など全くなかったのですが、ただ何となく「とりあえず大学に行ってみよう」と思い、他の生徒と関わらなくていい個別指導の大学進学塾に通って受験勉強をしました。

結果、大学に進学することができました。

大学入学後、色々なゼミやサークルを見て、何をやるか迷っていたのですが、最終的に中世史を扱っているゼミと、能楽のサークルを選びました。

どちらも自分が心から楽しいと思える興味のある内容で、周りも自分と肌が合う人たちだと思ったからです。

大学生活は、ゼミ、サークル、教員免許の取得勉強などに没頭し、充実したものになりました。

大学の場合、中高と違い、決められた時間割もクラスもないので、「何をやるか」、「誰といるか」を自分で決めることができます。

目的のないとりあえずの大学進学だったのですが、大学という自由度のある環境に身をおいたおかげで、中高時代にはなかった自分の居場所や信頼できる友人、没頭できることを見つけられたのです。

自分と同じ不登校の方の大学進学をサポートしたい

自分と同じ不登校の方の大学進学をサポートしたい

大学進学によって不登校から立ち直った経験をしたので、私と同じように不登校になっていて、大学進学をしたいと考えている人がいるのであれば、サポートしたいと常々思っていました。

また、大手の個別指導塾の講師や、公立中学校で発達障害のある生徒の授業サポートもやっていたので、「人に勉強を教えること」の楽しさを実感していましたし、指導力の自信もありました。

そんなときに、不登校や中退など、様々な困難を抱えている若者に大学進学のサポートをしているキズキ共育塾のことを知りました。

「得意で好きなことで、自分と同じように不登校になっている人たちの大学進学をサポートできるチャンスだ!」と思い、すぐに講師に応募しました。

不登校だった生徒さんが、大学進学後に自分の居場所や信頼できる人、没頭できることを見つけ、充実した大学生活を送っていることを聞いたときは大きな喜びを感じます。

生徒さんが何を不安に思っていて、どうすればその不安を取り除けるのかを考えて授業をするよう、常に心がけています。

今後も生徒さんの気持ちに寄り添って、少しでもよい授業を提供できるように取り組みたいと思っています。

メッセージ

メッセージ

過去の私のように、今学校で人間関係が上手くいかず不登校になっていたり、大学に進学することにモチベーションを持てないという方がいるのではないかと思います。

しかし、大学というのは、中学や高校と違い、自分に合ったコミュニティを選ぶことができる自由度の高い環境です。

もしあなたが「とりあえず大学進学を目指してみようかな」という気持ちになったのであれば、ぜひキズキ共育塾に来てみてください。

私たちが全力でその一歩をサポートします。

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