〝レール〟を外れて、田舎の農業コミュニティに参加

キズキ共育塾 講師紹介

10代の私は、教養と主体性に欠けていました。

大学受験には成功したものの、競争社会に生きることにあまり前向きではありませんでした。そのため、受験で燃え尽きて二度留年。モラトリアム(青年期に社会的責任や義務を猶予する期間)を延長するために大学院に進学しました。

自分の人生について悩んではいたものの、具体的な解決案が見つからずに葛藤(かっとう)していたように思います。

20代の私も相変わらず。社会が敷いた〝レール〟の上を主体性なく走っていたようなものでした。自分はどうも〝レール〟の上を上手く走れず、よく自己嫌悪に陥っていました。

そんな折に起きたコロナ禍。そこで自分の人生を顧みて、「どうやら〝レール〟の方が歪んでいるらしい」と考えるようになったんです。

そこで私は自分の人生に主体性をもつべく、「〝レール〟の上から降りて」、田舎の農業コミュニティに参画するようになりました。

農業コミュニティでは、狩猟採集に励み自給自足の生活をしていました。「人間らしさ」や「端的な喜び」をキーワードに、悠々自適とした日々を送っていましたね。

仏教哲学の実践の場としてキズキ共育塾の講師に

そんな日々の中、「結局、自分は一度きりの人生で何をしたいのか?」という問いを突き詰めて考えてみたんです。そこで、自分の人生における最上位目的は、「世界(他者)を通じた自己理解」だと認識しました。

この自己理解を深めるために仏教哲学を学ぼうと考え、お寺の在家修行者になりました。仏教の実践とは、一言で言えば「抜苦与楽(人々から苦しみを取り払い、安らぎを与えること)」。学んだ「抜苦与楽」を実践すべく、キズキ共育塾の講師になりました。

講師として意識することは、自分自身が「教える機会をいただいている立場」であると自覚すること、そして、生徒の利益になるようなコミュニケーションをとることです。

それは、ただ知識を披露するのではなく、相手のために知識を使うということです。相談を受けた場合も、「一緒に考えて、自分で気付いてもらい、背中を押す」ことなどを心がけています。

キズキ共育塾は、双方向的コミュニケーション=「共育」を重視

キズキ共育塾 講師紹介

一般的な学習塾は、「生徒数を増やして、いい進学実績を挙げる」というミッションにもとづいて成果主義(成果や業績の度合いで評価する考え方・仕組み)的に運営されています。

それが悪いとは言いませんが、合わない人もいるでしょう。

一方キズキでは、「生徒が主体的な人生を歩むサポートをする」ことに主眼が置かれています。人として本質的な関わり方ができる点に魅力を感じます。

キズキは、まさに「共育」という双方向的コミュニケーション(生徒さんの話を聴くこと)を重視しています。生徒さんと講師で双方向の配慮と尊重があります。

そういう点が、キズキの生徒さんにとってのいいところなのではないでしょうか。

いま、悩んでいるあなたへ

キズキ共育塾 講師紹介

キズキが培ってきたノウハウの中に、あなたのお悩みの解決に繋がる糸口があるかもしれません。まずはご相談されてみてはいかがでしょうか。

悩みを解消する方法はシンプルです。それは、「対処法を知り実行すること」です。

人間という生物は、「心を悩ませたぶんだけ成熟し、利他(他者を考えて行動しようとする姿勢)的に振る舞うことができるようになる存在」だと、私は考えています。

キズキの講師陣にも、過去に悩み苦しんだ経験を活かして活躍している方が、多く在籍しています。

ぜひ、一度お話を聴かせていただければ幸いです。

※名前は仮名です。
※キズキ共育塾は、特定の宗教には所属しておりません。また、授業などを通じて特定の宗教への勧誘を行うこともありません。