大学院中退という挫折を前向きに考える。「何が成功か失敗か、自分の心で決めていい」と生徒さんに伝えたい

大学院中退という挫折を前向きに考える。「何が成功か失敗か、自分の心で決めていい」と生徒さんに伝えたい


坂東咲矢子【大阪校】
関西学院大学文学部卒業
英語、日本史、地理

坂東咲矢子(ばんどう・さやこ)。1993年高知県生まれの京都府育ち。好奇心が強く、趣味や好きなものは読書、サッカー観戦、料理、短歌、着物、イギリス、京都などたくさんある。関西学院大学文学部で英文学を熱心に学び、専修一の成績で卒業後、ずっと憧れていたイギリスの大学院に進学するも中退。現在はフリーランスで翻訳・ライターの仕事をしながら、「誰もがもっと自分らしく生きられる、生きやすい社会を実現したい」という思いで、キズキ共育塾で講師をしている。


いじめにあって自分が大嫌いに。文学が心の支えになり、研究者を志す

キズキ共育塾大阪校で、英語・日本史・地理を担当している坂東です。

もともと私は、明るくしっかり者の、まじめな委員長タイプといった性格でした。

しかし、小学校高学年のころにいじめにあって我慢し続けたことがきっかけで、人と接することを恐れ、自分を大嫌いになり、自信が持てなくなってしまいました。

小学校卒業後は、中学受験をして地元から少し離れた中高大一貫校に進学しました。

幸い友人にはとても恵まれたのですが、学校全体としては、自主性を重んじているとはいえ、問題があっても見て見ぬふりをする雰囲気を好きになれませんでした。

常に生きづらさを抱え、悶々としていました。

そんな小学校から高校時代、私の心の支えとなったのが文学でした。

文学作品を通して、世の中には様々な考え方、生き方があることに気づいたこと、自分なりのものの見方や価値観を自覚できたことが、今でも自分の核になっているように思います。

だからこそ、文学で「誰もがもっと自分らしく生きられる、生きやすい社会」を実現したいと思い、文学研究者を志していました。


大学生活はとても充実。しかしイギリスの大学院で再びいじめにあう。周囲のアドバイスのおかげで、中退を決断

中高の雰囲気に違和感があった私は、そのまま付属の大学に進学することに不安を覚え、外部の大学を受験することにしました。

大学選びでは、その大学の雰囲気が自分に合っているかを最重要視し、次に大好きな英文学を学べる環境が整っているか、という点をよく調べました。

そして進学した関西学院大学文学部は雰囲気が合い、また英文学を思う存分に学ぶことができました。

勉強以外にも、推理小説の研究をするサークルで会長を務めたり、NPOで障害者介助のアルバイトをしたり、留学(カナダ、ベトナム、フランス)で様々な人と出会ったりと、とても充実した日々を過ごしました。

でも今思えば、心の底では自分のことを嫌いなままで、「自分はただでさえダメな人間なのだから、必死でがんばって人の役に立てるようにならなければ」と焦っていたような気がします。

少しでも何かに失敗すると、過度に自分を責めてしまいました。

大学卒業後は、さらに英文学を勉強し研究者になるため、憧れていたイギリスの有名大学院に進学しました。

イギリスでは、大学院の内外で様々な国籍・バックグラウンドを持った人たちとお互いの国の問題や文化を話し合う中で、「誰もがもっと自分らしく生きられる、生きやすい社会」への思いをよりいっそう強くするなど、最初は充実した留学生活を送れていました。

しかし、ここで再びいじめにあうようになりました。

私は次第に追いつめられていきました。

小学校でのいじめがフラッシュバックし、不必要に自分を責め、常に「死にたい」という思いにとらわれ、日常生活もままならなくなりました。

それでも「いろんな人に応援してもらってイギリスに来たからには、なんとしても修士号をとらなければならない」と考えてしまっていました。

ですが、私の状態に気づいてくれた人たちが、「何よりもあなたの健康と幸せが大切だ」と言い続けてくれました。

そのおかげで、中退する決意ができました。そして私は日本に帰国しました。

大きな挫折でした。


自分の挫折経験と好きな英語を通じて生徒さんを支え、「生きやすい社会をつくる」ためにキズキへ

自分の挫折経験と好きな英語を通じて生徒さんを支え、「生きやすい社会をつくる」ためにキズキへ

大学院中退という挫折を経験したことによって、「誰もがもっと自分らしく生きられる、生きやすい社会を実現したい」という夢は、変わらないどころかかえって強くなりました。

大学院中退までは、文学を通してこの夢を実現したいと思っていました。ですが、中退後は別のアプローチもしてみたくなりました。

「とにかく何かできることはないか」とインターネットでいろいろ調べていたときに、たまたまキズキ共育塾にたどり着き、勉強を通して生徒さんを支えるという仕組みと、「何度でもやり直せる社会をつくる」というミッションに共感しました。

「ここなら私の挫折経験を活かせる上に、自分の大好きな英語や勉強を通して生徒さんを支えることで、『誰もがもっと自分らしく生きられる、生きやすい社会』の実現に近づけるかもしれない」と思い、すぐに講師の仕事に応募しました。


キズキ共育塾では、勉強を通じて成功体験を重ねられます

あなたは、誰かから「もっと自信を持っていいよ」と言われたときに、「自分のことを思って言ってくれているのはわかるけど、どうすれば自信を持てるのかがわからない」と感じたことはありませんか?

場合によっては、自信を持てない自分を責めてしまうこともあるかもしれません。

キズキ共育塾では、勉強という手段で、具体的な成功体験を得ることができます。

それは英単語を一つ覚えたとか、ある数式の意味がわかるようになったとか、ほんのちょっとしたことかもしれません。ですが、間違いなく一つの成長であり、成功でもあります。

勉強以外にも、「昼夜逆転がだんだん治ってきた」といったタイプの成長・成功もあります。

キズキ共育塾の講師は、そうした一つひとつの成長・成功を見逃さず、声をかけたりすることで、生徒さん自身にそれを自覚してもらうことを意識しています。

他の人に認められて初めて自覚できる成長・成功もあるのです。

具体的な小さな成功体験への気づきの積み重ねが、学力・自信などといった、将来への基盤になっていくのではないでしょうか。

私自身、最初は自信なさそうに緊張していた生徒さんが、少しずつ勉強面でできることが増えていって、次第に笑顔になっていく姿を見守っています。

キズキ共育塾のいいところは、悩みながらも勉強しようと来てくれた生徒さんの気持ちを尊重しながら、勉強を通して将来の「築き」につながる具体的な「気づき」を提供できるところだと思います。


お悩みを抱えるあなたへ

お悩みを抱えるあなたへ

大学院中退という私の挫折を読んで、私の人生を悪いように思う人もいるかもしれません。

ですが、何か挫折を経験したからと言って、それで人生の全部がダメになるわけではありません。

むしろ私は、中退したことで学位よりも大切な文学や大切な人たちを変わらず愛する心を守れた、中退は必要な休養であった、中退は新たな挑戦をするための一歩であったと、前向きに考えています(その挑戦の一つが、キズキ共育塾で講師をすることでした)。

そして大学院中退をきっかけに、いじめにあって以来ずっと嫌いだった自分そのものに対する思いを変えることもできました。

いじめられたこと自体は変わらない過去ですが、大学院中退と同様、それにとらわれずに前向きになればいいと思うようになったのです。

様々な経験を経た今は、多趣味を活かして翻訳・ライターをしながら、キズキ共育塾で生徒さんを支援し、夢を追っている自分のことを「そんなに悪くはない」と思っています。

生き方・価値観が多様化している現代において、「何が成功で何が失敗か、過去がどうあれ今と未来をどうするか、自分自身の心で決めていい」と、身をもって実感しました。

キズキ共育塾の理念も、私と同じです。生徒さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、その一人ひとりにとってのよりよい人生、成功を大切にします。

誰かに悩みを打ち明けること自体、すごく勇気のいる行動かもしれませんが、キズキ共育塾はそのお気持ちを必ず尊重します。ぜひお気軽にご相談ください


保護者さまへ

お子さまがつらい思いを抱えている中で、保護者さま自身も悩まれることがあるかと思います。

「何とか力になりたいけれどどうすればいいかわからない」とつい焦ってしまい、お子さまの思いを受け止められず、自分自身を責めてしまうこともあるかもしれません。近い関係であるがゆえの悩みもたくさんあると思います。

キズキ共育塾は、お子さまの思いはもちろん、保護者さまの思いも真摯に受け止めます。それぞれのお気持ちに寄り添い、それぞれにとってよりよい未来を一緒に考えていけるのが、キズキ共育塾の強みです。

保護者さまだけのご相談もお受けしていますので、どうかお一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください


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