講師紹介

私の不登校体験~不登校は心の成長の手助け、悩み抜くのも大事な時間〜

柴田聡美

  • スタッフ
  • 共立女子大学

柴田聡美(しばた・さとみ)。高校時代に部活がなくなったこと、クラスの男子と揉めたことがきっかけで不登校・高校中退。二度目の高校もすぐに不登校になり、中退。「学歴をつけて一発逆転!」と思ってある塾に入り、恩師と出会う。恩師の言動を見て「自分と他人の比較」をやめ、「唯一無二の自分」となった。その後高認と大学受験に合格し、現在は充実した大学生活を送る。

記事に掲載されている情報は、掲載日時点のものです。

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部活がなくなり、クラスメイトと揉めて不登校・中退・転校

部活がなくなり、クラスメイトと揉めて不登校・中退・転校

こんにちは。キズキ共育塾でコラムを書いています柴田聡美です。

「不登校」と聞くと「悪いこと」や「怠け者がなること」といったイメージがありがちだと思います。

かつての私もそのように思っていて、不登校になった自分を受け入れられませんでした。

高校1年冬。私が不登校になった原因は自分でも定かではありませんが、大きな要因は部活がつぶれたことだと思います。

部活は、学校が元々そこまで好きじゃなかった私が唯一の拠りどころにしていた場所でした。

自分の拠りどころにしていた場所がなくなるのは、他人から見れば「そんなもの」に見えるかもしれません。

ですが当事者には、他人には理解できない大きな衝撃が走ります。

その衝撃に耐えられなかった私は、学校に行きたくなくなりました。

部活のことだけなら通い続けられたかもしれませんが、悪いことは重なるようで、別件でクラスの男子とも揉めてしまい、学校に「自分の心が休まる場所」がなくなってしまったのです。

「友達」はいました。

ですが、当時の私にとっての「友達」とは、「周りからボッチと思われたくないから一緒にいるだけの存在」でした。

「他人に自分の居場所を求めるのは間違ったこと」と思い込んでいたんです。

そんな私には、心の内を語り合える「友達」はおらず、男子と揉めていることも相談できず、心は一人ぼっちになってしまいました。

そして男子と揉めたことで「他人は自分を傷つけるもの。他人に近づいてはいけない」と新たに思い込み、1日も学校に行かなくなってしまいました。

11月まで無遅刻無欠席でしたが、行かなくなって1週間で学校を中退。

別の高校に行こうと思い、また受験をし、無事合格しました。

「これで新生活が始まる」と思ったのですが、そこも1か月で通わなくなりました。

在籍こそ1年間していましたが、また中退してしまいました。

「一発逆転」を目指し、不登校専門の塾へ

「一発逆転」を目指し、不登校専門の塾へ

そんな私にも転機が訪れます。

インターネットで、「不登校でもやりなおせる!一発逆転有名大学受験!」という記事を見つけたのです。

「これだ!」と思いました。

最初の学校で人との関わり方につまずいてから、人が怖くなってしまった私。

そんな私は、
「すごい学歴をつけて、周りから高校に行ってないのにすごいやつだと思われられれば、傷つけられることも、バカにされることももうないだろう。学歴という鎧をまとえば、他人と対等な関係が築ける!」
と安易に思い、大学受験に向けて独学で勉強を始めました。

ですが何年も勉強しておらず基礎もわからないため独学につまずき、塾で学びたくなりました。

「高校に行っている子たちが集まる塾では学力に差が出すぎていてついていけないだろう」と思い、「どこか私のような高校に行ってない子でもついていける塾はないのかな」と探していたとき、ある不登校専門の塾を見つけました。

人が怖かった私は、
「ここなら私と同じような人が集まっているだろうから、めんどくさい付き合いもしないで勉強に集中できるだろう」
と考えて入塾しました。

そこは本当に私にとってオアシスでした。

小学校から不登校の子、異性恐怖症の子、性的マイノリティに悩む子…そんな子たちが100人もいました。

「自分だけが悩んでいるわけじゃない」…そんなふうに他人と自分を比較することで、私は自分を肯定できるようになりました。

恩師と出会い、自分を変えて、勉強と人づきあいの両方に励む

自他を比較して自分を肯定していた私は、その塾で勉強がはかどったかというと、はかどりませんでした。

点数が伸びない、他人に点数が抜かれる、行かなくなるの悪循環。

なんで行けないんだ、どうしてなんだ。
強く自分を否定し、否定するたびに自分のことを嫌いになりました。

そして、自分を嫌いになりすぎて生きている意味がわからなくなったとき、塾で恩師と出会ったのです。

その先生は明るく、常に周りに多くの人が集まっていました。

その先生から私への第一声は、
「あなた変人さが足りないわよ。唯一無二の自分になってこそ変人よ」
でした。

その言葉を聞いた私は、
「この人何言ってんだ?変人って…。他人からバカにされて自分をますます嫌いになっちゃうじゃないか…」
と、頭にはてなが浮かびました。

でも、この先生の周りにはいつも人がいました。

どうして周りに人がいるのか無性に知りたくなって、それからは塾に行くと勉強そっちのけで、つきっきりでその先生を観察しました。

そこから見えてきたものがあります。

その先生は、一人の人を他人と比較したり、優劣をつけたり、否定したりということを絶対にしません。

だから人が周りに集まっていたのです。

かたや私はどうでしょうか。

入塾早々、自分と同じような他人がいることに安堵し、私よりもいい点数を取っている人に嫉妬し、他人との優劣をつけたがっていました。

あんなに怖くて距離を置いた他人を気にして、勝手に見下し自分を正当化していた私に人が集まるわけない、そう思いました。

私は「他人が怖い」と言いながら、自分と他人と比べることで、いつも他人が心の中にいる状態をつくり出し、無意識で他人に近づいていたのです。

他人を怖いと思っていた私は、本当は他人がすごく好きで、人が好きだから過剰に期待して距離を置いてしまったのだということに気づいたのです。

これに気づいてから私は変わりました。

「変わった」というよりも「変えた」の方が正しいのでしょうか。

「勉強が一番、勉強さえできればいい」という考えを改めて、「勉強も人づき合いもどちらもしよう」と励むようになりました。

結果私は高卒認定試験に一発合格、そしてその年に大学に合格し入学しました。

大学に入ってからは軽音のインカレサークルに所属し、高校時代に体験できなかった経験――仲間たちと遊んだり恋愛したり――をして、高校時代の暗さが嘘のように楽しく過ごしています。

人は、他人との交流を通じて変わることができる

人は、他人との交流を通じて変わることができる

以上の経験から、私は、「人は、考え方次第でいくらでも変われるし、変えられる」と思います。

自分一人ではこのことに気づけませんでした。

「他人との交流を通した経験」が、自分に焼きつくのだと思います。

今この記事を読んでいる、学び直す自信がないあなた。

少しでも「将来は楽しめるようになるのかな」と思ったり、「自分も大学では楽しみたいな」と思ったのなら、思い切ってキズキ共育塾にご相談ください

キズキ共育塾では、自信のないあなたにも楽しんで勉強できるように、あなたと向き合い、一緒に考える先生がいます。

不登校を経験した私たちは、悩みの連続も乗り越えられる

不登校を経験した私たちは、悩みの連続も乗り越えられる

もしあなたが「自分はダメな人間だ」と思っているのなら、
「ダメなのはあなたでも周りでもなく、誰でもありません。
ダメな人はこの世には存在しません。全ては自分の考え方次第です」
と、声を大にして伝えたいです。

「自分には無理だ」と思わずに、いろんなことに挑戦してほしいです。

「自分の人生なのだから、自分のやりたいようにするべきだ」と思えたとき、あなたは人生を楽しめるようになります。

そうなるためには、まずは考えてみる。
とにかく考える。
自分について。
いいなと思う人を真似したり、自分のなりたい像を思い浮かべたり。

そうしているといつのまにか考え方も変わり、楽しくなります。

ですが、楽しくなったからと言って悩みがゼロになるわけではありません。

楽しい人生を過ごしていても、残念ながら悩みは連続してくるものなのだと思います。

でも、不登校の経験者である私たちには、考える力、悩みを乗り越える力があります。

不登校の経験は、悩みが出てきたときに生きてきます。

かつて不登校にマイナスなイメージを持っていた私は、今では新たな悩みに出会う度に「不登校の経験があってよかった」と思います。

考える力も身につきましたし、他人と比べることのない「唯一無二の自分」を手に入れることができたからです。

あなたにも、私のように「不登校になってよかった」と思える日が来ることを願っています。

さて、キズキ共育塾は、あなたの「一歩踏み出したい思い」に応えられる塾です。

私も「自分から変わろうとする人を助け、一緒に歩もうとする姿」に共感し、ここで働きたいと思いました。

そんな素敵な塾に、あなたもぜひ足を運んでみてはどうでしょうか。お待ちしています。

※本文中の写真は、全てイメージです

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