「何度でも、何歳からでも、誰かと一緒に進路や生き方について悩める場所」を支えたい
そもそもキズキ共育塾で講師をはじめるようになったきっかけは、自分自身の経験にあります。
というのも、実は大学卒業後に精神的な不調から引きこもりを経験しているんです。
そのときの経験から、「何度でも、何歳からでも、誰かと一緒に進路や生き方について悩める場所」を支えたいという思いを持つようになりました。
その思いを実現できる仕事を探しているときに、友人からの紹介を受けて、キズキの講師に応募しました。
公私共に誰しもの居場所を考え続けている
自分自身、こころのもろさを体験した1人です。
精神の不調や引きこもりを体験してからは、自分なりに人との関わりや人のこころについて学び続けています。その一環として精神保健福祉士を取得しました。
プライベートでも、居場所づくり活動や自死予防活動などに関わっています。他者にとっての居場所、自分自身の居場所について考え続けているところは自分のアピールポイントかもしれません。
敬意を持って対等に。キズキの講師として心がけていること
生徒さんと関わる上で大切にしていることは、キズキという場所に繋がってくれた、繋がろうとしてくれたその思いと勇気に敬意を払うことです。
その上で、生徒さんと一緒に学びや会話を楽しむこと、楽しめるように工夫し続けること、生徒さんの言葉を十分に待つことを心がけています。
なにより「共育」という言葉の通り、教える/教えられるという関係性であっても、自分と生徒は対等であることを絶対に忘れないように、いつも授業に臨んでいます。
授業中は、選択権をすべてこちらで持つのではなく、授業の進め方や学習の進度などについて、こまかく生徒さんに確認しながら進めています。
いま、悩んでいるあなたへ
これまでも、「勉強ができるかわからないけど“何か”をしたい」「自分のことについて話せる場がほしい」という思いから、キズキに繋がり、少しずつ、いろんなお話をしてくださった生徒さんがたくさんいました。
たしかにはじめの一歩は小さく、何も変わらないように思えるかもしれません。
しかし、一歩踏み出すことで変わることは必ずあります。
あなたのお話を聞かせていただけたら嬉しいです。
保護者さまへ
お子さんが不安や悩みのまっただ中にいるように、保護者さまも不安や悩みを抱えていることでしょう。
キズキの講師とスタッフは、お子さんのことを第一に考えて授業を一緒につくり上げています。
保護者さまだけでお子さんについてのお悩みを抱えないでください。
キズキをひとつの「相談する場」として使っていただければ幸いです。