摂食障害を乗り越え、人のつらい気持ちに寄り添うことができるように
学生時代の私は「突き詰めて考えてしまう性格」で、家族と衝突することもあり、悩みを抱えていました。
また、中高一貫の女子校に通っていた高校1年生のとき、ダイエットをきっかけに摂食障害となりました。
そして、その当時は心理学ブームがあり、「心理」についての情報が多く飛び交っていてました。
そうした状況から、私は「ややこしい自分の性格を知りたい」「上智大学で心理学を学びたい」と思うようになりました。
その後、予備校中心の受験勉強を経て上智大学に合格。
念願だった志望校での大学生活は楽しかったのですが、1年生の途中で電車に乗るのが怖くなり、今度はパニック障害の診断を受けました。
摂食障害も続いていたため、とてもつらい日々でした。
大学で同じような精神的な悩みを抱えている友人は少なくなく、大学のカウンセリングセンターを利用しながら通学していました。
心療内科やカウンセリングに2年ほど通うと、自分の気持ちがとても楽になったのを感じました。
つらい日々でしたが、乗り越えた今は「人の抱えているつらい気持ち」に寄り添うことができるようになり、貴重な学生生活だったと思うことができました。
うまくいかないときやつらくてどうしようもないときに、「共感してもらう」ことの大切さを学んだ気がします。
時を経て、子育て中心の生活になっていたとき、キズキ共育塾に出合いました。
「『人に寄り添いたい』という思いも、大学の心理学科で学んだことを活かす機会も、もうないかもしれない」と思っていたときでした。
今の自分だからこそできる授業があるのではないか、と考えて、キズキの講師となりました。
学校以外での居場所は塾だった
高校時代については、高校にうまく馴染めなかった私にとって、塾はありがたい存在でした。
学校以外での友人もでき、自分の居場所になっていたからです。
大学時代については、心理学の勉強は楽しかったのですが、「将来やりたいこと」が見つかりませんでした。
受験期間中は「志望校に合格する」ことが目標となっていたため、受験を終えて燃え尽きてしまったのかもしれません。
模試の成績も大切ですが、先の人生をイメージしながら勉強することも大切だったんだと気付かされました。
キズキでは、塾と講師が一体になってメンタル面をサポート
キズキでは、勉強面とメンタル面の二本柱で生徒さんをサポートしながら、生徒一人ひとりに寄り添った授業を行っています。
具体的には、生徒さんの体調を考慮しながら勉強のペースを決めたり、授業内で不安や悩みの解決法や工夫を一緒に考えたりしています。
スタッフと講師が一体になって行うメンタル面でのサポートの手厚さは他の塾にはなく、講師の私も驚いたほどです。
講師には、私も含めて悩んだ経験があったり挫折を経験したりした人も多くいます。
そんな経験を活かして、それぞれが生徒の悩みに真摯に向き合いながら学習支援をしています。
「生徒さんの悩みや希望を聞き、次の一歩に踏み出せるお手伝いができたら」
「生徒さんが自分では気付けなかった新たな可能性を見い出し、自分で選んでいくためのお手伝いができたら」
そのような気持ちで授業をしています。
今、悩んでいるあなたへ
私自身もつらいこともたくさんあったのですが、時を経て、いま元気に楽しく生きています。
そのことが、少しでも希望になってもらえたらいいなと思っています。
そして今、悩みを抱えているあなたも、今後の人生を自分で選択していくことで未来が広がっていくと信じています。
キズキと一緒に未来を広げていきましょう。
※名前は仮名です。