人生をやり直したい人必見! 人生をやり直す方法と考え方を解説
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
あなたは、人生をやり直したいと思っていませんか?
- 「今すぐに人生をやり直したい」
- 「もう一度人生を再スタートできたなら」
このように、人生をやり直したいと考えることは、誰しも一度は経験があるはずです。
結論を言うと、人生のやり直しは実現できます。
過去に戻れはしませんが、気持ちを切り替えて行動することで、人生はやり直せるのです。
このコラムでは、人生をやり直すために必要なポイントと考えるべきについて解説します。
このコラムを読んで、人生をやり直し、最高の再スタートを切りましょう。
目次
人生をやり直したいと考えるきっかけ
10代から20代にかけては、人間関係の構築や勉強・仕事など、さまざまな経験を通して成長をする時期です。それと同時に多くの悩みや不安を抱える時期でもあります。
私の見聞きする範囲で、特に10代・20代が人生をやり直したいと思うのはどんなときかをご紹介します。
①10代が人生をやり直したいと思うとき(友人関係、学校での出来事)
10代は、身体も心も大きく成長します。
また友人関係も広がり、「思春期」と呼ばれる成長ホルモンも活発になる時期を迎えるため、心の揺れも激しい状態です。
そんな心の変化が活発なときに、「人生やり直したい」と考えることは珍しくなく、例えば以下のようなきっかけがあります。
- 友人関係がうまくいかない
- 周囲の友人と話が合わない、趣味趣向が異なる
- 勉強や部活についていけない
- 受験に失敗してしまった
こういったことが「人生をやり直したい」と思うきっかけにつながり、それを悩みとして抱える人は多くいます。
②20代が人生をやり直したいと思うとき(仕事、周囲との人間関係)
20代は、心も体も大人として自立をする時期です。
就職して仕事を始める、また生涯の伴侶と出会って結婚するなど、さまざまな経験を通して多くの不安も生まれます。
その不安から、過去を振り返り自分を見つめ直すことや、周囲と自分を比べて挫折を感じることが増えます。そのため、以下のようなきっかけで人生をやり直したい」と思うこともあるはずです。
- 好きなことを学ぶ機会を得られなかった
- 就職が望んだとおりにいかなかった
- 仕事がうまくいかない
- 職場での人間関係に不満を感じる
- 激務により多大なストレスを感じ、健康面にも影響している
主にこのような場面が、「人生をやり直したい」と感じるきっかけにつながることが多いのではないでしょうか。
私たちキズキ共育塾は、人生をやり直したい人のための、完全1対1の個別指導塾です。
生徒さんひとりひとりに合わせた学習面・生活面・メンタル面のサポートを行なっています。進路/勉強/受験/生活などについての無料相談もできますので、お気軽にご連絡ください。
人生をやり直すための5つの方法
では、このような状況に直面したとき、どのように行動を起こせばよいのでしょうか。
人生をやり直すためには、まず気持ちを持って行動を起こすことが大切です。
しかし、いざ行動を起こすにしても、具体的にどう動いていいかわからないものです。
この章では、人生をやり直すための、具体的な行動の起こし方について解説します。
やり直す方法①関わる人を変えよう
人生をやり直すために必要なポイントとして、関わる人を変えるのが有効です。
関わる人を変えることで、新しい価値観に触れたり、新しいことに挑戦する機会になります。
関わる人を変えるために、何をすればいいか考えて行動するのが大切です。
これまでの人づきあいを全て断とう、という意味ではありません。
やり直しのために変えないといけないと思う人間関係を変えるようにしましょう。
新しい人間関係を築く方法には、以下のようなものがあります。
- 趣味のサークル・習い事、ボランティア団体、NPO団体、勉強会など、同好の士が多い団体に入る
- 町内会や消防団など、地域密着型の団体に入る
- 知らない人同士で交流ができるイベントや場所に行く
- 興味のある分野のオンラインサロンに入る
- 友達の友達を紹介してもらう
- 交流会のある著名人のイベントに参加する
- 転職する、アルバイトや副業を始める(次項で紹介します)
ただし、「人生をやり直したい」と思っている人を、マルチまがいな商法や、過激な政治思想などに誘導しようとする人がいるのは、残念ながら事実です。
危ないと思ったらすぐに引き返したり、警察や弁護士などに相談することはためらわないようにしましょう。
やり直す方法②仕事を変えよう
人生をやり直すには、仕事を変えるのも有効な手段の1つです。
仕事を変えると、業務内容、収入、通勤環境、前項の関わる人など、人生のいろんなことが変わります。
新しい仕事では、それまでの職場の評価や人間関係などを気にせずに人生をやり直せます。
仕事は人生の大半の時間を占めるので、変えると再スタートしやすいでしょう。
また、仕事を変えるとは、転職だけに限らず、フリーランス・個人事業主、起業、副業、専業主ふからの仕事開始なども含みます。
何をしたいか、何をしたくないか、どれくらいの収入がほしいか、どんな職場環境がよいかなどを考えて仕事を変えると、人生を変えることができます。
なお、仕事を変えるときも、一人だけで挑戦しなくても大丈夫です。
就職・転職エージェントなどを利用すると、向いてる仕事を紹介してくれたり、履歴書や面接のアドバイスもくれたりします。
適切に人の力も借りながら、人生をやり直しましょう。
やり直す方法③住むところを変えよう
人生をやり直すためには、住むところを変えるといいでしょう。
住むところを変えると、人生は自然に変わります。
新しい家で日常を過ごすようになれば、ほかの新しいことに挑戦しようという気持ちが湧いてきます。また、挑戦せざるをえなくもなったりするのです。
例えば、海の近くに住めば、泳ぎや釣りを始めようと思ったりするでしょう。
車庫がないところに住めば、移動の手段を電車やバスに変えざるをえません。
引越しによって、前項までの人間関係や仕事が変わることも考えられます。
どんなことをしたいか、どんなところに住みたいか、今住んでいるところの何を変えたいかなどを不動産屋さんにも相談して、新しく住むところを探しましょう。
やり直す方法④学び直そう
人生をやり直すために、学び直すといいでしょう。
学び直すと、できることが増えて、新しい選択肢を選べるようになるからです。
例えば、プログラミングに興味が出て学び直したとします。
最初は趣味や遊びの感覚でも大丈夫です。
ですが、真面目に学び続けたら、そのうちスキルが身についてきます。
スキルが身につけば、プログラミングで生きていく、という方向で人生をやり直せるでしょう。
こうしたスキル以外にも、資格を取ったり、大学や専門学校などに入り直すことも手段の一つです。
そこで学んだ新たな知識が次の道を開きます。学ぶ場に通うことでできた新たな人間関係が人生を変えることも考えられます。
ですので、「今の仕事を辞めて人生をやり直したい」「新しいことを始めて人生をやり直したい」と思っている人には、学び直しは非常に有効な手段でしょう。
やり直す方法⑤人に相談しよう
人生をやり直すためには、人に相談するのも有効です。
相談によって直接人生が変わることもあります。また、解決に向けた方法を教えてもらえるかもしれません。そうでなくても気持ちが楽になります。
また、相談相手があなたを応援したいと思ってくれたら、やり直しに向けた協力者を増やすこともできるでしょう。
相談相手には、信頼できる家族・恋人・友人・知人を頼りましょう。公民問わず相談を聞いてくれる団体もあります。
「人生をやり直したいなんて、恥ずかしくて人には言えない」なんて思う必要はありません。人に相談して、気持ちを整理しつつ、協力してくれる人をつくりましょう。
人生をやり直せる人の3つの特徴
ここまでは、人生をやり直すために必要なポイントについて紹介しました。
しかし、実際にやり直せるイメージ湧かない人もいるでしょう。
人生を実際にやり直せる人の特徴について、1つずつ詳しく紹介していきます。
やり直せる人の特徴①行動を起こすのが早い
行動を起こすのが早い人は、人生をやり直せる確率が高くなります。
なぜなら、行動を起こすのが早い人は、チャンスを掴みやすいからです。
例えば、人数限定の行きたいセミナーがあったとします。
行動を起こすのが早い人は、すぐ予約して予定どおりそのセミナーにいって知識をインプットし、その知識をすぐアウトプットとして行動を起こし、結果を出します。
一方行動を起こすのに時間がかかってしまう人は、セミナー予約の段階で行動が遅くなり、満席になり参加できない可能性が高くなります。
もし参加できても、インプットした知識を活かすための行動をすぐに起こせません。
行動を起こさない間に知識は忘れて、セミナーに行った意味がなくなってしまいます。
ですので、行動を起こすのが早い人の人が、チャンスを掴みやすいため人生をやり直せるのです。
とはいえ、これまでの行動が遅かったとしても、今からのやり直しはもちろん可能です。
やり直せる人の特徴②考え方を切り替えることができる
考え方を切り替えられる人は、人生をやり直せます。
今までのことを受け入れた上で、新しいことを進めていけるからです。
人生をやり直すためには、今までの考えをリセットして、切り替えて必要があります。
考え方を切り替えられるようになり、人生をやり直しましょう。
やり直せる人の特徴③目標がある
目標がある人は、人生をやり直せます。
なぜなら、人生をやり直している最中に壁にぶち当たったとしても、目標を追い求めて、がんばることができるからです。
しかし、がんばるためには、「目標を達成する」という強い気持ちが重要になります。
強い気持ちで、目標に挑めば人生をやり直すことができるでしょう。
ただ、目標というのは「これがしたい!」「こうなりたい!」という積極的・具体的な方向だけとは限りません。
「こういう生活は嫌だな…」という消極的な発想でもOKです。最初は「なんとなく人生をやり直したいな…」という漠然とした方向でも大丈夫です。
人生をやり直すために改めるべきこと4点
人生をやり直すためには、改めるべき点があります。
必ずしも悪いことではないですが、人生をやり直すには、変えた方がいい点です。
この章では、人生をやり直すために改めるべき点について解説します。
やり直すための改善点①考え過ぎて行動まで踏み出せない
考えすぎて行動まで踏み出せないと、人生やり直すことは難しくなります。
なぜなら、行動を起こさないと人生は変わらないからです。
慎重に考えることは悪いことではないですが、人生をやり直すためには、適切に行動するがあります。
人生をやり直したいなら、考え過ぎずに早く行動を起こしましょう。
やり直すための改善点②自信がない
人生をやり直すためには、自信がないことは改めた方がいいでしょう。
なぜなら、自信がないと行動を起こせません。また、自信がないと継続できないからです。
今は自信がなくてもしょうがないですが、徐々に意識して、自信をつけていきましょう。
自信は、小さな成功体験を積み重ねることで身についていきます。
自信を持って、挑んでいくことで人生やり直せます。
やり直すための改善点③常識にとらわれている
常識にとらわれていると、人生をやり直すのに時間を要するでしょう。
なぜなら、人生をやり直すためには、常識を超えたことをしてしていくことも必要だからです。
例えば、「一度就職した会社で定年まで働く」という「常識」にとらわれていたら、「仕事を変える」という行動がとれません。
ですので、常識にとらわれすぎないように、自分の意志で行動することで、人生をやり直せるでしょう。
やり直すための改善点④最初から大成功しようとしている
最初から大成功をしようという思いは改めましょう。
最初は、小さい成功体験を積み上げましょう。
野球の素人が「プロ野球選手になりたい」からといって、いきなりプロ野球チームの入団テストを受けても、合格して活躍するのは無理ですよね。
コツコツと、まずはしっかり練習を積み重ね、どこかの草野球チームに入れてもらって活躍して…というステップ・成功体験が必要です。
この例の場合、最終的にプロ野球選手になることは難しいかもしれませんが、それでも、少しずつ野球で活躍できるように人生が変わっていきます。
大成功をしようとするのは悪いことではありません。しかし、段階を踏んでいくと人生をやり直しやすくなるでしょう。
人生をやり直すときに考えてほしい5つのこと
人生をやり直すときに考えてほしいことがあるのです。
以下で、詳しく紹介します。
やり直すときに考えてほしいこと①年齢は関係ないと考える
何かを始めるのに年齢は、関係ありません。
年齢が何歳でも、人生はやり直すことができます。
例えば、40歳で「服が好きだったから、もっと若い頃にアパレル関係に就職しとけばよかったな」と思ったとします。
40歳でアパレル関係に転職してはダメと、誰が決めたんでしょうか。
もし転職が無理だったとしても、洋服店を自分で立ち上げることも可能です。
どんな年齢だって、挑戦はできます。
これからの人生では、今が一番若いときなのです。
また10年後に「あのときやっていればよかった」と思わないように、年齢関係なく今できることをはじめましょう。
やり直すときに考えてほしいこと②自分らしい生き方を考える
人生をやり直すためには、自分らしい生き方を考えましょう。
せっかく人生をやり直したのに、意味がなかったと思わないようにするためです。
自分らしい生き方を考えておくことで、目標ができ、その生き方を目指してがんばることができます。
自分らしい生き方が定まらないときは、「なりたくない自分から逆算する」という方法もあります。
なりたくない自分にならなければ、自ずと自分らしい生き方が見えてくるでしょう。
自分らしい生き方を考えて、人生をやり直しましょう。
やり直すときに考えてほしいこと③前向きに考える
人生をやり直すためには、前向きに考える必要があります。
前向きに考えることで、一歩踏み出しやすくなるからです。
しかし、前向きに考えることが難しい場合もありますよね。
そんなときは、無理に全てを前向きに考える必要はありません。前向きにとらえられそうなことから、行動していきましょう。
前向きにとらえることで見えてくるものがありますよ。
やり直すときに考えてほしいこと④最終的には自分で考える
人生のやり直しに関するいろんなことは、最終的には自分で考え、自分で決断しましょう。
自分で決めることで、人のせいにできなくなるからです。
「人が決めたことに乗ったらこうなった」と言いわけしていたら前に進めません。
しかし最終的な決断に至るまでは、人に頼ったり相談することも必要です。
相談結果やアドバイスを参考にしつつ、《最終的には》自分の意志で決めることが大切になります。
やり直すときに考えてほしいこと⑤今できることを考える
人生をやり直すために、今できることを考えましょう。
「思い立ったが吉日」という言葉どおり、今行動することが大切です。
行動するために、小さくても構いません。今やれることを考える必要があります。
今できることを考えて、その上で行動しましょう。失敗したら修正するという循環でくり返せば、きっと、人生をやり直して自分の納得のいく人生を歩めるでしょう。
人生をやり直したいときに参考になるコンテンツ
人生をやり直すことには、やはり勇気ときっかけが必要です。
この章では、人生をやり直したいときに参考になるコンテンツを紹介します。偉人の名言や映画、その他本などをピックアップしてみました。
紹介した中のいずれかが、もしかするとあなたに人生をやり直すためのきっかけを与えてくれるかもしれません。ぜひご一読ください。
①人生をやり直す後押しをしてくれる「名言」
人生をやり直すための一歩を踏み出すことは、誰にとっても決して容易ではありません。
もし、その一歩を踏み出すことをためらっているのであれば、過去の偉人・著名人たちの名言が後押しをしてくれます。
そんな彼らの言葉の中から、人生をやり直すためのスタートラインに立つ勇気をもらえる名言をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
■どん底は人生をやり直すための確かな基盤となった(J.K.ローリング)
世界的ベストセラーの「ハリーポッターシリーズ」の作者であるJ・K・ローリングの名言です。
シングルマザーとして貧困と戦う中で「ハリーポッターシリーズ」を書いた彼女は、2008年にハーバード大学の卒業式のスピーチで、学生たちにこの言葉を送りました。
子どもを抱えて、たった一人で厳しい状況に直面したことのある彼女から出た言葉だからこそ、その重みを感じます。
人生をやり直したいという気持ちが強い人ほど、この言葉が強く響くのではないでしょうか。
YouTube
出典:J.K. Rowling Speaks at Harvard Commencement(YouTube)
■どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから、いいじゃないですか(アインシュタイン)
現代物理学の父・アインシュタインの名言です。
この先の人生を決めることができるのは、その人生を歩む本人のみです。
誰かがあなたの決断に反対したとしても、あなた自身は自分の決断に対して、一番の理解者でなければなりません。
もし、あなたが道を誤ったときには、あなたを大切に思う周囲の人が、きちんとフォローしてくれるはず。
だから自分で選んだ道を歩むことに集中するだけで構わない。
そんな思いが込められた、アインシュタインの優しさを感じる言葉です。
出典:「アインシュタイン150の言葉」(1997、ディスカバー・トゥエンティワン、ジェリー・メイヤー/ジョン・P・ホームズ編集)
■これだけは、覚えておきなさい。何もかも失ったと思える瞬間でさえ、あなたの未来は残っているということを。(ロバート・ハッチングス・ゴダード)
ロバート・ハッチングス・ゴダードは、人類初の液体燃料ロケットの打ち上げに成功した人物です。
彼の研究は当時の常識を超えたものだったため、ほかの科学者やマスコミから嘲笑されることが多かったのです。
それにもひるまず研究を続けたことで、亡くなるまでに214件もの特許を取得しています。
彼の死後、その特許はすべてアメリカ合衆国に買い取られ、宇宙開発に大きく貢献をしました。
そんな彼の言葉は、挫折したと思えるときでも、未来への希望を持ち続けることを後押ししてくれるに違いありません。
出典:「栄光なき天才たち 宇宙を夢みた人々」(2010、講談社、漫画・漫画原作:森田信吾/原作:伊藤智義)
■過ぎ去ったことをいつまでも思いわずらってはなりません。問題点を明らかにするために用いてから、過去は過去として、後においていきなさい。(アイリーン・キャディ)
北スコットランドの国連とも連携をしているNGO、フィンドホーン財団の創設者の一人であるアイリーン・キャディ。
彼女自身は、財団を創設する前に失業を経験し、苦しい日々を耐え抜いてきたそうです。
つらい経験でさえも、次に進むための糧として捉えるような力強さを感じるこの言葉は、人生の再スタートを後押ししてくれるきっかけとなるのではないでしょうか。
出典:「聖なる知恵の言葉」(2000、PHP文庫、編集:スーザン・ヘイワード/翻訳:山川紘矢・亜希子)
■逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。(ウォルト・ディズニー)
ウォルト・ディズニーは、子供たちを幸せにする無数の映画を作成し、映画業界に新しい技術と進歩をもたらしました。
しかし、そこに至るまでの彼は、多くの挫折を経験した苦労人でもあります。
新聞の漫画コラムや広告デザインの仕事をしますが、契約更新切れであまり長くは続かず、貧困生活を強いられます。
20歳で立ち上げたデザイン会社は、大きな実績を残すことができず潰れてしまうなど、その成功までの人生は波乱万丈でした。
逆境という言葉に抵抗のある人にとって、この言葉は理想論かもしれません。
ですが、彼のような人物が逆境を前向きに捉えた言葉を残している事実は、苦境にある方の後押しになることは間違いありません。
出典:「ウォルト・ディズニーの言葉 ~今、我々は夢がかなえられる世界に生きている~」(2012、ぴあ、ウォルト・ディズニー)
②人生を再スタートする勇気をもらえる「映画」
映画はただの作品というだけでなく、鑑賞の域を越えて、笑ったり・泣いたりとその世界観を体験するためのコンテンツでもあります。
人生をやり直すために気持ちを震わせる、そんな映画に触れることで、大きな一歩を踏み出すことができるかもしれません。
■LIFE(2014)
この映画は、1939年に発表されたジェームズ・サーバーの短編小説「ウォルター・ミティの秘密の生活」を原作とする映画「虹を掴む男」のリメイク作品です。
夢があっても空想に逃げてきた主人公が、ひょんなことをきっかけに世界中を駆け回る冒険の旅へと繰り出します。
何かをきっかけにして人生が劇的に変化するということは、一見受動的にも思えます。
しかし一方、この映画では主人公の「自分自身はこのままではダメだ」、「現状から変わりたい」という内に秘めた思いも感じ取れます。
「人生に遅いということはない、決意した瞬間から人生は動き出す」ということを印象強く教えてくれる映画です。
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■はじまりのうた(2013)
ニューヨークを舞台に、恋愛、家族、仕事などさまざまな問題に悩みながら生きている人々が、音楽を通じて運命を切り開き、新たな人生の一歩を踏み出すきっかけを描写した作品です。
多くの失意に沈んだ人たちが音楽を通して再スタートする姿は、まさに、どんな状況でもいつでも人生はやり直せるんだという勇気を与えてくれます。
挿入歌である「Lost Stars」が第87回アカデミー賞の歌曲賞にノミネートされるなど、音楽をテーマとする映画として高い評価を得た映画です。
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■イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008)
俳優でコメディアンのジム・キャリーが主演のコメディ映画です。
何に対しても「NO」と答えることで自分を守ってきた、ジム・キャリー演じる銀行員。
あることをきっかけに、どんなことに対しても「YES」と答えなければならない状況に陥りますが、その結果、閉ざしていた人生が大きく広がっていくというストーリーです。
ジム・キャリーの人間味に溢れた演技が素晴らしく、トライする勇気を観た人の気持ちに与えてくれます。
「新しいことに挑戦したい」と思っていても、決まった日常から踏み出すのは、誰しも難しいことです。
しかしこの作品は、人生をやり直したいという状況を、逆境から新しい一歩を踏み出すチャンスという捉え方に変えてくれます。
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■建築学概論(2012)
韓国の恋愛映画の興行記録を塗り替えたヒット作です。
学生時代にお互いにひかれ合いながらも、小さな誤解が原因でそのまま離れていった男女が時を経て再会する物語です。
恋愛だけでなく、日常生活のさまざまな場面で、過去の言動が後悔の元になることは多々あります。
もう一度あの日に戻って、人生をやり直したいという想いを抱く人は多いのではないでしょうか。
この映画からは、過去をきっぱりと切り離すための勇気をもらえます。
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③人生をやり直すためのヒントになる「書籍」
さまざまな書籍も、人生をやり直すきっかけやエネルギーになります。
■『未来食堂ができるまで』(小林せかい、小学館、2016)
2015年9月に神保町にオープンした「未来食堂」。
「まかない」、「あつらえ」、「ただめし」といったユニークなシステムを導入して話題となった未来食堂のメイキングの過程を、日記形式で紹介した書籍です。
巻末には事業計画書も掲載しているなど、ビジネスモデルを参考にする人も多い書籍ではあります。
しかし、ビジネスの観点だけでなく、人間の性質や心模様、表現しにくい感情などが言葉で丁寧に記されています。
開業を目指す人だけでなく、何か大きな一歩を踏み出す人への心にも響く一冊です。
不器用さも自分の武器にしてしまう作者の人柄は、多くの人の参考にもなります。
■『IKIGAI:日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣』(茂木健一郎、新潮社、2018)
脳科学者として多くの著作がある茂木健一郎さんが、初めて英語で書いた書籍です。
日本版は、同じ脳科学者である恩蔵絢子さんが翻訳して出版をされています。
「生きがい(IKIGAI)」という言葉は、エンジニアとして日本で働くスペイン人のエクトル・ガルシアさんと、同じスペイン出身の作家フランセスク・ミラージェスさんが、2016年に出版した「ikigai:The Japanese Secret to a Long and Happy Life」によって、世界中に知られることになりました。
そして、「日本人にとって、幸せとは社会的な成功だけでなく、本来は自分の役割の中に充足を見い出すことにある」…という生き方が世界で注目を集めました。
そうした状況の中、イギリスの出版社から茂木さんに「日本人の言葉でちゃんと「IKIGAI」を説明してくれないか」という要請があり、出版に至った一冊です。
ミシュラン三つ星の寿司職人、アニメーション界の巨匠、下位のまま現役を続ける力士など、複数の日本人の人生観を分析し、「幸せな人生とは何か?」というテーマに迫っています。
じっくりと読むことで、人生やり直しのヒントを探すことができるかもしれません。
④その他のコンテンツ
名言や映画以外にも、人生をやり直すための糧になるコンテンツはたくさんあります。
今回はその一部をご紹介します。
ぜひ、名言や映画、書籍と併せて、お時間があるときにチェックしてみてください。
■エミリー・エスファハニ・スミス:幸せを目指すだけが人生じゃない(TED)
YouTube
さまざまな分野で活躍する人を招き、アイデアなどを語ってもらうイベントを開く米国の非営利団体「TED」の動画から、人生をやり直したいと思ったときのヒントになる動画をご紹介します。
以上の動画では、アメリカのスタンフォード大学フーバー研究所で編集者をしているエミリー・エスファハニ・スミスが、「いまの仕事が自分の転職だと思えれば、それ以上の幸せはないが、多くの人がそう感じられていないことも事実である」として、「仕事に意義を感じるための方法論」を提示しています。
仕事が原因で「人生をやり直したい」と感じたときに、心を落ち着けて考えるきっかけをあなたに与えてくれるかもしれません。
■ R.E.M. – Everybody Hurts(1992)
2011年に解散したアメリカのロックバンド「R.E.M.」による、ファンからの人気も根強い1曲です。
第36回グラミー賞で最優秀アルバム賞にノミネートされたCDアルバム「Automatic for the People」に収録されています。
当時のアメリカでは、自ら命を絶つ若者が増加し、大きな社会問題にもなっていました。
そんな状況を悔やんだR.E.M.によって作られたのがこの1曲です。
シンプルでありながら優しいメロディーと繊細なボーカル、「誰もが傷ついている」、「決して君は独りじゃない」と後ろ向きな気持ちを肯定してくれる歌詞の内容は、人生をやり直したいと追い詰められた気持ちに寄り添ってくれるはずです。
YouTube
まとめ〜人生はいつからでも、何度でもやり直せます〜
人生はいつからでも、何度でもやり直せます。全ては、気持ちと行動次第です。
人生をやり直すという気持ちを持って行動に移しましょう。
このコラムの行動の方法や考え方を参考にできそうなこと、できるだけすぐにやってましょう。
人生をやり直すことができた後には、明るい未来が待っています。
さて、私たちキズキ共育塾は、お悩みを抱える人のための個別指導塾です。
高校や大学への進学、資格取得など、学び直しを通じた人生のやり直しを応援しています。
「もう人生をやり直せないんじゃないか」「自分には学び直しできないんじゃないか」 そんなふうにお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
ご相談は無料です。また、保護者さまだけでのご相談も可能です。