子どもに勉強させる方法とは? 勉強させるためのコツを解説

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルをサポートするキズキ共育塾です。
子どもがなかなか勉強をせずに悩む親御さんは多いのではないでしょうか。無理に勉強させるわけにもいかず、どう対処すればいいのかわからないとお悩みかもしれません。
このコラムでは、子どもに無理なく勉強させる方法について解説します。
子どもが勉強しない理由を知りたい人や、勉強させるためのコツを知りたい人の参考になるはずです。
あわせて、通塾をきっかけに子どもが勉強するようになった親御さんの体験談も紹介します。ぜひ、最後までご覧ください。
私たちキズキ共育塾は、勉強が苦手なお子さんのための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
子どもが勉強しない8つの理由

子どもが勉強しない理由として考えられるものは、以下のとおりです。
- 勉強が嫌い
- 勉強に不向きな環境にいる
- 反抗期
- 部活・アルバイトで疲れている
- 勉強に必要性を感じない
- 頑張ろうという気持ちになれない
- 学校が嫌い
- 勉強以外に悩みがある
ただし、以上のうちのどれか1つが決定的な理由になるとは限りません。複数の理由が絡みあって勉強する気になれないこともあります。
また、生育環境や学年によっても、勉強しない要因は異なります。そのため、まずは目の前の子どもとコミュニケーションをとり、理解することが大切です。
子どもが勉強しない理由については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
子どもに無理なく勉強させる9つの方法
この章では、子どもに無理なく勉強させる方法について解説します。
ただし、この方法を使えば必ず効果が出るというものではありません。方法によって、向き・不向きがあります。
お子さんの性格を考慮しながら、相性のよい方法を選ぶことが大切です。
方法①学習塾を利用する

ひとりだと勉強する気にならない場合や、独学だとうまく勉強が進められないことが多い場合は、学習塾を利用するのが有効です。
学習塾で学ぶメリットとして、以下が挙げられます。
- 一緒に勉強する仲間ができる
- わからないところを気軽に聞ける
- 毎週一定の勉強時間を確保できる
- 自分に合った勉強のやり方を知れる
- 学習計画を立てるサポートをしてくれる
自分に合った学習塾に通塾することで、勉強が楽しくなったという子どもはたくさんいます。
学習塾の雰囲気、授業の形式、講師との相性などを測りながら、お子さんに合った学習塾を見つけましょう。
子どものペースに合わせて学べる学習塾としては、個別指導がオススメです。
私たちキズキ共育塾も、完全個別指導の学習塾です。興味のある人はお気軽にご相談ください。
方法②友達を誘って勉強会を開く
友達と一緒に勉強をしたほうがモチベーションが上がるという子どももいます。その場合は、仲のいい友達を誘って勉強会を開くのがオススメです。
友達と勉強すると、以下のメリットが期待できます。
- 勉強が得意な友達と学ぶことで理解が早まる
- 勉強が苦手な友達と学ぶことで説明がうまくなる
- 一緒に試験対策をすることでテストを楽しめるようになる
- 友達と気軽に勉強の話をすることで学習のハードルが下がる
子どもが勉強に誘いやすい環境を整えるなど、親御さんもぜひサポートしてあげてください。
方法③図書館やカフェなどに行く

近場の図書館やカフェに場所を移して学ぶことも効果的です。
気持ちの切り替えができるだけでなく、家は休む場所、カフェは勉強する場所とメリハリをつけて勉強するトレーニングにもなります。
家だと勉強に身が入らないという子どもや、年下のきょうだいがいて集中しづらいという場合に、効果が出やすい方法です。
方法④勉強部屋を片付ける
子どもを自然と勉強に向かわせるために、まずは集中できる環境を整えましょう。
特に、勉強部屋を片付けることは重要です。
机に向かっていても視界にゲームやマンガが置いてあると、どうしても気が削がれやすくなります。
また、卓上にスマートフォンを置いていただけで、認知機能テストの結果が10%以上悪くなったという研究データもあります。
集中を妨げるものを優先的に片付けましょう。(参考:Journal of the Association for Consumer Research「Brain Drain: The Mere Presence of One’s Own Smartphone Reduces Available Cognitive Capacity」)
方法⑤家族が勉強を見てあげる

子どもが小学生の場合は、家族と一緒に勉強をすることが有効です。
子どもにとっては、一緒に課題に取り組んでくれる人がいるだけで心強いものです。
勉強の習慣が身につくまでは、夕食後に30分だけ一緒に宿題をするなど、親子でルールを決めて取り組むのもよいでしょう。
方法⑥アプリを使ってゲーム感覚で学ぶ
最近では、ゲーム感覚で勉強できるアプリがたくさんあります。
以下のような科目は比較的、アプリとの相性がいいです。
- 簡単な演算
- 英単語記憶
- 英語リスニング
- 英語の文法問題
- 歴史や地理などの暗記科目
一問一答やクイズ形式のアプリであれば、気軽に勉強しやすくなります。
また、問題を解けば解くほどレベルが上がり、達成感を得られるアプリもあります。
モチベーションを自然に保ちながら、勉強させる方法として有効です。
方法⑦お気に入りの文房具を買ってあげる

子どものころにお気に入りの文房具を買ってもらったことで、勉強する意欲が湧いたという人も多いのではないでしょうか?
身の周りに好きな文房具を揃えることは、勉強へのモチベーションアップに効果的です。
グリップが握りやすいペンや、簡単に文字を消せる消しゴムなど、勉強を快適にできる文房具を見つけるのもよいでしょう。
子どもと一緒に好きな文房具を選ぶことで、勉強に対してポジティブな印象を与えられます。
方法⑧得意科目を伸ばして成功体験を作る
成績が伸び悩んでいることで勉強が進まない子どもには、得意科目に集中させるのもオススメです。
得意科目を伸ばすことで、以下のメリットが期待できます。
- 学習能力に自信がつく
- 自分の勉強法を確立しやすくなる
- ほかの科目の成績を伸ばすヒントが得られる
勉強に苦手意識を持っている子どもや、勉強嫌いになりかけている子どもには、得意科目を伸ばすことで成功体験を作ってあげましょう。
方法⑨目標を達成できたら褒める

何のために勉強しているのかわからない子どもには、褒めてあげることが効果的です。
小学生など、子どもが小さいときほど親から褒められるのは嬉しいものです。達成感が得られて、自己肯定感も上がります。
例えば、勉強時間やテストの点数など、目標を決めて勉強させることから始めましょう。
目標を達成できたときには、褒める言葉をかけるだけでなく、ケーキなどのご褒美をあげるのもよいでしょう。
ただし、ご褒美をもらえて当然と子どもが思い込んだり、要求がエスカレートして、勉強の本来の目的(自分の将来のため、など)を忘れることのないように注意してください。
子どもに勉強させるための5つのコツ
勉強させる方法を実践することと同時に、勉強するように促すポイントもあります。
この章では、子どもに勉強させるためのコツについて解説します。
コツ①勉強を強制しない

子どもが勉強しないからといって、強制することは避けましょう。
勉強を強制すると、以下のような悪影響を与える可能性があります。
- 勉強嫌いになる
- 子どもの自立心を損ねる
- 楽しみながら学べなくなる
- 勉強=親に叱られてやるものという認識ができる
まずは、子どもが自発的に勉強に取り組むようにアシストすることを心掛けましょう。
コツ②できることがあれば手伝う
協力的な姿勢を見せることも、子どもに無理なく勉強させるために必要なことです。
- 必要な文房具があれば早めに用意する
- 欲しい問題集や参考書があれば購入する
- わからなくても一緒に勉強を見てあげる
できる範囲で構いませんので、親御さんが手助けする姿勢を見せることが大切です。
子どもによっては学校以外の勉強の場を求めているのに、学習塾や通信教育の存在に思い至らないこともあります。
特に、不登校状態にある子どもは、親御さんに「学習塾に通いたい」と切り出しづらいかもしれません。
そのような場合は、無理強いにならないように留意しながら、親御さんから塾通いを提案してあげるのもよいでしょう。
コツ③叱ったり否定したりしない

ゲームなどの娯楽にいつまでも没頭している子どもを見ると、叱りたくなる親御さんもいると思います。
しかし、勉強しない子どもを叱ったり、否定したりすることは避けましょう。
勉強に対して嫌なイメージがつくだけでなく、子どもの自尊心を傷つける可能性があります。
子どもが娯楽に夢中になっているときには、「何時になったら宿題をやるの?」など、時間を区切るように促すのが勉強させるための第一歩です。
コツ④取り組む姿勢や過程を褒める
勉強をする子どもには、結果よりも姿勢や過程を褒めるようにしましょう。
- 毎日勉強して偉かったね
- 粘り強く頑張った成果だね!
- ちゃんと計画どおりにすすめられたね!
- 朝早く起きて勉強した成果が出てよかったじゃない
どの頑張りが結果に結びついたのかを意識して褒めることで、親が自分をきちんと見ていてくれているという安心感が得られます。
「次もこんなふうに頑張ればいいんだ」と子どもに思わせることを念頭に置き、褒めてみてください。
コツ⑤きょうだいや同級生と比較しない

勉強しない子どもを同級生やきょうだいと比較してはいけません。
特に、以下のような言動はNGです。
- どうして〇〇ちゃんみたいにできないの?
- 〇〇くんは毎日ちゃんと勉強してるって聞いたよ
- そんなんじゃ〇〇くんみたいにいい点数取れないよ?
ほかの子どもを引き合いに出すと、親は自分をきちんと評価していないと感じるようになり、不信につながります。
子どもによっては反抗的になったり、意地でも勉強をしないと思い込むことがあるかもしれません。
誰かと比べて子どもを否定することは、絶対に避けましょう。
通塾を始めてから勉強するようになったという親の体験談
この章では、キズキ共育塾の体験談の中から、通塾を始めたことで子どもが勉強するようになったという親の体験談を紹介します。
体験談①子どもたちに勉強の楽しさを気づかせてくれた

LD/SLD(学習障害/限局性学習症)がある2人の小学生の子どもは、どちらも「自分は勉強ができない」という漠然とした不安を常に抱えていました。
2人に勉強の楽しさを実感してもらうため、自尊心を傷つけずに近い目線でアドバイスや励ましをくれる先生がいそうなキズキ共育塾を訪れました。
通ってみると、とことん個人に寄り添ってくれるという印象で、2人に聞くとどういった興味や関心をもっているのか、どのようなことにこだわりがあるのかをとても配慮してくれたそうです。
講師の皆様は、どうすれば面白く教えることができるかを常に考えているようでした。
そのおかげか、2人とも毎回楽しそうな様子で帰宅してきたことを覚えています。自ら学ぶことに積極的になってくれて、兄は私立中学校にも合格できました。
体験談②中学生の子どもが勉強だけに集中できる環境ができた
中学生の子どもは不登校で、そもそも塾に通えるのか、通えたとしても続けられるのかなど、たくさんの不安がありました。
しかし、子ども本人に塾に通いたい意思があったため入塾を決めました。私もキズキ共育塾の自由度の高い授業形態に魅力を感じました。
通塾が始まってから、子どもは決まった日時に外出できるようになり、「勉強だけに集中できる環境ができた」と喜んでいます。
体験談③キズキに通って成績向上、自身がついて本人もやる気に

子どもはほぼ毎日高校に登校していましたが、学校生活は苦手だったようです。学校では集中して勉強できず、学力に不安を覚えていました。
キズキ共育塾への通塾を決めたのは、一般的な進学塾は向いてないと考えたためです。
キズキは子どもに合っていたようで、通いはじめてから少しずつ成績がよくなっていきました。自信がついたのか、本人もやる気を出しています。
まとめ~無理なく勉強させる方法を実践して子どもをサポートしましょう~

子どもに勉強させる方法がわからず、悩んでいる親御さんは少なくないと思います。策が見つからず、子どもに勉強を無理強いしたくなる時もあるでしょう。
そんな時に意識してほしいことは、子どもが自然と勉強に向かえる環境を整えることです。
子どもに無理なく勉強させる方法はたくさんあります。1つの方法にこだわらずに、複数の方法を組み合わせてみてください。
もし、子どもに合う方法が見つからない場合は、学校の先生や学習塾に相談するとよいでしょう。
子どもの勉強で悩んでいる親御さんは、ぜひ私たちキズキ共育塾にご相談ください。
Q&A よくある質問