上手くいかなかった高校生活

小中学生のときは、みんなと同じように学校に通う、「普通」の生徒でした。

中学校では入った部活に恵まれて、すごく通うのが楽しかったですね。

高校でも同じ部活を続けるつもりで、その競技の強豪校に進学しました。

勉強と部活、どちらもがんばることを決意して入学したのを覚えています。

でも、僕の思いとは裏腹に、部活が本格化するにつれて両立はどんどん難しくなっていきました。

練習が厳しくなり、僕は周りに置いていかれるばかりでした。

体育会系の空気に馴染むことも難しく、先輩との関係がこじれてしまったこともつらかったです。

嫌なことが重なり、次第に心は部活から離れていきました。

その後、一度は休部して勉強に専念したものの、結局は元の部活に戻りました。

やっぱり自分が一番輝いていた場所をあきらめることは難しかったんです。

しかし、周りの対応は以前よりも一層厳しくなっていました。

先輩や先生はあからさまに僕を邪魔者扱いするんです。

どこかを負傷していても練習を強要されたりして、もう体も心もボロボロでした。

僕に残された道は、退部しかありませんでした。

高校に、僕の居場所はなくなった

退部したことにより、僕は学校中から奇異の目で見られるようになりました。

「あいつ、部活辞めたんだってさ。」

「いったん休部して、戻って、結局辞めて。何がしたいんだろうな。」

周りの視線が、周りの態度が、痛かったです。

苦しかったです。

学校にいても、心が休まる場所はどこにもありません。

将来についても、全く先が見えませんでした。

なんとかその状況から逃れようと、僕は学校に行くのをやめました。

不登校から引きこもりへ

まず不登校になり、しばらくして高校を中退しました。

そんな僕を待っていたのは、ひきこもりとして一日中何もしない生活の連続でした。

どうにかしなくちゃいけない、ということはわかっていたんです。

でも、どうしたらいいのかがわかりませんでした。

底知れない不安に駆られ、僕は少しずつ周りの人間との関係を断っていきました。

経験した二度目の挫折――ひきこもりへ

でも半年もすると、一人でいることがつらくて仕方がなくなってくるんです。

学校に行っていないという事実も、重くのしかかってくるようになっていました。

考え抜いた末に挑戦したのは、あるドロップアウトした生徒向けの集団塾への通塾です(キズキ共育塾ではありません)。

受験に挑んでみたかったのもありますが、もう一度自分の居場所がほしいというのが大きかったと思います。

ただ、現実はそう甘くはありません。

その塾でもクラスにもなかなか馴染めなかったし、授業にも全くついていけませんでした。

結局はすぐに塾をやめて、ひきこもりに後戻り。

今度こそ人生が終わったと思いました。

そんな窮地で僕を助けてくれたのは、数少ない友人のSNSでした。

彼が、受験の話題に触れているのが目についたんです。

「こいつには負けたくない。」

そいつには妙なライバル意識がありました。

もし偶然出会ったときに、僕の肩書が高校中退のままだったら合わせる顔がないと思ったんですよね。

友達と胸を張って話ができるようになりたい。

こんな僕でも一から勉強をやり直せそうな塾を探し始めました。

そして、キズキ共育塾を見つけたんです。

僕のペースで勉強に取り組めた

ひきこもりの僕にとって、初めはキズキ共育塾に通うことさえつらかったです。

キズキ共育塾に入って本当によかったのかと悩んだこともありました。

でも、キズキ共育塾はそんな僕の気持ちを尊重してくれました。

授業では勉強だけをするのではなくて、いろいろ雑談をしたりして、僕が通いやすくなるように配慮してくれたんです。

僕の気持ちが落ち込んでいるときには、先生やスタッフが声をかけてくれて、支えてくれました。

気づいたときにはキズキ共育塾に通うことが習慣になっていて、勉強にも自然と取り組めていました。

雰囲気もすごく僕に合っていたんです。

僕は、集団の授業だと周りからプレッシャーを感じるんですが、完全個別指導のキズキ共育塾では僕のペースで勉強に集中することができました。

こんな僕にも熱心に指導してくれた先生

キズキ共育塾の先生との出会いは、僕の人生において非常に大きな出来事でした。

何よりも驚きだったのは、先生がこんな僕にもいたって普通に接してくれたことです。

それは僕が卒業するまでずっと変わりませんでした。

これまで腫れ物に触るような態度ばかり取られていた僕にとって、それは大きな驚きでした。

先生の知識量にも圧倒されました。

僕が先生にどんな質問をしたとしても、絶対に答えが返ってきます。

勉強だけでなく、アニメなど僕の趣味の話でも盛り上がることができるんです。

僕があきらめずに通い続けられたのは、先生が楽しみながら勉強をさせてくれたからだと思います。

そういった先生の何気ないサポートのおかげで、こうして無事に合格インタビューを受けることができています。

本当にありがとうございました。

みんなにはみんなに合ったサポートがある

みんなにはみんなに合ったサポートがある

僕の言っていることが全員に当てはまるとは限りません。

体育会系の雰囲気が好きな人もいるし、集団授業の方が受けやすい人もいます。

ただ、僕にはキズキ共育塾が合っていたんだと思います。

一つ確信をもって言えるのは、キズキ共育塾の先生が本当に生徒のことを思って授業を行ってくれるということです。

もしどうしたらいいのかわからなくて悩んでいるのだとしたら、一度キズキ共育塾に来て相談してみてください。

きっとあなたのペースで勉強を始めることができるはずです。

※文中の写真は、全てイメージです。

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