高校と大学で二度の挫折を経験。失敗や挫折があってもあきらめるのはもったいない

私がキズキの講師になったきっかけは、高校時代と大学院生時代の二度の挫折経験です。

高校受験の失敗をきっかけに、高校は不登校気味だった時期がありました。

大学院は、休学・中退をしています。

原因は、大学での研究室での出来事でした。

所属する研究室が、年次の途中という中途半端なタイミングでの変更となったのです。

周りの学生との進捗に差を感じたことや、研究活動に対して魅力を感じられなかったことも原因でした。

研究室の雰囲気にもなじめず、だんだんと足が遠のいていきました。

大学院に進学はしたのですが、研究室への出席率は落ち込む一方でした。

その後、大学院は中退したのですが、志望する企業へ就職が決定しました。

振り返ってみれば、高校での挫折を経験したあとも、大学受験では成功しました。

こうした経験から、「大きな失敗や挫折があったとしても、自分への期待を失ったり、人生をあきらめたりするのは、もったいないことだ」と考えるようになりました。

私と同じようにお悩みの方に、「未来はどうにでもなる」と伝えたいと考え、キズキの講師になりました。

授業では、生徒さんとの並走を大切に

授業では、一方通行のコミュニケーションにならないように心がけています。

キズキは、一対一の完全個別指導です。

私が一方的に授業を進めるよりも、生徒さんと並走することが大切だと思っています。

例えば、物理の授業では、まず初めに現実世界でのイメージを例として出してから授業を進めていきます。

生徒さんが問題の回答に行き詰まっているときは、すぐに解答を伝えるのではなく、授業の最初に話した内容をヒントとして伝えます。

答えや正解を伝えるよりも、生徒さんが自力で解くための手助けをすることが重要だと考えているからです。

また、生徒さんとのよりよい信頼関係を築くためにも、笑顔でハキハキ話すことも意識しています。

今、お悩みのあなたへ

悩んでいたり、つらい気持ちのときは、全部がイヤになったり、人生が詰んだような感覚になることがあると思います。

そんなときは、つらいことから逃げてみることも、有効な一手だと思います。

私も高校に行かなかったり、大学院を中退したりと、「逃げる」という選択をとってきました。

しかし、全く後悔はありません。

大切なのは、心の平穏を取り戻すことです。

心身の健康が取り戻せれば、自然とモチベーションを取り戻せるはずです。

人が悩む理由の大半は、人間関係(自身の置かれた環境)にあると言われています。

「周りのみんなは学校に行っているのに、自分だけが行けない」と思うかもしれません。

ですが、学校に行くことは、あなたが成長するための「目的」ではなく「手段」です。

悩んでいることから解放され、やる気が出たタイミングでまたがんばればよいのです。

ちょっとしたことがキッカケで、今の状況から動き出すタイミングは必ず来ます!

保護者さまへのメッセージ

お子さんに対し、心配な気持ちがあるのは当然のことだと思います。

私自身も、親に心配や迷惑をたくさんかけたという自覚があります。

一方で、心配だからといって、お子さんに何かを強制することは、逆効果になることもあると思います。

私は自分の意志で高校を休み、大学院を中退することを決意しました。

親は相談には乗ってくれましたが、最終決定権はいつも私にありました。

親から自由にしてもらい、自分で選んだ選択だからこそ、後悔しないように行動することができたのです。

そして、そのことが挫折後の成功につながっていると感じています。

お子さんを心配したり、不安に思ったりすることは当然です。

ですが、お子さんの自主性に任せてみることも、ぜひ選択肢に入れていただけたら幸いです。

※名前は仮名です。