学校・クラスで嫌われてるあなたへ 別の居場所や心のよりどころを解説
こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする完全個別指導塾・キズキ共育塾です。
あなたは、学校・クラスで嫌われてるかもしれないと悩んでいるのかもしれません。
「なぜ嫌われるのだろう…」と悩んだり、嫌われてると感じる出来事があってつらい思いをしたり、していませんか。
学校やクラスで嫌われてるのは自分のせいだ、自分が悪い、などと苦しんでいる人もいるでしょう。
ですが、嫌われるのはあなたが悪いとは限りません。
また、残念ながら客観的に見てあなたに原因があるような場合でも、これから自分を変えていくことはできます。そして、そこから周りの見る目を変えることもできるのです。
嫌われてるけれど今の学校でがんばらなければいけない、と無理をしている人には、新しい居場所や環境を見つけるという選択肢もあります。
このコラムでは、学校やクラスで嫌われてるかもしれないと悩んでいるあなたに向けて、学校で嫌われてると感じる場合の対処法、心のよりどころをつくることと環境を変えることの大切さについて解説します。
私たちキズキ共育塾は、学校・クラスで嫌われてるとお悩みの人のための、完全1対1の個別指導塾です。
10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。
目次
学校・クラスで嫌われてるのは「自分が悪いから」とは限らない
学校やクラスで「嫌われてる」と感じるサインは、いくつかあると思います。
例えば、次のようのものがあるでしょう。
- 自分が会話に入ると、周りがよそよそしい態度になる
- 話しかけても、話が弾まなかったり避けられたりする
- 同じグループなのに、自分だけ遊びに誘われていない
- 陰で悪口を言われていることを知った
そうしたサインを感じて、「学校やクラスで嫌われるのは、自分に悪い部分があるからかも…でも原因がわからない、どうして嫌われるのだろう…」などと悩んではいませんか?
あなたの言動が理由で嫌われてる、という可能性は、残念ながらあります(次の章で紹介します)。
ですが、あなたに理由があるのでもなければ、あなたが悪くないにも関わらず嫌われることも少なくありません。
例えば、周りと違う意見を言ったり、周りと違う行動をしたりするだけでも、嫌われることがあります。
「周りと違う意見を持つこと」「自分の意見を言うこと」「(正当なルールの範囲内で)周りと違う行動をすること」などは、悪いことではないですよね。
ですが、周りと合わせないことで「協調性がない」「空気が読めない」と思われて、嫌われたり、周りと距離ができたりすることがあります。
さらに言うと、「特に理由はないけれど、なんとなく嫌い」「生理的に嫌い」「どうしても性格が合わないから嫌い」などと思われることもあるでしょう。
また、「嫌いなわけじゃないけど、仲よくなりたいわけでもないから、話しかけない」というパターンもありえます。
そもそも、「嫌いだから」といって、それをあなたに言動や態度で示していいわけではないのですが、いったん「そういう嫌われ方もある」ということを知っておきましょう。
いじめの場合も同じように、「嫌われてる」と感じることに少し似ていて、特に理由もなく標的にされることもあります。
いじめでは、どんな理由があってもいじめた側が悪いです。
このように、あなた自身が「悪い」わけではなくても、周りとの関係の中で嫌われることは、少なくありません。
「学校やクラスで嫌われるのは自分が悪いに違いない」と思っているかもしれませんが、その理由は様々なのです。
そのため、必要以上に自分を責めたり、卑下したりすることはありません。
この場合の対応については、後ほど詳しくお伝えします。
また、学校での友達の作り方については、以下のコラムで解説しています。ぜひご覧ください。
自分の言動を振り返ることが解決につながる場合もある
学校やクラスで嫌われるのは、あなたが悪いとは限らないということをお伝えしました。
ですが、あなたの言動を振り返ることが「解決」につながる場合もあります。
あなた自身は、「自分では気づいていない・そんなつもりもない」のかもしれませんが、周りにちょっと「迷惑」をかけていたり、傷つけたりしている可能性がある、ということです。
例えば、次のようなことが考えられます。
- クラスメイトと話しているときに、人の話をあまり聞かず、自分のことばかり話す
- 人をバカにしたような口調や、必要以上にキツい口調で話す
- 相手によって態度を大きく変えている
- 人の悪口をよく言っている
- 周りと意見が対立したときに、絶対に譲歩しない
「自分は嫌われてるのかも…」と悩むあなたは、「周りと仲よくしたい」「周りと楽しく過ごしたい」という思いがあるでしょう。
ですから、「あなたがわざとそういう言動をしている」と言うつもりはありません。
また、仮にそういう言動をしていても、あなたが「悪い」と責めるつもりもありません。
ですが、自分の言動(が周りにどう受け止められているのか)は、自分では意外と気づけない、ということを覚えておくときっと役立ちます。
この可能性について気になる場合は、親・担任・スクールカウンセラー・保健医など、信頼できそうな大人を通じて、自分の言動を確認してみましょう。
また、悩み相談を受け付けている自治体の相談窓口やNPO法人などもありますので、インターネットで探してみることも一つの方法です。
悩みを自分一人で抱え込む必要はありません。
そして、実際に「自分に原因があるのかも…」と思い当たる場合は、少しずつ言動を変えるように心がけることで、状況は変わります。
そのような人は、落ち込み過ぎず、前向きにこれからのことを考えていきましょう。
学校以外に考えられるあなたの居場所3選
最初にお伝えした通り、自分に理由がないにも関わらず、学校やクラスで嫌われることもあります。
なかなか解決が見えなかったり、学校に行くことがつらいと感じていたりするようであれば、学校以外の居場所(環境)を探してみましょう。
学校に通っていると、「自分の居場所は学校(と家庭)しかない」という思いが強くなり、そこでの人間関係が悩みとして大きくなりやすいです。
ですが、学校(と家庭)以外にも、居場所はたくさんあります。
新しい居場所では、心身ともにリフレッシュできたり、新しいコミュニケーションの方法を身につけられたり、新しい友達と過ごしたりすることができます。
そして、新しい場所・環境で楽しく過ごすことができれば、学校やクラスで嫌われてることが気にならなくなり、あなた自身が変化していきます。そのことにより、学校の人たちの態度も徐々に変わっていくこともあるのです。
この章では、学校以外のオススメの居場所についてご紹介します。
なお、これらの場所・環境は、自分に「原因」がある場合にも、自分を変えていくためにきっと役立ちます。
居場所①学習塾や習い事
まず紹介するのは、塾や習い事です。
塾や習い事では、学校とは異なる同世代のコミュニティに参加できます。
勉強・受験という共通の目標がある塾や、興味が共通する習い事では、学校よりも「自分に近い人たち」が集まっています。
つまり、自分と仲よくなれる可能性の高い人たちがいるのです。
また、学校とは違ったタイプの「先生」から、指導や支援を受けることができます。
学力や趣味が充実すれば、自信を持つことにも繋がるでしょう。
居場所②フリースクール
嫌われていて学校に通うことが難しい・学校・教室に行きたくないなどという場合は、フリースクールも選択肢の1つになります。
フリースクールとは、主には学校に行きたくない人たちが学校の代わりに行く場所です。
フリースクールでは、学校のように決まった時間割がなく、基本的に自分が好きなように過ごせます。
塾や習い事との異なり、通う目的は様々です。
フリースクールにはいろいろなタイプがあり、勉強に力を入れているところ、コミュニケーションに力を入れているところ、居場所として自由に過ごせるところなどがあります。
インターネットでいくつか候補を探して見学に行き、自分が居心地がよいところを選びましょう。
フリースクールには様々な年齢の「生徒」が通っており、学校では出会わないような同世代、先輩、後輩、学校とは違うタイプの「先生」に会う機会にもなります。
居場所③趣味のコミュニティ
共通の趣味を持った人たちの集まり・コミュニティも、オススメです。
例えば、スポーツが趣味であれば地域の人たちで構成されるサッカーチーム、音楽が好きであればメンバーを募って組むバンドなどがあります。
習い事と似ていますが、人間関係において「習い事には先生がいる」「趣味のコミュニティでは、基本的にはみんな仲間」という点に違いがあります。
私自身も、不登校の時代は趣味のコミュニティにすごく助けられました。
好きなことを通じた人との交流やそこでの経験は、癒しや自信につながります。
SNSなどインターネット上のコミュニティも、使い方によっては有用な場所になるかもしれません(知らない相手と軽々しく合わない、不用意に個人情報を伝えない、などの注意は必要です)。
学校で嫌われれていると悩むあなたを支える心のよりどころ5選
学校やクラスで嫌われてる状況について、その原因やその状況を変えたり気にならなくしたりするための居場所を紹介しました。
それはそれとして、やはり「嫌われてるから、学校には行きたくない」と思う気持ちがあるかもしれません。
ですが、「学校に行きたくない」と思っても、実際にはなかなか休めなかったり、休むことができてもまた別のつらさや苦しみを感じたりする場合もあります。
実際に、私は中学生の時期に1年半の不登校の時期がありましたが、学校を休んだから楽になるというわけでもなかったです。
また、「学校以外に行く場所がない」という人もいると思います。
そんなとき、心のよりどころとなるものが苦しみを乗り越える助けになります。
学校やクラスで嫌われてても、心のよりどころがあると、つらい状況を乗り越えることができたり自分なりの新しい道を歩むことができたりするからです。
この章では、心のよりどころとなり得るものについて紹介します。
心のよりどころ①音楽
音楽を聴くことを心のよりどころとしている人は、たくさんいます。
好きな音楽を聴いている瞬間は、嫌なことを忘れられたり、共感できる歌詞に気持ちが救われたりしませんか。
現在は月額で聴き放題のサブスクリプションサービスも増えてきており、様々な曲を低価格で自宅にいながら聴くことができます(校則によっては、通学中も可能でしょう)。
実際に私も、不登校の時代はよく音楽を聴いていました。
音楽に勇気をもらったり、励まされたり、つらいときは支えてもらったり。音楽に助けられたことが多かったように思います。
心のよりどころ②ゲーム
ゲームも、心のよりどころになるでしょう。
ゲームに熱中することで、日々の嫌なことを忘れられたり、楽しさを感じたりすることができます。
最近はオンラインでの対戦や協力プレイを通じた、プレイヤー同士の出会いや交流もあります。
ゲームに熱中しすぎて昼夜逆転になったり、1日中ゲームをしたり、というのはオススメできないのですが、日々の楽しみとして、ゲームはよりどころとなるでしょう。
心のよりどころ③読書
本が好きな人は、読書が心のよりどころになります。
読書を通じてさまざまな体験をできたり、世界の広さを感じたりすることができるからです。
例えば、自分だけが悩んでいると思っていたことを実は多くの人が悩んでいるということ、自分の考えや常識が実は多くの中の一つの考えに過ぎないということ、などに気づくことがあります。
私も、読書を通じて世の中への見方や自分の価値観や評価に変化した経験があります。
不登校の当時は苦しかったですが、そのときに読んだ本に救われて、ずいぶんと生きることが楽になりました。
活字が苦手な人は、マンガを読んでみるのもオススメです。
私は読書が好きで、小説からビジネス書など様々なジャンルを読みますが、大人になった今でも一番読んでいるのがマンガです。
マンガを読んで単純に楽しい、面白いというのはもちろん、人生を考えさせられたり、新しい知識を得られたりします。私にとっては、生きる上で欠かせないものになっています。
心のよりどころ④勉強
勉強も、心のよりどころになります。
勉強ができるようになれば、知識や自信がつきますし、今の学校を卒業した後の選択肢も広がります。
進路の選択肢が広がると、これから先に「自分に合いそうなところ」を見つけられる確率も上がるはずです。
今の時点で勉強が好きじゃない・得意じゃないとしても、これから自分に合った勉強法などを見つければ、好きになることができます。
また、他の娯楽と同様に、勉強に集中しているときは「嫌なこと」を忘れられます。
ぜひ、ほかのよりどころと並行しながら、勉強にも取り組んでみてください。
心のよりどころ⑤その他、自分の好きなことや趣味
やや抽象的な言い方になりますが、自分の好きなことや趣味がよりどころになることは多いと思います。
これまで紹介した、音楽、ゲーム、読書もその一つです。
スポーツが好きならばスポーツをしたり、スポーツを観戦するとよいでしょう。
音楽が好きなら音楽を聴くことはもちろん、自分で演奏してみたり、楽団やバンドに入って他の人と一緒に楽しむのも良いかもしれません。
電車が好きなら電車を見に行ったり、電車で全国旅をしてみたり、アイドルが好きな人はアイドルの動画を見たり、ライブに行ってみるのもよりどころとなるでしょう。
絵を描くのが好きな人、パソコンが好きな人、料理が好きな人など人それぞれ好きなものや趣味があると思います。
「好き」は、様々なことの原動力になります。
自分が好きなこと、趣味が、様々な出会いや体験に繋がることもあるかもしれません。
私は趣味の囲碁を通じて、自信を取り戻すことができ、それが不登校から復帰するきっかけの一つとなりました。
自分の好きなことを追求することが、結果的に学校や将来に好影響を与えることもあり、心のよりどころにもなっていくのです。
学校・クラスで嫌われていてつらい時は、ほかの人を頼りましょう
先ほど少しだけお伝えしましたが、「学校やクラスで嫌われてること」について、あなた一人で悩むことはありません。
仲のよい友人・先輩・後輩、親、先生、スクールカウセラー、保険医など、頼りになりそうな人にぜひ、相談してみてください。
「自分が学校やクラスで嫌われてる」ことを、人に話しにくいと思う気持ちはわかります。
ですが、思い切って話してみることで心が軽くなったり、具体的な「解決策」が見つかったりすることがあるのです。
周りに相談したいと思える人がいない場合は、役所やNPOなどが行っている相談窓口を利用してみてください
これまでに紹介してきた考え方、居場所、心のよりどころなどについても、相談することで「よりあなたに向いたもの」が見つかるはずです。
あなたの味方はたくさんいます。ぜひ、いろんな人を頼ってみてください。
まとめ~学校・クラスで嫌われていても「解決策」はあります~
学校やクラスで嫌われてるかもしれないという悩みは、本当につらいものです。
ですが、あなたを助けてくれる人、あなたの悩みを相談できる人もたくさんいます。
自分が好きなことや自分が落ち着ける場所など、心地よいと思えることや場所を探してみてください。
このコラムが、「学校・クラスで嫌われてるかもしれない」と悩んでいるあなたの心を少しでも軽くし、「次の一歩」につながったなら幸いです。
さて、私たちキズキ共育塾は、お悩みを抱える方々のための個別指導塾です。
生徒さんには、「学校で嫌われてるかも、勉強だけじゃなくてコミュニケーションの方法も学びたい…」といった方も大勢いらっしゃいます。
無料相談も承っておりますので、ご相談いただければ、「あなた」のための具体的なお話ができると思います。
キズキ共育塾の概要をご覧の上、少しでも気になるようでしたらお気軽にご相談ください(親御さんだけでのご相談も承っていますので、あなただけでは相談しづらい…と思う場合は、親御さんにも声をかけてみてくださいね)。
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