些細なことから高校を中退

小学校から高校生までのころは、常に親からのプレッシャーを感じていました。

受験のときだけでなく、在学中もずっと。

なんとか小学校と中学校には通い続けたものの、高校1年生のときにバランスが崩壊。

突発的に高校を中退してしまいました。

当時の私には親に対抗する手段がほとんどなく、高校を辞めることで少しでも親に反発したかったのだと思います。

ただ、高校だけは卒業しておこうと思い、通信制の高校に転入しました。

その高校の生徒は、私のように挫折を経験していて一般的な高校に通うのが難しい人たちばかり。

みんな勉強に前向きではなく、私も例外ではありませんでした。

大学受験はせず、高校卒業後はフリーターとして暮らすことに。

私もまだ若かったので、それなりに自由な生活を楽しむことができました。

気づかされた圧倒的な差

気づかされた圧倒的な差

しかし、しばらくして結婚と出産を経験し、さらに事情は一変。

娘を一人で育てていくことになったのです。

それまでのような暮らしを続けていくことはできないので、仕事を手に入れる必要がありました。

とりあえず履歴書を書いてみることに。

……

私が社会に誇れることは何もありませんでした。

学歴・自己PRといった、他の人たちにとってのアピールの場は、私には挫折経験を披露する場所でしかなかったんです。

挫折経験を乗り越えたい。

自分自身への悔しさから、大学受験に挑戦してみようと思いました。

娘が保育園に通い始めたのを機に、通信制の大学に入学。

勉強・子育て・バイトと一般の大学生以上にがんばりました。

しかし、私の想いは晴れませんでした。

通信制大学で勉強するだけでいいのか。
ここで勉強したとしても、何も変わらないんじゃないのか。

皮肉なことに、一般の大学への憧れは一層強くなりました。

気がつけば、娘が小学校に入学するまであと1年。

決断のときは迫っていました。

大学受験をするなら、これが最後のチャンス。

悩みぬいた結果、1年間での大学受験を決意しました。

しかも社会人入試ではなく、一般入試。

どんなに難しくても、挫折経験を乗り越えるためには必要なことだと思いました。

私でも1年間勉強を続けられた

長いことまともに勉強してこなかったので、勉強のサポートをしてもらうためにキズキ共育塾に通うことを決めました。

キズキ共育塾ならば、1年を通して勉強を続けられそうな気がしたんです。

まず、キズキ共育塾は、私のような社会人でも勉強がしやすかったです。

マンツーマンの指導なので、現役の高校生たちと一緒に勉強する必要はありませんでした。

自分より年齢が上で女性の先生に指導してもらうこともできて、すごく気が楽でした。

私のニーズに合わせてカリキュラムを組んでもらえるという利点もありました。

私は、社会人でありながら一般入試を受ける、という非常に特殊な例でした。

しかも、それまでまともに勉強をした経験もなく。

現状の課題に合わせて、基礎から徹底的にやり直してもらうことができたので、本当によかったです。

また、子育て中であった私にとって、柔軟にスケジュールを組めるというのも魅力でした。

どうしても娘主体の生活リズムにならざるを得なかったため、予定が崩れてしまうことが多々ありました。

でも、キズキ共育塾はそういった変更にも臨機応変に対応してくれて、こちらの空いている時間に授業を行ってくれたんです。

常に寄り添ってくれた先生

何よりも先生の存在が大きかったかな、と思います。

大学受験のことは家族に打ち明けていなかったので、一人で悩みを抱え込んでしまって苦しんだこともありました。

子育てのストレスから、勉強の進度が著しく遅くなってしまったこともありました。

そういった状況でも、先生はしっかりと相談に乗ってくれて。私の話にも共感を示してくれて。

孤独な受験勉強の中で、大きな心の支えとなりました。

波乱ずくめの本番

嫌な予感はしていたのですが、センター試験と二次試験の当日に娘が病気にかかってしまいました。

幸いなことに大事ありませんでしたが、受験直前の受験勉強は全く手につかず。

それでも先生のアドバイスを信じて、徹底して復習だけを行うようにしました。

本番はすごく緊張していましたが、キズキ共育塾で勉強していた英語には手応えがありました。

ただ、その他の教科についてはさっぱり。

対策が間に合わなかったところもあったので、半分あきらめていました。

だからこそ、合格を知ったときは本当に信じられませんでした。

ネットで合格通知を見ても、掲示のミスなんじゃないかと半信半疑で。

実際に書面で通知が届いて、やっと達成感がこみ上げてきました。

過去の挫折を乗り越えて

過去の挫折を乗り越えて

1年間で一般入試に臨むのは想像以上に大変でしたが、受験勉強を通して知識以外に色々なものを得ることができました。
現役で大学受験をしている高校生との差を痛感し、その差を埋めるための努力ができた。
そういう意味で、本当に実りある1年だったと思います。

社会に出てから、自立してから、もう一度学びなおそうと考えている方は、決断に当たり、ものすごく迷っていることと思います。
でも、まずは考える前にやってみること、挑戦してみることが大事なのではないでしょうか。

うまくいくかどうかなんて、誰にもわかりません。
何かを始める前にずっと先のことまで考えてしまうと、不安で動けなくなってしまいます。

迷ったときには、まず初めの一歩を踏み出してみることが大切です。

その一歩として一度キズキ共育塾に来てみるのもありだと思います。

自分が挑もうとしている壁がどのくらい高いのか。
実際に相談して、確認してみるところから始めてみてはいかがでしょうか。

※文中の写真は、全てイメージです。

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