いじめにあうも、学校に通い続けた
中学校1・2年生のときに、周囲からいじめを受けました。
表立って何かをされるわけではありませんでしたが、陰口を言われたり、公共スペースにフルネームで悪口を書かれることもありました。
しかしそのような中でも、よくしてくれる友達はいましたし、部活の仲間にも支えられて、次第に精神的に落ち着いていきました。
そして、私には(当時通っていた)塾という居場所もありました。
そこには仲のよい友達が何人もいて、とても支えられました。
息抜きでつい遊んでしまうこともあったけど、受験学年になってからは遅くまで居残って一生懸命勉強しました。
摂食障害に。勉強どころではなくなる高校時代
高校は第一志望だった進学校へ入学しました。
中学時代の人があまり進学しない高校に進みたいという思いが強くあったし、レベルの高い学校に入れば周りから認めてもらえると思ったこともあって、ここに合格できたことはとてもうれしかったです。
高校2年のとき、体重が少しだけ増えました。
でも、元に戻したいと思って食事制限をしたら、すぐ体重は減りました。
しかし折しもそのとき、同じように食事制限をしていた子が同じクラスにいたのです。
当時成績がそれほどよくなかった私は、せめて体型維持ではその子に負けたくないと思い、減量はエスカレートしていきました。
その結果私は、拒食症気味になってしまったのです。
あまりにも痩せすぎて体力が落ちてようやく「やりすぎた」と気づきました。
そこに至るまでは、少しもまずいとは思っていなかったのです。
大学入学。しかし専攻分野の勉強が嫌に
そんなこともあったため、高校卒業後は、ある女子大の食物栄養学科に進学しました。
少ない科目で受験できたし、栄養やカロリーに関する本は色々読んできたので、大学でもその分野について勉強しようと思ったのです。
しかし入学後、私は、高校のころとは逆に、過食症になってしまいました。
自分の体重や食事に対する執着心がストレスになってしまったためだと思います。
過食になり太り始めてからは余計に周囲の目が気になって、ひきこもりがちになっていきました。
そんな中で、栄養学の勉強を続けることが苦痛に感じるようになりました。
常に栄養のことを考えたり、ダイエットへの執着に囚われたままで生きていくのはつらいなあ、と思うようになりました。
2年間の休学を経て、他大学受験を決意。キズキ共育塾へ
そうした苦痛から、大学は、1年生の後期から休学しました。
そしてその後2年間、大学には通いませんでした。
当時は先が見えない状況がとにかく怖かったし、人より遅れてしまっていることが嫌で仕方がなかったです。
そんなふうにして1年間、悩みのループを繰り返したのちに、「他の大学を受験し直した方がいいのでは?」と思い至りました。
そこで私が門を叩いたのが、キズキ共育塾だったのです。
人生はやり直せるんだと思えるように
キズキ共育塾では、代々木校で面談を受け、母の後押しもあり、入塾しました。
キズキ共育塾の先生は「人はなぜ勉強しないといけないんでしょう?」というような私の質問にも真剣に答えてくれ、一人暮らしで自分の話を聞いてくれる人が周りにいない私には非常に励みになりました。
また、キズキ共育塾の方々と相談していく中で、たとえ未来に希望が持てないような時期があっても、そこからだって人生変えられるんだ、やり直せばいいんだ、と思えるようになりました。
本当に行きたい大学に合格!
3月13日の合格発表。結果は合格。
自分でも信じられず、いろんな人に確認してもらいました。
大学に入学したら、興味があることに積極的に挑戦してさまざまな経験をしてみたいです。
自分はまだまだ何も知らない状態だと思うので、いろんなことにチャレンジして世界を広げていけたらいいなと思います。
後日談…入学後1か月経って
大学では、クラスのみんなや周囲の人たちにも本当に恵まれ、とても楽しい毎日を過ごしています。
まだまだ始まったばかりで、今後どうなるかは自分次第ですが、人生をやり直せていることが幸せです。
これからは積極的に行動を起こして、どんどん人生を楽しい方に向けていけたらいいなと思います。
あなたもお悩みなら、キズキ共育塾にご相談してはいかがでしょうか。きっと温かく迎えられると思います。
※文中の写真は、全てイメージです。