臨床心理士に聞く学習支援に大切なこと~生徒の気持ちに寄り添える塾~

臨床心理士に聞く学習支援に大切なこと~生徒の気持ちに寄り添える塾~

専門学校で臨床心理士として活躍する川島先生からメッセージをいただきました。

臨床心理士である川島先生は、勤務先の滋慶トータルサポートセンターで、メンタル面に課題のある学生の支援をされています。キズキの活動にどのように関わっているのか、キズキの魅力は何かなどについて、キズキ共育塾の仁枝がお話を伺いました。


仁枝

幼稚園の先生として働いていた当時、発達障害を抱えた子供に接する機会が多かったことから、臨床心理大学院に進むことを決意されたそうですね。

仁枝:大学院では、青年期の発達心理を学ばれたとお聞きしています。

現在は臨床心理士としてご活躍されているわけですが、具体的には、キズキの活動にどのように関わっているのですか?

川島先生

川島先生:キズキには、学校法人滋慶学園が運営している埼玉福祉専門学校で、中退予防事業を担当してもらっています。

せっかく専門学校に入学しても、基礎学力が足りない生徒は専門科目の授業や現場実習についていくのが難しく、結局中退してしまうこともあります。

そのような生徒を対象に、最低限の学力をつけるためのサポートをキズキ共育塾に行ってもらっています。

キズキ共育塾の授業を受けた生徒たちの中退率は、大幅に減少しました。

専門学校の生徒の中にも発達障害などを抱えた生徒がおり、そのような生徒への対応についてアドバイスを行ったことをきっかけに、キズキの活動に関わるようになりました。

現在は、滋慶学園の学習センター関連の業務だけではなく、キズキが運営する学習教室事業、そして社会参加支援事業の運営についても相談に乗っています。


仁枝

仁枝:川島先生ご自身も相談室に来た学生に対して、学生自身の「気づき」を促す形での問題解決に努めていらっしゃるとのことでした。

それはキズキ共育塾の授業スタイルと通底するものがあると思います。

川島先生の目から見て、専門学校でのキズキ共育塾の授業についてどんなことを感じますか?

川島先生

川島先生:サポートを行うにあたり、キズキ共育塾は生徒の学力向上のためのきちんとしたプログラムを持っています。

専門学校の生徒の中には、小中学校レベルからの学び直しが必要な人もいます。

そのような生徒に対し、例えば市販されている問題集を渡しても、なかなか手をつけてもらえず、次第に授業への足も遠のいてしまいます。

いきなり小学生向けと銘打たれた問題集に手を伸ばすことに対し、生徒の方でも抵抗があるからです。

その点キズキ共育塾では、独自に作成した教材を用いて授業をしてくれるので、生徒も積極的に取り組んでくれます。

その上、その教材に取り組んだ生徒の成績がどう変化したかという結果まで示してくれます。

これは滋慶学園が求めているプログラムそのものです。このように細やかな指導をしてくれるのはキズキ共育塾だけなので、それは生徒だけでなく、専門学校を運営する側からしてもありがたいことです。


仁枝

仁枝:川島先生はキズキ共育塾の講師の授業を見学されたり、教材作成の監修を行ってくださったりと、多方面でキズキの活動を支えてくださっています。

川島先生ご自身でも、専門学校の授業がより生徒にとって魅力的なものになるよう日々思案されているそうですね。

そんな川島先生にとって、キズキ共育塾の先生の魅力は何だと思いますか?

川島先生

川島先生:一般に、先生になる方は勉強が得意なので、かえって勉強が苦手な人の気持ちを理解することが難しい場合もあります。

教える側に生徒に対する共感がない場合、「この先生は自分のことを理解してくれないんだな」と、生徒の方で先生を見限ってしまいます。

結果として勉強に対するモチベーションを失い、せっかく顔を出した勉強のやる気の芽を摘み取る結果となります。

これでは元の木阿弥です。

それに対し、キズキ共育塾の先生は、勉強が苦手な生徒の気持ちをしっかり理解してくれます。

自分の考えを一方的に押し付けることはせず、ときには生徒と一緒に立ち止って考えながら、生徒が十分に理解できるまで噛み砕いて説明してくれます。

だからこそ生徒の方でも授業に通い続けることができますし、そのおかげで実際に学力が向上した例もたくさん見てきました。

専門学校に通う生徒の中には、様々な悩みを抱えている人もいます。

そのような人たちを支援していく以上、その気持ちを汲むことのできる能力は不可欠です。

キズキ共育塾の先生は人の痛みを知っている人が多いです。

だからこそ、生徒の気持ちに共感できるのだと思います。臨床心理士という仕事柄よく思うことなのですが、悩みを抱えている生徒は人を見る目が鋭いと感じます。

周りの人が共感を示しても、それがうわべだけのものであればすぐに見抜いてしまいます。

キズキ共育塾の講師はそのような厳しい鑑定眼を持った生徒からも信頼を寄せられる、優れた支援者ということができるのではないかと思います。


仁枝

仁枝:最後になりましたが、キズキ共育塾に通うことを考えている方にメッセージをお願いします

川島先生

川島先生:不登校やひきこもりの人は、とにかく「今現在起きていること」に意識を集中するあまり、将来に目を向けることができなくなっているのではないか、という印象を受けます。

自分自身のことにすごく関心があり、自分を変えようと思いながら、しかしなかなか初めの一歩を踏み出すことができません。

そのことにジレンマを感じながら、現状をどう変えていくか迷いつつ、日々を過ごしているのだと思います。

キズキ共育塾では、講師・スタッフが生徒のことを本気で考え、生徒の悩みに本気で向き合ってくれます。

温かい目で見守りながら、あせらせることなく、生徒が自分自身で立ち直り、「将来」に目を向けられるようになるまでをサポートしてくれる、そんな魅力的なところです。

「何度でもやり直せる社会を作る」という理念をキズキは掲げています。

その言葉に違わず、「やり直し」を行う手助けをしっかり行ってくれるのがキズキ共育塾なのだと思います。

今現在悩みを抱えている方には、一度キズキ共育塾に行ってみるのを胸を張ってお勧めしたいですね。

<※キズキ共育塾は保護者さまだけでのご相談もお受けしていますので、お気軽にご相談ください。>


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