がんばることがつらかった私の大学再受験記―理解してくれる人に出会い前向きになれた

がんばることがつらかった私の大学再受験記―理解してくれる人に出会い前向きになれた

帝京平成大学健康メディカル学部合格

医療系の道に進む夢も絶たれ大学中退、何をしたらいいかわからない日々を過ごす。

医療系の道に進む夢も絶たれ大学中退、何をしたらいいかわからない日々を過ごす。

もともと医療系の勉強がしたかったんです。

大学は、現役で私立の医療系の学部に進学することができました。

大学生活は朝から必修の授業で忙しい日々。

そんな中でも友達もできて、楽しく過ごしていました。

ただ、1年の冬ごろにうまく大学に行けなくなってしまって…

結局、大学中退し、家にひきこもる日が数か月間続きました。

家では毎日ずっと携帯をいじって過ごしていましたね。

高校のときから「医療系の道に進みたい」って思っていたんですが、大学中退もして、この先どうすればいいのかが分からなくなりました。

本当に、何もかも絶望的だったんです。

私が考えていた「医療の道」をやり直すには、大学に行かなければなりません。

現状のままではやばいと思うのですが、再び大学に行くならもう一度受験勉強をしなければならないんですよね。

だけど、「なんで私がまた高校生とおんなじ勉強をしなきゃいけないの?」って思うと、机に向かう気も起きなかったんです。

「がんばれ!」と言われ続けた大手予備校。気持ちをわかってもらえなかった。

大学中退した年の春ぐらいに、親が私を心配して「大手のA予備校はどうか」と勧めてきてくれました。

ただ、通ってみたのですが、そこは受験合格だけを目的とする予備校でした。

「合格のためにとにかくがんばれ」という雰囲気で…。

うまく勉強する気になれない中で、毎日のように「がんばれ、がんばれ」と言われても、途方に暮れてしまうだけでした。

その予備校の先生から「数学ができるんだから、がんばって大学に行った方がいい」と言われる度に、「普通に生きてきた人には、私の気持ちなんて分からない」という思いが募っていきました。

向こうはこっちの事情を知らなかったからしょうがないことではあるのですが、私に対して一般的な浪人生みたいな扱いだったんですよね。

宿題もたくさん出されたけれど、なかなか向き合えなかった。

でも、やって行かないと先生からは「なんでやってこないの?」って責められました。

一応、「いろいろあって、あんまり家では勉強できない」と今までの事情を、遠回しには伝えてみました。

ただ、実際のところ全然伝わらなかったんです。

そのうち、「理解してもらおう」という気も薄れていってしまいましたね。

自分を理解しようともしてくれない、しかも上から目線のアドバイス…。

それらが嫌になったので、A予備校は辞めてしまいました。

自分のつらい経験を分かってくれる人たちと出会う。

その後、母親から紹介されたのがキズキ共育塾です。

親からは「高校中退とかひきこもりとか、いろんな経験をした人たちがいる塾」って説明されました。

実はキズキ共育塾に通う前に、不登校とかひきこもりの人のためのフリースペースに行っていました。

そこに通っている人と、いろいろ話をして過ごしていた時間が、すごくよかったんです。

大学中退っていう、自分の経験をわってくれる人たちがいたから。

キズキ共育塾にもそんな人たちがいるらしいって聞いて、「避けていたけど、やっぱり勉強しなきゃいけないし、とりあえず通ってみようかな」と思いました。

宿題はなし。自分に合わせて、授業進度を調整してくれた。

入塾したら、西口先生が私の担当になりました。

キズキ共育塾にいる時間は、とりあえず数学の参考書を進めていきました。

問題を解いて先生に解説してもらう、という形ですね。宿題はありませんでした。

後から知ったのですが、先生が私のことを「大学受験の勉強を、ガツガツやりたい感じではないんだな」と理解して、授業内で勉強が完結するように調整してくれていたそうです。

確かに、「もう一度大学に行きたい」という思いはずっと持っていたけれど、そのための勉強をする気まではなかなか湧いてきませんでした。

でも、「受験勉強しなきゃいけないよな」とはずっと思っていたんです。

だから、私のやる気に合わせて進めてくれる授業は、大変ありがたいものでした。

前の予備校では分かってもらえなかったのですが、キズキ共育塾では私の心情を汲んだ上で、授業のやり方を考えてくださったんです。

あと、遅刻しても怒らずに迎えてくれたのがありがたかった。

というのも、当時の私は「同年代の人は大学に通っているのに、なんで私だけ受験勉強しているんだろう」って悩んでいる状態だったから、怒られてもピンとこなかったはず。

むしろ、余計にやる気がなくなってしまったと思うからです。

遅刻するなとか模試を受けろとか、キズキ共育塾ではそういうプレッシャーがなかったのがよかったですね。

自分にも受けられる大学がある。大学に行けるかもしれない。

毎週キズキ共育塾に通って授業のときだけ勉強するという生活を続けるうちに、受験勉強に対するネガティブな思いが薄らいできました。

徐々にですが、大学受験にも前向きになっていったんです。

そんな中、「数学だけで受験できる大学がある」と西口先生に教えてもらい、自分でいろいろと調べてみることにしました。

もともと、医療系で資格を取れる大学がよかったんです。

その中で、先生に教えてもらった大学の他にも1科目だけで受験できる大学を見つけて、先生にも相談した上で、そうした大学の1つを志望校に決めました。

志望校を決めたからには、最初に先生とやろうと決めた参考書を最後まで終わらせようと思って、試験の1週間前は家でもがんばって勉強しました。

まさかの合格通知! また大学に通うことができる。

まさかの合格通知!また大学に通うことができる。

試験は手応えがなく、落ちたと思っていました。

「しょうがないか」と少し落ち込んでいたところ、合格通知が来たんです。

大学に合格できて、ほんとに嬉しい。

来年春から大学生として、学校生活に戻れます。

大学では「臨床工学技士」になるための勉強をします。

これは、人工透析などに必要な機器を扱う、医療系の資格です。

国家資格なので試験があるのですが、4年間ちゃんと勉強をがんばっていきたいと思います。

これを読んでいるあなたも、もし受験を考えているのなら、一度キズキ共育塾に来てみてください。きっと私のように前向きになれると思います。

本当にありがとうございました。


<※文中の写真は、全てイメージです。>


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