勉強を教えるだけでなく、将来つまずいても自分の足で立っていける力を育てたい

勉強を教えるだけでなく、将来つまずいても自分の足で立っていける力を育てたい

現在、キズキで講師をしながら、大手予備校でも日本史を教える。

キズキ共育塾は、一度ドロップアウトした人の受け皿として大事な場所

過去にNPOの活動に少しだけ取り組んでいたということもあって、もともとNPOには興味がありました。

普段は(キズキ共育塾とは別の)予備校で受験指導に携わっていますので、「教えることを通じて何か(社会的な意義のあることが)できないか」と思っていたところ、たまたまインターネットでキズキ共育塾を見つけました。

キズキ共育塾で教えようと思ったきっかけは、やっぱり3月11日の東日本大震災の影響が大きいですね。

なかなか時間がない中でも、震災後に「自分もNPOなどを通じて社会に貢献したい」という思いが強くなり、現在キズキ共育塾で指導を担当させていただいています。

キズキ共育塾に来てみたら、代表の安田さんがむかし私の授業を(別の予備校で)受けていたと聞き、とても驚きました。

どうしても今の日本では、一度社会からドロップアウトした子どもさんが再び社会と接点を持つのは難しい…。

そういった社会の中で、キズキ共育塾のような受け皿が、必ず必要になってくるでしょう。

ですから、微々たるものですが、自分に何かできないかと思っています。

初めてキズキ共育塾を見たとき、大学生や社会人が中心となってこのような活動をしていることに、感動しました。

なかなか誰でもできることじゃないですからね。

キズキ共育塾は完全個別指導。
生徒さんとは、授業時間内でもくだらない会話をすることもあります。

それで生徒さんがニコニコして、元気になってくると嬉しいですね。

また生徒さんとは、受験の心構えについての話もしたりします。

受験ではどうしても不安を感じやすいですからね。

自分の足で立てるようになってほしい。ときには傷つくことも大事だと思う

教えていて嬉しいのは、やっぱり生徒さんの成績が伸びたときですね。

生徒さんにはぜひ大学に受かって、その後は自分の足で立てるようになってほしい。

キズキ共育塾で教えていて、それを一番に思います。

社会は厳しく、こちらに合わせてはくれませんからね。

会社に入っても、なかなか社風に合わないとか、鬱(うつ)を患うとか、若年で失業する人も多いですし。

ですので、もちろん勉強を教えることも大事ですが、それ以外のことを教えていくも重要だと感じています。

別の予備校でも、勉強以外の話をよくしています。

勉強とともに世の中のことを知るのも大事。勉強はして当たり前ですから。

「社会に出たときに、いかに自分の足で立てるようになるか」ということを、僕も偉そうなことは言えませんけど、社会生活の中で得た貴重な体験や学べたことなどを、生徒には伝えたりしていますね。

本当に若い世代にがんばっていってほしい。

私は人生の半分以上は終わっているので(笑)、社会の担い手を若手に引き継いでいってもらわないと、と思っています。

キズキ共育塾で指導をしているのは、そういった思いからでもあります。

私たちの子ども時代よりも、今の若い世代、子ども世代は、これから本当に大変になってくると思うんです。

私たちが学生だったころは、バブル期で浮かれた雰囲気。

当時を思い出してみても、個人的には、物事を深く考えていなかった気がします。

就職活動だって自ら積極的に動くことはなかったですし(笑)。

就職は企業の方から勧誘するといったことも行われていた時代で、こちらは選ぶだけ。

現在、就職活動をなさっている学生には、本当に申し訳なく思います。

経済は生き物です。

特に資本主義社会は、経済状況によってガラリと変わってきますよね。

だから、苦境に立ったときにどう対応するかが大事になってくるのだと思います。

そして、今がまさに苦難のとき。

日本には、生活保護世帯、若者失業者がこんなに増えて、社会保障がどうなるのかといった問題もあります。

「問題を拡散させない」ためにも、やっぱり教育が大事になってくる。

大学生でも職に就くのが大変な時代なのですから、高卒だともっと「狭き門」ですよね。

本当に今の時代は厳しいと思いますよ。

でも、そういう時代であるからこそ、自分自身のことや社会との関わり方を深く考える好機といえる。

たとえつまずいたとしても、何度でも何度でも力強く立ち上がっていってほしいと切に思います。

ドロップアウトした状況は本当に大変だと思います。

悩んでいる方々を、社会全体で支えていくことがすごく大事なのではないでしょうか。

手を差し伸べることで、彼らがしっかりと自分の足で立てるようになる、そういうお手伝いをしていけたらいいですね。

人は社会と関わらなくては生きていけません。

そして社会と関わるためには、積極的に外に出ていかなければなりません。

社会に出て、傷ついても良いと思うんですよ。誰だって傷つくのは当たり前ですから。

傷ついて、大変な思いをして、苦労して。そういうのを当たり前のこととして受け止められる人になってほしい。なかなか大変ですけどね。

「すごく大変だとは思うけれど、実はよくあることなんじゃないかな」って思える人になってほしいですね。

私もこういう仕事をしていると、よいときもあれば、悪いときもあります。

でも大事なのは、悪いときをいかに乗り越えるか。

例えば今が決してよいときではないとします。

そんなときに、「またきたな」「それじゃあこれからどう対応していこうかな」と思えるかどうかが、問題を解決できるかどうかにつながっていくんだと思うんです。

一人一人がそう考えるようになれればいいし、そのために若い人たちを支えていけたらいいなと思います。

そういったサポートというかたちで、今後も関わっていきたいですね。

現在悩みを抱えている方は、ぜひ一度キズキ共育塾に行ってみてください。温かいスタッフが待っていますよ。

<※キズキ共育塾は保護者さまだけでのご相談もお受けしていますので、お気軽にご相談ください。>


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