高2で不安障害を発症。塾に通うことで苦手科目を好きになれた
私は高校2年生のときに不安障害を発症し、学校を休みがちになりました。
勉強にもついていけなくなり、勉強ができないことで学校に行きたくなくなる、という悪循環になっていました。
そんな私の様子を見かねた母親が、近所で評判の良い個別指導塾を勧めてくれました。
「多数の生徒がいる集団の学習塾よりは通いやすいかもしれない」と思い、特に苦手と感じていた英語の授業を受けることにしました。
塾の先生は、優しく親切に教えてくれるタイプではありませんでしたが、私の弱点を的確に見抜き、基礎から丁寧に指導してくれました。
通塾してから半年ほどすると、徐々に英語に対する苦手意識は薄れていきました。
むしろ、英文を読むのが面白いと感じるようになったのです。
自分のいる場所とは違う国の物語やニュースを英語で読むことで、現実から少し離れて、心を休めることができました。
塾で英語の勉強を続けていくうちに、高校3年生になる頃には英語が一番好きな教科になり、大学では外国語学部に進学しました。
自分にとってよいきっかけを与えてくれた「塾」という場所で、「次は自分が悩んでいる人の助けになりたい」と思い、キズキ共育塾の講師になりました。
生徒さんの興味と結びつけられるような授業を
キズキの生徒さんの中には、勉強に全く興味がもてないという方も少なくありません。
そのような生徒さんに対して、学ぶことの喜びや楽しさを少しでも伝えられるように常に意識をしています。
例えば、ゲームが好きな生徒さんであれば、「ゲーム内で使われている英単語の意味を調べてみようと提案してみる」など、生徒さんの興味と結びつけられるような授業を心がけています。
勉強に限らず、「楽しくなければ何事も続かない」と考えているからです。
今、お悩みのあなたへ
もしあなたが悩みを抱えているのなら、一人で抱え込まずに、誰かに助けを求めてほしいと思います。
誰かに助けを求めることで、マイナス思考から抜け出し、前向きに考えることができるようになるからです。
「自分を変える」と言うのは簡単ですが、一人で実行するのは簡単ではありません。
誰かにあなたの痛みや苦しみを伝えて助けを求めることで、きっとその人はあなたの力になってくれます。
あなた一人ではできないことも、励まし、支えてくれる人がいることで、挑戦できるかもしれません。
もし、「誰にも相談できない」と思ったら、少しだけ勇気を出してキズキに連絡してみてください。
キズキの講師やスタッフには、あなたの悩みを笑ったりするような人は一人もいません。
あなたが新たな一歩を踏み出すお手伝いをしたいと、心から思っています。
保護者さまへのメッセージ
キズキの生徒さんと接していると、「誰もが自分の居場所を探しているんだな」と感じます。
お子さんにとって、学校や家庭以外の居場所が一つでも見つかれば、それが大きな支えになるのです。
地域のコミュニティやスポーツクラブ、行きつけの喫茶店など、さまざまな場所がお子さんの居場所になります。
その居場所の選択肢の一つとして、キズキを利用してもらえたらうれしいです。
もちろん、キズキは学習塾のため、基本的には学習をする場です。
しかし、学習面だけではなく、悩んでいるお子さんや保護者さまの居場所でありたいと考えています。
少しでも気になるようでしたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
※名前は仮名です。