通信制高校のレポートとは?仕組み・内容・量・具体例を紹介!

こんにちは。生徒さんの勉強とメンタルをサポートする完全個別指導塾、キズキ共育塾です。

このコラムを読んでいるあなたは、以下のような悩みを抱えていませんか?

  • 通信制高校のレポートがどんな内容・形式なのかわからず、不安を感じている
  • 勉強の習慣が身についておらず、レポートを計画的に進められる自信がない
  • レポートの評価基準が見えにくく、単位を落とさないか不安に感じている

このコラムでは、通信制高校のレポートの内容やレポート量・提出頻度についてわかりやすく解説します。

あわせて、レポート提出のステップ、知っておきたいサポートについても紹介します。

このコラムが、通信制高校でレポートをしっかりとこなしたい人の助けになれば幸いです。

私たちキズキ共育塾は、通信制高校に通っている人のための、完全1対1の個別指導塾です。

10,000人以上の卒業生を支えてきた独自の「キズキ式」学習サポートで、基礎の学び直しから受験対策、資格取得まで、あなたの「学びたい」を現実に変え、自信と次のステップへと導きます。下記のボタンから、お気軽にご連絡ください。

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通信制高校のレポートとは?

通信制高校のレポートとは、教科書の内容を理解できているかを確認するための課題です。提出したレポートは先生が添削し、内容に問題がなければ合格となります。

全日制高校では学校に通って授業を受けますが、通信制高校ではその代わりに、自宅などでレポートに取り組むことで、授業を受けたものとして扱われます。(参考:文部科学省「高等学校通信教育の現状について」

そのため、レポートを提出して合格をもらうことは、単位を取得し、卒業するために欠かせない学習活動です。

通信制高校のレポート内容

この章では、通信制高校のレポート内容について解説します。

通信制高校のレポートは全日制高校での授業に相当する大切なものです。難しすぎることはなく、基礎をしっかり固めるための内容となっています。

内容①レポートで扱う教科・科目

通信制高校で取り組むレポートの教科は、国語や数学、英語、理科、地歴・公民といった必履修科目が中心です。

これらは高校を卒業するために必要な基礎的な科目であり、それぞれの科目ごとに決められた回数のレポートを提出する必要があります。

また、学校によっては自分の興味に合わせて選択できる専門科目や、総合的な探究の時間に関するレポートが課されることもあります。

内容②レポートの内容レベル

レポートの難易度は、基本的に教科書の例題や練習問題を解くことができれば十分に合格できるレベルに設定されています。

通信制高校は基礎学力の定着を目的としているため、大学受験のような難しい応用問題が並ぶことはほとんどありません。

教科書の解説を読みながら、空欄を埋めたり選択肢を選んだりする形式が多く、勉強にブランクがある人や苦手意識がある人でも安心して取り組めます。

わからない部分があっても、解説の動画などを見直すことで自力で解決できるように設計されています。

内容③レポートの形式

レポートの形式には、大きく分けて紙のレポートとオンラインのレポートの2種類があります。

最近ではスマートフォンやパソコンを使って選択式で回答を送信する「デジタル形式」を採用する学校が増えており、通学時間のような隙間時間に手軽に進めることも可能です。

一方、紙のレポートは郵送でやり取りする形式で、自分の手で文字を書くことが理解につながる人に向いています。記述式の問題もありますが、多くの場合は穴埋め問題や記号選択が中心で、文章を何千文字も書くようなものではないので安心してください。

内容④レポートの具体例

通信制高校の公式サイトに掲載されている、レポートの具体例をお伝えします。参考としてご覧ください。(画像はクリックで拡大しますが、文字は読みづらいかもしれません)

明聖高等学校の例

(出典:明聖高等学校WEBコース「レポート」

石川県立金沢泉丘高等学校の例

(出典:石川県立金沢泉丘高等学校(通信制課程)「レポートの例」

長尾谷高等学校の例

(出典:長尾谷高等学校(通信制高校・単位制高校 )「通信制高校とは」

通信制高校のレポート量・提出頻度で押さえたい5つのポイント

この章では、通信制高校のレポート量・提出頻度で押さえたい5つのポイントについて解説します。

レポートの提出は、通信制高校生活のメインイベントといっても過言ではありません。

いつまでに、どれくらいの量を終わらせるかという見通しを立てることが、スムーズに卒業するための鍵となります。

ポイント① 年間・科目ごとのレポート本数

1年間で提出するレポートの総数は、履修する単位数や授業によりますが、一般的には年間で30本から60本程度です。

科目ごとに見ると、数学や国語などの標準的な科目で年間3枚から12枚程度のレポートが割り振られています。

1週間に換算すると、およそ1〜2本のレポートを完成させていけば、無理なく年間の目標を達成できる計算になります。提出が遅れて苦しくならないよう、自分の履修科目数を確認し、全体のボリュームを早めに把握しておきましょう。

ポイント② 提出頻度と学習ペース

レポートの提出頻度は学校やコースによって異なり、週や月ごとに締切が設けられている場合もあれば、学期ごとにまとめて提出する場合もあります。

学習ペースとしては、一度にまとめて取り組むよりも、毎週少しずつ進めていく方法がおすすめです。例えば、月曜日は英語、水曜日は数学というように、曜日ごとに科目を決めておくと学習のリズムを作りやすくなります。

自分の生活スタイルに合わせて、午前中に集中して取り組むのか、夜寝る前に1時間だけ進めるのかなど、無理のないルーティンをみつけることが、レポートを続けるためのポイントです。

ポイント③ レポートを溜め込むリスク

レポートを後回しにして溜め込むと、学習全体の負担が一気に大きくなります。締め切りが近づいた段階で多くのレポートが残っていると、時間的にも気持ちの面でも余裕がなくなり、計画的に学習を進めにくくなります。

また、短期間でまとめて仕上げようとすると、内容を十分に確認する時間が取れず、添削後の修正が必要になるケースも増えがちです。

そのため、レポートは無理のないペースでコツコツと進めていきましょう。

ポイント④提出期限は必ず守る

通信制高校では、レポートの提出期限を守ることが学習の基本ルールとなっています。期限内に提出することで単位が認定され、卒業につながります。

期限に間に合わない場合は単位認定の対象外となることもあるため、あらかじめ締め切りを正確に把握しておくことが大切です。郵送提出の場合は、消印が基準になるのか、学校必着なのかを事前に確認しておきましょう。

オンライン提出の場合も、システムの混雑や不具合を考慮し、余裕をもって前日までに完了させておくと安心です。

ポイント⑤計画を立ててから進める

レポートに取り組む際は、まず全体のスケジュールを確認し、計画を立てることから始めましょう。学期の初めに配布される年間予定表を見ながら、学校行事や自分の予定を整理し、余裕をもった学習計画を立てることがポイントです。

また、あらかじめ予備日を設けておくことで、体調や予定に変化があった場合でも、落ち着いて調整できます。

計画づくりに不安がある場合は、学校の先生や家族に相談しながら、一緒にスケジュールを決めるのも一つの方法です。

レポート提出の具体的なステップ

この章では、レポート提出の具体的なステップについて解説します。

レポート学習は、ただ問題を解くだけの作業ではありません。

教材でインプットし、レポートでアウトプットし、先生の添削で復習するというサイクルがセットになっています。

ステップ① 学習スケジュールを確認する

最初に、手元にある教科書とレポートの冊数を確認し、いつまでに何を進める必要があるのか、全体の流れを把握しましょう。

具体的には、学校から配布されるガイドブックや学習計画表を確認し、各科目のレポート提出期限を書き出すところから始めるのがおすすめです。

特に、前期・後期といった大きな区切りは重要なポイントになるため、カレンダーや壁などの目につきやすい場所にまとめておくと管理しやすくなります。

現在の学力や、1日に確保できる学習時間を踏まえたうえで、まずは最初の1か月分の予定を立ててみてください。

ステップ② 教材・動画で学習する

レポートに取りかかる前に、対応する教科書の該当ページを読み、学習用動画を視聴します。

動画は1本10〜20分程度で、要点を中心にわかりやすく解説されています。

視聴しながら、重要だと感じた部分を教科書にメモしたり、付せんを貼ったりしておくと、後のレポート作成がスムーズになります。

ステップ③ レポートを作成・提出する

教科書や動画で内容を理解したら、いよいよレポートの問題に取りかかります。

わからない問題が出てきた場合は、教科書の索引や該当ページを使って答えを探す練習をしてみましょう。

すぐに答えがみつからない場合でも、どこまで考えたのかをメモしておくと、あとから振り返りやすくなります。

すべての解答を書き終えたら、氏名の記入漏れや解答欄のズレがないかを確認してから提出しましょう。郵送提出の場合はポストへ投函し、オンライン提出の場合は送信操作を行えば提出完了です。

ステップ④ 添削・修正

提出したレポートは、先生によって採点・添削されて返却されます。返却されたレポートには、コメントやアドバイスが記載されていることが多いため、内容を丁寧に確認しましょう。

また、間違えた箇所については、教科書を見直しながら理由を整理し、必要に応じて解き直します。

先生からの言葉を受け取りながら進めることで、学習への理解をさらに深められます。

ステップ⑤ 単位認定試験につなげる

すべてのレポートが合格し、所定のスクーリングを修了すると、単位認定試験を受けられます。

単位認定試験は、これまでに取り組んできたレポートの内容をもとに出題されるケースが多く、レポート自体が重要な復習教材になります。

返却されたレポートを見直し、間違えた部分を中心に復習しておくことで、試験対策も進めやすくなるでしょう。

レポート提出でつまずかないために知っておきたいサポート

この章では、レポート提出でつまずかないために知っておきたいサポートについて解説します。

通信制高校は「自学自習」が基本ですが、すべてを一人で完璧にこなさなければならないわけではありません。

最近では、生徒さんが学習を継続できるように多種多様なバックアップ体制が用意されています。

ポイント① 添削指導

添削指導は単に正解・不正解を判断するものではなく、学習を進めるための大切なサポートです。(参考:文部科学省「通信制高校に関する関係法令等(抜粋)」

先生はレポートをとおして、どこで理解が止まりやすいのか、どのような間違いをしやすいのかを把握しています。特に、赤ペンで書かれたコメントやアドバイスは、次に同じような問題に取り組む際のヒントになるので、しっかりチェックしておきましょう。

また、解説を読んでわからない点があれば、添削用紙に質問を書いて返すことができる学校もあります。

ポイント② 先生への質問・相談

わからないことが出てきたとき、多くの通信制高校ではメールや電話、チャットツールなどを通じて先生に質問できる環境が整えられています。

通信制高校の先生は、生徒さん1人ひとりが異なるペースで学習していることを理解しているため、内容が基礎的なものであっても遠慮する必要はありません。

また、学習内容だけでなく、勉強の進め方や気持ちの面について相談することも可能です。安心して学習を続けるために、早めに相談して状況に合ったアドバイスを受けましょう。

ポイント③ サポート校や学習塾・家庭教師など

自分だけで学習を進めることに不安を感じる場合は、通信制高校と併用してサポート校や学習塾、家庭教師などを利用するのも選択肢の一つです。

サポート校では、レポート作成のサポートや学習計画の立て方などを支援してもらえます。

サポート校の概要は、下記のコラムをご覧ください。

私たちキズキが運営するサポート校・キズキ高等学院は、こちらをご覧ください

また、学習のつまずきに寄り添った個別指導を行っている支援機関もあります。私たちキズキ共育塾では、1人ひとりの状況に合わせて学習計画を立て、レポート学習を含めた継続的なサポートを行っています。

自分の目標を見据えながら、必要に応じて外部のサポートを取り入れましょう。

まとめ〜レポートについての理解を深めて無理なく提出しよう〜

通信制高校のレポートは、負担をかけるためのものではなく、高校卒業に向けて一歩ずつ進むための学習の仕組みです。内容は教科書に沿った基礎的なものが中心で、進め方のコツをつかめば、着実に取り組めます。

大切なのは、最初から完璧を目指すのではなく、まずは仕上げて提出してみることです。途中で不安を感じたときは、先生やサポート校など、利用できる支援を思い出してください。

このコラムが、自分に合ったペースでレポートを進めながら、充実した高校生活を築いていく支えになれば幸いです。

Q&A よくある質問

通信制高校で提出するレポートで押さえておくべきポイントを教えてください。

以下が考えられます。

  • 年間・科目ごとのレポート本数
  • 提出頻度と学習ペース
  • レポートを溜め込むリスク
  • 提出期限は必ず守る
  • 計画を立ててから進める

詳細については、こちらで解説しています。

通信制高校のレポートを提出する具体的なステップを教えてください。

以下が考えられます。

  • 学習スケジュールを確認する
  • 教材・動画で学習する
  • レポートを作成・提出する
  • 添削・修正
  • 単位認定試験につなげる

詳細については、こちらで解説しています。

監修 / キズキ代表 安田祐輔

やすだ・ゆうすけ。発達障害(ASD/ADHD)によるいじめ、転校、一家離散などを経て、不登校・偏差値30から学び直して20歳で国際基督教大学(ICU)入学。卒業後は新卒で総合商社へ入社するも、発達障害の特性も関連して、うつ病になり退職。その後、不登校などの方のための学習塾「キズキ共育塾」を設立。経歴や年齢を問わず、「もう一度勉強したい人」のために、完全個別指導を行う。また、不登校の子どものための家庭教師「キズキ家学」、発達障害やうつ病の方々のための就労移行支援事業所「キズキビジネスカレッジ」も運営。

【新著紹介】

『学校に居場所がないと感じる人のための 未来が変わる勉強法』
(2022年9月、KADOKAWA)
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KADOKAWA公式

【略歴】

2011年 キズキ共育塾開塾(2025年11月現在16校+オンライン校)
2015年 株式会社キズキ設立
2019年 キズキビジネスカレッジ開校(2025年9月現在9校)

【メディア出演(一部)】

2022年 NHK総合「日曜討論」(テーマ:「子ども・若者の声 社会や政治にどう届ける?」/野田聖子こども政策担当大臣などとともに)

共同監修 / キズキ相談担当 半村進

はんむら・すすむ。1982年、茨城県生まれ。東京大学文学部卒。
小学校時代から転校を繰り返し、運動ができないこと、アトピー性皮膚炎、独特の体形などから、いじめの対象になったり、学校に行きづらくなっていたことも。大学に入学してようやく安心できるかと思ったが、病気やメンタルの不調もあり、5年半ほど引きこもり生活を送る。30歳で「初めてのアルバイト」としてキズキ共育塾の講師となり、英語・世界史・国語などを担当。現在はキズキの社員として、不登校・引きこもり・中退・発達障害・社会人などの学び直し・進路・生活改善などについて、総計1,000名以上からの相談を実施。

【執筆記事・インタビューなど(一部)】

日本経済新聞 / 朝日新聞EduA / テレビ東京 / 不登校オンライン / 通信制高校ナビ

サイト運営 / キズキ

「もう一度学び直したい方」の勉強とメンタルを完全個別指導でサポートする学習塾。多様な生徒さんに対応(不登校・中退・引きこもりの当事者・経験者、通信制高校生・定時制高校生、勉強にブランクがある方、社会人、主婦・主夫、発達特性がある方など)。授業内容は、小学生レベルから難関大学受験レベルまで、希望や学力などに応じて柔軟に設定可能。トップページはこちら。2025年6月現在、全国に17校とオンライン校(全国対応)がある。

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