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発達障害等を抱える若者の中退を、学習支援を通じて予防―ソーシャルセクターと専門学校が、中退予防のための協働を試験的に開始―

発達障害等を抱える若者の中退を、学習支援を通じて予防 ―ソーシャルセクターと専門学校が、中退予防のための協働を試験的に開始―

特定非営利活動法人キズキは、2012年9月から、全国に47の分校を抱える大手専門学校グループ「学校法人滋慶学園」で学習支援センターを運営し、専門学校と協働して中退予防プロジェクトを試行してきました。

発達障害等の、精神面の課題に配慮した学習支援ノウハウがなかった

過去に不登校や引きこもり等を経験し「アルファベットや簡単な漢字を書けない」「軽度の発達障害を抱えている」といった学習面・精神面に課題を抱えている若者が、専門学校には毎年入学しています。通常の授業だけでは勉強についていけない彼らの、学力不足による中退が課題となっています。

専門学校の講師は担当科目の指導能力はあるものの、発達障害等の課題を抱える生徒に初等教育レベルから学習支援するノウハウがありませんでした。こうした困難を抱える生徒に対応するには、単なる学習支援だけでなく、生徒の精神面に配慮した初等教育レベルからの学習支援が求められていたのです。また、既存の塾・予備校は学習支援を行うプログラムがあっても、生徒の精神面をサポートする体制まではありませんでした。

NPOが蓄積された支援ノウハウを活用

NPO法人キズキは、不登校・引きこもり・中退経験者等の受験勉強を支援する教室を運営しており、そのノウハウを利用して学習支援センターの運営を開始しました。学習面・精神面に課題を抱える生徒に対して、彼らの精神面に配慮した学習支援を行っています。

小中学生の6.5%(推計で約60万人、40人学級で1クラスにつき2、3人)が発達障害とも言われています。(※)自民党、維新の会を初め国レベルで発達障害児のサポート方法について議論がなされています。発達障害等を抱える若者の中退予防活動は、学校法人単体では今までも行われてきました。しかし、学習支援ノウハウが蓄積されたNPOと学校法人が協働して行う本格的な中退予防プロジェクトは初であり、先駆的な試みです。今回の結果を踏まえて、来年度から本格的に開始します。
※朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞など 2012年12月6日 朝刊

特定非営利活動法人キズキについて

特定非営利活動法人キズキ(2011年8月法人化)は困難を抱える若者を対象に、精神面のサポートを伴った学習支援を行っています。現在「学習支援」事業として塾運営を行っておりそのノウハウを活かし「中退予防」事業をこの度開始するに至りました。

「学習教室」事業について

2011年3月から不登校・引きこもり・中退などを経験した若者を対象とした塾を構え、高校・高認試験・大学受験のための学習支援を行っています。講師の7割は過去に不登校・引きこもりなどを経験した大学生・社会人です。講師が若者の「やり直し」のためのロールモデルになりながら、精神面のサポートを伴った学習支援を行います。

昨年度開始したばかりにも関わらず、2月には慶応大学を初めとした3名の難関大学合格者を輩出しました。また過去に不登校・引きこもりを経験し、継続して勉強するのが困難な若者を対象としているにも関わらず、これまで1年半に支援した若者50名の通塾継続率(半年以上)は9割と非常に高い数値を保っています。

本件に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人 キズキ

メールアドレス
info@kizuki.or.jp
電話番号
03-6273-0796(キズキグループ代表)
WebサイトURL
https://kizuki.or.jp/ (もしくは「NPO法人キズキ」で検索)

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