うつ病から大学受験、合格へ ― 理解ある講師に助けられた。

明治学院大学国際学部国際キャリア学科合格

中学生までは優等生で、中学3年生の頃勉強をしてもしなくても成績が変わらないと誤解してしまう。高校に入ってからもその誤解を引きずってしまい、段々授業についていけなくなってしまう。大学受験にまったく気力が出ない「うつ(無気力)状態」、家庭状況の悪化などが重なり最悪の状態に。なんとか立ち直った頃に「どこから学び直せば良いかわからない」という悩みからキズキを見つけた。

成績がどん底へ…何にも興味が持てない

小学校の時は普通で、どちらかというと中心的な存在でした。中学校では生徒会長や、部活の副部長をやっていて、いわゆる優等生でした。

今振り返ってみると、この順調な学校生活に落とし穴がありました。中学3年ぐらいから手を抜き出したものの、成績はそれほど変わらない。それで「やってもやらなくても変わらないな」と思うようになっていました。

結局中学校時代は最後まで成績が落ちず、高校受験はうまくいきました。勉強はしていなかったものの第一志望には受かったんです。ただ、周りはみな勉強が出来る中、勉強をしない自分は授業についていけなくなりました。

ガクンという感じで、高校から成績が落ちてしまいました。最初から成績はどん底です。しかし勉強する気は全く湧いてきませんでした。思えばこの頃から無気力状態になっていたんですね。 素じゃない感じで、友人たちとも付き合い、二言目には「興味ない」というのが当時の口癖になっていました。

なんとかして「やる気」をだそうと頑張っても、すぐにその気持ちがなくなってしまう。気持ちを継続させることが出来ず、無気力な毎日がその後も続きました。

現役のときも一浪のときも大学受験に失敗、しかも落ちても特に何も感じませんでした。当時は全く分からなかったんですが、今思えばこれが当時から無気力状態になっていた証拠だと思います。

家庭崩壊の危機。勉強どころじゃない。

実はこの頃家庭状況もあまり良くありませんでした。家族がバラバラで、それぞれが孤立していました。精神的にいっぱいいっぱいで、心は瀕死の状態でしたね。

また2浪目に入ってから、大手予備校で受験勉強をしていたのですが、無気力状態だったため何も頭には来ませんでした。かろうじて残っていた意識で「これはやばい」と思い、病院に行ってみました。そこで、薬を処方してもらえたんです。

しばらくは薬の影響で寝たきりで体も頭もつらく、大変でした。ただ数ヶ月後ぐらいから、薬の効果から、無気力状態から脱するようになってきました。

そこで家族とも話し合いの機会を持てるようになり、徐々に家族の状態も良くなってきました。2浪目の冬のことでした。

それまで、受験と家族のことで気持ちが完全にまいっていたのだと思います。勉強も一応していたけど、「どこが出来ていないのか」「どこから手をつければ良いか」が一切分からなかった。そんな中キズキを見つけました。

苦しさを理解してくれる先生と出会う。ゼロからはじめた英作文。

まず初回の授業で担当講師の方が自分の苦しさを理解してくれて、心が軽くなりました。「無気力状態(アパシー)」と言ってもピンとこない人が多いと思うのですが、先生は即座に理解して下さり、「大変だったね」と声をかけて下さいました。

とにかく試験まで時間が限られていたので、勉強時間を確保するのに苦労しました。ただ先生方のアドバイスのおかげでモチベーションを高く保ち、勉強できたと思います。

高校時代から数学と英語が苦手科目でした。特に苦労したのが英語です。虫食い的にちょっとずつ勉強していただけだったので、自分で「何ができていないか」分からない状態でした。そのため先生がその都度実力を確認しながら、「自分が勉強出来ておらず」かつ「重要度が高い」部分を集中的に教えて下さり、助かりました。

特に英作文は、今まで全く勉強していなかったのですが、明治学院大学では毎年出題されていたんですね。過去問を見るたびに「どうしようもないな……」と思っていたのですが、授業で英作文の書き方を教えてもらい、なんとか本番に間に合わせることができました。自分が苦手な部分に合わせて授業を行って下さるのは、個別指導ならではで非常にありがたかったです。

今年の明治学院大学の英語の試験では傾向が変わり、「日本語での内容要約」という問題が出ましたが、授業で習った知識を応用し、何とか乗り切ることができました。ただ第一志望だった慶応SFCは難しく、一歩届かず補欠合格でした。

大学に合格!今は勉強がとても楽しい。

第一志望にこそ届きませんでしたが、進学予定の学科は新設されたばかりの「少人数」「英語教育重視」という望んでいた環境でしたので、満足しています。

また最近は落ち着いて先のことを考えられるようになって、読書も自発的にできるようになってきました。無気力状態からも脱することができて、「これは関心がある」「これは関心がない」ということも能動的に分かるようになってきました。

昔からの友人たちも、「確かに変わったよね」と言ってくれます。

完全回復ではないけれど、色々なことが楽しいと思えるようになってきました。本当に嬉しいです。大学では、興味関心を広げながらしっかり勉強したいです。


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西野美紀さん(仮名)

国際基督教大学(ICU)教養学部、慶応義塾大学総合政策学部、立教大学社会学部、津田塾大学国際関係学科

高校不登校からうつ病に。苦しみながらもキズキで勉強し続け、志望校合格へ。

キズキ共育塾について

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