突然学校に通えなくなり、不登校に。そのまま3年以上ひきこもる
中学校までは普通に学校に通えていたのに、高校ではふとしたきっかけで急に通えなくなり(不登校になり)、そのまま中退しました。
それから3年以上、ひきこもり生活を送っていました。
その間は社会との関わりを極力断っていました。
アルバイトをしてみるとか、運転免許を取ってみるとかも考えたけれど、どれもハードルが高く感じられ、行動に移すことができずにいました。
自分をごまかしながら勉強していた
ひきこもりの生活を続けながらも、大学に進学することを考え、細々と勉強は続けていたんです。
実際、ある塾の夏期講習に申し込んでみたこともあります。
でもその塾は受験に燃えているような学生が多くて、少し息苦しさを感じてしまいました。
それで塾に通うことを断念しても、他に取り組みたいと思えることもありませんでした。
五里霧中の中、いわば自分をごまかすように、とりあえず勉強していました。
キズキ共育塾からは自分をありのままに受け入れてくれる暖かさを感じた
ひきこもり状態から大学に進学するための方法をインターネットで調べていたとき、キズキ共育塾を見つけました。
入塾前の面談では、職員の人たちにそれまでの経緯を話しました。
面談の内容や、キズキ共育塾のHP、実際に足を運んでみての雰囲気などから、ここでならストレスなく勉強できそうだと思いました。
本格的な勉強から遠ざかっていた自分を、ありのままに受け入れてくれる温かさを感じたんです。
実際に通塾してみると、キズキ共育塾のHPは誇張されているということはなく、周囲に圧倒されたり気後れすることもなく、落ち着いて勉強に取り組めると感じました。
雑談と授業の継ぎ目がなく、知らぬ間に勉強になっていた
キズキ共育塾に通い始めてからは、将来にとって意味のある活動をしている実感があり、不安も自然と薄れていきましたね。
先生と1対1で授業を受けるのは、最初は不安でしたが、半村先生の授業で通塾することはストレスにはなりませんでした。
授業を受けることが負担にならないよう、先生は常に配慮してくださいました。
半村先生のお話は興味深いものばかりで、雑談から膨らませて授業に入ることもしばしばでした。
例えばある授業の雑談で、最近『アラビアン・ナイト』を読んだという話をしたんですね。
そうしたらその日はイスラム教の成立に始まる中東地域の歴史を教えてくれました。
僕の興味ある分野から臨機応変に歴史を展開してくれるんです。
こんなふうに雑談と授業の継ぎ目がなく、気づいたら勉強になっていたということがよくありました。
先生が自分のことを信頼していることを実感できた
半村先生は、勉強のやり方から授業で扱う分野まで、全て僕に決めさせてくれて、質問にも的確に答えてくれました。
また、宿題を出されるとかえって勉強がはかどらなくなってしまう僕の性格もしっかり見極めて、勉強の裁量を任せてくれました。
そのことがとても嬉しかったです
センター試験は受けられず。しかし何とか踏ん張り私大を受験。合格を手に。
こんなふうに順調に勉強を続けていたのですが、12月ごろから、世間の受験の雰囲気に押され、少し体調を崩してしまいました。
センター試験も受けられなかったのですが、何とか踏んばって、私立大学の受験には行くことができました。
国際基督教大学(ICUの)合格を知ったときは、率直にホッとしました。
試験の手応えはあったものの、「もし違う結果だったらどうしよう…」という想像は何度となく繰り返していたので。
慶応大学総合政策学部(SFC)は、ギリギリ合格ラインに乗ったかなという感触でした。
だからこそ、合格の知らせを聞いたとき、自分の勉強の成果を強く実感しました。
大学の授業はとても面白そうで、楽しみにしています。
この数年間学校などに行けなかった分、大学で学ぶことに以前から憧れがありました。
大学入学を前に、知識欲がますますみなぎってくるのを感じています。
お悩みを抱えるあなたへのメッセージ
受験勉強の結果、志望大学に合格できたことが、大きな自信になりました。
家にこもっている間は、問題を一人で解決しようとして、思考が堂々巡りになっていました。
大学進学が遅れていることをあせるあまり、プレッシャーを感じていました。
キズキ共育塾の人たちと関わるようになり、話をしていくうちに、そんなに急ぐ必要はないのだと思えるようになりました。
キズキ共育塾の人たちは、生徒の問題に一緒に向き合い、そばで支えてくれ、優しく寄り添ってくれます。
自分を変えるきっかけが欲しい人は、キズキ共育塾に来てみるといいのではないでしょうか。
先日キズキ共育塾に合格報告をしに行くと、皆さんは以前と変わらぬ温かさで迎え入れてくれました。
一番嬉しかったのは、半村先生からいただいた次のような言葉でした。
「ここで香川くんはキズキ共育塾を卒業するわけだけど、大学に入ってから、悩むことはあるかもしれない。
一人で対処するのが難しいときは、遠慮なくキズキ共育塾に相談に来てくださいね」
大学生活への期待はふくらむ一方で、不安もまだ胸の内から去ったわけではありません。
またつまずきそうになったとき、それを支えてくれる人たちがいると思うと心強いです。
キズキ共育塾で勉強することができて、本当によかったと思います。
あなたもお悩みなら、キズキ共育塾にご相談してはいかがでしょうか。
きっと温かく迎えられます。
※文中の写真は、全てイメージです。