就活で挫折を経験。「できることを、自分のペースでやればいい」
私は、大学4年の就活での挫折をきっかけに、キズキの講師になりました。
就活がうまくいかず、「自分は普通の人とは違って何もできない」とどん底まで落ち込んでいたのです。
しかし、その後、自分が周りの目を気にしすぎていたことに気がつきました。
「普通じゃなくてもいいんだ。できることを、自分のペースでやればいい」
そう思えるようになりました。
そして、「自分の英語力を人のために活かしたい」と思い、塾講師の仕事を探していたところ、キズキに出合いました。
学習塾というと、「ひたすら勉強!」というイメージがありました。ですが、キズキは私が探していたような、生徒さん一人一人に寄り添うことを大切にしている塾でした。
今は、「キズキの講師の仕事」と、「憧れだった翻訳家を目指した日々の勉強」を並立しています。
授業では、生徒さんの気持ちを最優先に
授業は、英語を中心に現代文や世界史の授業も担当しています。
授業の内容は、学校の課題に一緒に取り組んだり、英検やTOEICの対策をしたり、中学の単元から学び直したりなど、生徒さんによってさまざまです。
すべての授業において心がけているのは、生徒さんの気持ちに寄り添うことです。
例えば、過去問対策をする予定にしていた日でも、生徒さんが「そういう気分になれない」ということもあります。
そんなときは、生徒さんに悩んでいることがあればその相談に乗ったり、雑談の時間に変えたり、別の簡単な問題に取り組むように柔軟に対応しています。
生徒さんの気持ちが最優先だからです。
少し時間を置いてから「今ならやりたいと思える?」と確認することもありますが、生徒さんに何かを強制することは、絶対にしないようにしています。
今、お悩みのあなたへ
悩みを解決することは、簡単ではないと思います。
「何をしたいのかわからない」といった漠然とした悩みを抱えたときは、特にそう思うでしょう。
私も悩みを抱えていたので、気持ちはよく分かります。
そして、今でも悩むことはあります。
さて、もしかしたらあなたは、「相談には意味がない。話しても解決しないんだから」と思っているかもしれませんね。
確かに、「相談をしたその場」では解決しないこともあります。
ですが、解決することもありますし、誰かに自分の思いを吐き出すだけでスッキリすることもあります。また、将来に向けての解決方法を考えていくこともできます。
あなたも、お悩みを抱えているのなら、キズキの講師やスタッフにお悩みを打ち明けてみませんか?
きっと、今よりも状況はよくなっていくと思います。
保護者さまへのメッセージ
私が出会った生徒さんの中に、親御さんに直接言えずにいるお悩みなどを、講師に打ち明けてくれる方がいました。
そのお悩みは、生徒さんの許可を得て、スタッフ経由で親御さんに伝えて、解決に繋がりました。
このような経験から、講師は、生徒さんと親御さんの橋渡しのような存在であるとも思っています。
生徒さんの中には、親御さんの負担を思い、「親に迷惑をかけたくないから、国公立の高校や大学を受ける」という方もいます。
また、「親が心配してくるのが嫌だ」という生徒さんもいました。
親御さんは、お子さんを心配したくなることがあると思います。
ですが、お子さんにはそれぞれの思いや葛藤、考えがあります。
ただ、逆にお子さんが親を心配させたくないために、それらを親御さんにうまく伝えられないことがあるのです。
親御さんはお子さんを静かに見守りつつ、勉強以外に「親子のコミュニケーション」についても私たちに相談していただければと思います。
※名前は仮名です。